2006年5月16日(火)
PS2「侍道2」をまたやってる……。
一度は売ったんだけどね。1200円の叩き売りとなると、またやりたくなって。
でも、これは「侍」と違って、なんでもできる度は低くなったのが残念。
あんまり絡んでこないメインキャラもいるし。
けど、大義のために動くという奉行所サイドが実はけっこう好きで。
特に王道EDの武藤くんがね。
そして、奉行所EDのお奉行様がね。
なんか、「サムライウェスタン」も安くなってたらやりたい気がしてきたよ。
2006年5月17日(水)
「貴方は優しい人だね」と言われると、そんなことないよと言います。
優しさがないとは言いません。優しいところは、あると思ってます。
ただ、優しい人と思われてしまうと、絶対に裏切ることになると思うから、違うよと言うのです。
人を思いやる気持ちは持ってます。
けど、いつなんどきでも思いやれるわけでは決してないのです。
貴方が思いやりを求める時に、逆に冷たくあたることだってあるかもしれない。そのとき私は貴方にとって、「優しい人」ではなくなるのです。
私も、誰かに対して「優しい人ですね」と言うことはあります。
しかしそれは、厳密に表現するならば「優しいところをお持ちで、今は貴方のその優しさをとても心地好く感じています」ということだったりします。
こんな深読みできるかい!(←自分でつっこんでおきます
こんな厳密な表現しながら会話できる相手って何星人ですか? 少なくとも地球人ではないと思うので、普段は「優しいよね」とさらっと言っておきます。
いや。
普段はそんな厳密なこと考えず、優しく感じたら「優しいね」と言うだけです。
ただ、「優しい人なんだ」と決め付けることはしないだけ。たまたま私にとって優しく感じられることをしてくれたことが多い、と、そういうことでしかないんだと。
人の優しさを、そのままその人全体にあてはめて「優しい人だ」と思ってしまうのが浅さなら。
こんなふうに「今は優しい」と限定的に受け止めるのは―――弱さ、かもしれません。過剰な期待をして勝手に裏切られて、それでも傷付くのは痛いから。
けれど、浅さは相手を「優しくあれ」と縛るのに対し、弱さは人に優しくなくなることも許すことができる。
弱さは、人に優しいことも、あるのかもしれません。
……ん? なんか我ながら、変な調子だな、今回のザレ(笑
2006年5月18日(木)
フジ子・ヘミングの本(本人のエッセイとか、関係者のフジ子話とか集めたもの)を読んだ。
フジ子さんの音楽に対する姿勢がとても好きだし、私もこうなりたいなと思う。
たしかに、話を書くというのは私にとって、趣味のレベルを少し越えた程度のことだけど、だからいい加減でもいいとは思ってない。やっぱり、真剣に向き合って集中する時間が、時たまでもあるようにしたい。
そしてまたフジ子さんのCD聞いて、やはり懐の深い味わいのある音だなとうっとりするのであった。
2006年5月19日(金)
否応なく人は変化していく。
それが進歩なのかどうかはともかくとして。
自分を振り返ってみても、たしかにこの十年でだいぶ変わったよなと思う。
それを、自分でも「いい方向へのものが増えた」と思えるなら、まあいいかと思う。
2006年5月20日(土)
急に読書モード。
といってもベストセラーにはあまり興味がないので、少しずれたところをぼちぼちと。
で、不意に宮部みゆきの「かまいたち」を読み返そうと思いついたのだが。
……これって読んだことあったっけ?と本気で思うくらい、収録されていたどの話もまるで記憶になかった(死
まああれだ。面白く読めたということと、気に入って覚えたということは別だということだ。
ファンには失礼ながら、宮部さんの文庫は時代ものに限ってだが何冊か持っているが、どれ一つとしてストーリーを覚えていない。売らないんだから面白いと思ったことだけは間違いないんだが。
2006年5月21日(日)
DSで「お茶いぬ」(本当はオチャケン。あえてこう書く)購入。
発売時からなんとなく気になっていたのが、若干値下がりしていたので。
結論からいえば、ほどよく盛りだくさんで、それが私にはよい感じ。
まず、お茶いぬ・ねこたちの姿や仕草を眺めてほのぼのするという目的がある。
それから、インテリアなんかを手に入れて部屋を飾る、そのグッズを集めるという目的がある。(「どうぶつの森」とほぼ一緒)
で、グッズ購入のために必要なのはお金じゃなく、ミニゲームのクリア。
このミニゲームが、タッチペンでの操作をこなすもの、反射神経を使うもの、頭を使うものと種類もあって(全部20種くらいか?)、難易度も3段階。しかも、どうしても苦手なミニゲームがあれば、商品を選び直すことでミニゲームの種類だけは変わるので(難易度はそのまま)、絶対にとれないということはなさそう。
ミニゲームをダイレクトに選択して遊ぶこともできるから、好きなゲームで暇潰しもできる。
私の場合、「ジグソーパズル」「10ピースパズル」「和風パズル」「七並べ」あたりなら、難易度が難しいでも楽にクリアできる。「2角取り」「リバーシ(オセロ)」あたりは、普通の難易度で適当に遊べるし楽しい感じ。程好くエグいことされつつ程好くヌルいので、適当に勝ったり負けたり。
微妙に脳トレな香も漂っていたりする。
他、ちょっとしたリズムゲームもあればボウリングだのだるまさんがころんだだのもあり、ポーカーやページワンもあり。
しかしあれだね。ポーカー、ページワン、ババ抜き、大富豪といったところは相手の反応をうかがったりするところにこそ駆け引きがあるわけだから、CPUとやって面白いものじゃない。特にポーカーは、下りることができないから(シンプルにした結果だろうが)、本来の楽しみの10分の1もない感じで、私はとことん回避している。
七並べ程度なら、誰がカード止めていようとあまり関係ないし、いかにうまくパスして相手を追い詰めるかが勝負みたいなもんだけど。
結局、お気に入りは七並べ。手札があらかじめ有利な時より、不利な時のほうが面白い。Aや2、Q、Kが合計で8枚くらいあった日にゃあ……。
あと、これはお茶いぬを撫でたりもできるんだけど、Nintendogsほど反応が多彩でないかわり、電源を切って相手をしなかったからといって機嫌が悪くなることがないのがいい。よっぽどのんびり遊んでいられる。
基本的には一匹だけメインキャラにして、他のいぬ・ねこは気侭に遊びに来る感じ。
で、部屋に置いたグッズに触ると、それに反応してちょっとアクションしたりする。
インテリアが集まってくるとコーディネイトすることもできるから、リビングは基本的に和室にしつつ、テーブルとかは洋風にしようとか、2Fは寝室兼書斎っいぽくしてにエスニック調にしようとか。
どれも、とことん煮詰められた完成度というのはないけれど(部屋作りも配置できる場所がかなり限定されていて、広くもないし、それほど自由ではない)、逆に言えば、その程好さがかえって好ましい。
ミニゲームも、真剣にやるほど頭使うわけではないし、シビアでもない。部屋も模様替えもほどほど。お茶いぬたちのアクションもほどほど。「やらなきゃ!」という興奮というか熱意みたいなもの、下手すると義務感みたいなものを感じさせない、それでいてそれなりに楽しむことはできる、適温のヌルさだなと思う。
で。
えーと、リビング、ダイニング、2F、3Fと庭があるんだけど。
基本的に全て和風にして、ソーというソバ茶ねこをメインキャラにしつつ、ついうっかり、赤い犬のアールの人形とか置いているあたり、どうなんだろう★(←分かる人には分かる
2006年5月23日(火)
なにを考えてんだか、今日の晩飯(私には朝飯)は、アジのフライ、サバの焼いたの、甘エビの刺身、イカの煮たの。魚介尽くしはいいが、フライと焼き魚はどっちか一方でいいだろーがと言いたくなった。
2006年5月24日(水)
「趣味」
履歴書にはたいてい、「趣味・特技」という欄がある。
毎回これに困る。
そもそも趣味とはなんぞや?
好きなことというのとは違う。好きなことというなら、私の場合ゲームから映画見ることから音楽聞くことからしょーもないこと考えることからいろいろあるが、趣味という言葉は、それよりもっと狭いだろう。
なんとなく、「時間さえあれば、というより時間を作ってでも手を出したいこと」みたいなニュアンスがある。ただ好きというより、もっと積極的に関わっていく感じ。
とすると私の場合は、「話を書くこと」が最たるものになるのだが、しかしこれ、書いても相手の人はえらく突っ込みにくい。
あと、「どんなもの書いているの」と言われても説明しづらい。また、相手が好意的な好奇心をもってくれればいいが、ただ「変わり者」みたいに思われても嬉しくない。
そんなわけで私はたいてい仕方なく、「創作」の他に「読書」という言葉も書いておく。
そうすると当然、どんな本を読むのかとか、どれくらい読むのかとか問われる。
そしてまた困る。
実を言えば読書なんて別に趣味でもなんでもない。本を読むのは好きだが、それは知識を仕入れるためだったり面白さという刺激を仕入れるためで、本を読むことそのものが好きなわけではないからだ。
そして、「どんな本」と問われても困る。ベストセラーの名前を挙げないと相手はまず分からない。しかし、ベストセラーの名前挙げるようなレベルで、趣味=読書のわけがないじゃないか。ベストセラーだから読まないということはないが、ベストセラーになる理由は、流行とか間口の広さ、浅く簡単で分かりやすい、とかいったもので、私が読んでのめりこみ、面白いと思うような本は、それより知名度的には一段落ちたところにありがちなのだ。
そんなわけで、「最近どんな本読んだ?」と問われても、非常に困る。名前言ったって絶対に分からないか、えらくマイナーな、なんでそんなものをというものばかりだからだ。
そしてまた、読書という中には実用書や専門書、研究書、ハウツー本は入るのか入らないのか。マンガじゃダメなのか。マンガだって、そこで扱っている物事について、読者を真剣に考えさせたりすることもあるのに、マンガのタイトル挙げても絶対に減点。コミックの編集者にでもなりたいなら別だけどさ。
で、「どれくらい」を問われても困るのは、私の場合、インプットとアウトプットのタイミングがあるので、インプットの時には一日に一冊ペースで小説なんかを読んでいくが、アウトプットの時には2ヶ月ほとんど読まないということもある。
履歴書で趣味なんか尋ねてどうすんだろうと思わないでもない。
むしろ「興味があるもの」を問うほうが有益じゃないか? それが趣味を兼ねていることもあるだろうし。なにに興味を持ち、興味を持ったからどんなアプローチをしているのか。それを問うほうが、雇用候補の適性の是非を問うには相応しいと思うんだが。
……と、最近履歴書を書いていて思ったのであったとさ。