烏の足跡



2008年10月16日(木)

 PSP-3000、購入いたします。
 例によって初期不良の嵐でなければいいのですが、まあ、そのときはそのときで交換してもらえばいいし。
 これで私の手元には、1000、2000、3000と3台揃うことになります。
 アホですか、アホですね、分かってます、分かっててやってます。
 おそるべくは、その3台ともが使用されるであろうことです。
 1台はモンハン常備、もう1台は別のRPG常備、さらにもう1台に……という具合に。
 ぶっちゃけ、PSPって微妙にソフトの入れ替えが面倒くさい……。
 時間的にも手間を見ても、据え置き型となにも違わないと思うんですが、たぶん、枕もとに置いてあって、ちょっと手に取ってすぐにやる、というプレイスタイルに、ソフト入れ替えて、パッケージにソフト戻して……という手間が噛み合わないのだと思います、私の場合。
 って、こんなこと分析してどーなるってもんでもないですね、そーですね。



2008年10月17日(金)

 私それほど、解像度がどうのとかこだわりません。
 というか、分かりません。
 ぶるーれいでぃすくってそんなにきれいなの?と棒読みしたいくらい、違いを気にしない種族です。
 さすがにはいびじょんのモニターが来たときは、5年ほど前に買ったブラウン管TVと比べて「きれいだ!」と思いましたが。

 というわけでPSP-3000です。
 ―――私にわかるほど、鮮やかになってますよ奥さん!?
 嬉しそうにモンハンを起動してみましたが(ちなみにグリップはそのまま使えてホッとしました)、ムービーの発色も鮮やかながら、キャラクター選択画面。
 私は、キャラクターの姿が出るようにしているのですが、ここでかなりくっきりと、キャラの姿が背景から分離して見えます。
 ちなみに、自分の店で扱ってる商品なのに「入荷数が少ないので、できれば次回入荷分で……」とかショボくれたことをぬかされて「もーいーもん」と拗ねてたら、姉妹店のスタッフから「そういえばほしいって言ってましたよね。取り置きしてあるんですけど、買いますか?」と!
 彼は、そっちの店へローリングしましょうかと言ってくださいましたが、いえいえ、どうかそちらのお店の売上に、あなたの売上にしてください!!

 というわけでゲットしたので、さっそくプレイ……っておまえ、今日はこのまま9時には出るんだから寝ろよと言われそうですが、普段が早くても9時に寝る生物なわけですから。
 ま、一日くらいの徹夜でどうにかなる己でもなし。
 このまま軽く遊んで、3時間ほど寝られたら寝ようと画策中。

一人で3台って…… ちなみに左の写真は、我が家に勢ぞろいしたPSP兄弟です。
 左側・上が初代シルバー。左側・下が二代目フェリシアブルー、そして右側でグリップにおさまっているのが三代目ミスティックシルバーでございます。
 まったく個人的な好みの話をさせていただくと、実は一番好きなのは初代です。
 たしかに、あからさまにコイツだけ重いしゴツいんですが、ソフトを入れるスロットが、スイッチでの開閉式になっていたり、なんか安心感があるのです。
 モンハンP2Gをやりたいと思い、左スティックがもう少し扱いやすければと思い、そしてグリップの発売があればこそ二代目を買いましたが、これがなければ私は、初代を使いつづけていたと思います。
 にも関わらず何故三代目には手を出したのかというと、やはり映像の鮮やかさに惹かれたためですね。明るいところとか、位ところでもライトの下とかでプレイするとほとんど見えなくなるのは、実はたまに不便でした。映画館で待ち時間とかにやってることもあるので。

 さて、今日は電車の中で遊んでいるか、それとも寝てるか……。
 できれば遊んでいようと思ってます。寝てると翌日以降も昼夜逆転のままになってしまい、存分に遊べないのでね!!
 つかヤバい。
 眠くない。
 テンションものすごい上がってる。
 どうしよう?
 こんなに楽しい気分になったの、かなり久しぶりです。
 遊んでほしいわんこの激突くらいで済めばいいんですが、興奮したディアブロスの突進にならないようにはしないとまいずいなぁ、これ(笑



2008年10月19日(日)

 モンハン合宿から帰ってまいりました。
 楽しかったス!!
 ぜひまたやりたいス!!

 詳しくは、モンハンプレイ記にて。



2008年10月22日(水)

 今年のルパン三世スペシャル、DVDで見ました。
 近年のスペシャルの中では一番面白かったと思います。さすがアミノテシロさん。「アイアンリーガー」の監督さんですね。
 テンポといい、細かいところにちらばめられた遊びといい、飽きずに一気に見るだけの魅力があります。RvsGと違って。
 時限が序盤からたびたび出している「アレ」が、ああいう使われ方をするのも、ストーリー本編にはまったく関係ない部分ながら伏線と言えば伏線。どんでん返しとか意外性ではないものの、「そういやアンタ持ってたなそれ!」みたいな楽しみがありました。
 欲をいえば、最後の最後でガーリックと対峙したあの人がその後どうなったかにはまったく触れられていない上に顛末を予想させる要素もないことと、意味もなく描かれるネコがちょっと邪魔だった気もしましたが……。

 五右衛門は相変わらず微妙に情けない役回りですね。でも、女に鼻の下のばしているよりは、ずっとマシかな。ランプの力で邪念が消えれば、悟りの境地がどうのとか言ってますけど、やっぱりそれって、自分の力で克服するからこそ尊いもので……。偽物の境地では、やっぱダメですね。
 次元は相変わらず、ルパンのいい相棒として懲りずに付き合ってくれてます。ここぞというときに現れてルパンを助けてくれるあたり、本当に心強い存在です。
 銭形は……今回はもう、序盤でものすごくがんばったので、以後はあれでもいいかなと(笑)。「お見通しだ」どガンガン先手を打っていけるのは銭形だからだし、ICPOの支部長らに大事にされているのも、やはり腕の立つ人材だからです。記憶を失っててもさりげなく強いし。
 最近一番分からないのが不二子ですかね。単なるお金にケツ振る尻軽女になり下がっていて、初期の頃にはあった、一本通った筋や芯のようなもの、気高さのようなものがなくなってきている気がします。移り気な美の女神から、凡百の我が儘美人に格下げされた感じと言っても過言ではありますまい。昔はルパンに愛されるだけのことはある女性だったのですが……最近はふと冷静に、あれは最早、「ルパンに愛されている女」というラベルが貼られているだけの存在でしかないのではないかと思うことも。中身はとっくに違うものが入っているのに。お願いですから、もっと強くしなやかで美しくしたたかな、そして誇り高く気まぐれな、世界中の男を危険な魅力で誘惑する女に戻していただきたい!!p>皿<q

 というところで、ちょっと不二子に関するSSネタなぞ浮かんできたので、メモしておこうと思います。



2008年10月23日(木)

 そのコンビニは勤務店とアパートから一番近いこともあって、二日に一度くらいは必ず行なってしまう場所。そんなわけで、夜いることの多い店員さんとはことごとく、「こんばんはー」と挨拶をかわす仲になりました。
 さて、本日21:30、仕事の休憩中。いつものコンビニへ買い物に行こうとしたとき、外は小雨が降っておりました。
 「どうせ近いから一度アパートに寄って傘をとってこようか」とも思ったのですが、まあいいや、このまま行なっちまえーとてくてくてく。
 そして行った先でオーナーと、「今日は雨ですね」「そうですね。今もちょっと降ってますよ」という話をしたら「よかったら傘どうですか」と。
 いつも冗談を言ってくる人なので、「ああ、売ってますね、そういえば(苦笑)」と反応したら、「いえ、そうじゃなくて、とってきましょうか?」とスタッフオンリーなドアのほうを示すのです。

 どんなお店にもある、そして実はちょっと困る、忘れ物傘。
 お客さんがとりに来るかもしれないので基本的には半年ほどはちゃんととっておくのですが、その数はけっこう膨大なものになり、中には「捨てていっただろう」としか思えないようなブツもあります。
 ですから、同じ「店の人間」として、それを親しいお客さんのために貸してあげることは、なんのデメリットもないのだとわかります。むしろ、処分しなきゃいけない傘が減るからありがたいことでもあるのです。(いや、実際にはそれ、一定の期間が過ぎるまでは拾得物として預かっているだけで、こんなふうに譲渡していいものではないのですよ、法的には。そこで、ここで出てきた傘はせめて保管期限を過ぎたものだということにしておきましょう。)

 ただ、それをどんなお客さんにも言うわけでは絶対にない。
 やはり、この人が困ってるなら、とか、この人が濡れなくて済むなら、と、と思える相手にかぎるはずです。(かつ、この人なら店の忘れもの傘ってものがどんなものか分かってるだろうからと思えないとまずいと思われる)
 だから、実情というものを知っていてる「店の人間」でも、これはとても嬉しかったのです。

 ちなみにこういう店はほかにもいくつかあります。この近辺だとまたコンビニで、こちらはちょっと離れているものの自転車で行ける距離なので、「いつもマルケーじゃなぁ」と思って出かけます。ここの店長代理さんとも、「こんばんはー」とお話します。
 何日か前に、オーナーとこんなふうに気楽な、他愛ない会話をしてコンビニを出て、ふと思ったことがあります。
 特別なにかをしてくれるわけでもなし、別に友達でもない。お互いの苗字を名札で見て知っている程度だけど、顔を合わせれば笑って挨拶くらいはする、かつ、お互いにあれこれ詮索はしない程度の距離は保ったご近所さんというのは、日常のちょっとした癒しだなぁと。

 これがアパートの隣の人とかだと、実は内心で「あの人夜中にうるさい」とか「子供をこんな狭いアパートで平気で騒がせて」とかいろいろ出てしまうのでしょうが、関係のない場所にいる人だから、いい。
 そういう、決して近づきすぎない「ちょっとした知り合い」が多いと、けっこう居心地が良かったりします。



2008年10月25日(土)

 ライドウの「アバドン王」プレイ中です。
 前作よりははるかに好みですが……なんでなんですかね。メガテンシリーズってことごとく、メッセージの表示速度を変更できないんですよね。細かい点ですが、これがけっこう鬱陶しい。
 表示中にボタンを押すことで、まとまった量が一括表示はされますが、つい押しすぎるとメッセージ飛ばしてしまったり、選択肢すらそれでうっかりともともとカーソルがあっているものにしてしまったり……。
 これ、どうしても一括表示とかにできない理由でもあるんですか、アトラスさん?



2008年10月27日(月)

 「アバドン王」続行中。
 3章まで進みました。メッセージ表示がかったるいことと、マップ切り替え時に方角がわからなくなること以外、特に不満もなく遊んでおります。
 それにしても、……今回もロキはいないようで。
 仕方ないので、メタトロンとベルゼブブでも左右に従えてやろうかと企んでいます。

 ところで、不満というわけではないのですが、なんかおかしいなぁという点が一つ。
 今回、選択肢への答え方で「秩序や事無きを重んじる=LOW」か「欲望や感情に忠実=CAOS」かが判定されるらしいのですが、一つの質問にプレイヤーがどちらを「本音」として感じるかは完全に無視されて、「こっちの選択肢が本音」と決まっているのはいかがなものかと。
 相手に同情して心からこっちだと思ってとった選択肢を「建前」と判断されたのでは非常に不本意だし、逆に、ここは無難に答えておこうと思ってとった選択肢が「本音」として加算されたとしてもおかしな話です。
 どうせなら、他の選択肢への対応とか、行動を基準にして裏で主人公の行動傾向みたいなものが蓄積されていって、それに反するかどうかで建前か本音かが決まるようにするとか、それが難しいなら、鳴海に「本音はどうなんだ?」という質問をところどころでさせて、「これは主人公の傾向を決めるものなので、正直に答えてください」とか断りを入れても良かったように思います。それでも違和感はありますけどね。

 仲魔を2体召喚できて、弱点をつくことでいわゆる魔法を使い放題にでき、回避やガードもできるという戦闘は非常に面白いのですが、総合では、私の中のベスト・メガテンは「3」のままになりそうです。



2008年10月31日(金)

 「アバドン王」クリアしました。
 うーん……前作よりはかなり普通に面白かったと思いますが、メガテン3ほどじゃあないなぁというところ。シナリオはけっこう好きですけど。
 でもやっぱり、ロウになるかカオスになるかの選択は納得がいかぬ……。
 ともあれ、今回はカオスEDでアスタロトを仲魔にしたので、次はロウEDでも目指してみようかと思います。

 ―――と言いたいところなのですが、PS3「リトルビッグプラネット」を購入してたりします。
 ちょっと興味はあったタイトルで、しかし買う予定には入ってなかったのですが、一週間ほど前にレビューを見たらかなり高評価だったため、これなら買ってみてもいいかなと。
 実際触ってみたところ、これはなかなか……単純なくせに変な細かいというか、奥が深いような……。
 オブジェクトの質感、主にフェルト生地の部分とか、変に「分かる」感じがしたりします。もふぼすっとした感じ。
 キャラクターが重力に逆らった立ち方(斜めの地面に、地面に対して垂直に立つ)あたりは、意図的なものなのかどうかちょっと判断に迷うものがありますが、「こういうものなんだろう」と思ってしまえば、単純操作でひょいひょいと走って飛んで、それだけなのにコイツはなかなかです。
 ステージ1は一発でアイテム100%収集できましたが、ステージ2ではいきなり20%くらいに。見えていて取り逃して、どうやっても取れなくなったものもありますが、「そんなにどこにあったの!?」みたいなのが50%ほどあります。
 オブジェクトの裏側に置かれていることもあるようで……。
 別にタイムもあってないようなものだし、所定の位置にこだわらずにステッカー貼りまくったりしてもいいし、なんとなく、Wii向きのようでいて、けっこう本格的なゲームな気もする不思議なソフトです。
 Wiiで出してもたぶん売れないだろうなぁ。あれは「子供の玩具」の側面が今は強すぎるから、キャラクターものしか売れない。こういう、「本当に子供に遊ばせてみたいもの」の吸引力は、Wiiで出したら存在しないと思います。
 さりとてPS3で出すと、けっこう遊びの幅の広いユーザーは面白がってやるだろうけど、初見で引き込むにはインパクト不足な感じ。

 いや、面白いし、適当にふらふらしても遊べるけどコンプリート目指すとかなりシビアっぽいという、懐の深さも評価できるし。
 けっこうオススメです。
 ステッカーとか衣装集めたり、適当に張り付けたり、自分のマップ作ったり、……自分のマップ作ったり……作ったり……作―――凝り始めるとヤバい気もしますな、これ。


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