烏の足跡



2007年1月2日(火)

 あけましておめでとうございます。
 本年もなにとぞよろしくお願いいたします。

 と、ご挨拶もしました。
 そして私には国民的な祝祭日もなにも関係ないので、いきなり日常的な話題にいきます。

 誤脱字のチェックもありますが、不備のチェックや推敲のために、自分の書いたものを読み返すことがよくあります。
 今回はANUBIS攻略を読み返してました。
 そして我ながら思いました。
 面白いなーと。

 いや、アホかこいつはと思われたら放置してください。でも、自分で自分褒めちゃダメなんて誰が決めたどんな不健康な法律ですか?
 素直に自分を褒めるくらいしてもいいじゃないですか。他人の目にはどうであれ、自分の目に自分で立派に移ったならさぁ!

 いや、そんな自己弁護はともかくです。
 我ながら面白いように書いてるなと思ったわけです。
 無論、私が書いたものです。私のツボに合った書き方をしています。だから私にとって今でも面白いのだと思います。
 ただそれだけなのかもしれません。
 でも、久々にまたプレイしたくなりました。
 そして、バシリア艦隊破壊してきた私です。
 いや、やっぱANUBISは面白いですね!



2007年1月3日(水)

 珍しくネンガジョウが届きました。
 もっぱら会社関係の人ばかりですが、中に何通か、友人・知人のものが。
 友人・知人には、くださったならばお返事として送り返そうと思いますが……会ったこともなければ、今の今まで名前も知らなかった、会社の会長からネンガジョウもらったって、どーせーっちゅーねんて気分です。しかも寝たきりのはずですよ。家族に頼んで代用でプリントアウトしてるだけですよ。ものっそ腑に落ちません。
 で、皆して表書きからプリント文字。
 まあ……大勢の人に出すとなると仕方のないことですけど、それにしても、昔は一通ずつちゃんと、表書きと一言くらいは直筆で書いたものじゃないんでしょーか? 私の記憶によると、メインの絵と自分の名前などはプリントしても、表書きはちゃんと自分の手で書き、そして必ず一言は自分の手で書いた言葉を添える、というのが、私が小学生や中学生の頃の、礼儀だった気がします。
 「便利」になった、ってこととは、話が別だと思う私です。
 まあ、どうだっていいんですけどね。どんなものも古びて廃れていくなら、昔礼儀として大事にされていたことが消えていくのも必然。私とて、決して礼儀正しいイキモノじゃありませんし。
 ただ、どこまでもはてしないほど徹底的に、こんなもの単なる形式でしかないなと感じる次第です。お世話になった、なんて思ってなくても「旧年中はたいへんお世話になり」。こんなことに手間かけるなんて、私の一番嫌いなモノです。
 普段それほど会話などしない相手からだと、「出す相手に入れてくれるだけの関心を持っててくれるんだな」と素直に嬉しいんですが(FENさんありがとうございます&ロミちゃんさんきゅー)、会社関係とかだとなぁ。



2007年1月4日(木)

 些細なことでも、「自分」を否定されるってのはつらいことだと思います。
 一所懸命やってるつもりなのに、認めてもらえないとか。ちゃんとやってるつもりなのに、駄目だと言われるとか。

 本人いくら一所懸命やってるつもりでも、周りにとっては役に立ってなかったり遅すぎたりと、うまくいかないことはしょっちゅうあります。本人はちゃんとできてるつもりでも、はたから見たらできてない、とか。
 こういう時、相手にどう接すれば、ちゃんとできるようになってくれるか。
 ダメなものはダメなんだから、となにも考えず注意するだけじゃ、相手のやる気をそいだり、テンションを下げたりするだけにしかならないかもしれない。

 自分のしてること、言ってることが、相手にとって(結果、店とか共同体にとって)プラスになるのかどうか。
 どうすれば、どう言えばプラスにできるのか。
 せめてマイナスを避けられるのか。

 人を使うってのは難しいよなと、仕事中につくづく思うのでした。
 忙しいとついつい指示が乱暴になる自覚はあるので、「自分がこう言われたら?」と思い返すとげんなりすることもしばしばです。
 せめて、至らないこと、そして人に不愉快な思いをさせているだろうことだけは、真っ向から認めて受け止めていかにゃなるまいなと思います。
 ぶっちゃけ、今の店長みたいなのには絶対なりたくないしネ★



2007年1月5日(金)

 今更ですが、中古で安かったので「アーマード・コア ラストレイヴン」を買ってしまいました。それから「Z.O.E.」。こっちは490円。
 「RAVEN」というハンドル、あるいはキャラクター名を見ると、七割までの人が「アーマードコア?」言った懐かしいあの日。
 たしかにアマコア好きですけどね。

 というか、ファミ通に「ガンダム無双」の記事が出てましたが、やばい。面白そう。つか面白そう。武器がビームサーベルだのライフルだのハンマーだのバズーカだの、いろいろあるみたいじゃないですか。マシンガンとバズをそれぞれの手に持つこととかもできるみたいで。
 このあたり、実際にどうなっているかはまだ分かりませんが、単純に、ACTゲームとして面白そうでなりません。
 アマコア4も出てるし、DMC4も出るし、どうせ三国や戦国の無双も、続編出るとなればPS3になるんだろうし。

 ちなみに、一番好きなガンダム(機体として)は、Zの後期のものです。正式な機体名覚えてるほどのマニアじゃないですけど。あれがほどよくスマートで、かつ気取りすぎてなく、好きなのです。
 あとキュベレイとかズゴッグもいいね!



2007年1月6日(土)

 「Z.O.E.」中です。
 先に「ANUBIS」やってるんで、ホーミングレーザーの有無にちと戸惑いますが、これはこれで面白いです。
 ムービーが今見るとショボかったりもしますけど、ぶっちゃけ、シナリオよけりゃそれでいいし。
 いきなりご友人のかたがたが踏み潰されて死ぬという好スタートに胸がトキめいています。ADAの戦闘CPUっぷりもまたキュートですね。現実を述べるだけってのが素敵です。
 ANUBISに比べて若干敵とジェフティの機体が大きめに映るので、ラプターとか、どういう形してるかよく見えていい感じ。

 そんなわけでちまちまと進めてたんですが、……すみません、いきなり町の破壊に精を出してしまいました……っ。
 いきなり市街戦で、いきなり街への被害がどうのとか言われたってさあ。もっと慣れた後なら余計なものを傷つけないように戦う気にもなりますが、そんなの今は絶対無理だとなったらいっそ気持ち良く破壊するしかないじゃないですか!!

 というわけで嬉々としてプレイしてたんですが。
 現在、ロジ○ールのワイヤレスコントローラー使ってるんですが、電池切れで操作不能になりました……。変なきのこダコと戦ってる時に。あまりにプリティーなデザインにうっとりしてる場合じゃなくなりました。ぶっちゃけ私は、Z.O.E.の微妙にオレンジ入ったジェフティより、このきのこに乗りたい!!
 それはともかく、ぼーっと突っ立ってるジェフティは当然負けました、はい。

 アマコアLRもあるし、テイルズを借りてもいるし、でも、たぶんZ.O.E.からクリアすると思われます。
 なお、ANUBIS、ZOEとプレイしたついでに、ANUBIS攻略を少し修正しています。新しい情報なんかを追加したというより、冗長すぎた理論編を少し削ったくらいです。



2007年1月7日(日)

 ところでZ.O.E.シリーズ、PS3で続編、一応予定されてるみたいですね……。
 アマコア4にDMC4、ガンダム無双にZOEまで出るなら、ハード買うしかない感じで。って、全部ACTですか……。

 アマコアは設計図システムとかが面白そうだし、DMCは……評価とか見てからですかね。2みたいな微妙ゲーなら買いません。
 ガン無は、「なんでもガンダムってつけりゃいいと思うなよ」とか「無双ってブランドに頼るのもいい加減にしろよ」とか、ゲームとは関係ない部分ではかなり苦い思いを感じてるんですが、そんなコマース部分は、プレイヤーとしては関係ない。ACTゲームとして面白いならそれでいいです。つか、ガンダムにせず無双とつけず、「無双から派生した無双の一種ではあるけれど、オリジナルの世界観によるACT」として、ファンタジーでも時代物でもSFでも出してくれたほうが嬉しかったんですが。
 ZOEは、ハズレはなさそうなのでOKです。小島監督は常にいい仕事してくれますし。MGにせよZOEにせよ。つか、PS3クォリティでジェフティ動かせるとしたら、それだけで楽しみです。いつになるか分かりませんが、出るなら、確実に買います。



2007年1月9日(火)

 ZOEクリアしました。
 ストーリーとかキャラクターについてはうーむな感じで。レオくんの、いかにも14歳の少年らしい泣き言や身勝手さはとてもよいのですが(好き嫌いで言えば鬱陶しくて腹立たしい、大嫌いなタイプです)、今一つ、キャラクターとして描ききれてないなと。泣き言言うなら言うで、半端に人助けなんて考えないでくれたほうがよかったです。セルヴィスに言われて、断りきれずに仕方なく、とか。
 これがRPGなら、一度は「知るものか」と見捨てたけど、割り切ることはできないし、周りからは責められるし(なんで僕がやらなきゃいけないんだ、という我が儘と、そんなものに乗ってるならおまえがなんとかしろ、という我が儘のぶつかり合いとかいいですねー)、そういう葛藤を経て成長していくレオと、ずっと共に戦っていく中で絆が芽生えるエイダ、とか。
 ANUBISもそうですが、シナリオが短いのが痛いんだと思います。
 なんでエイダにそんなに好意を向けられるのかちっとも分かりません。私の求める質量までは、ドラマや交流を描けてないからです。多感な人や、もともとレオに自分を重ねられる人、あらかじめ空想のバックボーンがある人には、じんとくるのかもしれませんが。

 なんにせよ、ZOEのレオは鬱陶しくて嫌なガキですが、でも、ANUBISの変に大人びてビックバイパー乗り回すレオよりは可愛いと思います。つか2年であんなに変わらんて。たかが15くらいのガキが。途端にリアルさのない、アニメによくいるシュジンコウに成り下がった気がしました。
 あと、たまたま最初に乗っただけなのに、ANUBISでディンゴに「これはおまえのか」と聞かれて頷くのがしょーじき言ってイヤ……。戦うのがイヤでさんざ泣き言ぬかして逃げたがって早く返したがってたくせに、(罵詈雑言→)偉そうに自分の所有物にすんな。エイダという人格(?)はパートナーとしてラブラブになろうと構いはしないが、少なくともおまえにジェフティという機体は釣り合わん。
 とかいうのも、やっぱりちゃんと、レオの成長を描いてないせいなんだと思います。ANUBISから触った私はてっきり、レオはもっとしっかりした子で、ZOEの最後には自分の意志で、自分以外のなにかのために戦うもんだと思いました。それならANUBISのレオもいい奴だと思えるけどさあ。

 とかなんとか、シナリオに関して言えば愚痴のほうが圧倒的に多いのでこれくらいにします。
 ゲーム性は……ANUBISのほうがなにかと上ですが、これはこれで、ちゃんと二作目で進化したってことでいいんだと思います。
 つかボス弱すぎ……。普通に攻撃くらいすぎ。見切りやすすぎ。
 あと、おつかいばっかなのがイマイチ。「AのためにBへ行く」というだけのシナリオを、「そのためにC、Dというアイテムが必要だからE、Fへ行って戦う」って感じで引き伸ばしてる。しかも「今までに行ってエリアにいけばなにかある」というだけだし。
 いくらアクションゲームとしては面白くてもこれはなぁ。この評価のイマイチさゆえに、ANUBISも知名度得られなかったんでないですか?

 またも愚痴になってますが、いや、面白いのは面白かったです。ラプター操ったり、街を壊したり(←そこかよ
 あと、生存者を巻き込まないように、建物から引き離して戦う、とかいう市街戦は、普通に面白いと思います。こればっかだとイライラしてくるのが目に見えてますが。
 ANUBISみたいに、周囲のものを破壊しても一切ペナルティのない戦場と、ZOEみたいに周囲の建物や生存者に被害を与えてはいけない市街戦、これが8:2くらいであれば、私にはいい感じです。



2007年1月11日(木)

 どーでもいいけれど少し気になっていたこと。
 「腐女子」という言葉が現在流通していますが、私、誰かがこんな当て字を使っているのを見て、「腐女子」と言ったのではなかったりします。
 PSOオンの途中に、自分で「婦女子」をもじったのだったりします。
 そして今また、「801」という表現も巷に出てきました。なにやらそんな文字の含まれた本が出版されてます。
 この「801」という書き方も、私は誰かがしているのを見て、真似したわけではありません。「やおい」と書くのがなんとなく嫌で、当て字にしたのです。
 誰でも思いつく程度の当て字ですが、少しだけ、世の中を先取りした気分でいるこの頃です。



2007年1月15日(月)

 物にせよ人にせよ、腹が立つのは期待するからだ。
 「こうであってほしい」と勝手に期待して、そのとおりでないから、失望したり裏切られたりぶつかったりして腹を立てる。
 期待というのは、一歩間違えれば単なる押し付け。自分の好みや意見の押し付けでしかない。
 そしてまた、「気に入らない人・物」というのは結局、「こうあってくれ」と期待した相手ということでもある。
 そもそもなにも期待せず相手にしなければ、立つ腹もない。

 自分を守るなら自己弁護に理論の壁や言い訳の壁をぶち立てるより、無関心になるのが一番楽な気がする今日この頃。
 なんでこう、ああだこうだと誰かの愚痴を言うのだらう。
 「こうしてほしい」という期待、望みを抱いているのが一面の事実なら、愚痴ではない表現だってできるのじゃあなかろうか。
 とはいえ、相手が物ではなく人ならば、否応なく共に過ごさなければならないこともあり関わらねばならないこともあり、どうしても、「こうあってくれればいいのに」と自分の都合に合わせようとする心理が存在するのもニンゲンならばごくあたりまえのことでもあり。

 ここ一年ほど、私は期待せずに済ませることを身につけた気がする。いや、今更一年を振り返るのも変なタイミングですが。
 ゲームにせよ同僚にせよ、自分で御せる、あるいは楽しめる程度の不服は言うけれど、本当に腹を立てたり憤る前には、べつにいいかと切り捨てている。
 ぶっちゃけ、幸いにしてどんなものとも離れることはできるのだから。
 昔は、外で嫌なことがあると家の中にもベッドの中にも持ち込んでイライラしていたり心配していたが、ようやくそんなこともなくなった。
 どうすればいいとは言えないけれど、仕事のこと・人は仕事場かぎり、なにか他のコミュニティのこともその場限り、家のことも家の中限りにできれば、だいぶ楽になる。
 一番簡単なのは、くよくよイライラ後ろを見なくて済むように、目の前の楽しいことに没頭することだ。
 そう。
 今までも今も、私はなにかあって、それは考えて答えを出したり決心したりするものではなく、悩むとか気に病むような内容でしかないならば、とにかく話を書いたり小説や漫画を呼んだり映画を見たりして、意識の外に追いやるようにしている。
 好きなもの、趣味がはっきりとある人は、とても幸いなのだと思う。それが結局、対人関係にも影響する気がした今日でした。


Made with Shibayan Diary