烏の足跡



2008年6月17日(火)

 今週仕事が軽く修羅ですが、それでもゲームはしてますダメ生物です。
 でも、寝る前に少し、と始めるのでもっぱらモンハンです。もちろん、少しで済むわけはないんですが。
 ああ、早くMGS4にどっぷり浸かりたひ……。
 それにニンジャと、7/31にはPSUポータブルの他にソウルキャリバーも出ますね。今回もオリジナルキャラを作れるそうですが、どれくらいグレードアップしているのやら。でも個人的に使いたいのはエイミーたんです。

 と軽くどーでもいい話をしておいて。
 こっからはヘヴィな話です。

 アキバのアレです。
 アレ。
 微妙に他人事ではないなというか、「分かる」部分があるので気になってます。

 私も中学の頃までは優等生、万能で、高校で挫折というか、落ちこぼれました。
 挫折とか負けることを知らずに、人の期待にも応えたままある程度育つと、負けを認められないというか、自分の能力の至らなさを認めることができないというか……変な自尊心が育つこともあります。私の場合はそうでした。
 そこで、負けるもんかと前向きにがんばるのも道ですし、勝負しないことで負けることもなくすのも一つの道です。私は後者です。
 ただ、そうすると、無駄に高い自尊心と、実は逃げてるだけだという自分のみっともなさ、弱さとの間に挟まれて、けっこうにっちもさっちもいかなくなったりもします。
 私の場合はそこで、「ダメな奴なんだっていうレッテルを自分で貼れば楽になれる」と思い、意図的に、あからさまに落ちこぼれることにしました。落ちるのが怖いなら、とりあえず即死はしないと分かってる高さから、自分で一度飛び降りてしまえばいいと。落ちた後で這い上れるかどうか、どうなるかは、落ちてみなきゃ分からんだろうと。
 このあたりの発想は、ちょっと変わってるのかもしれません。

 ただ、意図的にダメな奴になる、人生において明らかに失敗、損となる道を選ぶというのは(大学中退がそのひとつ)、ある程度人生捨てる覚悟、あるいは拾い直したいと思ったときに動ける自信ってものが必要です。
 私の場合はどっちもあります。最悪死ねばすべて終わるわけなんで、生きているのが苦痛になったら死ねばいい。それにもし、どうしても達成したいこと、成し遂げたいこと、進みたい道があれば、動き出したときのパワーはそうそう人後に落ちないという自負もあります。この両極端ゆえに、今ものらくら思うままに過ごしてます。

 そしてなにより、話を書くということと、それを誰かが読んでくれ、そして面白いと言ってくれること、好きになってくれることが、なによりも私を支えてくれましたし、今も支えてくれています。
 それ以外に自分に他人にとっての価値はないですからね。
 卑下とか自虐とかではなく、むしろこれは、考えないことで自分の無価値さに気付いてない人とは違う、考えてまあたいがい無価値だと知った上で、それでも実は価値がある、ほんの小さなものだけど、なにかになっていると知っている、という自負なのです。

 ともあれ、だから「友達いない」とはならなかった。
 ひたすら自己愛ゆえの自己卑下に陥ることもなかった。
 だから、今もこうしてそれなりに普通にまったりしてます。
 だから、彼と同じようにはならなかったとも言えます。

 愛されたいと願うなら、愛される自分にならなきゃならない。
 愚痴や不服ばかり書き連ねたら、いつまでもそれに付き合ってくれる暇な人なんているわけもない。
 だから誰にも見向きもされなくなっていく。
 自分の分しかカウンターが回らないとか、そんな状態になったら私も激しく落ち込みます。それでもいいやと、自分の楽しみのためにサイトを運営しておられるかたもいらっしゃると思いますが、私は、見てもらえなかったらやりません。
 少しの人でいいから、上っ面よりちょっと深いところまで、きちんと私(の書くもの)を見て、私を気にしていてほしいと思います。たぶん、たいがいの管理人さんにはそういうところがあると思います。見てもらえなかったらイヤだ、というところ。
 そして見てもらうためには、見に来てなにか楽しくなきゃいけない。なにか得しなきゃいけない。
 当たり前のことです。

 愛されない自分になっていったことの、いくらかの要因は外にあるでしょう。
 でも、最終的にそんな自分のままでいつづけて脱出できなかったのは、本人の責任も間違いなくあって、世の中が悪いわけじゃない。
 見た目がそんなにブサイクだとも思えないのに、容姿のせいにしてるだけで、実際の問題は性格でしょう。一緒にいて楽しくない、心地良くないから、離れていく。
 人から相手にしてもらえなかったにのはきっと、自分のことしか考えてなく、軽い言葉でいえばサービス精神がないからではないかと思ったりします。まあ、本人に会ったこともないので分かりませんが。
 でも、もし彼に、私にとっての「書くこと」のような、小さくてもいいからなにか人を喜ばせたり認めてもらえたりすること、自分を慰めたり鼓舞したりすることがあれば、ああはならなかったんじゃないかとも思うのです。

 彼と私と、精神的にはそれほど遠く離れてないなと思うがゆえに、ちょろっと語ってみました。
 自意識の檻―――ミスチルの曲で「自分らしさの檻」って歌詞が出てくる曲があるそうですが、恐ろしいものだと思います。
 それゆえに言わせてください。
 ありがとう。



2008年6月18日(水)

 本日はMGS4語りです。普通にゲームの話です。
 いや、もうつくづくすごいなと。
 ほとんど進めてませんけどね。ここ連日残業&早出で。
 でも、序盤のほうで、メリル(MGS1のヒロイン……だったっけ?/ぉぃ)たちとともにビルから脱出するというパートがあるんですが、自分がムービーの中に紛れ込んだような気分でした。
 ほんとすごい。
 メリルとジョニーとあと二人(←失礼な)のチームに、プレイヤーの操るスネーク。この五人で、敵と交戦しつつビルからの脱出を目指します。
 このNPCたちが、ムービーの中みたいに自然に動くわけですよ。先頭を進みつつ指示を出すメリルと、それに続いていく奴。後方を警戒しつつ進む奴。
 彼等が普通に戦ってくれるので、ぶっちゃけ、スネークが余計なことしないほうがちゃんと進めるという(笑
 MGSはそれぞれ傑作だと思いますが、ここまで「ゲームの中に入り込んだ感覚」を受けたのは初めてです。
 で、彼等の邪魔になると「邪魔だ、親父さん」とか言われちゃう。しょぼーん。こんな見かけだけどまだ40代だい! たぶん、通れなかったとか、射線を遮っていたとか、敵のダメージ受けて吹っ飛ばされたとかしてると、そう言われます。固定台詞じゃありません。
 パスパス敵を倒す(殺したくないので麻酔銃使ってます)と、「さすがは伝説の英雄ね」とか言ってもらえます。わーい。
 すべてのパートでこんだけの完成度求めてたら、そりゃ50GBあっても足りなくなりますわな。

 ストーリーは……MGSシリーズをやってないと、全体像はよく分からないと思いますが、4の序盤だけでもぐっと来ます。
 最初にスネークが繰り返し、「戦争は変わった」と言う。
 昔は一部のエキスパート=戦士であり、戦争は国家の一大事業だったのに、今では、体内のナノマシンのおかげで、歴戦の経験がなくても、それなりの戦士になれてしまう。大量生産されるそこそこの商品があれば、それは商売として成り立つ。だから戦争は、国家の仕事ではなく、民間企業が金を稼ぐためのものになりつつある。
 今回クリアしたメリルたちとの共闘でも、そこがクローズアップされていました。
 幾多の実戦をくぐりぬけてきたプロではないメリルたちが、大した経験もないままに、ナノマシンのおかげで、本来ならば過酷な経験の中でしか培われないはずの「カン」や「仲間との呼吸」みたいなものを会得している。
 また、ナノマシンには感情を抑制する作用もあって、それが戦闘の恐怖などを抑えて行動を効率化してるんですが、それもちゃんと描写されてます。
 メリルの怒りがすっとおさまったりするのもそうですし、もう倒れている敵兵士を、さらにサブマシンガンかなにかで無感動に撃ちつづけるシーンもそれだと思います。「なんでそんなことできるの」と。
 ナノマシンの感情制御と監視で、過度の略奪とか残酷行為はなくなったけど、逆に、「トドメをさして戦力を削ぐ」という合理的な目的のためなら、まったく無感動に相手を殺せる。
 そういうことなんだろうと思いますが―――「この世界はなんかおかしい」という感覚を受けるのです。
 普通の人にちょっと毛が生えたような戦闘のアマチュアが、容易にプロとして通用するレベルになる。つまり売り物になる商品になる。それでなんだか得意げになってるメリルが憐れというか……簡単に自分を売買される商品化してしまったことに気付いてないんだろうかと思ってしまうというか。
 残虐な行為でも、それを喜々として行うとか、なんらかの感情がそこにあれば、良し悪しは別としてしっくり来るのに、それをものすごく淡々と行っていることのほうが不自然だというか。

 感想は人それぞれでいいと思いますが、ほんの序盤でこれだけ考えさせてしまうのは、すごいの一言に尽きます。
 MGSシリーズはこれが初めてだって人でも、とりあえずプレイしていけば、MGSシリーズのトータルの世界背景は漠然としか分からなくても、4はちゃんと楽しめると思います。
 それに、バンドデシネっていう、ムービーコミックみたいなDVDも出てますしね。これ見れば1と2のストーリーはだいたい分かるそうです。

 あと、ノベライズ出てますね。
 これもいいと思います。軽くですがMGS1〜2にも触れていて、背景が少し分かります。
 ちなみに私は、プレイしたところまでしか読んでません。続きは、ゲームを進めてから読みます。楽しみ♪ ……進められるのは数日後かという気もしますが。



2008年6月19日(木)

 ………………orz
 誘惑に。
 勝てませんでした。

 残業だ早出だと仕事が忙しくて睡眠時間の確保が困難で、しかも仕事のために元気に徹夜できるほど社会人としての適正も高くないのに。
 ゲームを先に進めようと決めたのに。
 読み始めたら我慢がきかず、MGS4ノベライズ、読みとおしてしまいました。

 ネタバレは気にせずに楽しめるので別に構いやしません。
 もともと攻略本である程度のストーリー展開知ってましたし、ゲームでは出てくるBB部隊が小説には出てこなかったりで、大きく異なる部分もありますしね。
 ジョニーとメリルの物語も、ゲームと小説では大きく異なってるようです。

 小説としては……別に説明しなくてもいい専門的な部分を説明してダレてたりもしてるし、ラストはいささかわざとらしくて浮いてたりもしますので、「上手い」とは思いませんが、面白くはあります。
 MGS4のストーリーと、1、2、3の背景を知るのにはもってこいですし。
 お金出して買って、損したとは思いません。
 なにより、スネークがね。ここはさすがにバレになるし、白文字にもしたくありませんが、オオアマナの花の中のシーン(と書くだけなら、読んだ人かプレイした人にしか分かるまい)。ごくごく個人的に、似たようなこと、シーンをマイテーマ的に扱って書いている話があるせいで深く読んでしまうからでもあるんですが、「そうだよな」とものすごく入れ込みました。

 あと、……ああっ、語りたい!
 でもそれについて語ると、初めて読む人、プレイする人の感動を絶対に奪ってしまう!!
 だから我慢です。
 「あの人」が私には「えー!?」な感じで、やられたと思いました。
 ともあれ、自分の幸せを犠牲にしてでも、公益や愛する人、未来、友のために戦う。スネークはもちろん、オタコンもそうだし、ナオミもそう。他にもそういう人たちがいます。
 ちょっとヒーローが多すぎて胡散臭い気がしないでもないのが残念ですが、このノベライズ、実際のゲームではどういうムービーになってるのかとか、どういう戦闘・潜入になるのかとか、早く確かめたいっス!
 ……でもまったりうろうろプレイなんですけどね。



2008年6月21日(土)

 ようやく仕事が普通になったので、MGS4、6時間連続プレイです。やめどきがさぁ! わかんなくてさぁ!!
 えーっと……「序」〜「5」章という流れを辿ってエンディングなんですが、一気に2〜4章を進めてしまいました。今はもう4章の後半です。
 これでもそこそこはちゃんと見つからないように進んでいるので、敵の配備も少ないEASYモードで、潜入にあまり気をつかわずに進めば、10時間程度でストーリークリアできるんじゃないでしょうか? しかも、下手するとそのうちの半分くらいはムービー見てるという。
 ムービーが長すぎるゲームは嫌いな私ですので、ここはちょっとさすがに……。ベタな三文ドラマじゃない、重厚なSF戦争映画でも見るつもりで見てるんで、苦ではありませんが。

 今回は、3章で出会ったビッグママのかっこよさにシビれました。
 もう70近いか越えてるばあちゃんなんですが、これがまた美しいしかっこいいし貫禄もあるし色っぽい!! 夏木マリさんの声もナイスフィットです。若い頃の彼女も好きだったので、惚れなおした感があります。
 それに、3章は最後のバイクアクションと中ボス戦以外、「レジスタンスの後をつけていく」というけっこう地味なアクションのみなんですが、これが飽きない。「見つからないように進む」を徹底した、MGSならではの醍醐味です。
 そしてママのバイクのケツに乗せてもらってのチェイス&バトル。
 敵をきちんと撃破していくと「HOO!」とか感嘆してくれたりするのですが、撃ち落とせなかったりすると「へたくそ」って言われちゃう……。ママ、容赦ない><

 あまり書くとバレになってしまうので、あとしばらく語りを封印しておきますが、MGSシリーズをやってきた人なら、PS3買ってやる価値はあると思いますね。
 私も、普通は1周目プレイしている間、2周目やるかどうかについては自分でも「終わってみるまで分からない」ことがほとんどなんですが(気分的にやりこむつもりでいたとしても)、これはもうすでに、2周目の引き継ぎプレイが楽しみで仕方なくなってます。今度はああしてみようとか、これ使ってみようとか、今は銃のカスタムやってないけど次は凝ってみようとか。正面突破の大乱闘プレイってのもやらなきゃいけないなと思ってたりします。それは、敵に見つかるかどうかはほっといて、MAPの隅々までうろつき回って地形を覚え、アイテムを回収しつくすプレイでもあります。
 あー、それにしてもスネークかっこいい……。



2008年6月23日(月)

「まともな生き方はニュースにならない」
 私の好きなターシャ=テューダーさんの言葉ですが、ここ数年の世の中って、どんだけこの言葉で象徴されるのかなと思うことがあります。
 「まともじゃない生き方」ばかりがニュースになってセンセーショナルに取り上げられるから、余計にまともじゃないものが蔓延していくようにも思うし。
 「まともな生き方」や「ささやかないい話」も世の中にはいくらでもあるだろうに、それでは面白くない―――食いつかない今の人間ってものもどうだかなと思うし。

 ちなみに、この一文だけでは本来ターシャが語りたいこととはズレてしまっているので、全文を記しておきます。
 メディアワークスから出てる「生きていることを楽しんで」という本の中の一節です。

「世間を騒がすような嫌な事件は、いつの時代にもありました。そのようなケースは、ほんとうは少数なのに、メディアが大々的に取り上げるものだから、そこまで事件を起こさない人までもが、それをお手本にして行動してしまうのではないかしら。まともな生き方はニュースにならないけれどせ、そちらのほうが大多数であることを信じましょうよ」

 学校裏サイトってヤツも、派手に宣伝される前よりも急激に増えたそうですしね。
 言論の自由、表現の自由ってモノがありますけど、これは政治的な抑圧に対する自由であって、なにを言っても書いてもいいってことじゃないのに、それを勘違いしてるんじゃないかと思うこともある。
 自由の意味と権利の在り処をはき違えた連中が増えれば、本来は保証されていた自由まで圧迫されても仕方ない世の中になる。
 自由には、自分の言動に対する責任が伴うのに、匿名性ゆえの無責任ってヤツですか? よー分かりません。そのへんは学者の分析に任せます。
 ただ、社会正義に燃えてるわけでもなく、昔ほど自己主張も強くなくなった私がこんなこと語りだすようじゃ、そうとうキてますよね、きっと世の中。



2008年6月24日(火)

 MGS4クリアしましたー。
 ぶっちゃけエンディングムービー長すぎて感動なくなりましたー。
 なにもかもを台無しにしてくれるほどの長さと説明の嵐です。
 ゲームシステムは秀逸、ゲームとして非常に面白い。ストーリーも良い。でも最後に詰め込んだ解説と説明のせいで、物語のシメは下の下です。
 いい加減クドいっつの!!

 と軽く憤りを吐き出しておきます。

 ラストに辿り着くまでは、いいシーンもいっぱいありましたよー。
 オタコンがナイスです。(ピー)との(ピー)なシーンにはつい涙腺がウルウルときましたしね!
 アクションとしては、またしても通常のスネークによるアクションとは違うものもあって、それがまた大味で面白かったです。
 ゲームとしては2周目以降が楽しみなものなので、もうストーリーはすべて知った以上、あとはオマケ要素を探しつつ、好き勝手にうろちょろしようと思います。
 ……の前に、ACfaの攻略進めるとか、やることいろいろあるんですけどねっ。

 あ。
 ついでに、別に報告なんぞしなくてもいいいようなもんですが、Wii買いました。
 ただしローディング中に頻繁にエラー起こしてくれるゲームキュブの代わりとしてです。
 モンハン3出ればプレイすると思いますけど……それまでは、Wiiのソフト売り場見てもどれ一つとして惹かれるものもありませんでしたし、PSO専用のハードでいると思われます。
 あ、一応友達から、リンクのボウガンのソフトとコントローラー借りましたけど。



2008年6月25日(水)

 MGS4、2周目です。
 もうストーリーは見たし、1周目からの引き継ぎがあるので弾も銃器もいろいろそろってるし、じーっくり腰を据えてプレイしております。
 今回はアサシンプレイです。「アサシンクリード」の服がほしいからです。きゃ★ なにが「きゃ」だろうかというツッコミはご自由にどうぞ。
 気付かれないように忍び寄って敵を拘束した後ナイフでさっくり、というのを50人やりつつ、敵に発見される回数を25回以下に抑えれば、クリア時の称号が「アサシン」になり、コスチュームがもらえるそうです。
 25回……。前回は1章分で10回越えてたこともあるので、今度はもっと慎重にいかんとなりませんね。幸い難易度は関係ないようですし、EASYなら普通に達成できるかなと。
 マメにセーブして進み、発見されたらやりなおすくらいの覚悟でいけば、もっと簡単かと思います。

 発見回数とか、殺傷数とか、いろんな要素で称号が変わるので、普通に何度かプレイして、どんな称号が出てくるのか見てみるのも楽しみです。
 1周目では、ホフクで1時間以上移動していた場合に出てくるイモムシ称号と、発見・殺傷・死亡回数がすべて少ない場合のサソリ称号をもらってます。
 ホフクは……だって、中腰でいるとスネークが腰をたたくので、可哀想だなと。そのために立って移動すると見つかりそうな場合には、もぞもぞとホフクで移動していたのです。

 大量殺傷でも、発見回数が少ないかとか、こちらの死亡回数はどうかとかで変わりますし……。
 アサシンをゲットするには、発見されるとまずいので、相手を選んで、人知れず排除できる相手のみを狙っていこうと思います。
 大暴れは3周目かな。
 あとは、2周目のラストで半額セール中に「種子島」を買うのも計画中。撃つと3分の1の確率でカミカゼが吹き、付近の敵がすべて飛ばされるというトンデモ銃です。ほしい♪ でも半額でも50万DP(通貨がわりのポイント)。1周目クリアの時点で30万ほどあったので、2周目で買える計算です。

 ところで、本日眼科での検診を受けてきました。
 眼科にかかるのなんて10年ぶり以上ですが、昔とは検査の仕方も変わりました。
 というか、どの医者に行ってもそうなんですけど、看護師さんとか、めちゃくちゃ優しくなったなと思います。以前はもっと愛想のない医者・看護師が多かったと思うんですが。
 診察してくれた医師は女性でしたが、妙につっけんどんでしたねぇ。目を大事にしない患者に冷たいのか、それとも愛想ふりまく気がないのかは分かりません。どっちでもいいというか、言うことは非常にごもっともなので、ええ、なにも文句はございません。
 ただ、検査をしてくれた看護師さんが優しくてしかもかわいい人でしてね。癒されました。

 検診の結果は、単なる近視性乱視で、ドライアイってだけです。
 まあそりゃあねぇ。自宅にいればPCに向かってるかゲームやってるか本読んでるかなんで、眼精疲労にもなりましょうよ。
 6時間くらいPCに向かいっぱなしのこともある、と言ったら、「休憩はいれられないの?」と睨まれました。
 まあ……これが単純作業中とかゲーム中なら、45分やったら15分休むというのもできますが、話書いてたらそんな理性的なことはできません。
 どっちが大事かと言われれば、視力より話書くことです。失明するとか言われればさすがに自粛しなければと思いますが、視力が落ちる程度のことならどーでも構いやしません。
 ―――まあ、最近はゲームばっかでSSは月1くらいでしか書いてませんけどね。ネタは常に脳内でこねくり回してます。それが「ケツまでイケる」という閃きを得たときには、他のすべては後回しになるのです。



2008年6月26日(木)

 ジェロの「カバーズ」を狩っ……最優先でこう変換するPCに乾杯。
 買ってしまいました。
 オリジナルの「海雪」のほうはピンと来なかったのですが、カバーズはPVをちらっと見たとき(聞いたとき)、これはけっこう好きかも、と思いましたので。

 「いいなー」と思ってます。
 日本で生まれた100%の日本人でこそないけれど、おばあちゃんを通して演歌を知り、好きになって、「本場」でデビュー。
 なんというか……「夢」ってつい身の丈、あるいは環境に合わせて持ちやすいと思います。
 できそうなこととか、らしさとか、周りに同じような人がいるかどうかとか。
 本当に好きになればそんなことは関係ないと思いますが、ジェロくんはずっと、絶対的なマイノリティーだったと思うし、今もそうです。
 でもそんなことは関係なく、好きだからやる、好きだから目指す、そして叶えた。そこに辿り着くまでの行動力もさることながら、ブレずに持ち続けた「好きだ」という気持ちがとてもすごいし、素敵だと思う。
 だからものすごくシンプルに、「がんばって、いい歌たくさん歌って。自分が好きな演歌のカバーなんかももっとやってほしいし、オリジナルの曲もいろいろと出して、楽しんでほしい」と思います。
 自分が歌うことを楽しめる程度にきちんと売れて、評価されてほしいけど、それ以上は、本人がどれだけ、好きなものに関わってそれを生活の糧にして、満足して過ごせるかですから。

 あとは、「商人」たちが、彼の夢を食い物にし食い散らし、食い荒らさないことを心から願います。
 そしてまたジェロくん本人が、いつまでも「好きだから歌いたい」を軸にして、売れることの囚人にならないことを。



2008年6月27日(金)

 45分モニターに向かったら15分休めと。
 医者はそういいますが、ムリですね!!
 MGS4やりたいACfa攻略進めたいモンハンP2Gであれこれやりたいニンジャガイデン2もまだ序盤、と進めたいゲームだけでもこれだけあって、「やはり削れるものを削るしかあるまいよ睡眠時間!」と結論するようなヤツがいったいどうすればフリータイムの四分の一もの時間を無駄にできるでせうか?
 「今寝れば9時間寝れる……しかし9時間寝たからってすっきり目覚めて仕事に行けるわけでもなくどうせもっと寝たいと思うんだし、そのもっと寝たい感は6時間寝た場合とさほど変わりないわけだし」が基本思考です。
 一応いつも6時間は寝るつもりでいるんですが、ここでなにか閃いたりしてしまえば「3時間あればいいだろう」とあっさり変更される次第です。

 たかがゲームなんですけどね。
 べつにやらなくても死にやしないし普通に「明日」は来るんですけどね。
 べつにやっても死なないしやっぱり「明日」も来るんだから、好きなようにすればいいじゃないかと思うわけです。
 たかがゲームで、こんなもので睡眠時間削るのはアホかもしれませんけど、「じゃああなたには、楽しみで仕方ないものあるの?」と尋ねたとき、なにも答えられないようなヤツにだけは、ケチつけられる覚えはないのです。



2008年6月28日(土)

 好きなものっていうと。

 好きなものについての話って、いいですよね。
 先日、仕事の休憩時間にアルバイトの子と真剣な話をしました。
 もうすぐ辞める子なんですが、それは故障した膝の治療に専念したいからだとかで。
 そのあたりを契機にしてはじまった話です。
 ものすごくいい時間を過ごせたなと思ってます。

 今のチームメンバーが好きで、そのスポーツが好きで、みんなと一緒にやりたくて、前半余裕で進めていたにも関わらず後半で逆転されたという去年の試合を悔やんでて、その話になると涙目になっちゃってて、だから今のメンバーでできる試合を、今度は絶対悔いのないようにやりたい。
 もちろんいつも必ずハイテンションなわけじゃないけど、そういうときには部活のメンバーがメールで回覧した抱負や気持ちを読むとやる気になれる。
 そういう話です。

 彼のことは心の底から応援します。
 充実した時間が、満足のいく時間が過ごせて、勝ち負け以上になにか、確かな結果を手に入れてほしいと思います。
 そしてまた、こういうことを真剣に語れる奴は、最高です。変に照れて斜に構えたりもせず、真っ向から語れる、それは自分の気持ちに自信というか、テレとか変なカッコウとか考えもしないような、大切なものがあるからだと思います。

 そして、こういう話ってホントにいいなと思うわけです。
 将来的な大きな夢でなくても、とりあえず今の目標、やりたいこと、楽しいこと。
 これに対してきちんと向かい合ってる。
 こういう奴のこういう話になったら、喋りたがりの私でも聞き役に回ります。
 だってもっと聞きたいしもっと語ってほしい。

 なかなかいませんよ。
 周りを見渡しても、こういう「今の夢・目標」を持ってて、それを他人にアピールするのではなく、だから説教くさくも自慢げにもならず自分の気持ちとして率直に語れる人は。
 だから余計なお世話なのは承知であえて、こんな問を出してみます。

 あなたはどうですか?
 あなたの周りには、そんな人いますか?

 私の答えは、明日分としてでもアップします。



2008年6月29日(日)

 私は、大事なものはあるけれど、彼のように前向きな「夢・目標」としては語れません。残念ながら。
 でも、そう語れるようになるためにはなにが足りず、なにが余計なのか、それを考えてみたいとは思います。
 ―――考えるまでもないですね。
 明確な「達成したいこと」として定めることと、それに向かって具体的に進む行動と、その意志が足りないんです。

 気持ちは持つのは簡単でも、それが形になるように働きかけるのは、簡単じゃない。
 言うだけは容易くても、実行するのはまた別の問題。

 好きなもの、大事なものがある人は、ここをご覧のかたならけっこうおられるんじゃないかと思います。
 絵を描くこととか、小説を各こととか。
 でも、語れる人はそのうちのどれくらいなんでしょうか。

 何故、を追及することで。
 屈託なく語る人の話を聞くことで。
 目の前に道が開けるなら、いいかと思います。
 あるいはせめて、靄が少しでも晴れるなら。

 だから昨日分ではエラそーにもあえて問いかけてみました。



2008年6月30日(月)

 「アース」の感想。
 ビミョ。
 映像はきれいですが、なんか、おもんない。
 チーターの狩りがスローモーションで克明に撮影されてたりするんですけど、「だからなに?」にしかなってません。
 実はたった4秒間の出来事だ、ということがブックレットを見てやっと分かります。
 普通のカメラで撮影したその4秒間も並べて収録すれば、「この短い間に実はこれだけのことが起こってます」というインパクトになったと思うんですが。
 「結果」をあえて写さないことで、「それからどうなったか」を見る者の想像に委ねるような演出は好きですが、正直なところ、本編より特典ディスクのメイキングのほうが100倍は面白かったデス。
 いやー、ブルーレイとどっちにしようか迷ったけど、特典ディスクつきのプレミア版DVD買って良かったわ。


Made with Shibayan Diary