2009年3月16日(月)
ゲームのことでふと思ったのですが、「ひと」にも当てはまるなぁと、一応汎用性を高めてマニア度を下げておきます。
詳しく、あるいは深く知ったり見えるようになっていくにつれて、相手に望むこと、期待することもどんどん膨らんでいくと、それが次第に勝手な理想像と化して、次第に「なんでこうじゃないんだ」という不満へと変貌していく。
要するには、「それ」が好きだからこそ「こうあってくれたら」という望みも持つわけです。
そして、好きだからこそなのに、その望みがかなえられないせいで、その不満からそれを嫌いになっていくこともある。
なんか、もったいないなぁと。
シリーズを重ねているゲームもそうです。
そして突き合いの長くなった「人」に対しても、そんなところあるよなと。
最初はよく分からないままに触れて、なにか心地良い部分を感じとってそれを気に入るのに、次第に気に入らない部分にフォーカスするようになる。
もちろん、人によってはずっと好きなままでいることができる人もいて、羨ましいなと思ったりもします。
「こざかしい」という言葉がよく似合います。
したり顔でエラそうに身勝手な理想論を打って、ありのままのそれにもいいところはあるのに、気に入らない部分を悪いことのようにこきおろして、それそのものの価値まで貶める。
そんなことしたって自分も相手も周りも得はしないのに。
まだしも「人」に対しては利用価値とか恩恵とか義理とかがあるのでセーブがきいていたりしますが、こちらを楽しませるために存在している娯楽だとまったく容赦ない。
私も人のことは言えませんけど、それにしても、ずいぶんと上から目線でソフトに対する批評をしているのを見て、そして、私は幸いそこまでこまかいところを感じとれるほどのめり込んでいないから「普通に面白いのになぁ」と思っていて、「この人可哀想だな」と思ったのでありました。
そんな厳しい視線を持たなければこうやって楽しんでるヤツもいるのに、ああであるべきだこうであるべきだもっとこうできるのではないかとか、プレイヤーとしての立場を一人勝手にはみ出して勝手に論じて憤ってる。
評論家的になって、そんな自分をアピールして、そこで得られる自己満足のかわりに失ってるいもののほうが、実際には大切なもののような気がします。
無双のエンパやって思ったことを、私は忘れないでいたいと思っています。
どう遊ぶかで、ゲームの面白さは変わってしまう。
自分次第なんだと。
ゲーム性を把握して、そこを楽しめるかどうか、というのもありますが、なにより。
イヤなところを見てそこに不満を言うのか。
いいところを見てそこを好きになるのか。
身近な例で言うと、三国無双4以降の周泰はどうにも微妙だと私は思っています。でも、4の猛将伝やエンパにはそれぞれ面白い部分もあって楽しめました。
5の彼はあまりの不遇さにいっそ出んでくれと思ってますが、実は、若返った孫権とか、新たに好き度が上がった武将もいたし、途切れない連続攻撃は確かに快感なのです。なのに、いつまでも周泰にロックオンしてたら、そりゃ不服しか見えなくなる。たまたま3で、自分の好きな武将がかっこよく出てきただけなら、好きなデザインじゃなくなったら、また自分の脳内だけに戻せばいいわけで。
まあ……ゲーマーなんで、ゲーム性が気に入らないと面白いと思えないのは仕方ないのですが(まるちれいどは体験版で放棄しました)、少なくとも、無双4にせよ5にせよ、いつまでも周泰を見ていなければ、実は普通にいいゲームになってるんじゃないの?と思えるのです。5も、モーション使い回しは商業アイテムとしてどうよとは思いますが、それならいっそ余計な武将もプレイキャラにするなと思いますが、メインの武将たちを使ってる分には確実に進化してると思います。
人づきあいも同じだと、一応最後に締めくくっておきます。
ぶーぶーと文句言ったってなんにもならないなら、いいところを見て褒めていたほうが、自分が気持ちいいんですよね、そもそも。
2009年3月17日(火)
「KURU TOGA」というシャープペンシルがあります。
芯が少しずつ回転するため、欠いた線があまり太くならないという仕様なのですが……。
使ってみて思いました。
私らもう、書いてて手を休めた合間にペン自体を少し回転させるクセがついてるんで、これ、意味ないです orz
2009年3月18日(水)
見に行ってきました、「DRAGON BALL EVOLUTION」!
ドラゴンボールでは全然ないわけですが、普通の娯楽映画だとすれば、特にダレることもないし、展開のテンポも早くて、私にとってはけっこう面白かったと言えます。
あんまり伏線とか整合性とかつじつまとか合わせ過ぎてややこしくなるくらいなら、説明不足でもご都合主義でもお約束でもなんでもいいから、さっさと先に進んでほしい!という私には、ですが。
だから、アラを探そうとしたらそれはもうエラいことに……。
ピッコロはなんで復活したのかとか、その飛行船はどっから手に入れたんだとか、手下の女はなんでピッコロに仕えているんだとか、いくらでも出てきます。
でもまあ見てて全然疲れないし、DVD出たら買うつもり。
それでもあえてもう少しツッコミを入れておくと、
・上映開始から30秒でラストの展開が確実に予測できる
・チューのシーンがあるのでお子様にはちょっと
・あゆのEDテーマがはじまっても席を立たなければ激烈ベタなオマケが見れる
・つまり第二弾あるわけですか? 楽しみにしてます!
という感じです。
けっこう面白かったし、ホント疲れないし、イライラもしないし、私にとっては、そうですね、「家の近所で小さい頃から行きつけの定食屋」くらいに手軽に気楽に楽しめる映画ですが(←かなり変なたとえの自覚あり)、印象に残ったシーンとか、思わず唸ったシーン、こう来るか!と驚いたシーン、感動したシーン、つい考えされられたシーンなどは、皆無です。
そういう意味では、「質」を問えば、私個人にとっても低レベルであることは否めないかと。
でも、絶品料理がなくても、行きやすいし、のんびりできるし、緊張しないし、落ち着けるし、そこそこちゃんと美味しいものが食べられる「ご近所定食屋」にもちゃんと価値があるのと同じです。
映画グルメを自称して、美味いもの以外は認めんというのでなく、ドラゴンボールを過度に神聖視していないなら、一度見てみたらいいかと思います。
最後に最大のツッコミどころを。
この映画が「ドラゴンボール」である必然性は皆無ですね。
何故「ドラゴンボール」を実写化しようとして、ここまで原作の要素を抜き取ってしまったのか、それで実写化と言えるのかどうか、といった点では、批判されても仕方ないと思います。
あ。
あと、上映前の予告編に「トランスフォーマー2」の映像が出てました。
うひょー!! かっけー!!
なんかデッカいメカがドカンバカンと重量感満載で大暴れしてますよ!?
カタルシス〜な感じです。サイコー!!
さて。
残る「見に行きたい映画3月」は
・ケロロ
・ジェネラル・ルージュ
・ヤッターマン
・ワルキューレ
・ウォッチメン
2009年3月19日(木)
普段ダイエットなんてものに興味はないのですが、時たま、「……やばい? やろうかな?」と思うことがあります。
たいていそれは、買った服のサイズが微妙なとき orz
店で買えば試着しますが、もっぱら私は通販が多く、サイズには余裕をもって頼んだはずなのに少しばかり、ほんの少しの余裕がないときには、そう思うのです。
ちなみに、今から10年以上前、特に痩せているとも思っていなかった頃よりは確実に10キロ増えています。今や履けないズボンはそれなりに……あうあう。
痩せたいとは思わないのですが、「この服をもう一度着たいなぁ」とか、「せっかく気に入って買ったのに、少しの余裕がないせいでちょっとが麗しくないなぁ」というときに、もう少しムダニクを減らしたいとは思うわけです。
体重を軽くすることとか、他人の目から見てどうとか、自分の目から見てどうとかいうのには興味がないけれど、納得のいくシルエットで服を着たい、と……。
似て非なるのですが、お分かりいただけるでしょうか?
2009年3月21日(土)
映画でドラゴンボールを見たら、コミックで読み返したくなって、現在ぼちぼちと借りては読んでいます。
どのタイミングでドラゴンボールを知り、どこから見始めたかで違うと思いますが、ピッコロ好きな私としては、やはり天下一大武道会(悟空vsマジュニア時代)〜セルあたりがお気に入り。
初期のころの冒険活劇ものは、実は読んだ記憶がないのです。部分部分で知っているのに、通して読んだことがないので、今度また借りてこようと思ってます。
それにしても……強くなるたびに、敵のほうももっと強くなって、必ずやられることになるピッコロやベジータには涙を禁じえませんT△T
2009年3月22日(日)
最近のマイブーム。
納豆と、インスタントお茶漬け。
あくまでインスタントで、お湯だけで作る永○園のヤツです。
初めて食べたとき、「お茶じゃないじゃん!」と思ったのを覚えています。
でもまあ美味しかったので気に入ったのですが、実はそれ以来、つい先日までずっと、食さずにおりました。
これまでの生涯で永○園のお茶漬けを食べたのが、つい先日まではただの一度きりだったのです!
まだ一度も食べたことがないとか、美味しいと思わなかったというならともかく、美味しいと思ったのにね。
なのに先日また例によってコンビニのオーナーからあまりものをいただいてしまいまして(ちなみに、後日何度店に行ってもお茶漬けは発見できず、もしかして私物?と思う日々です)、それは塩豚茶漬けという変わりダネだったのですが、それをきっかけにして「買おう」と。
少し前に書いているダイエットの話とは特に関係しませんが、まあコンビニのハンバーグ弁当だのなんだのと食べているよりは健康に良さそうだしなぁと思っています。
ちなみに最近読んだ料理関係マンガで、「お料理の守護霊」というのが気に入っています。
料理のできないキャリアウーマンが買った一戸建てには、毎日一回、手料理の「お供え」を出さないと許さない、料理上手なおばあちゃんの幽霊がいて、そのばあちゃんに叱咤激励されながら、料理の基礎を学んでいくというお話。
「調理以前の料理の常識」というベストセラーの監修もしてるかたがこのマンガも監修しておられるとかで、第一回目はお米の炊き方でした。
こういうのを読んでると、作ろうかなぁという気にはなるのですが、なるのですが……まな板を置くスペースすらないレオ○レスのキッチンを見ると、やる気はゼロになります。勘弁して。
仰々しい展開の料理マンガより、こういうのが好きです。
2009年3月24日(火)
ここんとこ鮭茶漬けでしたが、今日は鮭が売り切れだったので梅干しです。
でも梅干しは……どう見てもまずそうだったので、ポイしました。
梅の風味がするだけで充分です。
これに、昆布だれの納豆。
ペットボトルですが、ほうじ茶。
なごみます。
2009年3月26日(木)
また軽く仕事が修羅モードに突入しています。
いやー、春って辞めてくバイト多いからねぇ!!
2009年3月29日(日)
本屋に勤めていると、入荷してくる本をとりあえずパラパラと見ることもあるわけです。
話題の本はだいたい把握しておくのも、私の趣味です。べつに好きでもなんでもなくても、とりあえず見て知っておかないと「つまらん」とも言う権利ありませんしね(ぉぃ
で、最近ちょっと話題の某テーマパーク本です。
こういう話、嫌いじゃないですよ。単純なんで、簡単にうるっときたりもします。
が、トリックに引っ掛かるほど夢見てるわけでもないのです。
15年、年間に何万人来園するのかまでは知りませんが、それだけの人間がいれば、そりゃ人を感動させられるようなエピソードの10や20は生まれるでしょうよ。
それだけ集めて並べれば、いかにも素晴らしい場所や従業員のいる夢の国に見えるかもしれません。
あ、それでいいのか、これも夢の一部ってわけね。
と思う私はこの国にまったく惹かれないタイプの生き物です。