烏の足跡



2005年12月16日(金)

 久々にいいCD(バンド)見つけたー。
 フィンランドのメタルで「HIM」の『Dark Light』。
 メタルに分類されてるけど、日本のロックに近い。つまりはポップスにかなり寄った感じで、ボーカルの声も癖のない甘い低音で耳に心地好い。
 メタル系とはいうものの、どっちかっつーとコールド・プレイとかあの辺っぽい気が。

 ずーっと気になってて、どうしようか迷ってたんだが、ふと値段みたら国内盤で1980。
 HMVとかのレビューみたら、物足りないという評価があるものの、哀愁のあるメロディアスな楽曲、という点を非常に気に入ったという声もあり。
 つまり、「要するに聞きやすい分パンチに欠けるんだろうな」と判断して購入決定。

 丁度サンプル盤をもらったりしていたため、ここ数ヶ月の間に買ったCDはどれも聞き込んでいない。
 D-SIDEとかも気に入ってるのになぁ。
 何度もリピートして聞きまくったのは、マキシムの『NEW WORLD』くらいか。これのオリジナル曲が切なくていいんだこれが。



2005年12月17日(土)

 そういえば。
 すごい雪だ(←すごい今更
 でも、昔はこれくらいが当たり前だったような気がする。
 歩きにくかろうが雪は嫌いじゃない。
 一日降り続き、除雪もろくにされていない夜中にのたのたと帰る道、明りなんてろくにないのにとても明るい白い道。
 今年は山盛り降るといいなぁ。



2005年12月18日(日)

 今日もまたすごい雪だ。
 だが、薄着で外に出ても不快には思わない。
 冷気を感じることと不快であることは私には別で、これくらいの湿度を伴った寒さはむしろ非常に爽快で心地好い。
 背中を丸めるなんてもったいない。



2005年12月19日(月)

話題1
 今日はたまたま、月におよそ一度の、マジレンジャーまとめて見る日ー。
 えー……ウルザードvsスレイプニルがかっこよすぎなので満足です。
 ワイバーンとドレイクの喧嘩もかっこよかったので満足です。
 っつーか馬vs馬(ウルザードが半人半馬のケンタウロスモード、スレイプニルが古代戦車(馬に引かせる二輪車)に乗ってる)は、子供向け番組と思えないほど力入ってた気がする。
 ついでで響鬼も見ているのだけど、これは、斬鬼氏の今後が非常に気になるくらいであとはどーでもいいかんじー。

話題2
 レンタル落ちの中古ビデオで、ついポケモン映画を二本ばかり買ってしまった……。だって200円なら借りるより安いしー。
 一本は、見たことのなかった「七夜」。ジラーチの出てくるヤツ。これは、正直ビミョー。盛り上がりどころがイマイチよく分からん。タケシたちが、ほとんどいるだけでなんの活躍もしないってのもなんだかな。
 一本は、お気に入りの「結晶塔」。エンテイが切なすぎて好き。これはポケモンバトルのシーンが多めに入ってて、ある意味、ゲームの映像化としては非常に正しいと思ってる。ゲーム画面ではほとんど分からない「この技出したらどう動いてるの?」が実際に眼に見えるということで。ひねくれ者のリザードンが好きな私としては、彼(?)が出てくるのも高ポイントだたりする。
 ちなみに、「ルギア」が売られまいかと期待中。あれはルギアの声がかっこよすぎて惚れてるので(ポケモン映画には何故か必ずといっていいほど登場する山寺宏一さん)。あと、ロケット団がしっかり協力してくれるのもいいトコロ。売られないかーなー。



2005年12月20日(火)

 PS2「ローグギャラクシー」を借りてプレイしてみたが……正直、どこが面白いんだあれと言いたい。
 だって、「ゲーム」してる部分より圧倒的に、イベント見せられてる時間が長いじゃん。イライラしてくる。イベントイベントまたイベント。スキップはできるけど、スキップすればストーリーが分からなくなるし、いちいち喋るから台詞を早送りすることもできなくて、イヤでも一定時間付き合わされる。
 アニメ映画を見つつゲームもちょっとしたい人には面白いかもしれないが、私には2005年クソゲー大賞でしかなかった。
 いかも主人公の声あててる某俳優はほとんど棒読みだし……。
 まあこんなもの、RPG好きではなく(昨今ゲーム用語でいうRPGはむしろ嫌いだ)アクションゲーマーなんで、ただイベント見せられている時間が長いのは大っ嫌いな私の言うこと。
 RPG好きな人には面白いのかもしれないネ。



2005年12月21日(水)

 最近ものごっついCDプレイヤーの調子が悪い。
 なにせ10年もののロートルなので、ボタンの接触があちこちあやしくなってるくらいである。
 夏場はともかく、寒い上に結露しやすい冬場は、これでもかというほどにまともにCDが回らない。
 もういい加減買い直せと言われそうなものの、私は、本当に壊れて使えなくなってしまうまでは、性能が多少劣ったところで、それまでのものを使いつづけるタイプ。
 一代前のCDプレイヤーも、CD再生部分がイカれてもカセットテープの再生には問題なかったし、なにより、モノラル音声のテレビのかわりにスピーカーとして使用しつづけていた。引越しに際して、持ち帰るのはさすがに荷物にしかならないと判断するまで。

 これはビデオデッキもしかりで、やはり10年オーバーのロートルくんを使いつづけていた。
 このデッキのスバラシイところは、コピーガードがかかったDVDであろうと、なんの問題もなくダビングしてくれてしまうところだった……。
 そう。
 今のデッキだと、コピーガードがかかったDVDをビデオテープに落とそうとした場合、必ずノイズが入ってまともに見ることができなくなっている。しかし私のロートルくんは、「こぴーがーっどってなに?」な勢いで極めて素直に映像再生してくれたものである。
 しかしこやつも先日、とうとう部品がイカれてオシャカになり、泣く泣く新人に交代した。無論、今度のヤツはがっちりコピーガード反応してくれやがるわけだが。しかもあれこれ余計な機能があって邪魔くさいっつーの。

 別に、大事に大事に愛着もって使用しているわけではないが、私が必要とする機能がちゃんと備わっている限りには、より性能のいいものなど別に求めもしないだけだ。
 CDならそこそこちゃんと再生してくれればいい。音質がどうのというなら部屋の構造、壁の材質、ヘツドフォンの質までこだわるべきで、半端にプレイヤーだけであれこれ言っても仕方ないし。
 ビデオデッキも、完全にきれいな画像を見たいならDVDなり買うわけよ。内容さえ分かればいいと思うから、多少画質が悪くてもダビングで済ませたりするんだし。

 ま、このCDプレイヤーも、私が部屋にいてすることは「PCに向かってる」「寝っ転がって本読む」「ゲームする」くらいのもの。この中でCDを聞くのはPCに向かってる時だけなので、PCで再生すればいいという簡単な結論。
 それじゃあいらないだろうと言われそうであるが、この「ゴミ」を処理するのに要するエネルギーとか、処理されるまでに専有するスペースとかを考えると、「完全に動かなくなったわけではないのに捨てるのは悪い」という気がしてしまうのであった。

(ちなみに今日は12時間労働でした……夜が明けてからここ書いてたり)



2005年12月22日(木)

 みんな寒い寒いというが、私は何故か今年、寒いと思わない。
 実は今、ヒーターの灯油が切れたんで徐々に気温の下がっていく室内に、シャツの上に長袖一枚着ただけの格好で(下は普通に履いてマスよ!?)いるんだが、これでも別に寒くはない。微妙に指先が鈍いのが困るくらいで、むしろうちのおスミさん(くどいようたが我が愛PC)にはこれくらいが丁度いいかなとか。
 ちなみにヒーターの窓に出てる室温は、現在6度。

 つくづくと、私は湿度のある寒さには強いんだなと実感。
 それともあれか。夜行生物と化しただけでは飽き足らず、いつかデイアフタートゥモローな日のために先取り適応しようとしてるのか?




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