烏の足跡



2005年11月1日(火)

 今更な気もするが、PS2「OZ」プレイ中。
 体験版で「イマイチかなぁ、RPG向けだよなぁ」と思って買うつもりはなかったのだが、1980なら買ってもいいかな、と。
 ……ええ、狼頭のガルムさんが目当てですけどナニか!?
 だってかこいいんだもーん。

 そんなわけでこの二日でせっせとプレイしました。
 一周目はジュジュ仲間にし、二周目は気合で最低Aランククリアを目指し、ガルムとヴィティス、カインも使用可能に。
 ほとんど無理やりな気もするけど。
 それにしても英知のカケラ20個って……そんなにあるんかい(汗
 攻略サイト見ながらぼちぼち集めようそうしよう。
 っつかトトの正体知りたくてね!! ……全ステージ出しても、カケラ全部集めても、トトの正体は分からないとか……ありえてイヤだな。

 まあ、それなりに楽しんでやってるけど、キャラが好みだからという点がやはり大きい。
 「OZは何故三人なのか?」とかいうキャッチコピーがあったが……まさかそれ、「一人では弱いから」みたいな理由とかぬかすなよ?
 何故四人でも五人でもなく、一人でも二人でもなく、三人なのか?
 そういう意味でないならクズだぞ、そのコピー。



2005年11月3日(木)

 「OZ」。
 英知のかけら全部集めて「ドロシーの大冒険」もクリアして。
 ……うーむ、結局「三人」の理由はあの程度か。別に四人でも五人でもいいけど三人なだけか。
 もう少しプレイしたら無双に戻ろっと。



2005年11月4日(金)

 ………………。
 ぎにゃーッ!?
 うふ……ふふふ……ふふふふ……。
 け、消した……消しちゃった……。
 書きかけてた話……もう半ば書きあがってた話……ついうっかり間違えて……。

 だーっ、己アホアホアホアホアホアホうっかりさん―――ッ!!
 気に入らないものなら何十ページ分でもすっぱり消してもやろうが、このままの路線で行こうかと、あれこれと情景描写にも力入れてかれこれと……書いてあったものを―――ッ!?

 ……書き直してやるさ。
 どれだけのシーンや台詞が己の中で確かに作られていたのか、試すのにいいじゃないか……うふふふふ……。



2005年11月5日(土)

 「バットマン」のコーナーに、C=ベール関連ということで「リベリオン」と「サラマンダー」が置かれていた。
 「サラマンダー」見たことなかったなと思ってレンタルしてきた。
 ……うむ、かっこいい映画だった。
 あまり考えなくて済むヒーローものなのも気楽で良かった。
 しかし誰がヒーローかっつーと一応主役のクイン(ベール)より、ヴァンサン(M=マコノヒーだっけか?)のほうじゃないかって気も。ドラゴンに斧一丁で突撃するなんて、漢すぎる。

 展開も、スタンダードで無理がなくて良かったと思う。
 竜から身を隠し、生き延びるために共同体を築き上げ、そこをなんとか守りとおそうとしていたクイン(リーダー)が、砦を焼かれ、良き副官でもあった友人も殺され、竜と戦うことを決意していく感じだ。その決意を促し、戦うことに目覚めさせるのがヴァンサンという米軍残党の指揮官。
 あまり深みはないけれど、分かりやすいし、男の闘いって感じでかっこよかったので満足。間、私はこのA級になれないB級っぽさが大好きだから!!



2005年11月6日(日)

 今日は「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」を見た。
 前評判はあまり高くなかったというか、実際に販売開始、あるいはレンタルされるまではろくに名前も聞かなかった映画だが、レンタルされてみると、えらく回転がいい。
 面白いんだろうかと気になっていた。

 面白かった。
 開幕は南北戦争。財宝を積んだ鉄甲船が出航するところからはじまる。
 そして現代に移り、謎の疫病がマリ共和国で発生しているらしい、という一つ目の糸と、冒頭の、金貨を積んだ鉄甲船が、アフリカにあるらしいという二つ目の糸が紡ぎ出される。
 疫病を追うヒロイン(エヴァ。ペネロヘペ=クルス)と、財宝を求めるダーク(マコノヒー)。
 少しばかり接触した後は、それぞれの理由でマリに向かった二つのチームが、やがて交差する。

 娯楽に徹した派手なアクションなどは、いい加減見飽きてきたからさして評価もしないが、私的に良かったのは、ダークの幼馴染(たぶん)で腐れ縁らしいアルという脇役の存在。
 彼がなんだかんだで、主人公のダークなみにタフだし、活躍してくれる。
 こういうアドベンチャーものは、全てに恵まれた超人的ヒーローと、それに関わるヒロインはかっこよかったりしても、彼等を助けるサポートキャラがイマイチ「お荷物」だったり、目立たなかったりしやすい。
 この点、アルもちゃんと自立してヒーローのサポートをする「サハラ」は、爽快だった。

 これは「ダーク=ピット」シリーズという小説を原作に持つ。
 ……読んでみるか。



2005年11月8日(火)

 昨年の7月。
 メールをくれた、(たぶん)女性が一人おられた。
 夢、その侭ならなさ、無理解、生きること、死ぬこと、そういったことに悩んでいる最中に、たまたま私の「i2」を見つけられて、それを読み、共感したと伝えてくださったかたである。
 その時に二度、三度メールをかわし、最後に、言わずに決めたことが一つ。
 一年たったら、お元気なのか、そして、描いた絵をwebで見ることができるなら、ぜひ見たいと思う者がここにいると、そう伝えようと決めていた。
 一年と少し過ぎたので、メールを出してみたが、アドレスがもう消えているようだった。

 一年もたてば状況は変わる。だから、今更私のメールなど受け取っても困惑するだけということもある。だから、届かなくても構わないと思えばこそ、あえて一年、間をあけた。
 アドレスがなくなっているのも、変更された可能性も充分に高い。少しも問題ではない。
 そんなことがあったと、もう思い出すこともなくても、それでいいと思う。
 私はあの時、確実にその人の支えになれた、その事実は少しも変わらないのだから。
 こんな私でも、誰かを少しだけ助けてあげられたという喜びのあったことは、決して消えない。

 ただ、とても暗い気分で、死にたいけれど死ねない、という思いで、心の形を探るようにwebを彷徨っていて邂逅したかただから、まさかということさえなければそれでいい。
 もしそのまさかならば、一年ではなく半年にすれば良かったかと思う。
 それでも、ともすると、本名も顔も知らない、遠いからこそなにかができるだけの他人が、迂闊に踏み込まなかったことは正解なのかもしれない。軽い支えにはなれても、本当の支えにはなれないだろうから。

 もし、万一でもいい、そのご本人がここに立ち寄り、ザレを覗かれることがあり、ここをご覧であれば、今でも私は、ほんの小さな支え、あるいは楽しみやなにかの手掛かりでありつづけているのかもしれない。
 感謝してほしいなんて思わない。私も得たものがあるのだから。
 ただ、もしご覧であれば、メールで伝えたかったことを、あらためてお伝えしたい。
 貴方の絵、いつか見せてほしいと思っています、と。



2005年11月9日(水)

 久々に。
 超久々に。
 「ジャスティス学園」なんぞプレイしてみる。
 ……えーっと……どのボタンがなにだっけ?

 ことごとく全て忘れて去った有り様だが、かろうじて、そういや弱・強のパンチとキックがあって、コマンド式で、投げがボタン同時押しで、と思い出した。
 しかしまあこのゲーム、格闘部分よりオマケのSLG部分がキモだしね!
 というわけで久々にあれこれと落としてみるのであった。



2005年11月10日(木)

 風邪ひいた……。
 もうしばらくバテてます。



2005年11月11日(金)

 風邪ついでに。
 新型のインフルエンザがどうとか。
 スペイン風邪の時の死者が何千万人で、今度は何千万予想されるとか。
 ……それで何人死ぬなんて深刻な顔するのもいいが、飢餓とか戦争でだって一日に何千人って死んでるんだろ?
 豊かな国に住んでて病気で死ぬなら贅沢すぎる気もした。



2005年11月12日(土)

 ……うーん、今日も今日とて喉が痛い。
 痛かろうが仕事には行くし、頭がぼーっとはしていても元気ではある。
 もう駄目だー、おきてられーん、ということは、めったにない。
 逆に言えば、なに一つトラブルがなく健康そのものであること自体が、めったにない。
 常になにか軽くトラブってて、それで少しも問題はない。……それこそが問題じゃないのかという噂もないでもないが。

 そしてもそもそと「ジャス学」中。
 うわーい、ひさしぶりにポケステ動かしちゃったー(棒読み
 アホがここにいます、アホが。

 そしてはたと気付く。
 サムスピでは幻十郎贔屓。
 ジャス学では雹。
 ジルオールではレムオン。
 無双では司馬懿。
 ……ひょっとして私、つり目でヒネた男が好き?
 他の好きなキャラも出してくると(女キャラはまた別として)、半蔵、醍醐、ゼネテス、周泰と、男らしい男とか、包容力のあるタイプ?

 ちなみにジャス学で一番好きなのは、実はあきらだったりする。
 あきらちゃんはぎゅーってしてお持ち帰りしたい(←それは立派な変態です



2005年11月13日(日)

 今日も今日とて喉が痛い。乾燥していると息を吸うのがつらいが、そんなことには関係なく仕事……が、できるわけもない。バイトのほうは接客業。しかも喋り通しのレンタルカウンターで、喉やられてちゃ拷問に等しい。
 結局早退……。他は万事OKなだけに、こういう早退はしたくないんだが、社員が帰りなさいと言うので。
 仕方なく帰り、「ブレードランナー」見てた。

 うーむ、やはり良い。
 最早「最終版」しか出回っておらず、しかも廃盤というサイテーな有り様だが(デジタルリマスター版で出せ―!!)、レンタルはできる。
 しかしこの映画、試写に使われたもの、実際に公開されたもの、更にディレクターズカット版と最終版、実に4つのバージョンがある。
 私が一番見たい、最も良い出来と思うのは試写版。一番無駄のない作り。
 これに対して公開版は、主人公デッカード(H=フォード)のナレーションによる解説で幕を開け、とってつけたような(文字通りそうなんだが)ハッピーエンドシーンがあって、特にこのEDがクズでクズでクズでクズで(以下無限に繰り返し)仕方ない。
 しかし最終版は、今度は蛇足にしか思えない余計なシーンも混じっていて、これまたよろしくない。実際にリマスターされる可能性がある中で一番マシなのがDC版かなぁ。

 ともあれ、何度見てもクライマックスが美しい。
 暗いトーンの建築物、光量をおさえた薄暗い画面(見難いわけではない)。禍々しい焼けた空か、延々と雨を降らせる灰色の雲。それらが2時間ばかり築き上げてきた薄暗さが、このクライマックスでのみ、束の間失せる。
 真っ白な鳩、雨はまだ降り続くが、光がさし、青い空、ロイ(第二の主役。適役。R=ハウアー)の残した言葉(しかもラストの台詞は役者の即興らしい)。
 この鳩にロイの魂が移っているならいいのにとか考えてしまいたくなる。美しく、切ないクライマックスだ。

 誰かが映画評で、「この時のデッカードの顔は、見ている僕らの顔だ」と言っていたが、初めて理解した観賞時には、たしかにそうだろうと思う(最近のややこしい映画に比べればはるかに分かりやすいが)。茫然とするというか、もうなにも言えないというか。
 観客はたぶん、デッカードよりロイに感情移入しつつ、それでもデッカードの立場なんだろう。彼を理解していく、という意味で。

 んでまあ、この美しいクライマックスをこれでもかというほど台無しにしぶち壊すのが公開版のED。たぶん、もう見られない気がするけど。レンタルでさえ、出回ってるのが最終版のみっぽいから。
 鳩の飛び立った、この映画約2時間で初めて生まれた雲の切れ間、光と青空。
 公開版EDは、どかーんと青空が出てしかもハイウエィを車で走ってるという、「おまえどこの映画のカットまぎれこんでんだよ!?」としか言いようのないクズっぷりなのだ……。殺意覚えるよマジに。

 ともあれ、原作のある映画で原作を越えて面白いのは、私はこれだけだと思ってる。
 SFが嫌いでないならぜひ見てほしい一本。っつーかこれ見ずにSF映画好きですなんて奴は、スターウォーズ見ずに言うより許せん(ぉぃぉぃ
 なお、観賞時はデッカードとロイの心情を思いやりながら見るのがベストです。
 ああ、つか本気でDVDほしい……。もし試写版かDC版出るなら、5000円くらいまで出す。もし二枚組みで8000円!とか言われても、たぶん買う。
 「サラマンダー」は中古で1200円ほどだったんで買っちゃいました。テヘ★



2005年11月14日(月)

 ……今日も早退……。
 今日は胸が痛い。筋肉痛かなぁ。咳すると普段使わない筋肉使うから。
 医者へ行けと言われそうだが、$がない給料日一週間前
 そういう時のためにまとまった金を貯金しておけというわけで自業自得コース。
 しかしまあ(以下自粛)。



2005年11月15日(火)

 うーむ。どうやら一言メールに使っていたサービスが終了したもよう。
 同じCGIサービスを利用していた掲示板も使えなくなっていた。こちらには少し前から気付いていたのだが、一言メルも同じトコ利用してたことは完全にド忘れていたとゆう。
 そんなわけで、別のサービスに切り替えました。


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