烏の足跡



2009年6月16日(火)

 昨日の続き。

 自己分析ですけど、これは中途半端にやったら、まったく意味ないよなと思います。
 こうでありたい、という自分の理想像が勝手に混入したり。
 自分にはとてもこんなことはできない、と言うことでそうせざるをえない環境や事態から逃げようとしたり。
 そういう自分勝手な都合が多々入り込むんじゃないかと。
 私自身、これまでの間に自己分析ってのをさんざやってきて(最早趣味であるかのごとくにというか趣味です)、振り返るたびに「あのときのこういう考え方は、こうだったからだな」と思ったりしてきました。
 その積み重ねで、今はそういうフィルターを少しでも減らして、自分を見ることができるようになったと思います。

 だから、本当の自己分析―――自分でやる自己分析、自分の言葉で自分を説明することなんて、一カ月やそこらの付け焼刃でできるもんじゃない、とも思ってます。
 もし無理やりやるなら、かなり意識的に自分の虚偽と欺瞞、身勝手な願望をあぶりだし、叩きのめし、揉みほぐさないとならないんじゃないですかねぇ。

 というわけで、相談された相手にどういうエントリーシートを書き、面接ではどんな感じで話したらいいかと聞かれ、まずは徹底した自己分析を勧めてみたりしました。
 私に提案できて協力できるのは、それくらいしかありません。
 そうして自分を知り、自分の言葉で自分を表現できるようになれば、なにかの足しになるかもしれないなと。

 そのために6時間かけてやった―――遊んだのは、「正負の法則ゲーム」です。
 長らくザレゴトをご愛読くださっているかたの中には思い出されたかたもおられるかもしれません。2003.6.23のザレゴトです。(2007.3.17にも似た内容のザレがあります)
 って、読み返さなくて結構ッ!! 今見ると、2003頃のザレゴトは「だ・である」調で書いているので、かなり尊大に思えるんですヨ……(←実際に尊大なんでしょうが
 どんなゲームかというと、たとえば一人「親」になる人物がいたら、その人が「うれしいこと、いいこと」、それとも「不幸なこと、悲しいこと」をポンと挙げます。「外出先で財布落として、見つからなかった。たぶん盗られた」というように。
 すると「子」たちは、「いくら入ってたの? クレジットとかすぐに止めたならこれ以上の損害はないし、どういう状況でなくしたかを考えれば、同じミスは繰り返さなくなるとしたら、それだけの金額で済んだのは幸い」「その人が派遣切りとかで、明日死のうかとか思ってるくらい困窮してたら、おまえ、いいことのかもしれんよ」「命を落とさなかったんだからいいじゃん」とか。
 とにかく、マイナスの事柄ならプラスの面を、プラスの事柄ならマイナスの面を挙げていくのです。「彼女できた」→「出費激増」「気を遣うことが増えた」「自分の時間が減った」とかいう具合に。

 これの、長所・短所トランスレイト版をやるのです。
 たとえば、星占いの本でも見てみれば、人の性格を言い表すキーワードは腐るほどありますし、しかもそれはかなり身近な表現をされています。
 12星座片っ端から見て、見つけうるかぎりのキーワードを洗い出して、そのひとつひとつに、「自分はそうか? そうでないか?」をまずチェックします。
 たとえば「短気」。
 「短気かどうか?」→「短気なほうだと思う」→「短気なのは悪いこと?」→「良くないと思う」→「短気でどういうことがまずかった? どういう失敗とかして、短気なのは悪いと思う?」→「ファミレスでメニュー選ぶだけなのに、早くしろとかかなり辛辣に言って、空気激冷えさせた」
 という具合に具体例まで持っていった上で、「でも、気長ならいいってわけじゃないし、自分が気長だからって人もそうだと思って、延々と人を待たせて気にならないのもKYだろ? 短気ってのは決断力があって、とにかく動き出せることにつながることもある。だとすると、みんながグズグズしてるときに、こうしようぜ、と走りだせる人は、ありがたいこともある。あとは、その言いようじゃないの?」というように、意識的に価値の反転をさせます。
 あくまでゲームなので、時には「そんなことありえねぇよ」みたいな極端でありえないような変換もあえてやって、楽しむのがコツだと思います。

 まずは短所ではじめて、遊ぶ気持ちになると、長所を短所にトランスレイトしたときにも、抵抗なく聞き入れられるような気がするので、私はあえて、短所だけを先にやり、長所は後回しにしました。
 「行動的」というのをプラスに考えているなら、具体的にどんなことがあって、行動的なのはいいことだと思ったかとかをまずしっかり聞きだした後、「後先考えずにはじめるから、調整が難しくなったりしないか? それって自分でいつもなんとかしてるか? してないとしたら、誰かがその役割受け持っててくれることになるんだよな。ファミレスの話でもあったけど、言い方をちょっと考えればなんともなかったのに、すぐ行動(言葉)にしたせいで気まずくなったのは、まずかったんだろ?」というように変換。
 こうやって、いろんな性格キーワードを練っていくと、「行動力があると思います」というだけの内容も、確実に自分の体験とかに即した、自分の言葉で語れるようになるんでないかと思います。
 「長所は行動的なところです。みんなが動けないでいるときには、率先して動き出すことができます。ただ、思慮が足りなかったり、ちょっと短気になってしまって失敗したことも少なくないので、傍に止めてくれる人とか考えてくれる人がいると、ものすごく心強く感じます」
 ―――こういうアピールが面接官の心に刺さるかどうかは別ですが、マニュアルどおりには聞こえないのではないかと思います。「行動力があるって、たとえば?」と言われても、ゲームで先に思い出しておけば、そのときにもすぐに具体例を答えられます。

 そうやって遊んでいると、6時間はあっという間です。
 酒飲みながら、ごはん食べながら、あれこれメモしたり笑ったり真面目に考えたりで、それがシューカツに役立つかどうかはともかく、帰りがけに「自分のことが前よりよく分かった」と言ってくれました。
 あとは、その企業が求めるものに合致する自分の長所をしっかりアピールし、短所もきちんと認めて改善していく意思や、自分なりにフォローする方法を考え、それを訴えることができれば、ただ定番の受け答えをしているよりは、濃度の高い面接になるのではと、こっそりお祈りします。

 なお、「正負の法則」は美輪サマの著書からとってきた名前です。
 良いことと悪いことは表裏一体、みたいな内容の本です(←大雑把すぎます



2009年6月17日(水)

 ソーシャルIMEとというのを入れてみたのだけど、……これはこれでかな入力の私にとっては使い勝手の悪い部分もあって、どうなんだろうという感じがしないでもない。
 最大のネックは大文字の英数字を入力できないこと。なんでやねん! ローマ字入力なら大文字英数字も今までと同じ感覚で入れられるとはいえ、それでは一番多い日本語がですね、通常の5分の1以下という速度になるわけですよ奥さん!
 ただ、「ちかい」とやって一発で「血買い」とやられることに比べれば、こっちのほうがマシなのか?
 まあね、今までは「英数」キーを叩いていたところを「半角/全角」キーを叩けばいいだけなのでそれほど大した違いではないんですよ。でも、「?」マークとか、日本語の中にあるならサイズを揃えたい単発の文字や、構成する文字列が少ないので半角にするとちょっと見づらい気がする「PC」とか、いつも大文字で打っていたものにはそれだけの自分なりのワケがあるわけです。
 それから、オンライン状態でないと辞書が使えないこともネック。辞書ファイルをDLして更新することでオフラインでも使えるようにする、ということができないのか、できたとしてもあくまでもフリーで提供するかぎりにはしたくないのか、理由はともあれ、常時接続は好かない私としては、ここが一番困る……。

 反面、「しゅうたい→周泰」とか「しばい→司馬懿」とか、こういうのが一発で変換できる便利さは、ものすごくありがたいのは言うまでもありません。しかも「しゅうたい」と打ったときの候補に「周幼平」まであるし。
 「でびるめいくらい」で「Devil May Cry」が一発です。「あーまーどこあ→アーマード・コア」……。くそぅ、登録してやる(ぉぃ
 この調子で自分がよく使う単語をweb上に登録していけるのは便利ですね。しかもそれは、別の人もあれば使うかもしれないわけだし。

 ただ、気になるのはその変換が適正なものか、妥当なものかのチェック機能は存在しているのかなってことです。
 「りょふ」と入れて変換すると「呂布」「呂奉先」の他になぜか「G」というのが出てくるんですが、なんでですかい?
 あと、変換されてくる言葉の並び順は、全体での変換率に左右されるとすると、自分独自の優先度とは重ならない可能性も高くなります。実はこれもけっこう困ったところで、私は、多用する「……」を辞書登録しており、それはどう考えても「転々」とか「点々」より使用頻度が高いため、必ずトップで出てきます。それがソーシャルIMEだと、私が追加したばかりなものですから、確実に最下位に来るのです。変換候補があまり多くないのでまだいいのですが、これが大量の候補の中から選ばないとならないとしたら、かなり億劫。
 このあたりはオフラインにして個人所有にしてはじめて生きてくる部分ですね。
 ぶっちゃけ、MS IMEが素晴らしくおバカである以上、性能さえ良ければシェフウェアでも構わんという気がしてきています。オンラインで使う分には無料だけど、DLしてオフライン使用するときにはシェアウェアになる、というのでも構いません。フリーで使い心地をよく確認して、ほしいと思ったら、それを自分の辞書としてDLしたり、変換優先度を学習させたりして鍛えていける、という……。

 というこの文章を、ソーシャルIMEを使って打っています。
 今のところ、変なところで言葉を区切られることもないし、その点では「すげぇなこれ」と大満足しています。
 今後のバージョンアップにものすごく期待が持てますね。



2009年6月18日(木)

 ネットブックを買って以来、新しく出てくる機種にも目が行きます。
 そういう中で、私が購入した「Eee PC S101」とどっちがいいかななんて考えてしまうこともあるのですが、目下のところ、「いや、やっぱりいい買い物したよなぁ」と思えています。
 唯一、かなり心が揺らいだのは、「dynabook UX/23J」。キーピッチが19mmあることと、右側のシフトキーが大きめで、テキスト入力をメインにしようとしたときに、ものすごく魅力的に映るのです。
 しかし、電器店の店頭で実際に見て、打ってみると、思ったほど打ちやすくないというか、ファンクションキー(F1とかです)が非常に小さいうえに少し離れていて、カタカナへの変換にF7を多用する私にとっては、むしろそっちのほうがタイプミスが多くて使いにくい感じ。しかも、19mmの間隔が有効かと言われると、これもまた思っていたほど打ちやすくはないのです。
 じっくりと腰を落ち着けて触ってみると良さが分かるのかもしれませいが、パッと触っただけでは、宣伝されているほどではないなという感想でした。

 このEee PCは矢印キーが下がっていないため右シフトが小さく、ひらがなの「め」「ろ」を打とうとすると、かな入力の私にとってはミスタッチが起こりやすいという欠点はあるものの……。
 軽いし、薄いし、極端に小さいってことはないけどそのおかげでキーピッチも17.5mmはあって実用に耐える範囲で、しばらく継続して入力していれば普段とさほど変わらないスピードで打てるようになります。
 なにより、SSDだからこその高速起動・高速シャットダウンは驚くほどで、電源ボタンを押した瞬間から、砂時計が消えて完全に使えるようになるまでが約30秒、「電源を切る」をクリックしてからシャットダウンが完了するまでが10秒。ステキ。
 バッテリーもスペック値で6時間、実働でも4時間は確保できて実用的。
 薄いっていうのも、実際に「大きさ」を考える上ではけっこう大事な要素で、Aspire oneはこの一点がどうにも気になって仕方なかったりします。

 国産ネットブックがいろいろ出てきたものの、これぞという特長と手頃な値段という条件では、前述のdynabookが一つ飛びぬけているだけで、あとは企業の自己満足に近い、必要とするユーザーが限られていそうな性能とか、大差がないとか、そういうものが目立ちます。
 夏の商戦が一段落つけば、冬までにはまたなにか出そうな気もしますし、楽しみに眺めていようと思っています。

 あと、メインのA4ノートは値段優先で妥協しすぎた感があり、たしかHDDも70GBとかいう低スペックだったような。CPUやメモリは、推して知るべしです。
 ネットブックはともかく、メインのノートPCの買い替えのほうが最近本格的に気になっていました。
 べつにPCでゲームもしなければ動画を取り込むこともなく、イラストや写真を大量に保存することもないのでHDDの容量は160GBもあれば充分じゃないかと思いますが、メモリとCPUだけは、今回は妥協せず、4GBで2.4GHz程度のものを考えました。(A4ノートでは、HDDも今は最低で160、普通は320〜400くらいみたいですね)
 アンテナに引っかかったのが、まずは「dynabook EX/63J」。お値段は14万ちょっと。低コストモデルですが余計な機能がついて高いのは御免です。サウンドとかHDMI端子とかいらないし。ただ、これはちょっとデザインが気に入らないんですよねぇ。
 それからもう一つが、「FMV-BIBRO NF/D50」というヤツで、テンキーがくっついてるのが便利です。光学ドライブが左側にあるのが欠点、とか書いてある雑誌もありますけど、右側にあるとマウスの邪魔をするし、私は左にあるほうが嬉しい派。ってゆーかこんなもの、右利きでも使いにくく感じるレベルではないんじゃないかと。これが本命なんですが、色とかデザインを考えると、これの一つ上のモデル「D70」のほうがカラーも選べるし、1万の差なら……と迷ってます。ちなみにこちらは16万(17万)円。メモリ4GB、CPUは2.53GHz、HDDは320(500)GB。
 今のA4ノートもBIBRO(富士通)ですし、使った感覚はさほど違わないだろうし……。

 私はとにかくテキストを高速でストレスなく打てることと、EXCELを快適に使えることが必須で、それでデータ管理したりSS書いたり、サイトへアップしたりってことさえできれば、他の機能は今のところ不要だと言っていいくらい。
 ただ使うだけなら低スペックのPCでも問題はないけれど、更新インストールしてると途端にまともに動かなくなるとか、そういうまだるっこしさだけは勘弁です。待ってられません。なのでHDDの容量は少なくてもいいけど、メモリが小さいのはホント困るし、できればCPUの処理速度も高いほうがいい―――と、今更になってPCの仕組みというか、スペックがどういうことを意味しているのかが理解できてきたのはナイショです。
 あと、使わないサービスソフトを全部抜くサービスってのは、メーカーさんはやってくれんもんかなぁと思ってしまいます。そんなもので無駄に容量とられたくない! いちいち抜くのも大変だし、抜いていいソフトなのか判断がつかないこともあって非常に困るし。メーカーとしては逆に、インストールしてあるソフトを使うことで、なんらかの利益を得たいんでしょうけどね。

 で?
 本日、近くのじょーしんへ行って、購入手続きしてきてしまいました。人間以外の相手は惚れたらすぐに口説く派です(←ワケ分かりません
 開店のタイミングで出かけて、現在展示してある夏モデルや最近のモデルのうち必要スペックを満たしているもので、片っ端からメモ帳立ち上げては試し打ちです。
 キーボードなんてのは使っていれば慣れるものですが、それでも極端な違和感があるものは却下。タッチしたときの感覚が微妙なものも却下。
 冷やかしではなく、本当に選ぶモードに入っているのが一目で分かったと思われます。
 声をかけてくれた店員さんが、めちゃくちゃPCに詳しいかたで(家に9台PCあるって!! レジストリとか真っ先にいじっちゃうって! いいなぁ)、非常に助かりました。
 いろいろお話して、動作を軽くする方法とか、いいフリーソフトとか教えてもらって、実際に触ってみても「この2種類のうちのどちらかだろうなぁ」と思ったBIBROで、どっちがいいかの相談に乗ってもらいました。
 値段は、本当は5000円違うんですが、高いほうを選んでも値引いて同じにできる、と。ま、販売戦術ですよね、定番の(笑

 で、結局、キーがテカテカして触った感覚が好きになれないD70系かな? これはやめて、ブルーレイドライブ搭載にカスタムされたD50系に決定。ブルーレイはPS3で見るので映像観賞のためには使わないのですが、ブルーレイディスクをバックアップに使えば、50GB分はまるっと入ってしまうのでものすごく手軽にできて便利ですよ、という小技も教えてもらったし、キーを触った感覚が好みだし……。
 じょーしんカスタムなので基本のD50とはちょっとスペックが違って、メモリ4GBで、CPUはCore 2 Duo P8700(2.53GHz)、HDDは500GB(デフォルトはHDD 320GBでドライブはDVD)。お値段は15.5万円です。
 ネットで探せばもう少し安いところもあるんでしょうが、お店で買って店員さんと仲良くなると、こまかく相談に乗ってもらえるという強みもあります。店員と親しいのは私、コンビニだけじゃありませんから! おみやげにSDメモカ16GBもいただきましたしね。高速書き込みタイプですね、これ。わぁい。
 あいにくと店頭在庫が切れてしまっていたので、受け取りは金曜日になってしまいますが、これはこれで楽しみですし、乗り換えるための準備もいろいろしておかないとなぁ。移動させるソフトも、フォルダごと引っ張るだけでいいなら簡単ですが、インストールの必要があるならあらためてDLしないとならないし……。メールとかpwとかサーバーのIDとかもあるし。お気に入りはまるまる持ってこないといけないし。
 ウフフフフフフ♪



2009年6月19日(金)

 自分で言うのもなんですし、世の中上には上がいくらでもいるのですが、それでも、私のPCの中にはけっこうな数のhtmlファイルが入っています。
 その大半……どころか99%くらいまではテキストなので数のわりに軽いのが特徴とはいえ、それにしたって、「昔なんかこんなザレゴト書いた気がすんだけど……」と思ったりしたら、まあ、まずもって探せません。
 SSならタイトルを見ればどんな内容かくらいは覚えているのでまだいいのですが、ザレゴトは……ねぇ。6年分ですか? けっこうな量ですよ。

 それでここのところしばらく、PC内の、あるいは特定ファイル内の文字列を検索するソフトでいいのがないかなぁと探しておりました。
 Windowsの「検索」でもできるんですが、これだとファイルが羅列されるだけで、そのファイルに入っているのがどんな内容なのかが分かりません。そこで、検索結果の下にちょこっとでいいので、ヒットした部分を表示してくれるものがないかと思うのです。それこそぐーぐるとかの結果のように。

 そして見つけたのが「探三郎」というソフトです。
 最初にDLしたときには、出てくる引用文は正しくても、表示されるファイルがでたらめすぎて、VISTA対応してないのか?と思いました。だって「天使と悪魔」で検索かけて、なんで戦国ファイルが出てくるわけ?(大笑
 しかしDLしなおしてみたらこれがかなりいい感じです。

 ……それでなにを探したかったかというと、以前に書いている、ダンテの出てくる夢の内容がどんなんだったか。
 銃を預けられて「こんなん撃てるか」と思った夢があったし、それをここに書いたんだよなぁとか、思い出せるけど、それがいつのことだったかまでは分からず、さりとて……およそ7年分のザレゴトの中から自力で探せるわけがあるかい!



2009年6月20日(土)

 「トランス・フォーマー リベンジ」を見てきました。
 面白かったです。
 前作よりロボ率が上がっているだけで満足なのですが(ぉぃ)、今回はコンボイ(オプティマス・プライム)とバンブルビーのアクションもたくさんあったし、スタースクリームはいい感じにメガトロンにいじめられていたし(ぉぃぉぃ)、2時間超の時間を感じさせないスピーディな展開でした。
 ただ、「天使と悪魔」でもそうでしたが、物語を既定の時間内におさめるため、謎解きとかが一瞬で終わってしまって、呆気ない部分もあります。
 しかしこれはサスペンスではなくアクション娯楽だし、これでいいかなと。

 物語としては、ノベライズの小説を読んだほうがよく分かります。
 機械にしか化けられないはずのトランスフォーマーがなんで……とか、ちゃんと説明されてますし、なにより、情感がちゃんとありましたね。
 先行上映の初日からバレではたまらんでしょうからそのあたりの細かいことはまたいずれの時にでも。

 もっと表層的な話をすると、コンボイがかっこいいとか、バンブルビーが泣くのは「そこ」であって「ここ」じゃなかったのかよ!とか、そのバンブルビーがなんとなくサムの弟みたいな感じになってるのがかわいいとか、新キャラのサイドスワイプは強いしかっこいいんだけど個性がよく分からないし銀色なせいでディセプティコン側と見分けがつかないとか、しかも似たような銀色の車に変形する敵(たぶんアウディに変形するサイドウェイズ?)を追われるともうなにがなにやらとか、ジェットファイアじいさんがいい味出してるとか、すみませんブラックアウトって前作で倒されませんでしたっけ?とか、海底でメガトロンを蘇らせるときのひとこまが残酷なんだけどちょっと笑えてしまうとか……。
 はっ!? ロボのことしか書いてない!?

 それにしても、あれだけいじめられても、あくまでも虎視眈眈と取って代わる時を狙う気なのか、スタースクリームのメガトロンに対する忠犬っぷりは、内心でどう思ってるかを想像しつつ見ていると、なんだかかわいくなってきます。
 よっぽど頭悪いか、それとも「そういう位置づけ(No.1になることを狙うけれど永遠にNo.2としてメガトロンにコキ使われいじめられる)」が最早快感になってるんじゃないかと思ってしまいます。もっといじめてあげてください(酷)。今回は殴られるし踏まれるし、S心をくすぐる大変いい役回りでした。特に屋上のヘリポートで踏まれてるところが最高にキュートです(酷過ぎ



2009年6月21日(日)

 ぼちぼちとクロスケの設定中です。
 ……「クロスケ」ってなにね?と言われそうですのでまたしつこく書いておきますと、私の所有するPCには、代々名前がついているのです。
 なんで名前をと言われますと、1代目、2代目が人様からいただいたものだからです。理由になってないと思われるかもしれませんが、まあお待ちください。
 まず、どこの企業のどういう名前のものなのかもよく知らないままに使っていたため、PCを表現するときに「名前」として使えるものがなかったから、というのがあります。
 そして、人様からのありがたいいただきものだということで、なにかその「思い」を示すのに、名前があるといいなと思ったからでもあります。
 そこで、初代と2代目はそれぞれ、くださったかたのお名前から一文字とって「おトシさん」「おスミさん」と呼んでいました。(寿・純という文字です)
 そして自前で購入したノーパソが、白いのでシロちゃんになりました。安直すぎですね。
 で、つい数ヶ月前に購入したネットブックは、色がシャンパンゴールド→シャンメリー→メリーちゃん。
 で、新しく参入したこの子は(はい、この文章は新しいPCで打っています)黒井のでクロスケです。名前的に初の男の子です(ぃゃ……
 もしD70系の紺色とか赤を買っていたら、藍ちゃんか紅子さんとかになっていたと思われます。

 ともあれ、いらないソフトを抜いて、愛用のソフトを入れて、とカスタム中です。
 そして今は、インストールしたソフトが正常に動くかどうかを確認しつつ、こうしてぼちぼちいじっているのでした。

 そういえば、スペックの話をちょいと書きましたら、「スペックの意味ってよく分からない」という呟きをいただきました。
 私以上に疎いかたというのがおられるのがまた不思議でもありますが、年齢的に上とか下とか、それとも今までずっとあまり興味がなくて「使えればいい」と思っておられたとか、なにか理由があるのでしょうね。
 というわけで次回は、HDD、CPU、メモリあたりの基本スペックの意味について書いてみようかと思います。間違ってなきゃいいんですが



2009年6月22日(月)

 パソコンのスペックの話です。
 なんらかの理由でこの私よりもそのへんのことがよく分からないままPCを使っている、という人は確実に少数派の気がしますが、それでもやっぱり、なとんなくで使っていて考えたことがなく、買いなおすときも自分にはどの性能が重要なのか分からない、という人も、いるのかもしれません。
 あと、私の理解が間違ってないかを確かめるためにも(笑)、一応書いてみます。

 とりあえず、PCという物体を1つの「工場」だと思ってください。
 そこから物語(?)は始まります。

【HDD】
 これは工場の本体+倉庫です。
 工場に運び込まれ、ストックされる荷物(テキストファイルとか画像とか動画とか音楽とかいろいろ)が、HDDというところに入っている感じです。
 もちろんここには、工業機械―――アプリケーションソフト、と言ってももしかしてピンとこない人もいるのかもしれませんが、たとえばエクセルだとか、フォトショップだとか、そういったソフトも入っています。
 たとえばMicrosoft Office Wordという工業機械がドンと設置されていて、そこに、その機械で使う予定のテキストファイルとか、Wordで加工の終わった文書とか、いろんなものが置いてあるわけです。

【CPU】
 これは従業員にあたります。性能がいい=仕事が速い、ということです。
 単純に作業スピードだと考えてしまえばいいかもしれません。
 「Wordという機械を使って、このテキストファイルを加工し、レポートをつくろう!」という仕事が来たとき、優秀な従業員はさささささっ、とWordを動かすために必要な操作をし、使うテキストもパッと覚えて、Wordへとシャッと乗っけるわけです。
 しかし低能な従業員だと、まずWordのスイッチを入れて動くようにするまでにすら時間がかかり、やっとこ覚えて(これはさすがにほとんど差はないのですが)、乗っけるのにもかなり待たされます。コピペした文章がなかなか表示されないのがこれです。
 人間と同じで、自分の処理能力を越えた量の仕事が来たりすると、途端にフリーズしてなんにもしてくれなくなったりもします……。

【メモリ】
 工場には、倉庫として使っている部分と、作業に使う部分があります。なにかやろうとしたら、必ずこの作業スペースに持ってきてやるのが基本のルールです。スペースがなくなると、倉庫部分を臨時の作業場として使いますが(仮想メモリ)、ここでの作業は普段よりも遅くなります。
 Wordマシンを使う場合も、この作業スペースにファイルを開いたりして作業します。
 ここで問題になるのは、この工場はその日の営業が終了するまで、基本的に作業スペースに持ってきたものは元に戻さない、という変なルールがあること。
 つまり、Word使って、Excel使って、PhotoShop使って、とかやってると、その作業機械と、作業に使った荷物がどんどん作業スペースに集まってくるのです。
 すると、新しく作業するため場所がどんどん狭くなり、身動きがとりにくくなってきます。
 一度に二つのことをしようとした場合などかなり悲惨で、「これどこへ置けってんだよ!! 置く場所ねぇよ!」とCPUくんの怒りの声が聞こえてきそうになります。

 だいたいこんなイメージです。
 なので、HDDの容量が小さくて、CPUの性能が低くて、メモリも小さいPCというのは、「敷地が狭くて、従業員の能力が低く、作業スペースとして確保されている場所も狭い工場」ということになります。
 すると、ちょっと大型で複雑な機械(いわゆる「重い」ソフト)を入れると工場の空間的な余裕がなくなり、CPUはそれを素早く使いこなせず、それをメモリに持ってくると他の作業がまともに進まなくなる、という有り様に……。
 これが、たとえば「更新をインストールしているとテキストの変換すら滞る」というパソコンです、はい。メモリでCPUくんがせっせと通信しつつ更新作業していると、メモすらまともにとれなくなるのです。
 これが、「敷地が広くて従業員は優秀で(しかも2面4腕ぽいのとか)作業スペースもたっぷりある工場」だと、大型の機械を入れても余裕があるので動きやすく、もちろん作業スペースにも充分なあきがあり、一度に三つ四つの仕事をこなしてもそれほどスピードダウンしなくなります。

 実際には違う部分もありますが、HDDのあきスペースが小さくなってくると動きが鈍るのは、工場の通路すら狭くなってきたようにイメージするといいかもしれません。だから、通るのでさえ一苦労して遅くなるのです。
 「このちょっと大きい荷物どこへ置こう?」と思っても、置けるスペースを探さないといけないとかね。
 メモリも同じです。この資料とこの資料、両方一度に開いて参考にしたいのに、そうすると片方が見にくくなってしまって仕事に集中できない、とか。
 こんな感じで、PCの中のCPUさんはHDD倉庫やメモリ作業場をあわただしく駆け回りつつ日々奮闘しているのです。

 このイメージでいくと、「デフラグ」というのは倉庫の整頓にあたります。
 基本的にお片付けのできない従業員なので、新しく使ったものは使った場所に放置、出荷したため空いたスペースもとりあえずそのまま、という、かなり「やりっぱなし」な工場です。
 それでは「あれ? あの荷物どこやったっけ?」と思ったとき、あちこちに隙間のある棚をとにかく片っ端から見ていかないとなりません。せめてこれ、順番はバラバラでもきっちり空間をなくして詰まっていれば、見て歩く距離は減るんですけどね。
 そこで、「デフラグ」して、この余計な隙間をなくします。順番はさておき、無駄なスペースをなくして並べなおすのです。
 このデフラグ作業はビジュアルとして見ることができるのですが(Windowsに搭載されているシステムの場合)、色のついた四角いマスがぴこぴこと移動する様が、まさにCPUくんの移動させっぷりです。がんばれ!

 フリーソフトなどで便利な「メモリのクリーナー」は、営業終了を待たずに、作業スペースを掃除する清掃員です。
 やりっぱなし出しっぱなしの工場ですが、とりあえず一日の終わり、すなわち「PCのシャットダウン」によって、作業スペースは魔法にかかったようにきれいになります(たしかそんなふうに聞いた覚え)。
 しかし世の中そう時間に余裕のある人ばかりでもなく、「スリープモード」という休憩タイムでごまかしていることも多いでしょう。この場合、作業スペースにはいろんなものが残ったままになるとか。
 こういう使い方をしているとどんどんメモリが圧迫されます。使うソフトが限られているならいいのですが、あれこれやってたらもう大変。
 そこで清掃員さんを呼んで、「営業時間中だけど、いったん片づけてよ」と頼むのがメモリの掃除です。

 ちなみにこの、デフラグさんとかメモリ清掃員さんも、空気のような存在ではありません。ちゃんと工場の一角にスタンバイしています。つまり、容量を使ってるわけです。
 すると、「できるだけ場所をとらなくて、テキパキ動いてくれる人がいいなぁ」ってことになります。
 おすすめソフトとして推奨されるようなソフトは、「少数精鋭で場所とりません! 仕事は素早く、あるいは効率よく済ませます!」というソフトなのです。
 たとえば、「すっきりデフラグ」というデフラグソフトが便利だと言われますが、これは、工場がほとんど閉まった状態で、従業員も寝ているし、作業機械も大半は止まっていて動きまわらない、必要最低限のものだけが動いている状態で、荷物の整頓をしてくれます。だから速いのですね。これがデフォルトで入っているデフラグシステムだと、営業時間中にやるもんですから、あっちに引っかかったりこっちにぶつかったり、「ちょっとそれ今ここに持ってきたのにまた動かさないでよ!! 最初っからやりなおしになるだろ!?」ってなもんで効率が悪く、従業員も基本的にはじっとしてないと邪魔をしてしまうわけです。

 だいたいこんな感じだろうと理解しているのですが、間違ってないでしょうか?(汗
 厳密には違う、という部分もいくつか自覚している点もありますが、スペックを見るときに参考になるレベルで合っていれば、それで良しとしてください。
 ―――Mさん、これで少しはお役に立てたでしょうか?



2009年6月23日(火)

 んー……日本語吹き替えでまた「トランスフォーマ」ー見てきました。わぁい。
 いや、もともとはお金引き出そうかなぁと出かけたのですが、使ってるATMの傍に映画館があるのです。それでついふらふらと。
 字幕では文字数の制限で表現できないことが、吹き替えだときちんとセリフになっていることもあるので、DVDを買ったときなどは、必ず両方で見ます。
 そこで更に気に入っていると、字幕なしの英語音声だけで見たり、字幕が二種類あればそれぞれで見たり……。

 二度目に見てると、「やっぱ人間のシーンいらんなぁ」と思ってしまうワ・タ・シ。サムとミカエラの恋愛問題なんか別にどうでもいいし!
 あとやっぱり、キャラクターが増えた分、個々の個性が分からなくなっていて、「ただいるだけ、変形するだけ」なのが非常に残念です。
 以前にも書いていますが、「ゴースト・オブ・イエスタデイ」(一作目の40年前の話)を映画化してほしいです。
 ここではロボットたちがしゃべりまくるし、それぞれの個性もきちんと分かるだけの時間、行動したり会話したりもするし、それと同時進行で起こっている宇宙船の中の人間の話と、地球でのアイスマン(メガトロン)輸送にまつわるドラマもけっこう面白かったりします。半端な恋愛要素よりははるかに。
 結局、ロボ好きにとっても、個性が分からずただ派手な変形シーンやバトルシーンだけを見せられても、「最高!」とは言えません。キャラクターが面白いとかかっこいいとかかわいいと思えないと。
 そういう意味では、オプティマス、バンブル、双子、メガトロンあたりはいいのです。ちゃんと長い時間出てるし(好みの問題はありますが)。でも、前作見てなかったらアイアンハイドとかラチェットの性格なんかさっぱり分からないし、っていうか、前作では「おまえはディセプティコンかよ」と思うほど乱暴だったアイアンハイドが、何故かリベンジではオトナな発言してたりしてどうだかなと思ったりもします。脚本のノベライズでは、ラチェットをアイアンハイドがたしなめるのではなくて、アイアンハイドをサイドスワイプが止めてたんたけどなぁ。
 しかも二度目にやっと気づいた、サイバトロン側にいる青い車! ラスト付近で「ジョルト」って呼ばれてましたが、おまえはなんなんだ、ただいるだけか。
 連続のテレビアニメのようにじっくりと個性を描き出すことはできないとしても、メインのキャラクターくらいは印象的なシーンがあったほうがいいし、そのためにも数はもう少し絞ったほうが良かったのではないかと思いました。

 とか語りはじめるとキリがないのですが、吹き替えで見て一番残念だっのは、スタースクリームの声です orz 英語音声だとけっこう渋い声なのに、吹き替えだと、なんなんだろう、その卑屈な三下感は……。



2009年6月24日(水)

 PC乗り換えに際して、引き続きDLするなりして使っているソフトをざっと挙げてみようと思います。

【Webブラウザ&セキュリティ】
 いろいろと優秀なソフトはありますが、私はなんのかんので、IEとの互換性が高い「Donut L」というのを愛用中。これもタブブラウザで、動きはかなり軽快です。Fire Foxなどのほうが表示速度が速いと言われても、使用頻度が高いソフトはどれくらい慣れているかにも左右されるので、当分乗りかえの予定はありません。
 セキュリティ対策は「AVG」です。これも定番。どうせ動いてるならWindowsのデフォルトのものよりこっちのが軽いし……。

【日記ソフト】
 あくまでもhtml出力できることが前提なので、「しばやんダイアリー」というのと「日々日記」というのを使っています。
 このザレゴトはしばやん。AC日記が現行タイプの日々日記です。無双戯言も日々日記ですが、これは古いver.。

【HP作成支援ソフト】
 「Homepage Manager」というのをアップロードに使い、ファイルの編集は「Alpha Edit」でやってます。
 以前にはHome〜ですべてやっていたのですが、シロちゃんに乗り換えたときに動作がおかしくなり、そこでAlphaを使い始めたら、ちょっとした部分でこちらのほうが便利なため、今はファイルの作成はすべてこっちでやってます。
 一応Alphaにもアップローダーはついているのですが、そこはHomeのほうが便利かなぁ。
 あと、Alpha Editと同じかたが作っている「Easy CSS」というのもたまに使います。CSSの書き出しにのみ特化したソフトです。
 それから「RGB2HEX」というソフト……名前は違うのかもしれませんが、作った色をhtmlに使う6桁の数字(#001122とか)に変換してくれるので、なにかと便利です。

【画像関連】
 まず「縮専」という画像の縮小専用ソフト。サイズなどを指定して引っ張ってくるだけで一括で既定のサイズに合わせてくれるため、攻略ページなど、規格のある程度決まったページを作るのに便利です。
 画像の表示には「Irfan View」。高速なことと、たいがいの拡張子に対応していることが理由です。
 それから、ちょっとした文字入れとかには「PainT.NET」。これは有名なのでご存じのかたも多いかと。使いこなせば優秀なソフトなのかもしれませんが、私は絵描きではないのでほんとにちょっとくらいしか使っていません。
 あと、おおまかな画質調整などは、Microsoft Officeの「Picture Manager」を使用しています。デフォルトで入ってるし、トリミングとか画質調整とかにそこそこ使いやすいし、デジカメ写真などはサイズがでかいのですが、これを一発でWebレベルに圧縮してくれたり、こまかくこだわるのでないなら便利です。

【テキストエディタ系】
 文章を打つのは「Tera Pad」。これもフリーソフトの特集などでよく紹介されています。テキストの入力に特化していて、メモ帳よりもちょっとしたところで便利な(メモ帳は画面端で折り返して表示させると、それが別のソフトでは改行扱いになることもあって鬱陶しい、など)。
 それから、最近面白がって引っ張ってきて使ってるのが「Story Editor」という物語作成支援(?)ソフトです。設定メモなんかを管理するのに便利です。

【ユーティリティというの?】
 メモリの掃除には「BeMem(びーめむ)」。軽いので便利です。
 キャッシュや一時ファイルの削除などで、空き容量を増やすためには「CCleaner」。これも使いやすいインターフェイスで、軽いのがいいところ。
 ソフトのアンインストールには、最近教えてもらった「Revoアンインストーラー」を使ってみてます。これもフリーソフトの特集だと挙がっていたりしてますね。
 データの復元や完全削除のためのソフトも入っているのですが、いかんせん時間がかかりすぎるのと、VISTAでは安全のためシステムファイルの削除ができないだかなんだか言われて、ほとんど役に立ってません。
 おスミさんに入っていたのはどれだったっけなぁ。文字通り「復元」ってヤツだったような記憶。

【その他】
 検索ソフトとして「探三郎」。これ、タンザブロウと読むのではないかと思うのですが、何故かシンザブロウとなってます。「探」って文字、シンって読んだっけ? まさか「深」と間違って命名しちゃったとか? そんな些細なことはともあれ、最初にインデックスを作成するのには少し時間がかかりますが、作ってしまえば、あとはけっこう高速ですし、表示がグーグルなどのようにヒットした部分の前後とファイル名(そのファイルにリンクされています)になるので、かなり便利。
 あと、お遊びで「窓の中の物語」というソフト。これはテキストファイルやhtmlファイルを読みこむと、羊皮紙っぽい見開きの文庫の中など縦書き表示してくれる変なソフトです。雰囲気を楽しむだけのものかと(笑
 「PC Husen」という付箋ソフトも最近便利です。ちょっとしたメモをデスクトップ上に貼れるので、ネット関係の支払い期日とか、PC使ってやらなきゃいけないことのメモとか貼ってます。
 あとはオンライン限定でしか使えませんが、辞書ソフトの「ソーシャルIME」。Windowsにデフォルトで入っているMS IMEのバカさ加減に呆れた後には、非常に便利です。



2009年6月25日(木)

 相変わらず接続が安定しません。
 普通につながる日もあれば、何故かネックワークへの接続が成立しない日もあり。
 サーバーなのか? と思ってPS3でつないでみると、これがあっさりつながったりもするのです。それでいて、シロちゃんのほうでつなげると、やっぱりダメだったり。クロスケは今まだあれこれといじっているので不安定になったり、なんらかの理由で接続が成立しなくなる要素もありますが、シロちゃんは触ってないんだけどなぁ。なぜ?
 PS3で問題なくネットにつながる以上、問題はPCのほうにあると予想されるわけですが、特に設定をいじってなくてもつながらなくなるのでわけが分かりません。
 レオ●レスに用意されている接続環境を利用しているため、ますます分からなかったりもしています。なんだかなぁ。



2009年6月27日(土)

 MJ。
 20世紀の最も偉大なアーティストの一人であることは間違いないと思います。
 有名すぎていろいろとトラブルも頻出し、近年は商業的な成功からは遠ざかっていましたが、せっかくロンドン公演にて復活するかと思いきや。
 個人的には「BLACK OR WHITE」あたりのMJが好きです。
 彼は……よく分かりもしないで言うのもなんですが、他人の目と自意識の檻とでがんじがらめになって生きていたようにも思います。
 だから、不謹慎ですが、ようやく安らぎを手に入れたのではないかと思ったりもしました。
 お疲れ様でした。



2009年6月28日(日)

 また昨日も接続がうまくいきませんでした。
 そして今は普通につながっているわけです。ホント、ワケ分かりません。

 それはさておき、現在、脳内がすっかり大型メカモードに入ってしまいまして、ACfaの兄弟SSだの、トランスフォーマーのサントラだアメコミだと、かなり趣味道を突っ走っております。
 そして我ながら「それはどうよ」と思ったのは、ACはともかくトランスフォーマーなのですが、ロボットたちをCGだと思ってない節があるのです。
 「会いたいなぁ」と思ってる自分がここにいます。
 魅力を感じて「会いたい」と思うのが、役者でもなければ人間のキャラクターでもなくメカだというのはどうなんですか私。
 いや……というか、たとえば記者会見とかやれば、そこにメカがいそうだと思っているのです。
 機械生命体をそれだけリアルに生み出したという、監督をはじめとした関係者の力量でもあると思いますが、多分に私の趣味嗜好と脳内スイッチが関係している気がします。



2009年6月29日(月)

 開き直ってトランスフォーマーの話をしてもいいらしいので、そそくさと書いてみます。いやまあ要するに、話に乗ってきてくださったかたがおられると、調子に乗って書き始めてしまうということです。(メッセくださったAさん、はじめましてのMさん、ありがとうございます!)
 映画だけを見ていると、各メカの個性が分からないというのは至極最もなお話です。
 これ、パンフとかオフィシャルブック、あるいは小説とか見ないと、映画の中ではそれほど語られてないんですよね。
 というわけで、いくつかの情報ソースを元に、私が見たところによると、のキャラ分析です。

【オプティマス・プライム】
 だいたいどんなデータベースにも、「寛容で穏健、争い事は嫌いだが、泥沼の内戦を収束させるために戦うことにした」といった紹介をされています。
 サイバトロンのリーダーとして皆に信頼され、認められているので地位は安泰。
 ただ、どうにも「自己犠牲」が好きなようで……。仲間を危険な目に遭わせたくないから自分が、というところなのですが、いや、兵士の代わりより指揮官の代わりのほうが見つかりにくいから! そういう判断をなかなかとれないのは、欠点かもしれませんね。しかしだからこそ、仲間も彼を信頼し助けたいと思うのでしょう。
 ノベライズの「前日譚」では、危険な状況とあればとっさに仲間を自分の背後に庇う、といったシーンもあります。
 しかし実写映画一作目を見ると、5分が待てずにのこのことみんなしてサムの家に寄ってきたり、「早く探せ」と急かしまくっていたり、……あまり理性的でないときもあるようです。いくら焦ってるからってあなた、迷惑になってることくらい考えましょうよ。
 ちなみに、どう見てもいつ見ても、メガトロンより弱いですよね、この人? よく押し倒されています。
 1作目では一方的にやられてるし……。サムが機転をきかせなかったらどうなっていたことか。
 ちなみに10m近い巨体。

【バンブルビー】
 映画中ではラジオ放送や歌などで言いたいことを表現するため、それだけでもコミカルな印象です。特にリベンジではわざとらしく号泣するし(笑)。アップになる確率も高いので、眉毛、あるいは上目蓋にあたるパーツが変形して、けっこう表情もよく分かります。
 1作目で拘束解除されたときも、直後には警戒して戦闘モードに入って周囲に武器を向けたりしてますし、ちょっと子供っぽいような印象もあります。でも実際には数千歳ですよねあなた。
 映画ではコミカルな面が強いのですが、ノベライズや設定では、非常に勇敢な斥候という役割です。任務達成に邁進し、名誉とか称賛には興味がない。半面、任務達成のために生まれる犠牲には心を痛め、遂行の意志が揺らぐこともある。そういう、直情的な強さと優しさのあるキャラクター。
 かつ、好奇心旺盛で、ノベライズの「前日譚」では、「異種族とのコンタクトは、私よりおまえのほうが適任だ」とオブティマスに言われていたりもします。後に書くジャズにもそういうところがあるのですが、新しい文化とか風俗にすぐ興味を持ってそれを楽しみ、受け入れる柔軟性があるとか。バンブルビーの場合、ジャズよりももっと相手に歩み寄るような感じなのかな。
 身長は5mほどで、……オプティマスの半分、には映画では見えませんが。

【ジャズ(日本名:マイスター)】
 映画では軽い身のこなしと軽口だけが印象的で、あっさりとメガトロンに千切られてお亡くなりになっています。おかげでどういうキャラなのかいまいち分かりづらいのですが、集結したシーンで見せたように、ノリが軽くてフランクなタイプです。
 いくつかのデータベースを見てみると、彼は情報収集や分析に優れたタイプで、土地の文化や風俗などをすぐさま調べ上げ、それに気軽に馴染んでしまうフットワークの軽さが目立ちます。地球でも、「手近にあった、自分と似た質量・サイズの車」を選んだのではなく、「この星の価値観でクールでかっこいい車」を選んだことになってます。
 ノベライズの「前日譚」では、軽口を叩きながらオプティマスに意見したり戦っていたり、(自分にとって)危険な作戦を飄々と敢行したりと、実にシャープな印象でした。なお「あなたの作戦には従うが、それを俺が気に入る必要はない」という台詞が二度ほど出てきています。一応納得はいくから従いはするけど気に入っちゃいないんですからね、という……。
 ジャズは5m弱程度の身長になってます。1作目に出てくるあのサイズのメカの中では一番小柄ですね。そのせいか、サムの家で身を隠すときも、わたわたあわてた後にはかなり狭いところに潜り込んでいますねぇ(笑)。あのあわてぶりがちょっと好き。

【アイアンハイド】
 えー……この名前、ディセプティコン側のキャラクターとして出てくることもあるのですが?
 だからというわけではないのでしょうが、映画の1作目ではサムの両親を「始末しようか」と言ったり、かなり乱暴なシーンもあります。
 ただ、ノベライズではそんなことはなく、むしろ鋭く突っ走るのがジャズなので、アイアンハイドのほうが大人しく感じられます。
 リベンジでは「やってられん」というラチェットを宥めていたり、……あまりキャラクター性が統一されてないような気もします。
 確かなのは、兵器開発の担当で、新兵器の開発や、現在装備している兵器のメンテナンスを担当していることと、彼も8mくらいある大型のトランスフォーマーで、戦闘力が高いということでしょうか。
 ちなみにサイバトロン軍団の中では最年長らしく、オプティマスがいないときには指揮をとることもあるそうな。ジャズは「副官」とは言うものの、あくまでも作戦参謀なんだなぁと思った次第です。
 なお、映画1作目のノベライズ版では、ラストにレノックスが家に乗って帰ったのがアイアンハイドになってました。いいなぁ。

【ラチェット】
 軍医さん。リベンジでは「それで改造できるのかよ!」という大雑把な大手術をやってくれますが、あれは時間と勢いの都合でしょう。
 外交能力も高くて、サイバトロン星の評議会で活躍したこともあるとか。
 戦闘のためではなく、あくまでも救助と修理のための構造と装備を持っていて、彼の特筆すべき能力は、「助けを求める者はたいてい、到達が困難な場所にいるが、いかなる障害も乗り越えてそこに辿り着く力」だそうです。なるほど!
 映画中でもあまり派手な活躍はしませんし、彼には「ウエポンモード」という、戦闘形態(内臓された最も強力な武器を出した状態)というのはないそうです。
 が、リベンジのほうでしたか、1作目ですか。どちらかで、腕につけた回転カッターで敵の腕だか砲身だかを叩き切るシーンがあります。このカッター、本来は障害物などを排除したり、切り開く必要のある装甲をカットしたりするために遣う医療&探索用のツールですが……まあ、武器になりますわな。ぶるぶる。
 身長は6mくらいで、ボディはかなり頑丈だそうです。

【メガトロン】
 身長11mくらいで、非常に高い自己修復機能と戦闘力を持つため、実際オブティマスよりも確実に強いようです。
 1作目では恒星間ジェットに変形し、このまま宇宙も移動できるそうな。こういうタイプは珍しく、普通は隕石みたいな形状に変形して宇宙を飛ぶんですけどね。リベンジでは足が太くなり、戦車にも変形してました。
 権力……支配欲が非常に強い、ということ以外に、あまりこまかい部分はよく分かりません。自分しか大切じゃないだろうし。
 虫けらを殺して回っても面白くない、他に目的があればいちいち相手にするのもわずらわしい、という性格なので、凍結から解放された後、人間を無視してジェットに変形し飛んでいくシーンもあります。あのシーン、かっこよくて好きです。
 部下のことも確実に、利用してるだけですね。

【スタースクリーム】
 映画だと、1作目ではほとんど目立たず(F-22で飛んでる姿のほうが多いし)メガトロンには無能呼ばわりされ、2作目では殴られたり踏まれたりとナイスな役どころです。
 しかし小説版では、かなり姑息でいやらしいキャラクターとして描かれて、実に味わいがあります。なんていうか、メガトロンのような、バカみたいに単純でも芯の太さを感じるようなものがなく、口先三寸と薄っぺらい策略で誤魔化そうとしてる感じ。なので仲間(ブラックアウトたち)にも簡単に疑われ、誤魔化しきれなくなると、話を次に進めてしまおうとするという……。チープです。しかしそのチープさがこのキャラクターの個性を際立たせているので、いいのです。アニメではもっと理知的な感じだったと思うんですが、どうでしたっけ?
 これがもっと頭の切れる、本当にメガトロンにとってかわりかねないほど冷静な策略家だったら、それはそれで面白いけれど、かわいくはないなぁ(笑
 リベンジでは全身にタトゥーを入れていますが、これはたぶん、米軍機のF-22と見分けがつかないから? それともオシャレに目覚めたの?
 身長が明記されている資料がないのですが、メガトロンとの差からして、たぶん7m程度ですかね。

【バリケード】
 バンブルビーにやられてそれきりですか、そうですか。
 個性が分かるほど活躍もしませんが、設定はけっこう面白い存在です。短気で戦闘好きで、戦えれば相手は誰でもいいという危ない奴で、戦いへの渇望ゆえに常に前線にとどまるため、メガトロンでさえ一目置いているそうな。
 ノベライズ版では、スタースクリームとブラックアウトが対立して言い争う中、別にどっちでもいい、そうしろと言うならそうする、みたいな感じでスタースクリームに楯突いたりはしてませんでしたが―――実際には、手柄をとられたことがあるらしく、恨みもあるとか設定されています。
 私が個人的にバリケードを「面白い、かっこいいな」と思うのは、パトカーを選んで偽装した理由。つまり、これならどういう状況でも制限速度を無視してたいていの場所を突っ走れるし、周りに与える威圧感も大きいから、だそうです。賢いなぁと。
 彼も小柄で5m程度。

【ブラックアウト】
 戦闘ヘリに変形し、ロボット形態でも10mほどの身長ということで、かなり大型のロボットです。ただ、装甲は薄いんだそうな。
 ノベライズ「前日譚」ではスタースクリームと対立し、最後には戦ってぶっ壊されたりもしてます。あんまり強くはないようです。
 設定中でも、できるなら戦わずに戦果だけ得たいと思うような、臆病な卑怯者とされています。盾にできるものがあれば使うし、背後から不意打ちができるならそうするし。1作目ではメガトロンと戦ってるオプティマスに近づいていったりもしてますね。
 頭はさしてよろしくない感じです。「前日譚」でスタースクリームに反発しているのも、単に気に入らないからっぽく。
 というか、ヘリのローターを利用したブレードが彼の武器の一つですが、実はこれ、本人も危険だとか設定されてて笑いました。装甲薄いのにそんな武器間近で振り回して……。もう少し別のもの選んでトランスフォームすればよかったのにねぇ。
 人間の武器でトドメを刺されてしまったのも、その装甲の脆さゆえなんでしょうか。でもリベンジではこっそり復活してますよね? 台詞もありませんが……。

 復活といえば、ボーンクラッシャーぽいのもリベンジに出てますし、戦車さんは1作目でも名前すらほとんど出てこないし(デバステーター)、リベンジを二度目に見たときにやっと存在に気付いた青い車(ジョルト)とか……、サイドスワイプは忠実で優秀な兵士、みたいな書かれかたをしていたなぁ。パンフでだったっけ? 雑誌?

 ちなみに私は、トランスフォーマーといえば、G1(第一世代、と呼ばれるシリーズ)の2010はリアルタイムである程度毎回見ていて、実は今でも主題歌を覚えています。
 その前の初代は、飛ばし飛ばしで見た記憶はあるのですがはっきりとストーリーや展開までは覚えていません。これは2010もですが。
 ビーストウォーズ系はまったく見てなくて、カーロボットは……この間DVDそろえましたしね……(汗
 その後は、映画、そして今に至っています。



2009年6月30日(火)

 ここのところ、やっぱり仕事が軽く修羅モードです。
 繁忙期というわけではないのですが、どうにも人員が薄くて早出が相次いだり、なんだか会議が多かったり。
 そんな中でも楽しみがあるかどうかで日々のテンションは違いまして、買い替えたPCをいじってるのも楽しいし、DVDだのなんだのみてるのも楽しいしと、目下、バランスがとれております。
 脳内がメカモードなのは先日書いたとおりですが。
 それでも、実はT4はまだ見に行ってません。
 Cベイルは好きだけど、なんなんだろう、映画として面白いかどうか、ちょっと確信が持てずに二の足を踏んでいる感じです。
 一方でT2のDVDは買ってしまいました。そういや持ってなかったなぁと。
 今見ても面白いし、CGの出来だけでリアリティや没入感を生むのではないんだなぁと感心してしまいます。いや、ホントにいい話だし、きちんとまとまってるし……。すごいなぁ。
 映画レビューサイトでの高評価は、たとえばコミックでドラゴンボールやワンピースを酷評すると敵を多く作りそうでできる雰囲気じゃなかったり、なにか信仰心に近いような客観性を欠いたものが多いのと一緒で、いまいち信用できませんけどね。
 それでも、いい映画だなぁとは個人的にも思います。

 そういえば。
 ザレてない気がしますが、トランスフォーマー映画版1作目は、ブルーレイで買ってしまってます。DVDの特別版持ってるのにね。
 そして、PS3を持ってるくせに、今までBDの映像を見たことがなかったのですが、なるほど、これはきれいです。光が鮮やかだし、色も鮮明。どうとはうまく言えませんが、全体気に明るいしきれいだなぁと。
 そして、もうすでにリベンジのDVD、BD化が待ち遠しくてなりません。ぶっちゃけもう一回くらい見に行きたいというか……繰り返しでも見たいシーンがあるのです。
 冒頭の上海で見せるサイドスワイプのスマートな戦い方とか、号泣するバンブルビーとか、オプティマスとメガトロン&スタースクリーム&ブラックアウトの戦いとか、ジェットファイアの勇姿とか……。言うまでもなく全部メカですがなにか?


Made with Shibayan Diary