烏の足跡



2007年12月16日(日)

 通販でDVDとか頼むと、値段が安いことはあるんですが、配達が発売日当日じゃないってことと、宅配便が来るのが、私の寝ている時間か仕事に出かけている時間というのがネックです。
 せっかく今日(15日)、しかも三件も届け物があったのに、すべて19時〜21時ってどういうことですか。仕事中です。
 パイレーツのBOXと、ブレードランナーと、あとはちょっとした雑貨類。
 それらすべて、今日(16日)の午前中に再配達してもらうことにしました。
 たぶん、寝ずにいると思います。またちくちくとAC4……他の更新もしろよと怒鳴られそうですが、まあ、何事かしつつ配達を待ち―――寝ずに見そうな自分がここにいます、ブレードランナー。
 だって、オリジナルの劇場公開版版が一番好きなんですが、レンタルされてるDVDはすべてDC版ばっかりで、ずーっと見てなかったんですもんっ。
 そして、チープなハードボイルドたる劇場公開版(完全版)もずーっと見てなかったからっ。
 っておまえ2本とも見るんかい!!
 いや、実をいえばファイナルカット(2007年編集完了版)は初見なんで、これも見なきゃあとか。
 ……どころか、特典DVD見て、パイレーツの特典DVDも見ると思われますが。
 一度寝て、起きてから見ればいいじゃんと今、もう一人の私がツッコミを入れました。

 ちなみに、自分で書きながら「どのブレランをどう表現するのが正当だっけ」と忘却してます。
 えーっと……まず、「劇場公開版」といったら、基本的にはアメリカでの先行公開版で、一番余計なシーンのないもの。
 次に「完全版」ってのがあって、これはインターナショナル。劇場公開版が難解すぎるから、とナレーションが入り、ハッピーエンドなエンディングが付け加わったもの。
 で、これまでなんとかレンタルされてきたのが「ディレクターズカット版」で、これは劇場公開版をベースに、ユニコーンだとかのシーンを追加したもの……?
 ……あり? たしか、DC版があって、その後に「最終版」ってのがあったんじゃ……? それがレンタルされてたヤツのような記憶。
 なんにせよ、今回初お目見えなのが「ファイナルカット版」。これがどうなってるかは、じっくり見ることにします。



2007年12月17日(月)

 轟沈しました……orz
 宅配は幸い10時頃に届いたので、眠気との格闘ははじまってなかったのですが、ブレランの劇場公開版見た時点でうとうとと。
 不甲斐無いッ!! たった1本かッ!?
 ええ、ダメでした。
 でも、久々にストイックな完全版見れたので満足して寝ました。
 ……夢にロイ(ルトガー)が出てきて、なぜか一緒にスパゲティを食べました。しかも、早く食べないと爆弾が爆発するそうです。がんばって食べましたが、「無理だよ、間に合わないよ」と泣きそうでした。―――なんなのこの夢orz
 ちなみに今回収録の4バージョンの定義は、
1.劇場公開版……インターナショナル一般公開版
2.インターナショナル完全版……アメリカ劇場公開版に暴力シーンをプラス
3.DC版/最終版……現在レンタル可能なもの
4.FT版……初
 でした。
 ……えー、アメリカでの劇場公開版じゃなかったんだー……。いや、完全版と数秒分しか違わないんでいいんですけど。

 寝て起きたらもう夜だったので、また至福の映画タイムに入る前に、ごはん食べに行って、軽くメールをチェック。うひうひと怪しい笑みを浮かべながら返信した後、AC4A(AC FOR ANSWERの略)の公式サイトになぞ行ってまいりました。
 いえ、今まではこういう「公式サイト」って、TOPの動画が重くてウザくて読み込むまで待てなくて、まったく巡ってませんでした。
 しかし今は!
 他人の褌で相撲とってるだけですが、光なのでね。
 いそいそと出かけてみたのです。

 んで、せっかくなので、「選ばれたらかえって困る」と思いつつサ公式ポーターとやらに応募し(←万一が実現したらどうする気なのか。こんな女性向けのもの置いてる、攻略はついでみたいなサイトで)、アンケートにも答えてみました。
 そうしたら!!
 プレゼントで壁紙がもらえたんですが……ねえ、これAC4Aに出てくる四脚? 四脚だよね? しかもAC4以前の四脚っぽい形。
 AC4の四脚は、どうにもそれまでの四脚とは使い勝手もデザインも違っててほとんど使ってないんですが、もし以前の四脚っぽい形と性能になるなら。
 我が愛機「カニ」が復活するのかも。

 この壁紙のAC、まるっとしたなめらかな形状からしてインテリオル製っぽいし……武器はマシンガンとスナイパーキャノンと?
 テンション上がりすぎてて怖いです。
 ゲーム雑誌ってそれほど楽しみにも待たないんですが、今はちょっと別。続報ないかなと、本気でわくわくして待ってます。



2007年12月18日(火)

 軽く至福の時間を過ごしました。
 食べ物と飲み物もしっかり買ってきて、徹底的に引き篭もりな気分で映画鑑賞です。ほかのことは一切考えな〜い。
 ブレードランナー全編見ました。「ワークプリント」という5本目のものもすべて。……大半同じシーンだろと自分でツッコミ入れながら、それでも見てしまうわけです。
 合間合間で特典ディスクを見てたので、そのたびに「なるほど、ここはそういうアレか」とか新しい視点ができることもあり、二日でほぼ全部見ましたが、飽きることはありませんでした。

 それにしても、お気に入りの「最後の青空」が、撮影の日時に追われてやむなく使っただけで、本当は最後まで曇天のままにしたかったとは。
 まあ、あのときだけきれいに晴れるというのは「おとぎばなし」的なノリなので、映画のリアリティということを問題にしたら、変なのですけどね。
 でもいいのです。作品は、監督にとっては監督のものだけど、見た人にとってはその人だけのもの。いろんな人がブレランについて語ってきたし、製作側の人の話も今回たくさん知りましたが、他人の解釈は、たとえそれが製作側の意図であったとしても、自分なりの解釈の幅を広げるものでしかありません。

 印象深かったのが、監督はデッカードをレプリカントだと断言しているけれど、ショーシャンク撮った監督さん(ブレランのファン)は、彼が人間じゃなかったら主題が存在しなくなる、と言ってたこと。
 製作側の正解は「デッカード=レプリ」なわけですが、―――でも、一つのテーマについて語るとき、同じことを語ろうとしても、語る人間が違えば表現の方法も違うし、どこになにを感じるか、そしてどれを重要として、どれをよりどころにするかは違うわけで。
 それに、御託は感動より後にあるものだし。
 やっぱり、見た人それぞれが、自分なりのブレランを語れば、それでいいんだと思うのでした。

 ちなみに私は、デッカードがどっちかなんてことは問題じゃないと思ってるクチです。
 フィリップ・K・ディックの原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」では、レプリカントが人間と違うのは、共感能力がないこと、となってました。つまり、自分の痛みはわかるけど、他人の痛みはわからない。
 喜怒哀楽はあるけれど、他人のそれに共感することはない。
 そしてまた、ディックにとって「アンドロイド」というのは、「人間ではないもの、悪いもの、退治されるべきもの」だそうです。
 でもそれは、構造とか素性にのみ因るものではない、と私は考えます。
 人間性のない人間ってのもいる。タイレル社長は人間だけど(実はレプリカントって設定もあるらしいが)、死に直面して生きたいと願うロイの気持ちを少しも理解してない言動をとる。
 生まれが人間なら、それだけでただ「人間」なのか。
 生まれがレプリカントだったら、それだけで「アンドロイド(=ディック的悪)なのか。
 そういう問題になるなら、デッカードが人間かレプリカントかって問題は、彼が人の痛みを理解できる存在かどうかって部分に因ってくる。どちらとして生まれたとしても、それは、彼がどう生きているかより重要なものではない。
 ―――とまあ、DVD見ながらまたこーゆーことを考えていたわけです。

 それにしても、CGのない今から25年前に、この映像が生み出されたことはやはり驚異です。
 煙も雨も夜も、すべて映像の粗を誤魔化す装置としても採用されてるようですが、私の好きな青空同様、結果的にそれが誰かの好きなシーン、大勢の人の心に響く光景であればそれでいいかと。つまり結果オーライで。

 なんにせよ、これでいつでもどれでも、好きなものを見ることができると思うと、ウハウハです。
 で、たぶん、今回はすべて日本語字幕で見たから、次は吹き替えで見て、その後は英語音声・英語字幕で見ると思われます。
 字幕も吹き替えも、どうしても時間や時数の制限の中でやってるから、意味が充分伝わらないこともあるし、かなり無理やりな言い換えになることもあります。なので、やはり原語で聞いて、それを自分なりに訳したほうがしっくり来るのですよ。



2007年12月19日(水)

 そして今日はトランスフォーマーの日です。
 映画館には結局見に行けなかったので、ようやくです。
 つい字幕版で一度見た後、好きなシーンだけ吹き替え版でもう一度見るというアホなことをしてしまいました。
 そしてもちろん、特典映像も見ています。
 ま、メカしか見てませんから!!
 そして空軍のF−22とか見ながら、「そういやエースコンバット5、買ってくるだけきてまだほとんどやってねぇなぁ」とか思い出してる救いようのない阿呆がここに。映画に戦闘機出てくるたびに、つい遊びたくなる罠。偉大なり、エースC。
 映画は、意外な展開があるでもなく、最後の最後までスタンダードに進んでくれましたが、メカアクションと変形シーンがかっこよければそれでいいわけですし私。
 それに、アクションやバトルの尺が長すぎず短すぎず、退屈せずに見ていられました。マイケル=ベイ監督っつーと「アルマゲドン」? 作品と監督とあまり結びつけて覚えてない人の一人ですが、ふむ、なかなか良いアクションシーン撮ってくれますな……。

 そして、トランスフォーマーといえば、むかーしむかーし「2010」を見て、その後は「カーロボット」を見てます。
 しかもカーロボットは近くに住んでた、同じバイト先の子とアホな感じで盛り上がった記憶も。
 なんか、キャラがかなりコメディ要素持ってたような覚えがあります。好きでしたが、ストーリーとかの記憶はありません。
 しかし……たしか、主人公の少年のお父さんが、なにか機密を知っているかなにかで誘拐されるんじゃなかったっけな。
 で、普段は真面目で普通なのに、悪路を見ると4WDの血(?)が騒ぐ長兄と、冷静でクールな次兄と、赤い車が大好きなかる〜い末っ子、みたいな3兄弟がいたような。
 あと、敵の中にオネエ言葉でしゃべるのと、妙に憎めないサメ型と。
 けっこう覚えてるなぁ。
 ……DVD買っちゃおっかなぁ……。



2007年12月20日(木)

 そういえば。
 ブレードランナーを見ながらふと、電王のこと思い出してみました。
 いや、レプリカントたちはなぜか写真を集める癖がある、と。しかも、お互いを撮りあったり、室内を写していたりもする。それは、思い出を目に見え手に取れる形で残しておきたい、という気持ちの表れではないかというわけです。
 四年の寿命。感情が芽生えて、自分の人生や命に疑問や愛惜を覚えるようになってからはもっと短いでしょう。そのかけがえのない時間の中で、今自分たちはここにいる」という証を写真として残したがる。のかもしれません。
 で、ラストのロイも、「自分が見たいろんなものも、自分の死とともにすべて消える」と語る。
 なんというか、記憶=存在、という側面。

 電王の世界では、人の記憶こそが時間(世界)を作ってる。
 この世の中にいる誰かが自分のことを覚えていれば、その記憶を頼りに、破壊された過去のせいで狂った未来も、なんとか自力で元のように修復されていく。
 反面、誰にも覚えていてもらえなかった人は、再生されず、時間の中から零れ落ちてしまう。

 最近たまたま見たケロロのDVDでも、「人が本当に死ぬってどういうことだと思う? それは、自分のことを覚えている人が誰もいなくなることだ」みたいな台詞が出てきてました。

 そういや、うちのPSO話に中にも、自分という個体が死んでも、自分が誰かに残した技術や精神が、その誰かからまた誰かに引き継がれることで、輪廻は永遠に巡っていく、みたいなこと語るのもありましたな。
 まあ、なんかそういう、「自分のことを覚えている誰かがいること、記憶という形であれ、自分の一部がこの世に残ること」みたいなこと。そういう人がいれば、まだ自分という存在は、完全に消滅してはいないということ。

 神林長平の小説にも「我思う、ゆえに我あり。貴方を思う。ゆえに貴方がいる」……私の「思う」という行為ゆえに「思っている私」は実存である。そして、私が「思う」から、貴方という存在もそこにいる―――すべては自分が生み出している……ということではなく。
 「貴方に思われて、私はここにいる」という転換。「貴方」が私に思われることでそこに存在する……すなわち私が貴方という存在を作っている(認識している)というなら、私もまた、誰かが私という存在を認識しているからここにいるということ。
 ……わけ分りませんか?(汗

 まあ、我ながらはっきりとはしませんが、そういうごちゃごちゃが、多重構造をとって頭の中に氾濫している次第です。
 だからなんだってわけでもありませんけどね。
 ただ、自分が死んだとき、あるいは比較的身近な誰かが死んだとき、その後で、その人、あるいは自分のことを思い出してくれる人がどれくらいいて、どれくらいの頻度で思い出してくれるのか。嫌な記憶としてではなく。
 人の価値って、実利を除けば、それでしかはかれないのかもしれないなあとか、もっともらしいことをとってつけたように言っておくことにします。さもないとまとまらないので(←それでもまとまってない



2007年12月21日(金)

 セクハラって。
 やってるほうは、これがセクハラになるって自覚がないんだなとつくづく思いました。
 ほんの冗談で通じると思ってる。
 しかしされているほうは、冗談だろうと気持ち悪い。
 そう。
 「冗談だろうと」というところがポイントだと思います。
 冗談だと分かっていても、不愉快。
 冗談だって分かってるから平気ってわけじゃない。

 べつに、セクハラにかぎったことじゃないんですけどね。
 いじめやいじりも、本気じゃないと分かっていても、イライラさせられたり不愉快になったりはするわけで。
 結局、相手がどう思ってるか、感じてるか、きちんと見ようとしてないから、自分の楽しみや感覚のためだけに動いてる。嫌がってないはずだ、という勝手な思い込みで。
 ま、いろんなところに存在しています。
 邪魔になってないかなとか、迷惑じゃないかなとか、嫌がってないかなとか、ちっとも気にしてないんでしょう、こういうタイプの人は。



2007年12月23日(日)

 クリスマス前は、基本的に修羅場です……。
 挙げ句、こんなタイミングで棚卸をしようなんて無謀なことされるとね。

 それでもぼちぼちと、アニメのトランスフォーマーを見進めています。
 いやー、そういやこの話って、けっこう腐系妄想入る余地あったんだなと感心しています。……感心してどーするといわれそうですが、当時一緒に見てた友達がけっこうそのテのネタで盛り上がってたんですが、私には今一ピンと来てなかったのですよ、そのころ。
 しかし今見ると、たしかに……。
 一匹狼を気取ってるくせに、特定個人(個体)にだけはえらく関心があるというか、常に見守ってるっぽい奴がいたり。

 司令官・ファイヤーコンボイの双子の兄弟(的な存在)なんだけど、司令官(国家元首みたいな立場でもあるらしい)に選ばれなかったからと、コンボイのことを憎んでるゴッドマグナスってのがおりまして。
 マグナスは仲間と一緒にいることはなく、その場その場でなぜか現れては手を貸す、戦隊ものでいえば「銀」のような存在なのですが、こいつが、とにかくスピードブレイカーっていう奴にだけは甘いのです。
 Sブレイカーは三兄弟の末っ子で、たいてい二人の兄貴と一緒にいるんですが、マグナスはSブレイカーの名前しか挙げないし、気にしてない。Sブレイカーに頼まれたから、仕方なく、嫌いな兄貴(あるいは弟)の援護もしてやる。駆けつけてきても「Sブレイカーはどうした」とこいつのことしか気にしてない。
 今見ると、ここにはもう意図があるようにしか見えません。
 Sブレイカーは「マグちゃん」と呼んでるけど、ほかの奴がこんな呼び方はたら、絶対に睨まれそう。

 あと、敵方のブラックコンボイと、副官のドルレイラーの関係が、私個人としては好みです。
 一見、欠点のないクールで頭も切れて腕も立つBコンボイ。しかし実際は、けっこう短気で忍耐力がなく、正面からの実力行使を好むやんちゃ系。
 そんなリーダーを、脇からさりげなく宥めたりフォローしたりしつてるドルレイラーがなかなか渋い役どころです。
 生まれたばかりのときには、どっちがリーダーか、と火花散らしたはずですが、一瞬で負けを認めてからは(あっさり認めすぎなくらいにあっさりと)、わだかまりもなく副官に徹してるドルがかっこいい。
 普通、反発したり反目したりしそうなんですがね。
 たぶん、「こいつけっこうカッとなると後先考えないし、俺がリーダーやってこいつにフォローさせるとロクなことになりそうにないし、じゃあ俺が副官でいいか」とオイシさを自覚してるのかもしれません。

 まあ、声優さんとか、「誰これ?」という具合ですし、かなり棒読み気味ですが、懐かしさもあって楽しく見ております。
 一通り見たはずが、誰がどうなって結末を迎えたのかとか、記憶が存在してませんしねぇ。残りはあと2巻でございます。



2007年12月24日(月)

 思いだしたように、オブリビオンのプレイ中に作ってた日記をアップしてみました。
 ここのところプレイ休止していますが、まだ盗賊プレイしてないし。
 またぼちっと追加されるかと思います。

 ここからはAC4A話です。
 ファミ通に続報が載ってました。
 ポイントは一つ。
 「ローディ先生ついに!!」。これです。
 いや、AC4ではランクの低い、「粗製リンクス」と呼ばれてしまってる存在なのですが(実は機体が優秀なせいでかなり手ごわい)、これがAC4Aでは、GA社の最高リンクスになってるとか。
 二十数年を経て、青年からおっさんになり、そしてとうとう実力と、相応の名声も手にしたローディ先生!
 いいなぁ、こういうの。早く会いたい。戦いたいなぁ。それとも共闘できるミッションあるのかな。
 AC4ま中では、台詞を聞く機会する存在しないので、青年期にどういうキャラクターだったかは分からないんですが、粗製リンクスと評された過去と、名声も実力も手にした「今」と。彼が「今」、どんなキャラクターになってるのかに興味があります。
 人の苦労も分かる、厳しくも懐の深い人物なのか。
 それとも、名誉を手にしたらかつての自分のような相手をクズと見下す人物なのか。
 3月19日発売予定だそうで……ああ、早く遊びたい〜♪



2007年12月25日(火)

 アニメのトランスフォーマーを全部見終わりました。
 まあ、質を云々するとかなりビミョーだと思いますが、ところどころ面白いのでそれでいいかと。バルディガス(コンバットロンの5体が合体したロボット)にひょいと抱えられてるBコンボイがプリチーです。
 タンクローリーに変形した後で小脇に抱えられて撤退してたりとか、どうにもしまらない悪の司令官(プチボス)。
 その点、ファイヤーコンボイのほうはいつもかっこいいなー。スーパー武装時のデザインも、ゴット武装時のデザインもバランス良くて好きですし。

 ……とかなんとか、え? 世間はクリスマスですか?
 いや、関係ありませんから、私。
 そりゃ仕事に行けば何件も何件もラッピングしてますし、「ああクリスマスだなぁ」と思いますが、個人的にそのイベントに関する思い入れや行動予定はなにもありません。
 クリスマスがなにか楽しみをくれるかというと完全にNOなので、そんなわけの分からんイベントより、いつもどおり、ゲームしてDVD見て本読んでと、過ごす時間があればそれでいいのです。
 ビバ日常。



2007年12月28日(金)

 風邪が流行っているようですが、基本的に始終なんらかの微不調を抱えている私は、デカいのはくらわないという特長があります。
 インフルエンザ……対策したことなんて一度もないのに、かかったことないような。
 それともあれか? 鈍いからかかってても気付かないのか?
 たまに頭痛いとかダルいとかはありますが、まあ、たいてい仕事が休みの日なので一日寝てりゃどうとでも。
 雑草のごとし。
 病中のYtさん、Stさん、Akくんの一刻も早い快復をお祈りいたしております。えろいむえっさいむ(←違

 それにしてもちっとも年末という気がしません。
 あと4日ですか? いやー、そんなこと言われてもー。
 雪がないのが一つの理由ですが、もう一つ。私いまだに、暖房器具使ったことないんですが今年。エアコンもストーブもヒーターもコタツも。
 ああ、唯一暖房っぽいっつーとPS3? ……発熱量が半端じゃないんですよあれ……。



2007年12月29日(土)

 トランスフォーマー漬けです。
 2007年の映画の中では一番好きー。
 というわけなので、ほぼ恒例の、ノベライズ版も買いました。んで、前日談にあたるものも。
 映画ノベライズのほうは筋を知ってるのでまあいいとして、前日談が面白かったです。
 たぶん、主観がコンボイ(オプティマス・プライム)やスタータクリーム側にもあったからかと。
 「現在」のものの主観はあくまでも人間=主人公のサムにあるんですが、「過去」は、サイバトロン側、デストロン側、彼等と出くわす宇宙飛行士側、宇宙飛行士とコンタクトをとるセクター7側、アイスマン=メガトロンを搬送する人たち(?)側といろいろあって。
 コンボイやSスクリームたちのキャラクターってのがよく分かるのが、ほら、「人間なんかどうでもいいからメカを!!」な私にジャストフィットです。
 ちなみに、主観が切り替わるのをいいことに、まずはサイバトロン、デストロン、宇宙飛行士の、宇宙にいる側だけを拾い読みしました。あとで地球側を読むのです。つまりまだ読んでない地球側。

 コンボイたちから見れば人間のほうが「エイリアン」で、そのエイリアンがどうしてデストロンの技術(地球の科学技術は、地球に墜落して氷漬けになっているメガトロンを研究してもたらされている)を持っているのか、敵なのか味方なのか、と警戒していたりして。
 トランスフォーマーたちの主観で世界を見ると、というのがけっこう出ていてそこがツボです。
 Sスクリームのセコい上に卑怯な立ち回りぶりも好感が持てます(←それはどうだろう)。そういう姑息な策略めぐらせるためには、おまいさんちょっと直情的すぎっつーか、短気で短絡的だよ。
 バリケード(デストロン側)もクールでかっこよかったしー。いちいちSスクリームにつっかかるブラックアウト(デストロン側)もいい味出してました。
 コンボイも悩んだり迷ったり間違ったりで、私という人間からすれば異種族ながら、妙に親近感。
 宇宙飛行士たちもいい感じです。最後の決断が良かった。
 今自分たちが命を惜しんで撤退すれば、このまますぐにデストロンも地球に来てしまうかもしれない。それは未来の発展のためにこういうところにいる自分たちのなすべきことじゃない。だから、いずれ彼等が地球に来てしまうなら、善良なサイバトロンには地球人のいい印象を与えて友好的にやってきてもらいたいし、敵になるに違いないデストロンには、原始的な種族だからって甘く見ると危険だと思わせて時間をかけさせたい。
 だから、撤退せずに戦う。

 映画のトランスフォーマーはたしかにかっこいいけど、コンボイやSスクリームたちのキャラクターがいまいちはっきりしないのが残念なんですよねぇ。
 ノベライズでは、おうちに帰った大尉(サブ主人公みたいな人)の乗ってる車がアイアンハイド(黒いピックアップトラックに変形してるサイバトロン)らしいとさりげなく書かれてて。
 サムとバンブルビー(黄色いカマロ)もいいけど、大尉とアイアンハイドのコンビも見たいと思ってしまいました。
 それにしても惜しいジャズ……。前日談ではいいキャラクター披露してるだけに、映画でほとんど個性が分からないまま、しかもものっそあっさり倒されてしまったのが悔やまれる……。



2007年12月30日(日)

 年末というヤツですね。
 日付にさっぱり実感がありませんが。

 突発的になぜか50質問なんてものを作ってます。
 そもそもはAC4の巨大ネタ話とか考えてたときに、JINはともかくほかの兄弟の性格って、かなり大雑把にしか考えてないよなと思ったのがはじまりで。
 そこから、以前PSOキャラに使ってた50質、あれどこから拾ってきたんだっけ?とか、もうファイル残ってなかったっけなとかいろいろ考えて。
 調べたけど見つからなかったので、だったら自分で作ればいいかと。
 そんなわけで、唐突に出現しています。

 自称がどうとか、考え方がどうとかいうのは、質問の回答を見ればわかることだし、好きな食べ物とかなんとかは、キャラクターの根っこの部分にはあまり関係ないことが多いので省いてます。
 まあ、なにかあってこの食べ物が好きになった、とかいうこともあると思うので、「好きなもの」で特に種類を限定していないわけですが。
 しかし……話作りに集中できない現状では、この50の質問、いろんなキャラクターに答えさせるのはけっこうしんどいです……。二人で力尽きました。



2007年12月31日(月)

 末日です。
 しかしそんなことはどうでもいいわけです。昼夜逆転してる私にはまだ30日な感覚なので。
 そんなことよりAC4Aの情報が出てくるたびにワクワクが上がってる自分をどうにかしないとまずい感じです。テンションが、心拍数が。
 ゲームの発売をこんなに楽しみにしたのって、いつ以来だろう。
 好みの外観を作るためのアクセみたいなものが追加要素として入るとかいうお遊び部分もドキドキしますし、世界観(ストーリー)も気になります。
 公式サポーターに当選したサイトを一ヶ所見つけて(wiki系のメジャーサイトなので大概のACプレイヤーは知ってるはず)、そこで画面写真とか見てきましたが、それもまた楽しみを増加させてくれます。
 ちなみに、デスクトップの壁紙をそこから拾ってきたAC4AのCGにしてます。ホワイト・グリントの高解像度CGで、傷痕や周囲に舞う粉塵まで描き込まれたもの。かっこいい……(うっとり

 AC4はPS3の発売と同時に出す、という制約のせいでかなりギリギリの開発だったそうですね。
 しかし……まあ、それでもゲームとして、無双5よりはちゃんと、そのゲームと、プレイヤーが求める最低のものはきっちり用意してくれているように感じますが。
 4Aではパーツ数増えるし、ミッションの内容も多彩になりそうだし。アセンブル画面も使いやすくなっていそうだし。
 あとはローディング時間だけは、絶対になんとかしていただきたいかと。ネオジオCDに鍛えられた私は多少のローディングには動じませんが、快適でないのは確かですから。

 しかしその前に、DMC4も楽しみには違いありません。
 ファミ通PS3についてたBLDのプレイ画面見ましたが、ノリと感覚的にはDMC3と同じようですね。それほど雑魚がうざうざいて厳しそうには見えないし、ボスキャラもパターンや事前行動見ればきっちり対処できそう。
 ネロのアクションも基本はダンテと同じで、その中に掴み攻撃が入ってる感じ。ここはバリエーションがないと見るか、大きな変化がないほうが複数キャラを扱いやすいと見るかで評価変わりそうです。
 あと、しばらく走るとスピードアップするの? これがデフォルトなのか、スタイルなどの恩恵なのかまでは分かりませんが、これはなかなか良さそう。
 あと、ネロの大ジャンプ移動は気持ちよさそうです。

 それから(まだあるのか)「龍が如く 見参」。
 いやまあ実在の役者さんの顔真似したモデルは正直な微妙な気もしますが、関ヶ原から間もない頃の京都、祇園をふらふらと歩き回れるというだけでまったりスローライフ満喫メインフラグはどこへいった的なプレイをすると思われます。

 とまあ、年末の戯言までゲーム三昧で失礼をば。


Made with Shibayan Diary