烏の足跡



2004年12月16日(木)

 DQ話から。
 某鳥さんを倒して巣にも行き、のらくらと空の散歩。
 でも操作面倒くさいというか、動かしづらい。しかも狙ったそのポイントに降りられるというより、「この範囲で降下選んだらここに着地する」と決まってるだけで。
 のぼれそうに見えてのぼれない高台とかが気になる。そういうシステムである以上、そこになにもないのは分かりきってるんだけど。

 にしても。
 今日たまたまバイトの人と話してて、「これとこれ見れば主人公がこうだろうってことくらい見当つくでしょ」と言ったら驚かれた。
 単にその人の察しが悪いだけなのか、私がRPGや物語のパターンに慣れすぎているのか。内容に関するバレなので白→昔城を出た兄王、お姫様の結婚相手、主人公を見て驚く現弟王、と揃えばすぐ分かるんじゃないのかフツー?
 まあ、昔、映画「SEVEN」(ブラピ主演)見た時、現場に入ってきた記者(?カメラマン)見て「あ、こいつ犯人」と言ったことのある私であるから、いささか、無意識的であれど読もうとしすぎではあるのかもしれない。
 そーゆーことだったのかよ!?という意外性に、納得しつつ心底驚いたことなど、長居ことないような気がしてちょっと寂しい。



2004年12月18日(土)

 一日あいたことに特に理由はなく。
 とっとこクリアして、隠しダンジョンも一応クリアして二つ目のエンディング見て。
 まあ、終わりだなと思う。
 更になにかやりこもうとか、また最初からプレイしようとは、結局思えない程度の大作でしかなかった、というところ。

 さー、次はDDSにデビメイ3に無双4か。
 無双4は……まあ、期待と不安半々で。



2004年12月19日(日)

 気に入るバーが見つからない。地元での話だけど。
 そう思って、だからって一日で八軒ハシゴするのはどうかと思う己。
 ここダメ、ここもダメ、ここもイヤ、とうろうろして、よおやく最後に、気取りがなくてらいがなく、居心地のいい店を見つけた。
 実を言うと、カクテルの味と店の雰囲気には案外つながりがあって、居心地のいい店というのは、薄味、あるいはアルコール度数低めのことが多い。特にオリジナルカクテルにその傾向が強い。度数の高いものでも、スッッキリしたのみ口に仕上げてあることが多かったりする。
 個人的には、「ここは、バー」っ、と気取ったところより、居酒屋的にわいわい楽しむこともでき、のへーっとカウンターで過ごすこともできるほうが好きだ。

 そんなわけで、八軒目でようやくのんびりできるところを見つけた。
 マスターの人柄が問題なんだろうなと思う。
 磊落に笑ってあまり澄ましていない。
 びしっとキメてること・カッコいいことと、取り澄ましたことは無関係で。

 でもあれだ。
 隣の席のおじさんも、少し向こうにいたカウンターのおばさんも。
 バーは大声でドラマだの人生観だのの話をするところでは、ないと思うぞ。
 語るにしても抑えめが、バーには似合う。



2004年12月20日(月)

 またゲームの体験版をモソモソと。

 「獣王記」、ダメ。
 「義経英雄記」、ダメ。
 「デス・バイ・ディグリーズ」、ボツ。

 「獣王記」は地味。変身シーンがいちいち入るのも鬱陶しいし、獣姿も人姿もさしてかっこよくもないし、動きは全体的にトロいし。その野蛮人みたいなノソノソした動きはやめてくれ……。
 「義経」は遅すぎる。無双に近いのかと思っていたんだけど、……そーねー。黄忠あたりの地味さで主人公が動くあたりでもうダメ。攻撃の派生も、育てばかわるのかもしれないけど、たとえば無双だと、初期状態でもある程度のパターン数はあるけど、義経はそれすら……。全体的にもそ、もそ、とした動きもダサ。
 「デス〜」は、ニーナのパンチラ見るためなら悪くないかも(←ぉぃ)。→スティック弾いて戦う、感覚的に戦える、とかいうものの、どうもな……。内部破壊とか面白くないわけではないけど、一対多という戦況がほとんどなのに、攻撃が基本的に一方向にしかできないのが邪魔くさい。つまり、戦う前に敵を自分の前に集めて、とか、密集しないように位置をとりなおして戦わないと、スムーズに進まない。アクションとして、システムの目新しさはともかく、なにが面白いのか分からない感じ。

 こういうのに比べると、やはり「デビル・メイ・クライ3」はスピード感もあるし派手だし、面白いんじゃないかなとつくづく思った。
 ちなみにこの体験版は、恒例の電撃PS2のDVD-ROM。
 DDS2とジルオールのムービー入ってるから買ったんでつよワタシはわ。
 にしてもジルオールI。通常の移動画面、たしかにいくらかはきれいになってるけど、もともとのPS版とそれほど大きく変化した気はしない。リメイクをどういう感じで行ったのかが分からないからなんとも言えないけど、以前の固定されたマップ(南なら南の一方向から見ただけのマップの中を移動する。隣のマップに移るとガラリとかわる)じゃなく、大きな一枚のマップの中を、視点を変更しながら移動できるようなものにすれば良かったのになと思う。忠誠の風景画みたいな中を、今までは固定した姿で見ながら歩けたのが、新しくなったらいろんな角度から眺められるようになった、とかさ。

 DQ2、ひそかに二周目ただしプロアクションリプレイ使用。
 ゲームとしては80点、でもただそれだけ、としか評価してないけれど、世界をほとんどどの角度からでも眺められる点はすごいと思う。
 のぼれそうに見えてのぼれないところとか、移動できるのかどうか曖昧な点が気にかかるし、「どうせだったらジャンプとかできれば良かったのに」とか思わないでもないけれど、少しずつ移動している太陽、その太陽のの光線がのびてくる有り様、空の色、そういうものが刻々と変わっていくフィールドは、見ていてとても気持ちがいい。つい、東の海をぼーっと眺めたまま海からの日の出を見たりしている。逆に夕日の沈む海とか。
 FF的荘厳さはないけれど、沈んでいく日が一瞬だけ海に反射してキラリと輝くところとか、そういうヒジョーに細かい丁寧さがいかにも職人芸だ。
 ちなみに何故二周目をやってるかというと、一周目では上げなかったスキルを上げるため。獲得経験値16倍、お金は常にMAX、というデータを使っているので、さくさくである。



2004年12月21日(火)

 他のどこでも言えないことなら、自分のサイトでくらい言ったっていい気がする。



2004年12月22日(水)

 年末です。
 仕事です
 で・も。
 年が明ければ春までは新作ゲームラッシュだからがんばります。
 とゆーか年末年始なんてどうせ飲む以外することもないので、帰省してしまう学生さんたちのかわりにせっせと馬車馬になろうかと思います。



2004年12月23日(木)

 誰だって、悩み事の一つくらいある。
 自分一人がこんなに悩んで苦しいんだと思っているような悩み方をする奴は、嫌いだ。
 自分の悩みは、他人から見たら小さいかもしれなくても本人には大きくどうしようもないことかもしれない。
 だったら、その重さに喘いだり泣いたり文句零したりするのは、私という他人の知ったことじゃない。
 投げ出そうとどうしようと。
 ただ、種類は違っていても、他の誰かも、おそらくは世界中のほとんどの人が、今の自分と同じような重みや苦しさを感じる悩みを、抱えていたかいるかしているということだけは、覚えていてもらいたいと思ったりする。
 一人じゃないんだと。



2004年12月24日(金)

 簡易ホワイトソースに、ツナ缶ぶち込んでまぜまぜ。
 そんな具合にあっちゅー間にこしらえたソースで、パスタを食べる。
 あれこれ味付けに苦労せずとも、ビバ・ツナ缶。

 話はまったく変わるが、バイト先の仲間と食事に行った時、たまたま就職とか結婚とかの話になった。
 その流れから、
「そろそろ自分も二年半ほどここにいるし、そろそろ違うバイトしたい」
 と言った人がいた。すると別の人が、、
「今から他の職場入ると馴染めなくないですか」
 と尋ねた。
 そこから、もういい年だし(たしか元発言者は二十代後半)、先輩が自分よりことごとく若いというのは、たしかにやりにくいし話題も合わないだろうしなぁ、と弱気な展開になっていった。

 その場であれこれと人生訓垂れるのは趣味じゃないんで黙っていたが。
 新しい場所に飛び込んでいく時、年齢というのはメリットになることもあるし、デメリットになることもある。
 けれど、それをどちらにするかはその人次第だと私は思っている。
 私は貴方たちより年上なのよ、人生の先輩なのよ、まだまだ青いわね、おーほっほっほ、でいたら、そりゃどこいっても馴染めるはずがない。
 でも、自分がいくつかなんてことは考えず、面白そうな話にはまぜてもらい、面白いと言っていることには興味を持って接近してみたりすれば、年は本当に関係ない。

 百年生きて自分が悟ったことを、他の誰かは十年で悟らないともかぎらないのだから、年齢だけで上下が決まるわけはないし、垣根が生まれるわけでもない。
 ただ、年齢を重ねた分だけ、量的に多くは知っているだろう。けれど、実は量に意味なんかない。質が大事で、自分が三十年なり四十年なり生きてきた中から、本当にしっかりと言える言葉なんてのは、実はほとんどないのではないかと思う。二十年やそこらでは、そんな言葉を持っているほうがレアで、たいていは勢い任せの思い込みだ。
 普段は一緒に他愛ないことできゃーきゃー楽しんで、いざとなった時には、たとえ僅かでも、しっかりと自分が掴み取ってきたことで、若い人の力になってあげられる、という大人なら、何歳でどんな仕事して誰といても、あまり関係ない気がする。

 私は、そうありたい。
 年なんか関係なく一緒に仕事して遊んで、そして新しい仕事についたなら、やはり年なんか関係なく学べることは学び、教えられることは教えればいい。
 そういう年のとりかたをしていきたい。
 いすれ四十、五十になった時、同じくらいの年齢の人から「いい年をして」とうらやみ半分の白い目で見られるのが第二の夢だ。
 第一の夢は、それまでに死ぬこと(ぉぃ



2004年12月25日(土)

 めりーくりすますです。
 バイト先で、社長と店長からそれぞれショートケーキが出ました。
 げぷー、とうちに帰ってきたら、ホールで一個、テーブルの上にありました。

 甘いものがさして好きでない人間にこれは拷問です。
 しかも飯は白まんまのみでおかずナシ!?
 ……ケーキいらないからなんかおかず……TT
 仕方ないんでなにか作ります。すごすご。



2004年12月26日(日)

 ハナっからずーっと、プロアクションリプレイで経験値16倍というコードを使ってプレイしていたら。
 DQ8、三角谷到着の時点で主人公はLV90。
 もちろん、ことごくと余裕で進んでいるのは言うまでもない。

 にしても、相変わらずDQのAIはバカだ。
 なんつーか、もう少し細かいオート設定ができないのかと思う。
 仲間がいるんだから一人で一発で全滅させる必要なんかないのに、ちょっと混成部隊が出てくるとジ○○パ○○使うククールにイライラする。魅惑の眼差し使っておいて、主人公のブーメランとゼシカのグリンガムでほぼ全滅、残ったのをヤンガスが片付けるというスタイルでMP節約ができるのに。
 攻撃すれば片付くところでラリホーとかメダパニとか使ってたり、もう攻撃し終えた敵じゃなく、まだ行動してない敵を倒せばいいのにと思ったりとか……。
 いくらなんでも、頭悪すぎ。
 このあたりはちっとも進歩してないような気がする。
 かといって、いちいち自分で命令していくのも面倒くさいので、山ほどいのりの指輪と魔法の聖水買い込んでるんだけどねー。



2004年12月27日(月)

 バ、バカにできん……(汗
 ひそかに、「おジャ魔女どれみ」を見ている。
 貸してくれるというから借りてみている。
 アイアンリーガーにはまった私にとれば、対象年齢だのなんだのはあまり関係なく、面白く良いものならばそれでいいので、魔女っ娘だろうがアリである。
 ってなわけで、本当に最初のところと、オススメの話の入ってるDVDを借りているのだけれど。

 スタート直後のは、見てて「面白くないことはない、続きも貸してくれるなら見よう。タダだし」という感じでしかなかったのだけど、「どっか〜ん」の40話(と書いてもまるで分かるまいが)は、真剣に見入ってしまった。
 主人公のどれみが、魔女をやめた、きれいなお姉さん魔女(魔法を使わないことを決めた魔女)に会う。会って、ガラス細工をしているそのお姉さん・未来さんと束の間、同じ時を過ごすという話なんだけど。
 なんつーか、子供向けアニメとは到底思えない、「静」を重視した演出で、手書きの水彩画のような背景とかノスタルジックな色使いとあいまって、下手な2時間もの見るよりずっと良かった気がした。
 本物の魔女になってしまえば、年をとらなくなる。そうして、街どころか国を点々としながら生きている未来さんと、魔女見習のどれみとの、ものすごく静的な触れ合い、交流、時間。
 台詞の数がめちゃくちゃ少ない。けれど間延びしない。上質のサイレント映画がとんでもない傑作であるように(というと大袈裟か)、あれこれ喋りまくらないからこそ、いい話になってるんだと思う。
 正直、近頃の宮崎アニメよりじんとくるかも(←爆弾発言

 もし気になった人がいれば、「どっか〜ん」の10巻目あたり。レンタルでもして、一度覗いてみてほしいと思ってみたりする。
 本当にきれいで静かで、ほんのりほんのり、切ないような話。無駄なことはなにも語らない、むしろ言葉足らずだからこそ、余韻も奥行きもあるような。
 大筋の、「見習魔女たちのドタバタ騒ぎ&友情とかのイイ話」とは少しズレた、一種のメルヘンだと思う、あれは。
 見終わった後で、もう一回くらいは眺めたい(内容云々以上に絵がきれい)と思ったし、こういう、決して騒がしくない、さざなみすら立ってないくらい静かで、でも心に残るような話が書きたいと思ったくらいだ。



2004年12月28日(火)

 人は、自分が人にするだろうことを、されるだろうと想像する。

 いつも自分の尺度で物事を見ている。
 私はこうだからあの人もこう、という具合に。
 意識的な部分でなく、無意識にいつもそう思っている。
 たとえば。
 ものすごく冷たく辛辣な物言いをしてしまったとする。その時、相手はきっと傷ついて腹を立て、自分のことを「イヤな奴」だと思ってるだろう、と考えたとする。
 それは、貴方がもし、人から辛辣な物言いをされたらそうだ、ということに過ぎない。
 実際の本人は、ただ哀しんで、なにか私が悪いことをしたのだろうか、としか考えていないかもしれないのだ。言った相手に腹を立てるのではなく、嫌われたのかと逆に怖くなっているだけかもしれない。

 鏡は、そこらじゅうにある。



2004年12月29日(水)

 DQ8話おそらくこれでラスト。
 もうやるだけやってしまった。
 バトルロードは制覇したし、竜神王の試練もオールクリアしたし。
 メダル探しはさすがにかったるいんで放置方向で。
 ちなみにうちのバトルロード制覇チームは、オクセントリー・アークデーモン・ヘルクラッシャーのチーム。リーが回復・攻撃、アクデンが攻撃・補助、ハルクが攻撃という分担で。
 リーさえ死ななければ、また、MPが切れなければ、ザオラル使えるしベホマ使ってくれるので回復は万端。アクデンがフバーハ・イオナズンでサポートしつつ、ハルクが攻撃ついでに相手を眠らせてくれるのにもかなり助けられた感じ。

 にしても、全員LV99で行けばさすがに隠しボスも雑魚なわけで。HPの低い二人が痛恨の一撃→攻撃を連続にくらわないかぎり、まず死なない。不思議なタンバリンも便利だねー。ヤツはいてつく波動使わないから。
 たしかに、まともにLV50くらいでいけば到底倒せる気のしない強敵かもしれないが、レベルを上げさえすれば勝てるあたり、まだまだ甘い。
 かつてDDSの2周目で隠しボスの人修羅と戦った、あれに比べれば……。あんなもん、LV99にしてあったって、運が悪ければ全員一瞬で即死させられるんだから、規格外としか言いようがないけどさー。

 とかなんとかいってるDDS2の発売まであと一ヶ月をきった。
 アホみたいにマントラ制覇しておいて良かった。どーやら、DDSでのマントラの取得量でパラメーターにボーナスがつくらしい。全員、全てのマントラを取得している状態だもんね〜♪
 問題は、2月。デビメイ、無双、ジルオールと三連発。しかも3月にはワイルドアームズFもある。
 年末年始の人が足りない間に、これ幸いとかせぎまくるしか。
 ジルオールはレムオンはじめ、いろいろ仲間になるキャラ増えたの分かったし。次は無双4の情報ほしいなぁ。衣装とかも気になるけど、やはり、改善点や変更点が気になる。一対多の大量虐殺型ACTゲーとして四作目。もういい加減、前と大差ないゲーム性では、ゲームとしてはクズとしか評価できなくなっている。エンパやPSP版での小さな改良・変更が、4にはどういう形で表れてくるか、それが楽しみでもあり、不安でもある。



2004年12月30日(木)

 PSOザレでも書いていることだけど。
 人はいつも、自分に欠けたもの、人に欠けているもの、悪いところ、足りないものを気にかけてあれこれ文句や不平は零すけど、逆のことはしない。しないことが多い。
 どんなにささやかでも持っているもの、恵まれていること、良いところ、そういうものを、欠点ほどしっかりと気にして見ることができれば、世界は変わるような気がする。

 たとえば。
 好きなものがあること。
 どれくらい上手かはおいておいて、人に見てもらえるだけの文や絵が書けること。
 手足がそろっていて、自分でどこへでも歩いていけること。
 家族がいて家があり、屋根があること。
 などなど。

 あることが当たり前すぎて気にもかけない、あまりの贅沢。
 イラクの人とかね、今も新潟の人とかね、我々よりも圧倒的にいろんなものが足りない状態で生きている。
 そういうものに触れることで、なにも同情しろとかは言わない。ただ、自分が恵まれていること、自分の不平不満なんていうものは、ほとんどの場合、贅沢な中で更に安楽や贅沢を求めるからのものでしかないことを、知るのはいいと思う。
 大切にできるから。
 他愛ないと思っていたことが、実は案外ありがたいんだと分かれば、無碍にはせずに済む。
 そして、大切なものがあるというのは、一つの幸福だろうとも思う。

 ♪もしもこの両手が自由に動き回ったら いろんな国を探検したい♪
 AURAという一昔前のバンドの歌だけど、けっこう好きで今も時々聞く。
 ♪ガラスの箱に閉じ込められた俯いた人形 誰からも振り向かれずに埃をかぶっていた♪
 もしこの手足が自由に動いたら、七つの海を渡りたい、いろんな国を探検したい。夢見ながら、人形ではかなわない。
 私にはネット上で知り合った友達の中に、もう既に故人となった人で、病気のせいで自由に出歩けないという女の子がいた。本人の意志とかいう問題もあるけれど、身体的なハンデがあったのは事実。
 少し歩き回っただけで息が切れて眩暈がして立っていられなくなる、という人に比べれば、旅行へ行けることも、実はしっかりとした幸福。買い物にちょっと出かけられることさえ。

 ないものをねだってあるものをないがしろにしていたら、永遠に幸せなんか手に入らない。



2004年12月31日(金)

 中掃除をしました。
 部屋の中をざっと。
 私の場合、まずは本をなんとかしないと掃除にならないのだったりします。
 つまり、ダンボールが必須なのです。
 しかしダンボールはなかったので、もう着ない服をとっととさっさとがっぽりと捨てて、タンスの中をカラにしました。
 その中に、本は重いのでDVDやゲームソフトなど、軽めのものを入れてスペースを作り、あいた棚に本を。

 衣食住の内、食はさすがに、完全に必要ないとまではいきませんが、衣なんて清潔で見苦しくなくて着れればそれでいい、という私です。住むところ、これを部屋のインテリアとかも含めて考えると、どーでもいいと思ってます。それこそ多少汚かろうと、人を通すのが申し訳ないほどでなければいいな、と。
 そんなわけで、掃除はめったにしません