烏の足跡



2009年8月1日(土)

 ついに8月1日。
 といっても今は深夜ですので感覚的には7月31日ですが、モンハン3の発売です。
 あいにくと火曜日まで休みがないのですが、なーに、寝なきゃいい!
 まあでも、今はSS書いてるのも楽しいし、それをストップさせてしまうなら、あえてモンハンにのめり込まないようにしようかなとも思います。
 いつでも一定のテンションで楽しめるゲームよりは、ノッてるときにしか書けないSSのほうがはるかに大事。
 一番いいのは、両方をフルで楽しむことですけどね!



2009年8月2日(日)

 アニメTFの話です。モンハン3はモンハン日記にて。

 唐突ですが、インセクトロンが可愛い……vv
 あの子ら精製されたエネルギーがない場合は木を食べてるんですね。
 バッタくんが手じゃなくて脚で大木動かすところとか、地味に芸が細かいです。
 コンボイとメガトロンの共闘(?)も見れますし「インセクトロン・シンドローム」はなかなか面白いお話でした。

 それにしても、クローン製造マシンまで作成してしまうメガトロンの多芸さには舌を巻きます。映画版のメガトロンには絶対できない芸当だろうなぁとか思ってもみたり。あの人はほんとに自分の肉弾戦で破壊することが第一っぽい。
 相変わらずなスタスク……コンドルに捕まえられるほど弱くてナンバー2ってどういうことですか。
 そういえば今回見た中で、「自分の欠点を宣伝するな」とかメガ様に言われていましたね。ごもっとも。
 いちかばちかで考えもせず爆弾の配線選ぶコンボイより、はるかにマトモな気がしてしまいます。なのに相変わらずスタスクの言うことには耳を貸さない不思議。



2009年8月4日(火)

 突然に仕事の話でなんですが、珍しく社会人らしいこと(?)を考えたので書いてみようかと思います。

 目下、うちの店ではモンハン3が70本とか余ってます。
 発売日が土曜で、翌日が日曜ということは、ここが最も売れるタイミング。にも関わらず売れたのは予約も込みで30本程度ということは、つまり、仕入れ過ぎたわけです。
 そのため、ゲームの担当者はどうしようかと悩んでいます。売る工夫というのは大切です。が、そもそも、仕入れの数をもっと論理的に考えないと、「仕事」として成り立たないんじゃないかなと思ったりしました。

 たまたま「BASiCS」という考え方を知っています。
 Bはバトルフィールドで、「戦場」。つまり、どういう分野でどういう相手と競うのかといった、取り扱いジャンルや競合店といった要素。
 Aは「Assert」だったっけ? ちょっと英語覚えてませんが、「独自資源」のことで、自分の持ってるモノ……というか、自分がどういう存在かってことです。「らしさ」と言い換えてもいい感じ。
 Sは「Strength」。「強み」です。Aに関係して、そういう自分の、なにが強み、武器なのかってことです。Aは自分そのもののらしさやカラーですが、その中でも、どんな要素がこの戦場で有効な武器として使えるか。競合店の持ってないものがベストです。
 次のiはちょっとした語呂合わせ。
 その次のCは「Customer」。「顧客」。どういう人たちを相手に商売するのかという部分。ターゲットとも言えます。
 最後のSは「Selling Message」。「なにを伝えたいのか」。コンセプトとか、テーマとか、理念、売り文句、とも言えるかもしれません。

 これでいくと、まず、自分の店の置かれた環境をよく知らないと話になりません。ゲーム販売という分野なのは確かでも、どういう競合店があるのかをはっきりさせて、合戦の図面に書きこんでみるといいのかもしれません。
 じゃあうちの店らしさっていうと、大型チェーン店らしい、専門性は低いけれど広く浅く娯楽アイテムを扱っていて、女性だと入りにくいとか、そういうことはないってことでしょう。あと、うちの店の場合はレンタルと同じフロア、同じレジを使用するため、ゲームをしない人もよく目にするというのも一つの要素です。
 そういう環境でなにが強みになるかといえば、「ゲームに興味のない人の目にも触れること」や「女性などライト層が多いこと」。つまり、ヘビーゲーマーにアピールすることのできる武器は持ってない現状。そのかわり、DSとかファミリー向けが強いのは事実です。競合店にない強みというのは、なかなか難しいのですが、ということは、それをどう作るかがポイントなのかもしれません。
 顧客層は今上げたとおり。ファミリー、ライト層。レンタル併設ということで、映画見る人が映画原作のゲームやるってことはないとしても、音楽系のちょっとしたゲームなら、ハードを持ってさえいれば買ってくれることもあるかもしれません。
 で、どういうメッセージを送りたいのかといえば、やはり、そういったライトユーザーに、「暇なときとか、ちょっとどうですか? 気楽に遊べて楽しく過ごせますよ」な感じでしょう。

 これに合致するタイトルは強いけれど、反するタイトルは売れにくい。それがうちの店のゲームコーナーの現状ではないかと思います。
 今回は改善のためとかではなく、現状分析にちょっと使っただけですけど、これをもっと戦略として突き詰めていくと、なにをどう売ればいいかも明確になるんだと思います。
 なんにせよ、触れてすぐ楽しいとか、爽快感を味わえるというものではなく、じっくり腰を据えて、キャラクターを強化し……そのためには否応なくプレイヤースキルを磨くことになるモンハンは、うちでは売れにくいタイトルなのは確かです。
 ただ、メディアに踊らされる層も非常に多いので(軽く失礼な失言ですが事実です)、爆発的に売れたり人気があったり話題になってたりすると、つい手をのばす人もかなりいます。だからPSPのP2Gはそれなりにコンスタントに売れてます。

 問題は、にも関わらず仕入れてしまったものをどうやって売るか。
 それなら、ライト層、でもゲームはけっこう好きという人の背中を押すのが、効果は低くても確実そうです。
 どういうアピールをすればいいかというと、たとえば、モンスターを苦労して狩って達成感を味わおう!では決してなく、「美しい大自然の中で、狩猟生活を満喫しよう」という方向性。モンスターの動きがリアルなんだよとか、最初は弱い草食モンスター相手に練習できるよとか、あちこちで採掘して歩いてるのも楽しいよとか、「そういうことしてる内にそれなりに強化素材も溜まるし、武器も使えるようになって、戦えるようになる」から、のんびりとこの世界を味わってみませんか? という感じ。それなら、難しそうだと思ってるけど、やれそうな気もする、といった人は手にとってくれるかもしれません。
 逆にヘビーユーザー、シリーズプレイヤーもいないわけではないので、そういう人には、どういう躊躇いを持っているかを考え、推測して、そこをカバーするコメントをつけるのが吉。モンスターたちの動きは多彩になってるし、とりあえず一通りクリアするだけでも遊んでみたら、シリーズプレイヤーなら損したとかつまらないってことはない、という切り口。
 ネックは、モンハンをやり込むようなプレイヤーは、ファミリー向けのWiiを持ってないことが多く、本体ごと買うハメになるってこと。
 だったら、モンハン族が興味持ちそうなソフトをわざとらしく近くで展開するとかしてみれば、効果があるかもしれません(笑

 とか考えたのが、どれほど的確なものかは分かりませんが、こういうふうに考えることはできます。こういうふうに考えれば、「いや、こういう考え方じゃないか?」とか、別のアイディアや選択肢を人からもらいやすくもなるはず。
 回転の速い売り場では、タイトルごとにいちいちそんなことはやってられませんが、勝負をかける作品があるときくらいは、そういうことを担当者会とかでやるのが、本当の「会議」のような気がしました。



2009年8月5日(水)

 3日間、仕事から帰ってからしか遊べなかった鬱憤を晴らすかのように、ずーっとモンハン3プレイしてました。アホです。
 相変わらず某大手通販サイトのレビューはなんの参考にもならないほどただ荒らされていますが、いや、面白いですよ。
 お金ほしいからクエスト行こう、そろそろ資源がとぼしくなったから森行こう。そんな感じで遊んでます。森だと、剥ぎ取りしなくてもモンスターを倒すことそのもので資源ポイントがもらえるのでちょっとお得な気分。
 あと、チャチャがしゃべるのが思ったよりはるかにいいですね。モンスターの剥ぎ取りにすらたまに参加してくれます。オトモより多くのアイテムをホールドできるので、森をうろうろと連れまわって帰ってくると、けっこういろんなものを持ってて、受け取りが楽しみです。

 それから、「おまもり」、いいですね!
 スキルポイントを追加できる装備品ですが、クエストで手に入れたときは未鑑定。クエスト終了後に鑑定されて、どんなスキルがついたものかが判明します。
 スロットとかに関係のない、純粋な装備品。
 おまもりが出ると、「なんのスキルつくかな」とものすごく楽しみです。
 加工屋のじいさまからもらったのはオートガードが発動する一点もので、これつけてる大剣とか片手剣やってると、「あっ」と思った瞬間にガードが発動してほっとしたこともありました。P2Gではわざわざ発動させるほどのものかって気もして使ってないスキルだったんですよ。

 私の周囲では、迷ってるけど買っちゃった、って人が増えてきました。
 一緒にP2GやってたWちゃんに、バイト時代から付き合いのある同僚のMさん、今の店のバイトのMくん。同じアイテムで働いてるバイトのIくんとDくんはP2Gを今やってるんですが、3にも興味があるようで。でもさすがに、Wiiを買うかどうかとなると、ゲーマーでもない学生さんにはつらいところでしょうね。
 シテンくんは結局買ったんでしょうか?? しか気になることもありつつ、夏の間に村クエはクリアしたいですねぇ。P2Gのネコクエみたいなのがあるとすれば、夏だけでは無理でしょうが。



2009年8月6日(木)

 なんの因果か、ここから確定残業が連続するためゲームプレイ時間は減少の傾向。いいんですけどね、それでも、自分たのめにしか時間使わなくていいので、家族持ちの人とからに比べればはるかに気ままな生活です。
 そんなことより、明日は会議と打ち合わせで勤務時間がすべて埋まるというのはどうかと思います。
 社員ミーティングだのプロジェクトの下半期チェックシート作成のための打ち合わせだの、さらには自分の担当アイテムではない分野のプロジェクトに、オブザーバーとして参加させられているため、それの会議&飲み会。やれやれ。
 普段なら二次会にも突き合うのですが、明日は問答無用で帰ります。
 それにしても、もっと悲惨なのが朝から出勤で飲み会にまで参加するスケジュールになっている人……。半日以上の拘束です。いくら飲み会は勤務時間外で給料にならないかわりに参加費なしとはいえ、この人も本音は「そんなことより帰りたい」じゃないかなと。
 そういう状況でまでやったって、どんな積極性が期待できるもんかと思います。



2009年8月7日(金)

 戦国無双3の情報がぼちぼち出てきましたね。
 11月ですか? 10月ですか? この秋〜冬にWiiで発売だそうです。
 テーマ曲をGacktが作るとか。……まあ別になんでもいいんですけど、キャラクターとして出るのはやめていただきたいかなと思ってます。
 現状分かってるのは三傑のストーリーに、武田・上杉、それから三成ら中心のストーリーがあるということ。
 戦国無双は好きですし、2は面白くかなりやり込みましたけど、今回どうにも食指が働かないのは―――私の、「苦手なキャラクターがいるゲームは面白く遊べない」という性質ゆえに、苦手キャラクターの苦手度が2オリジナルからエンパ、オロチ、と進んでいくにつれ、増してきたからかもしれません。
 モンハン3と入れ替えるだけの魅力があるのかどうかも問題です。
 半蔵や小太郎は気になるけど、「買わなきゃ!」という気分になれないのが、正直な現状なのでありました。
 今後の情報で「いや、やっぱりこれはやりたい!」と思えるようになれば、一番いいのですが。



2009年8月10日(月)

 今日は思う存分遊びDAYです。
 モンハン3もやってましたが、それは専用日記にて。
 こちらでは例によってアニメTFの話でもしようかと思います。
 「スチールシティ」〜「ダイノボットの逃亡」までを一気に7話見てしまいました。
 相変わらずダイノボットどもが可愛いとか、カーリーちゃんが可愛いとかありますが、一番ショッキングだったのは、バラバラにされても死なないコンボイ司令官殿ですな……。あんたら、そこまでバラバラになっても死なないんだったら決着なんかつかないんじゃないか?
 あと、セイバートニウムとかいう物質が不足してまともに動けなくなった連中の、ままならない戦闘が楽しかったです。
 メディアに踊らされる民衆の危うさとか、あの当時にこのテーマを扱っているというのも驚きでした。このアニメが子供のためだけのものでない証のような気がします。

 そういえば、マイクロン伝説ではスタスクがサイバトロンと手を組むべきだとか主張する話があるそうですね。初代ほどおバカではなくなったのでしょうか。
 見てみたいと思うのですが、いかんせん、レンタルなどされておらず。
 中古DVDでどこかに揃ってないかと思えば、どこも入荷待ちとか、プレミアついてバカみいな金額になってたり。
 がっくり orz
 悔しいので2010のDVD-BOXでも買おうかと思ってしまったりもします。



2009年8月11日(火)

 「人間関係計算機」という玩具な計算機を持ってます。電池を入れ替えることができるようになっていて、使い捨てでないのも、このテの玩具にしては親切設計。
 自分の誕生日を入力して、それに相手の誕生日を、恋人関係ならカケル、友人関係ならタス、仕事関係ならワルだかヒクだか……そういうので相性を占う玩具なのですが、これが最近、なかなかバカにできないなと思っていたりします。
 占いなんてものは「そう言われてみるとそうかも」なことがほとんどなのですが、それでもやっぱり「この人との関係を計算して、あの人のときに出たような結果が出たら、ウソだろと思うよなぁ」ということはあります。
 なんにせよ、遊び半分で職場の同僚といろいろ試して遊んでいたら、案外納得のいく結果になってしまいました。しかし目の前で「相性20%」とか出ると微妙な空気に(笑)。そして逆に、80%とか出ても微妙な空気になります(笑



2009年8月12日(水)

 最近、パピコにハマッてます。
 アイスです、アイス。二つにぱかっと分けて食べる、チューブ(?)入りのアレです。
 ピノとかも好きですが、あれはどう考えても割高。
 それと、最近になってメロンアイス……メロンをかたどった器に入ってるヤツを見かけるようになったのですが、昔に比べて蓋の円周が大きくなって、食べやすくなった代わりに量減ったよね!? チィッ。



2009年8月14日(金)

 アニメTFの感想です。
 今回は「タイムトラベラー」から「アルファートリンを捜せ」で一挙12話。
 「タイムトラベラー」は、ラストのスタスクの台詞がもうどうしようもない感じで。そうか、メガ様のいない時代で好き勝手にできると言いつつ、本当は会いたくて寂しくて仕方なかったんだな、おまえ……(なまぬくい眼差し
 「ゴールデンラグーン」は、切なく虚しい、突き放した結末がさすがというところでした。でもラストのビーチコンバーの台詞は、原語では「我々の勝利だ」だそうです。戦闘には勝ったかもしれないけれど、得たものよりはるかに多くのものを失った結末。サイバトロンのおかげで楽園は守られました、めでたしめでたし、にしないところは大好きです。
 このあたりから、コンボイが主役ではなく、他のメンバーが一人選ばれて主役をはるようになって、初期の頃とは違ったテイストになってますね。
 「スカイゴッド」は宗教の危うさ。そして「戦士トラックス」は、トラックスのクールなかっこよさが気に行ってしまいました。それでいて人間の街が好きって、けっこう面白い奴。顔赤いけど。
 「サバイバル作戦」はインセクトロン大量発生って! 繰り返せれば無敵のような気がします。それにしてもロボット昆虫殺虫剤って……宇宙は広いなぁ……(遠い目
 オメガ・スプリームは置いといて、「モナカス」はなかなか面白かったですね。スモークスクリーンもそうですが、デフコンがかっこいい。声は鈴置さんでスタスクと同じだと思うのですが、そうか、こんなにかっこよかったのか、この声は(笑)。いや、鈴置さんはもともと、クールなタイプとか、スカした二枚目役を演じることが多い人だと思うのですが、スタスクだけ見てたらヘタレ声にしか聞こえなく……。あわあわ。
 「令嬢より愛をこめて」は面白かったのですが、その後に「アルファートリンを捜せ」を見て、おい、パワーグライドよ、おまえちゃんと彼女いるのになにやってんだよバカと思いました。というか、駆け付けたメンツの彼女ばかりがそろってるというのはいくらんなんでもご都合主義すぎだろ。ともあれ、クロミアさんがりりしくてかっこよくて、アイアンハイドとお似合いだなと思います。コンボイは、のんきに彼女なんか作ってんじゃねぇとしか(酷
 「クレムジーク」はホームで見かけたオカマさん(たぶん)のインパクトが最強すぎます。
 「トリプルチェンジャーの反乱」は、まあ、案の定残念な感じのスタスクと、「また裏切りおったな」「俺も騙されたんですよ。そうじゃなきゃ一緒にいるわけないでしょう」のやりとりに笑いました。仲いいよね、あんたたち。
 「チルドレンプレイ」はデストロン側のメンツが面白かったです。サウンドウェーブがコメディやってると無性に可愛い(笑)。それにしても、スタスクにとれば、メガトロンの覚えがめでたいサウンドウェーブって、けっこう目ざわりだと思うんですが、そのわりにあまりこの二人からみませんよね。なに考えてるんだかよく分からない音波さんに乾杯。



2009年8月15日(土)

 またアニメTFの話です。
 今日は「ベクターシグマの鍵」から「ブロードキャストブルース」までの9話。

 「ベクターシグマの鍵」は……ツッコんでも仕方ないんですが、スタントロン、エアーボットの誕生はさておき、ダイノボットはベクターシグマを介さずにちゃんと自我を持ってるわけで……。だから知能が低いという説もあるようですけど。ただ、この話は「サイバトロンへの憎悪を」と望むメガトロンと、「愛する心と自由を」と言うコンボイとの対比はいいなと思いました。ただメガトロン様に申し上げたいのは、憎悪だのなんだのという個人的な感情を与えるより、自分に対する絶対的な忠誠を、と望んだほうが効率的なのではないかと。ね?
 「変身の泉」は、まあ、シースプレーの変身後の姿はイケメンなのかどうかが問題です。アメリカ人的にはイケメンなんでしょうけどね、あの顔。日本人にはいささかこゆく見えてしまいます。パワーグライドといい、人間との間に恋愛が成り立つこと自体はけっこう好きです。っていうか、いいですよね。自分の愛車が自分のことを大好きでいてくれたら。
 「ホイスト ハリウッドへ行く」は、オチは分かっていましたが、目立ちたがり屋どもがささやかに笑わせてくれますね。あのあたりが自称イケメンなわけですね? サンストリーカーもトラックスも、自分のボディが傷つくの嫌いなようですし。いやでもそれにしても、普通信じないよなぁ。サイバトロンが人間を殺すわけがないのに、それを鵜呑みにするのはどうかと……。
 「突撃エアーボット」では、すっかり性格の丸くなったハリアー……スリングですか? 彼は皮肉屋で反抗的なままのほうが面白かった気もします。あとやっぱり、バラバラにされてもコアのような部分が無事ならなんともないようで。便利だなぁ、ロボットって。
 「ヨーロッパ横断特急」ではスポーツカータイプのかたがたがレース参加。そういえば、前々から不思議だったのはホイルジャックさん。彼もスポーツカーに変形するんですが、なのに技術者。ラチェットみたいに、救急車で医師というわけではなく、職業と擬態がまったく関係ないのがちょっと不思議。あと、オーギーでしたっけ? あのレーサーがなんで金をほしがったのかも謎のままですね。てっきり、ヤな奴と思わせておいて、娘が病気だとかいうパターンかと思いましたが、最後には「そんな金はいらない」ときたもんだ。レースに勝つことが重要なだけなら金がほしいなんて言わせなくてもいいんだし。どういうことなのやら。
 「コスミックルスト」も案の定すぎる展開で、意外性のなさが残念です。咳き込むメガトロンという面白いものは見れましたが、これは絶好な機会なんですから、パーセプターを横から拉致して、錆落としさせずに死なせれば良かったのにね、スタスクちゃん?
 「デバスターを倒せ」は―――この頃にはメゾナールだかなんだか、スタントロンの合体したのとか、いつの間にか現れたコンバットロンの合体したのとか、エアーポットの合体したのとか、巨大合体ロボ出過ぎ。この中で一番強いのってどれなんでしょうね。そしてやっぱり、調子に乗ると確実に失敗するメガトロン……。いや、あんたの計画っていっつも失敗してるから、完璧なんてことは一度もなかったのではないかと……。ちなみに、日本での放送順番はアメリカでのものとは大幅に違っていて、コンバットロンも、実際にはスタースクリームが自分の軍団として誕生させた話がこれより前にあるんだそうです。スカイファイアーの話なんて、マクロスとのからみでずーっと後に追いやられてますしね……。
 「ブロードキャストブルース」は、ブロードキャストが主人公……なんでしょうが、それにしてもいいとこナシというか orz SOS妨害しちゃった挙げ句増幅器に使われ、やったことといったら自分たちの居場所を伝えたことだけ? うーん……これまでの「誰が一人が主役」な話に比べて、扱いが可哀想な感じ。

 それにしても、どの話でだったか、スラストか誰かの体当たりをくらっただけで瀕死になるコンボイ司令。あんたは強いのか弱いのかどっちなんだ!?


Made with Shibayan Diary