烏の足跡



2006年2月17日(金)

 見に行きたい映画の話。

・博士の愛した数式
 これは小説で「えーのー」と気に入っていたので。
 私にとっては、なにか派手な出来事が起こるわけでもないのに、冒頭から何故かすらすらと読めてしまう不思議な話。
 寺尾さんの博士役はちょっと若すぎる気もしたが、とりあえず見に行きたい。

・県庁の星
 小説より面白そう。小説も面白かったけど。
 同じテーマを同じベースから扱った別物として見ないといけないだろうけど。

・PROMISE
 真田さん出てるし!!(ちなみに私は、外国人俳優ならジョニー・デップとロビン・ウィリアムス、クリスチャン・ベール。日本人なら真田さんとナベケン様のファンである)
 ストーリーもなんだか気になるし。
 ケレン味をあえて前面に出した、意図的にわざとらしいCG処理と、現実的じゃない表現。プロモとかちょっと見るとものすごく気になる。
 これ、見にいけなくてDVD出たら買うかも。
 でもヒロインのセシリア・チャンはあんまり好きじゃないんだよなぁ。

・リバティーン
 デップ様が主演だからというのもあるが、純粋に面白そうとも思うから。
 ロチェスター伯爵にももともとちょっと興味もあるし(大学時代に専攻とは完全に無関係にとってた講義でやった)、アメリカでの評価が完全に真っ二つというのも、これは自分の目で見て自分にはどうかを言いたいと思ってしまう要因。
 ものすごくいいか、ものすごく悪いか。こういう極端な評価の出る映画は、ハマれば本当にハマる。中途半端に、「ここはいいけどここは」とか「この観点からいくと」とか云々される程度の映画は、面白くてもベストにはなりえない。私の愛するブレードランナーもそのタイプだ。

・たしか「RIZE」というクランプ・ダンスのやつ
 これはもう映像見たいだけ。社会的などうこうとかどうでもいい。そんなゴタク並べたり考えるより、ダンサーのエネルギーと迫力に圧倒されるのが正しい見方だろうとも思うし。
 露出のダンサーの、女のほうは気持ち悪いと思ってしまうが(固そうでヤだ)、男のほうが信じられないほど美しい筋肉してて、羨ましいことかぎりない。

・ナルニア
 悪い魔女がいて、という極めてオーソドックスな物語に惹かれる。
 本は……私には日本語訳が読むに耐えないので、英語版しか読んでない。お願いだから柳瀬さん訳して。
 今出回ってる日本語訳のなにがイヤって、子供向けにしたって稚拙でなんの味わいもない文章と、平仮名と漢字の使い方がとにかく見づらく見にくく読みにくくてたまらんこと。内容がどうこうじゃなく、その文章自体、文字の並び自体を見ていて1ページでイヤになった。
 映画はあれね。子供はどーでもいいです、マジに。美人で冷酷な氷の女王とかっこいいライオンさんしか見ません。指輪物語でじいちゃんしかろくに見ていなかったように。

 そういえば久々に読んだ映画雑誌に、「バットマン ビギンズ」の続編で、デップ様がジョーカー役をやるかもしれない、という話があった。あくまでも可能性というか、続編を作るかも知れず、そのときには監督がティム・バートンで、ジョーカー役のオファーが出ているとかいないとか、という程度なんだけど。
 あの……もしビギンズと役者が共通してたら、私、どうしましょう? ゲイリー・オールドマンもモーガン・フリーマンも大好きだし、デップ様にベール。老いも若きもみんな私の好きな俳優。これに組織のボス役でウィレム・デフォー出たら、本気で悶え転がりそう……。(ちなみにウィレム・デフォーはレジェンドオブメキシコにも悪役で出ている。有名なのはプラトーンの上官役だろう。そういやスパイダーマン1の悪役もやってたっけ? なんか爬虫類っぽい酷薄そうな顔なんだもんなぁあの人)



2006年2月22日(水)

 なんか遊んでばっかりで時間がなくザレはさぼっていました。
 楽しみにしているかたがおられればごめんなさい。
 でも大したこと書いてないしいいよね!?

 書くことそのものが目的になったら本末転倒。
 書きたいこと、誰でもいいから聞いて(読んで)ほしいこと。
 それがあるから書くだけで。
 しばらくしたらゲー日誌と化すのは明白だしー?

 そういやPSU延期されましたね無期限に。
 23日はDMC3SE、24日は戦国無双2。
 翌週はライドウ。
 さあ、楽しみだ。



2006年2月27日(月)

 ゲームの話
 DMC3。
 ……OPだけですかい。あとはせーんぶダンテと同じステージを同じ順でやるだけですかい。そーですかい。
 なんかなー……ムービーとかデモ期待したよなー。っつーかホントにダンテのステージそのままで、ダンテの事務所からスタートするし、アーカム殺された後の死体はまんま残ってるし。
 まあ、バージルはダンテとは全く違う操作感なんで、ACT部分だけ楽しみます。ダンテより隙でかいよねこの人。けっこう戦いづらい。攻撃力はあるんだけど、クモとかつらいス。武器の属性もないし。っつーかさー、ベオウルフくらいちゃんと倒してもらおうよ。最初から持ってるなんてなにそれー。
 というわけで、わざわざ攻略しなおす気にも……。ただ、シークレットミッションとか、バージル独自の配置になってるものもあるので(ダンテだとエアレイドで集めるしかないオーブ集めのヤツとか)、この独自部分の解説と、基本的な戦い方くらい? っつーかコンボも一つずつしかないし、ダンテと違って。
 思ったより手抜きでショックでした、マジに。

 戦国無双2。
 や、これはなかなか。走り回るのが大変なシナリオ多いのが気になるものの、最大の問題は、難しいってことかと。
 他の無双シリーズに比べてすっげつらいんですけど?
 ちなみに私、魔法の円盤使って、キャラクターだけは最初に全部出しました。
 で、いきなり半蔵からはじめたんだけど……けっこうつらかった。で、クリア後に出てきた外伝やったら、「普通」でクリアできなくて、「易しい」にランク落とした。
 勝てねーよ!! ハイパーねねとハイパー小太郎同時に相手にするハメになったり、ハイパーさなだとハイパー小太郎(+ハイパーモブ武将)同時に相手しなきゃいけなかったり!!
 っつーかハイパーこたちゃんと三度も戦わにゃならんてなにそれ!?
 しかも「普通」だと、背後から攻撃しようとすると前転で逃げられすぎ。だからちっとも攻撃当てられない。だから、一度浮かせたら落とさないように空中で削りつづけるか、あるいは、横から攻撃はじめて、攻撃しつつ背後に回るかくらいしかない。
 これいくらなんでもバランス悪くない?
 そしてショックだったのは、半蔵のシナリオなのに、ムービーが最初3つ、全部家康とただかっつぁんだったこと……半蔵はどこよ!?
 あとあれだ。ゲーム中に挟まれるデモムービー少ない。キャラによっては非常に少ない。まだ模擬演舞やってないけど、この分じゃまたあれか。台詞も変化なしの「もののふ1」?

 と、しっかりイヤミにチェックした後、小太郎使用。
 わー……家康様下僕にしちゃうんだー。
 個人的に、好きですよ、この情けない家康。こういう人だったし、歴史上から。こういうつらい立場、屈辱的な立場で忍耐忍耐。
 こいつの外伝も「易しい」にしないとクリアできなかった……。ねねが分身しまくって、5匹くらい倒さないと本体出なくて、延々と半蔵と共闘しつづけた。

 で、孫市もクリアしたけど……。どうやら外伝は、途中でフラグ立てておかないとダメらしい。孫市のは出なかった。しょぼーん。
 でも、思わずじーんと来た。4話目だか終了時の秀吉とのムービー。孫市のストーリーは、彼の人間的な弱さと、秀吉とのベタベタな友情にスポットライトを当ててて、分かりやすかったし、けっこう感動的だった。ちょっとマジにベタだけど。
 ただあのステージ嫌。マップでないステージ。ものごっつうろうろしたよ、砦見つけるまで……。

 これまでのムービーとか、出てきたキャラの台詞とかから見るかぎりでは、今回の無双は武将の人間としての生き様とか成長、変化、そんなものをうまく描いてるなと思う。
 光秀の「何故謀反を起こしたか」も、彼のシナリオをプレイすると、その苦悩とか決断もよく分かるのかもしれない。前作では蘭丸とのからみがうざいただの変態だった明智だけど、今回はちょっとかっこいいかも。でも使いづらい。
 ギンちょん(立花さん)も、たぶん、島津への恨みに凝り固まって戦い始めたところから、変化していくんだろうなぁと思えるし。
 武蔵もいい感じ。タイマンなら天下無双、最強かもしれないけど、時代の流れとか、歴史的な動きの中、大軍の中では無力と思い知った武蔵、ってのが描かれていて、先のシナリオが楽しみだ。けっこう強いし。

 にしてもホント、マジに今作は難易度高い。たまたま松風売ってて、懐オケラにして買っておいたから移動速度の面では助かってるけど、ハイパー武将がシャレにならんくらい強い。三国の修羅なみにつらくない?



2006年2月28日(火)

 戦国無双の触ったキャラ話。

・半蔵(クリア)
 相変わらず、雷属性との相性最悪。的を弾き飛ばすもんだから、武将相手に戦いにくい。まあ、通常攻撃出し切りでいくと、崩れ落ちるのに時間かかるから、そこを拾って延々と通常攻撃三段止めを当てつづけるという鬼な真似ができるけど。
 でも、属性は氷が無難かなぁ。
 とか思いつつ使っていたら、階級50に。そしておおむねスキルも集まったし、武器もいいのが手に入ったので、Let's難しいの外伝へ!!
 5回くらい小太郎と真田とねねに殺されましたが、気がつけば育っていた護衛武将のおかげで、なんとか、なんとか撃破。したら……あれ? 貴重品出た……!?
 4武器ゲットです★
 でも相変わらずこの人……C4の範囲がビミョーなのね……。
 なお、強く戦うコツは、分身の術(特殊△×3)。これで範囲とかごっそり補える。前転で逃げ回る武将には、少し専攻する分身で攻撃するつもりで行動するといい感じ。ただ、奥義中に出すと効果時間もスピードアップして解消されてしまうので損。

・小太郎(クリア)
 キモくていいです。けっこう好きです。なのにやっぱり何故か、脳内にはおねえ言葉のこたちゃんが存在します。モードチェンジのように、ああいう淡々として胡散臭いのと、おねえ言葉全開とお茶目さんとが入れ替わる感じに。
 っつか、ホントに何故?
 こたちゃんの4武器はどこで手に入るんだろう。やっぱり外伝かな。もー少し鍛えたら探しに行こう。
 ごく普通にC4強いし、C3もけっこう使えるし、リーチがないのを除けばけっこう強キャラなんだろうか。腕のばして投げるから、少し距離とって武将の真正面から出すとさくさく掴める。雑魚を片付けさえすれば、安定して戦えるのは強みかも。

・孫市(クリア)
 C3のハメができないっぽい……。えー。C2の打ち上げも、ミスって出すとアホらしいくらい巨大な隙ができるし。ヒット確認してから出すかどうか決めるにしても、なにせC2だからなぁ。
 C4がけっこう強いから、防御上がってる状態たとこれでゴリ押せる。あと、通じよう攻撃出し切りも、射撃能力上がってる状態だとかなり強いかも。銃弾はガード崩すこともあるんで、力押しが可能なのも嬉しいかぎり。
 でも特殊技はどっちも使いにくい。ライフルのくせに射程が短いのが問題かと。前作みたいに弓(銃)攻撃使えたほうがこの人は強かったかもー。

・左近
 気に入りました。飄々としつつも渋い。孫市より断然ダンディ。
 っつーかC4めちゃくちゃ強くない? あの出の早さと範囲はありかよと思う。で、動きは夏侯惇っぽい。くるくる回る(笑)。パワータイプに見えたけど、攻撃の隙あんまり大きくない。あんなデカい刀持ってるくせに。使いやすいかも。
 でも三成に仕えるのやーめーてーT□T

・武蔵
 強いと思う。二刀流だけに攻撃のつなぎ早いし範囲広いし、さくさくいける。小次郎も変でけっこう好き。これくらいきっぱりとキモ妖しいと好き。
 今までの武蔵像をいい感じに裏切ってるかなと思う。なんか、そのへんにいそうな好青年。己の無力を痛感した関ヶ原から、どう戦って成長していくかが楽しみだ。
 史実では生涯剣の修行に生きたっていうより、単に士官がままならなかった「人生の負け犬」なだけにね……。

・ギン千代
 凛々しくていいんだけど、使い勝手はいまいち。攻撃力低くてものすごくつらい。うっかり「難しい」で始めたらステージ1すらまともに進めなんだよ……。
 攻撃範囲も狭いと思う。全方向に攻撃できる動きが少ないからかなぁ。たしかOPだと左近と見つめ合ってたけど、コイゴコロとか、誰かに覚えたりするのかな、するのかな?
 私は西国の歴史は完璧に疎いんで、島津とか立花とか、あのへんのことはろくに知らない。これを機にちょっくら勉強してみよう。

・長政
 ……なんか……変(爆
 ランスを使った、たしかにそれらしい個性のある動きなんだけど、変(実も蓋も
 うりゃーっと突進する姿といい、どうもなぁ。あと、お市の「雄々しいです」という褒め言葉。いや、なんかね、ついうっかり特定パーツの雄々しさを想像して、言われるたびに現場がコメディと化す私の脳内。
 長政もあれだね。信長を裏切ったことで「信義」について揺らぐみたいだ。どう答えを出していくかが楽しみ。

・慶次
 技の前後の隙大きくなってない? なんか、使い勝手下がってる気がする。あと、ポニテもどうだかなぁ(苦笑
 武将相手にはね、吸い込んでしまう奥義が異様に強くて、カウンターで出せば超がつくほど楽なんだけどさ。
 なんか、前作ではけっこう好きだったけど、今作では外見的に私は減点。

 っつーかみんな、衣装一つきり? 着替えはないの? それとも、全キャラクリアするとなんかあるのかな?


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