烏の足跡



2009年11月16日(月)

 年末が近づいてまいりましたね。
 仕事がまた修羅場と化しつつあります。
 困ったことに、一番上の人間(店長より上)が変に張り切っていて、こちらとしてはかなり興ざめというか、「勝手にしてくれ」な気分になっています。
 あれですよ、あれ。
 今からやろうとしてた宿題を「まだやってないの」と言われたときのような気分。
 自分なりに「やらなきゃな」と思ってがんばってやるつもりだったのに、それで一気にやる気が失せるような、そんな気分です。
 あと、テンションって、自分よりちょっと上の人と一緒にいると釣られて上がったりしますが、差がありすぎるとかえって冷めますよね。そんなことないですか?



2009年11月17日(火)

 仕事は修羅ですが、実はここのところ、休みの後に一日行ってまた休み、今度は二日行ってまた休み、一日行ってまた休み……と、ずいぶんラクな―――ある意味過酷なことになってます。
 休んでるときはいいんですが、仕事が細切れになる分、段取りとかちゃんとしないとグダグタになるんですよ!
 ま、こういうときにいかに段取りして作業をこなさせるかは楽しいので、イヤではありません。……え? 自分でこなす必要のない仕事はがっつんがっつんアルバイトに振りますよ? そんなもの自分でやろうとするから時間足りなくなるわけで。
 自分の手足となって、かつ、快く仕事してもらうために日頃から可愛がってるんですからね。
 まあ、そういう計算なくてもみんないい奴なので、ちょっと甘いだろうなとは思いますが、可愛がって一緒に仕事してます。
 それでいいかなと。どっちもどっちだと思ってます。甘くすればそのことの恩恵もあるし、不利益もあります。厳しくしても同じこと。
 どちらにせよ、一定期間内にやらないとならない作業を確認し、投入されている人員を見て、そのメンバーのヌルさ加減も加味してあらかじめ釘もさしつつ、いつどれくらいの作業をすれば終わると予想されるか……。それを考える時間を少し設けることで、後の作業は進みやすくなるはず!
 最悪、早出はしてもいいような様子なので、週末までに進捗が悪ければ、店長に頼んで3時間ほどもらおうと思ってます。

 だからなんだというわけでもなく、たまには仕事について考えてるマトモなことでも書いてみたのでした。



2009年11月18日(水)

 またもRPGチックな夢を見ました。
 レーザーガンで雑魚駆除中にそのエリアにいるには強い敵が出てきて(何故かメガテンのシワンナ)、しかもそいつが4属性の攻撃と銃撃はほとんど効かないタイプ。攻撃しても無駄なので逃げようとするとものすごいスピードで追いかけてきて追いつかれ、途端に黒に防護服の男3人に囲まれ、暗転。ダンジョンの中にとらわれてしまう、といういかにもな展開です。
 ゲームとして画面で見てるとどうということもないお決まりのパターンですが、実際に自分が捕まるとなると怖いですねぇ。「逃げ出そうとした。しかし回り込まれてしまった!」の気持ちがよく分かりました。



2009年11月20日(金)

 「サム・ホーソーンの事件簿」を呼んでます。創元推理から出てる文庫です。
 不可能犯罪のシリーズ短編を収録したものなので、1話がさくっと読めるし、これでなかなか面白いので気に入りました。
 ただ、短編はどうしても、登場人物の中に犯人がいないとならず、名前のあるなしに関わらずどこかには登場しているため、絞り込みやすいのが欠点ですね。
 あと、シリーズ通して出てくるメインキャラクターたちはまず犯人にならないし。
 それから、当時のアメリカの風俗や文化、常識を知らないと「おかしい」と気付けないのも残念なところです。
 今月末に5巻も出ますし、ぼちぼち読もうと思ってます。



2009年11月25日(水)

 森進一さんがJ−POPをカバーしたアルバムをついうっかり買ってしまいました。
 ネットで発売は知っていて、もうドン詰まりなのか?と思っていたところだったので……。
 だって森進一が尾崎やコブクロ、福山に平井堅ですよ!?

 で、聞いてみてますが、もう冒頭から「森進一だ〜〜!」としか言いようのないボーカルです(笑
 良し悪しというより、ここまで「自分の声と節回し」が強い人っていうのは、なかなかいないんじゃないかと思うし、ここまで自分の歌い方を変えずに歌うのもすごいなぁと。

 カバー系は面白いものがあると手を出してしまいます。
 「エンカのチカラ」とか(笑
 先日ジェロのカバーズ2も買いました。彼はやはり普通に演歌歌手なので、違和感ないですね。でも、森さんのような「彼でしかない歌声」とか「歌い方」ではなく、ものすごく上手いカラオケの領域を出ていないとも言えます。これからもっとがんばって、「ジェロでしかない」ものを作り上げていってくれたらなぁと思います。ガンバレ!
 Mr.BIGのボーカルの人……名前ド忘れましたが、彼がJ−POPカバーしたものも持ってたりしますし、徳永もVOCALISTもあります。デーモン閣下のガールズロックもあれば、中森明菜の演歌カバーとかフォークカバーも。ちなみに明菜さんのフォークカバーはかなりしっくり来ていい感じです。
 閣下や徳永さん、明菜さんもやはり、「その人独自の声」とか雰囲気があって、それがはっきり出てますね。

 ―――年末に向けて、出費が増えてきてますよ……フフフフフ(遠い目



2009年11月26日(木)

 あと一週間に迫りました、12/3が。
 ゲーム3本買いの日が。
 体験版をプレイしているので、特に不安なく待っているPSPo2。
 なんの不安もなく、絶対に楽しめると確信しているアサシンクリード2。
 そして、どうなのかが微妙に不安な戦国無双3(笑
 特にコーエーはここのところ、あちこちのハードで同じものをリリースしすぎで、迷走してる感がありますのでね……。

 ゲーマーですから、いろんなゲームに手を出します。
 いろいろチェックしてると、ゲームメーカーとして好き、嫌いの傾向も出てきます。
 好きなのは、やはり「ゲームとして」常に一作ごと、ナンバリング・タイトルでも手を抜かず、本気で取り組んでるんだろうなという姿勢の見えるところや、メジャーの風潮に流されず己を貫くところ。
 カプコンとかセガ、テクモ、フロムソフトウェア、コナミ、ナムコなんかが好きです。ユービーアイソフトもいいですね。コンスタントにソフトを出してくれるし、その中に光るものもけっこう目立ちます。
 ゲーム界のジャ○ーズのごとき殿さま商売してる最大手2メーカーとかは好きになれません。好みのゲームを出してくれないというのが最大の理由です。実際、語りたいほどハマるゲームもここんところまったくなく。
 コーエーは昔、アンジェ出したり信長の野望とかをコンスタントに出したりしてた頃、三国無双も3くらいまでは好きなメーカーでしたが、近年は……。ブレイドストーム出してきたときには、がんばれコーエー!と思ったのになぁ。

 買う人がどんなものを求めているのか、それを履き違えると、「売るためのもの」を作るだけになるんでないかと思います。
 我々が求めているのは「面白いゲーム」「満足できるゲーム」。そこそこのものでも買うには買ってしまい、そのためにお金が企業に入るので誤解されるんでしょうけど、「とりあえず買わせることのできるレベル」を繰り返してほしくはありません。



2009年11月27日(金)

 DSレイトンの新しいヤツ、クリアしました。
 今回もまた……ナゾはちょっと微妙な気がします。
 ストーリー的にも「それの正体が(街の人たちに)分からないってのはいくらなんでもどうよ」という感じで。

 クリア後の「ロンドンライフ」はスタートしたばかりなので、特に依頼が発生するでもなく、地間の人も自己紹介するばかりで、「なにしてすごせっての?」という感じ。
 まあ、可もなく不可もなく。レイトンも見つからないしルークもいないし。

 これよりは、12/16公開の映画ほうが楽しみですね。



2009年11月28日(土)

 「サム・ホーソーンの事件簿」面白いですね。すごく気に入りました。
 今のところ5巻まで出てます。
 私の場合、こういう連巻ものって、最初の2巻くらいまでは読んでも、そこで飽きてきて読まなくなることも多いのですが、これは一気に4巻まで読み、今は5巻に入っています。11/30に6巻が出るので、丁度いいタイミングかなと思ってますが……、著者はもう亡くなられているそうなので、7巻についてはあるのかないのか、編者・訳者次第なのでしょうか。

 一本ごとの話が短いので読みやすく、そのすべてが、なんらかの不可能犯罪です。
 よく読んで、ホームズではありませんが「ありえないことを排除していけば、最後に残ることが、どんなに信じ難くても真実だ」な考え方とか、「間違いなく不可能と思われる人を除外し、チャンスのある人にしぼれば犯人が分かる」といったやり方で犯人当てはけっこう簡単……なこともあります。
 あと、フェアに必ず伏線みたいなものは張られているので、描写部分に注意していると「あれ? これがキーかな」と思うことも。
 もちろん、どうやったのかサッパリ分からないものもありますし、これは分かりづらい、ちょっ無理じゃないかと思うようなものもありますが、それはご愛嬌。

 気に入ったのは、4巻にあったお話です。
 主人公のサム医師がある日、皮の服を着た男と話しながら道をてくてく歩いて、小さなモーテル(郊外の小さなホテル)に泊ることになります。その道中で、車に乗ってすれ違った婦人、踏切の開け閉めをしている老人、モーテルのオーナー2人に会うのですが、翌日、起きてみるとモーテルのオーナーは「あなたは一人だった」と言うし、踏切の老人も「先生は一人だった」と言う。車の婦人もそう言います。
 サム先生は、歩きながらその皮服の男からもらったウィスキーを口にしたりして、モーテルについたときにはかなり酔いも回っていたのですが、酔っ払って幻覚の男と歩いていたとは思えない。でも、会った人みんなが皮服の男を否定する。
 いったいどういうことだ? まさか幽霊とでも歩いていたのか?
 というお話。
 その前後にもストーリーは存在するので、これだけのことからは論理的な解答は導き出せませんが、風呂の中で読みながら、どういう答えになるのかワクワクしてました。

 小説の中には、一回読んだらそれきりになるものもあれば、手元に置いて何度も読み返してしまうものもあります。
 こういう、好きな小説に出会えると楽しいですね★



2009年11月29日(日)

 「おれさまファンクラブ」とかいう変なものを聞いたので、見に行って試してみました。
 ……半笑いで眺めていられないというか、途中から見るに堪えないというか(笑
 痛いなぁ。
 でもたぶん、これを「見るに堪えない」と感じる間は健全なんだろうと思います。



2009年11月30日(月)

 もう11月も終わりです。
 だいぶ寒くなってきました。
 仕事も、小売業・サービス業は忙しくなる一方です。
 ゲームの発売とプレイを楽しみに乗り切る所存。


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