烏の足跡



2004年6月16日(水)

 久々の塾更新。
 また半年振りくらいですねぇ……(遠い目

 元になっている『天国と地獄』から続くシリーズは、結局はコメディテイストで、後半にいかないと×××はなかったのだけれど、ハードver.の「C&H」は、のっけから……。
 塾の裏サイト「Bar」は、昔はもっと本数があった。影慶とセンクウの新婚生活とか(爆)、メールのやりとりから出てきたネタとか。
 その中の一つとして企画していた「C&H」なんだけど、コアなもの、あんまり内容のないもの、訴えたいものもヒネりもないようなものは削ろう、ということで、オサラバしてしまいつつ、忘れられていた。

 で、書きかけてはあったものを、二年ほどして読み直して修正したのが『酔夢』。前半の記述なんかは、相当変化している。書き直す前は『天国と地獄』ほとんどそのままだったのだが、あまりにも拙いので修正修正。
 にしてもまぁ、書いてみればさらさらと間を埋めて書き直していけることに、自分で驚いた。もしかして今は、塾チャンネルなのかもしれない。
 いっそこのまま、第二話目へいってみようかという気がしている。
 以下、ネタ話女性向け。

 元々のシリーズは、「楽した赤石に後で降りかかった災難」という第一話、「桃のスペサルメニューのせいで災難に遭う伊達」という第二話、「そのまま桃の餌食になる伊達」という第三話、「エスカレートしてキレる桃と……」という第四話から成り立っていた。
 しかしハードver.は、第二話に邪鬼×伊達が入る。いきなりそれかい!みたいな変則技である。報告に行った時の二人のカンケーである。でもほんのちょっぴりシリアスに、伊達くんのでっちあげ過去も入る。この二人がどこで知り合ってどういう関係か、をでっちあげている。
 で、第三話はスペサルメニューがらみ。元作より伊達のかわいげがない。そのせいで桃もかわいげがない。けれどこの話は場つなぎなので、コメディ調のはず。
 第四話が拉致られ伊達くん。ここもやっぱりコメディ調。ただ、アダルチです、アダルチ。
 第五話の桃は、キレないままコワれてるのでもっと危険と思われ。天使の顔に悪魔のハートです。あくまで妥協する気のない桃ちゃんです。私べつに桃赤もOKな人間なんですヨ奥さんがた!!(←ダレ
 そーして第六話は、伊達がとーとー桃に味方してしまいます。アーメン。私べつに伊達赤も(中略)だけど、一応この巣、伊達受なのでここは赤伊達でやめときます、はい。
 ……というのを考えつつ、これではあまりにも赤石が情けないのでどーしよーかと懊悩中。

 あとまあ、塾長×伊達ってのを書いてみたくてならなかった私。最早これ、業でしょうか。
 だって、あの連中の中でパーフェクトと表現してもOKなのって、桃より伊達より邪鬼より、塾長だしぃ。リーゼント頭の聞き分けない伊達をトリコに……とかダメですかねぇ、奥さんがた?(←だからダレだっつーの

(ちなみに、実はネタメモなくしていて、自分の記憶しか頼れるものがないので、ここでネタメモ兼ねてあれこれ書いているワ・タ・シ★)



2004年6月17日(木)

 家にある、ゲームの販促系物品(体験版や、雑誌の付録としてついてるDVD等)を整理していて、アヌビスの体験版が収録されているディスクを見つけた。
 そーして思い出すのは、興味のあったゲェムでありながら、操作説明の画面を見てやる気を喪失したコト……。そーして、細かく見て覚えるのがイヤになってプレイしてみたはいいけれど、モスキートの大群をブレードと普通のショットで倒した覚えが……(ホーミングレーザーの撃ち方が分からなかったのである)。
 やりたいと思いつつずーっと後回しにしていた理由が、今更判明した! 「面白そうだけど、本腰入れないとその面白さが分かりそうにない」という、とてもお手軽にスタートして楽しめるような雰囲気ではなかったこと。これが原因だった。それで買うのずっと先送りにして、中古で安くなったらでいいや、と思ってたんだっけ。

 ともあれ、どうせ見つけた体験版(しかもディスク突っ込んで気付いたので起動それている)。どれくらい収録されているんだろう、と思ってプレイしてみたら、ジェフティの揺り篭(←違います)発見時点から、ラプター&モスキート戦が二度ほどと、アージェイド戦、戦艦内部は飛ばして、ダイモスステーションでの戦闘あたりが入っていた。
 しかし……やってみた感じ、難易度はノーマル設定だと思うんだけど、ラプターも積極的にガードしてきて正面からではダメージ与えられないし、あまり爽快感は感じられなかった気が。これだと、硬派のアクションゲーマーか、よほどキャラやロボに興味を持ったのでないかぎり、「体験版プレイして面白そうだったから」の購入にはならないなぁと思った。
 ターゲットとしたゲーマーの系統と、アクションゲームとしてどういう位置付けにしたのかによっては、それで問題ないんだろうけど、なんか、ユーザーを逃してる感もある。
 ネイキッド使用、サブウェポンもフル装備、という状態ではまるで違うゲーム性と、快感の所在地になるわけで。
 ああ勿体無い。

 なお、体験版プレイした流れで、ついつい製品版でエクストリーム(六段階の最高難易度)に突っ込んだ。
 ラプターごときに苦戦してみた(汗
(「ラプター」は、ほとんど戦闘力を持ってない「モスキート」を除けば、一番の雑魚)
 やはり私にはハードが楽しめる限界っぽ。それより上は意地と根性で、コンティニューしまくってしかクリアできない。それはそれで楽しいけど、頭も目も指も痛くなる……。
 まー私としては、ざっくりざくざくと大雑把に大暴れするのも良いが、ボス戦のノーダメージクリア狙うのに燃える……。目指せボス連戦ミッションのノーダメージクリア!(←たぶん絶対無理



2004年6月18日(金)

 人の1.2倍くらいのペースで外見年齢が上がっていった過去、中学生時代に居酒屋に出入りして、一度として「身分証明書を確認させて」と言われたことはなかった。
 しかし現在の見かけ年齢は、実年齢の4/5くらい。
 まあ、脳の中身はそれ以下で、二十歳くらいでしっかりしている人を見かけると、アハハハ〜と笑ってもいられなくなる。
 が、自分が何歳でどれくらいの自分になるか、は、他人に合わせても仕方ないよなとも思う。
 私は私で、人よりスローでも、変化はしているわけで。
 実感もないままに「こうするものなんだ」で常識的に一般的に生きる、なんて器用な真似はできません。ロクデナシですもの(←少しは恥じたらどうだ

 そんな私が近頃思うのは、自分がどれくらい他に貢献しているのか、ってこと。
 ロクデナシの己が真っ当に社会生活営んでいる人と対等に口きくためには、別の形ででもいいから、なにか社会に貢献、還元していないとならないよな、と。

 どう生きようと勝手だが、その生き方が説得力を持つかどうかは、どれだけ真剣にそう生きているか、生きてきたか、ということだろう。
 もう少し性根据えて、カキモノでもしてみようか。そんな気もする。
 ただ、専業・本業モノカキはもう御免なんだよなぁ。
 ともあれ、せめてこのweb上でくらい、もう少し意識的に、楽しみを供給するということ、に取り組んでみようかと思う。……ストレスにならない程度に。



2004年6月19日(土)

 買ったわけではないが、GCメモカ六枚目入手……(死
 しかも、GCのソフトなんてPSOしか持ってないから、使い道も一つしかない罠。
 仕方ないので(←そういう問題じゃない)、また四人、ひねり出してみた。

 内三人までは、名前を見て、共通した元ネタが分かる人がいればマニアだろう、というもの。
 FOnmのXIII。
 HUnlのLA Lune.。
 FOmrのL' Ermite 。
 ID制覇も兼ねて、オラン、ピンカル、ブルーフル。
 なにせ先日、つい間違ってLajiのアグニ売っ払っちまったので、魔法杖発掘に、どうしてもピンカルな子はほしくなったのだったり。

 そーして残る一人は。
 ……いつかラグヲルで見かけたら、ネタ話が聞いてみたければ、尋ねてみてください。
 そそのかした人も悪いけれど、そそのかされる私も悪いと思いマス。



2004年6月21日(月)

 PSO→シャドウハーツ2→アヌビス→戦国無双→shinobi→PSO。
 連続でン時間もやってりゃ、そりゃ頭も痛くなる道理。
 ゲームは一日一時間、なんてキマリゴト、なにかの必然性でもあるんだろうカ? とか言ってみたりみなかったり。

 PSOは目下、LajiでULT閉ざされた扉&慟哭の森を周回しつつ、マグ育て。紫シャトがよーやっとLV200! 青シャトもLV190になり、水色ラティもLV190。青ヴァラーハ(にする予定の現在ナラカ)はLV180。
 しかし、これが終われば次は、バランスの違うマインドマグとかパワー特化マグを作るため、LV40以下の連中が鬼のようにN坑道(Sパ狙い)とH坑道(赤&黄バリア狙い)を周回させられる予感。
 新規メモカの三人も、めりめりマテリアル押し込み中。

 ハーツ2は、1回目にしくじったわらしべを成功させるためと、どうせならスナップ可能な敵を全て登録してやろうという目論見のもと、二周目。一人だけレベル補正を受けないアナたんを延々とスタメンで起用中。ああ、かわいい……。
 細かいことだけど、ゲームという部分では特におかしいところなくても、それ以外の部分ではけっこう粗が目につく。キャラクター性を無視した言い回し(口調)とか、気付かない人は、内容だけ把握してなんにも違和感覚えないんだろうけどね。
 思うに、ゲームのメーカーも、もっとちゃんとした校正係を雇えばいいのに。本筋には関係しない、たかが「言葉」でも、その「たかが」にまでこだわるかどうかが、一流かどうかの差だと思うんだがなぁ。言葉以外の部分でも。

 アヌビスは……よーやっと、ディンゴ・リアクション試してる(←遅すぎ
 だってぇ〜、どういうタイミングで返事できるのかが分からなかったんだも。普通の戦闘中なら、ADAの台詞ほとんど全部に反応できるのネ。
 今のところ、L3(肯定・友好的な反応)ばっかりしてる。なんにも反応しないで進めた場合とどう違ってくるのかが楽しみ。
 その後は、R3(否定・拒否的な反応)ばっかりしてみよう……。
 にしても、ストーリーモード進めてる時、いちいち「操作説明を行いますか」で、断れないのがウザい。どうせならここで、ディンゴ・リアクションの方法みたいなチュートリアル入れて、イエス・ノーをそれで返答できるようにすれば良かったのに。ムービー中だから一本道なんだろうけどさ……。
 んでもって現在、こそっと攻略ページでも作ろうかと画策中。
 何故って、あちこち攻略サイト探してみたけど、たまたまシャドウハーツと一緒になってて見つけたトコ以外、あまりにも内容がお粗末で……。しかも、攻略本は一冊目の基礎的な内容のヤツはあるが、二冊目のちゃんとした内容のもののほうは、出版社で品切れ、重版予定は今のところなし。つまり、サイトに頼るしかないような有り様なのだ。
 とにかく勝てればいいという時の攻略の他、サブウェポンの有効性とかを検証しつつ。でも、バースト斬りすら確実に出せない(当たるはずのタイミングでも当たらないことがある)己である。もー少し特訓してからにしよお。
 あと、VSモードで2Pコントローラーぶっさして、いろいろといじってみた。どうやらL1で、それぞれの機体の特殊攻撃(アヌビスはゼロシフト、ビック・バイパーは変形だった)が出せるようなんだが……ジェフティver.2までだと、なんにも起きない……。VSモード自体、よー分からんよな……。
 おおむねアヌビスは気に入っているけど、VSモードだけは、無駄というか無意味というか、余計なものつけやがった、という感がある。こんなのより、ミッションの中に、他の機体でストーリー中にあるような戦闘できるもの入れてほしかったにょ……。サブウェポンはジェフティと共通か、あるいは、それぞれの機体で独特のものがあると(アージェイドの、引き寄せるというよりミサイルっぽいウィスプとか)いいかもなぁ。

 戦国無双。面白くないわけではないし、面白いと思うんだけど、それはあくまでも、無双モードでやってる限りにおいて、だなぁとあらためて。
 あらだけ濃ゆいキャラばっかり出したなら、それこそキャラ性前面に出して、このキャラがこのステージにいる場合の台詞や反応、ってのまでちゃんと作ればよかったのに。
 なんか、ゲームとしてはもうあえて触りたいとも思わないのが正直なところ。ただ、次回作(あるいは猛将伝のようなもの)に期待はしてる。浮き彫りになってるいくつもの問題点をコーエーさんがちゃんと把握してくれていることは分かってるから、どう解消してくれるかで、確実により面白いものに仕上がるだろうから。

 shinobi。1−2でいきなり落ちた(←ダメ全開
 殺陣エフェクトを出せる唯一の場所で、狙ってたら落ちた。
 ヘリはミサイル斬りでダメージ当てといて、殺陣からの一撃死で。……ちなみに、初めて成功した。ビルから落ちて死んだくせに、なんでこんなことだけ、今更うまくいくんだろう??
 そしてついつい、兄貴を使用してみる。ものすごい勢いで魂食われていくのにビビりつつ、気がつけば4−2までは滑り込んでみる。攻撃力高いっていいネ!なんて思っていられたのはここまでだった。殺陣一つでもしくじったら食い殺される気がしないでもない……。
 今もって燃えるシビアさだが、惜しむらくは、殺陣のポーズ。かっこいいんだけど、バリエーションが少ないのと、あと、位置によってはちゃんと見えないことがあるのが。フトモモのアップは嬉しくない……。



2004年6月22日(火)

 bondの新しいアルバムと、ラスト・サムライのサントラ買ってきた。
 ああ、ええのぅ。bondはクラシックのアレンジが多くて、まあ、普通に聞ける。しかし最近、どうも少しでも神経にひっかかる音だとやかましく感じる私としては、予想以上に癒し系のラスト・サムライのサントラのほうがいい気分。
 映画のサントラ聞いてて毎度思うんだが、音楽が映画を盛り上げているのと同様に、やはり映像と物語があってこそ、音楽のほうもより深く強くなる。このサントラも、「ああ、あのシーンの曲だ」とは分かっても、映像と一緒に取り入れた時ほどの快感はない。もちろん、単体でも叙情的で壮大で、いい曲ばっかりなんだけど。
 そういや、アヌビスとハーツ2のサントラもほしいなぁ……。来月かなぁ。

 ついでに、電プレDも買ってきた。DDS(デジタル・デビル・サーガ)の体験版入ってたもんで。
 知り合いのメガテンマニアは「こんなのメガテンじゃない」と、デビルサマナーの時から延々言っている。FFに比べれば、まだしも「なにをもってそのタイトルをつけるか」は明確な気がするんだけどね?(←渡しはアンチFF派である
 DDSは、メガテンじゃない。そのタイトルは関してないのに、「あんなものメガテンじゃない」と文句ばっかり言う。いや、だってホントにメガテンじゃないんだから、文句言うなよ。
 触ってみた感じでは、メガテン3で出てきたプレスターンバトルが、戦闘を楽しくさせてくれるのは間違いなさそうだ。
 インタビュー記事とか見ると、メガテンらしいシリアスで抜き差しならないテーマを込めつつ、「他者を喰らう」ことに真っ向から意識と疑問を向けてるような気配だ。
 生きるために喰らう。それが、人(悪魔)が人(悪魔)を、であっていけない理由というものは、ない。共食い(同族殺し)する生物は自然界には極限られているけれど、例外はある。人間がその例外であって悪いことはない。単純に、頭ごなしに「それはダメだろう」なんていうんじゃなく、何故ダメなのか、そうだとどう感じるのか、そういうものを伝えてくれるゲームであるといいなぁ。



2004年6月23日(水)

 小説作法モドキ。
 たまたま先日買ってきた文庫本に、いい例のようなものがあったので。

 阿刀田高の「Aサイズ殺人事件」が本日のイケニエ。
 まずは、そうだよなぁ、と頷いたところ。

 石門を抜けると正面に本堂があり、右手の木戸の奥に住職の住む母屋があった。
「ごめんください」
「はい」
 坊主刈りにトックリ・セーターの修行僧が現われ丁寧にお辞儀をした。
「どうぞ、お二階へ」
 訪問することは(以下省略)

 これのどこが納得の―――というか、シロートだとこうはいかないよな、というところかと言うと、台詞の隣に「と言った」というような言葉がないところ
 シロートがやると、なんでもかんでも、「○○が言った」「と、言った」をつけがちになる。けれど実際には、そんなものはつけなくても意味も分かれば話している人物も分かることが多い。
 この場合、「ごめんください」と言っているのは当然、そこを訪問してきた客のほうで、「はい」と言ったのは修行僧。「お二階へ」と促すのも当然ながら修行僧で、いちいち「○○が」と入れなくても誤解は生じない。
 それからもしもう一点挙げるなら、句読点のこと。
 私の好きな都筑道夫は、実はやたら読点が多い作家で、文章そのものをいえば、あまり上手とは思わない(下手でもない。やはり唸らせられるところはある)。
 阿刀田高は、読点が少なめのタイプだと思う。けれど、なくてもすっきりと意味が分かる。「坊主刈りに〜」から始まる文は、「現われ、」としても悪くはないが、あえて入れなくても、読みにくいことはない。これはやはり、語順とか端的・完結で明瞭な言い回しといった、長所だと思う。

 更に言えば、なんでもかんでも「言った」のような言葉を省略すればいいというのではなくて、同じ文庫の中にも、「和尚はそう言いながら」といった地の文が出てくるし、同じようなつなぎ方を連続でしているところもある。
 要するに、いろんな言い回しや表現の仕方を承知の上で、「ここは『と、言った』にしよう」とか、「ここは台詞の後に行動だけ表現しておけばいいな」とか、使い分けているということだろう。



2004年6月24日(木)

 たまたまオン・オフ共有の友達もアヌビスにハマったらしく、せっつかされてついうかうかと……。
 ぼちぼち埋めつつ修正していく予定。

 shinobiの時もそうだったけど、なんとなくでプレイしているところを、あえて意識的に、こうしたらどうだろうとか、どういう理屈だろうとかいじるのが好きだ。
 ……しかし未だに、荒野の乱戦でSSとれたためしがナイ……TT もう少し粘れよおまえら!!



2004年6月25日(金)

 「好きです」なんて、好きでなくても言える。
 そんな言葉を百回言って聞かせるより、好きでなければできないことを一つ、してあげたほうがいい。好きじゃない相手にはしてあげないことを一つ、してあげたほうがいい。
 それはたとえば、手間をかけてあげるとかいう、ちょっとしたことでもいいけれど。



2004年6月26日(土)

 今から(ちなみに今23時です)仕事に出かけねばならないので、慌しくここでメルへの軽い返信を!!
 お二人様、ありがとうございました――――!!
 Aさんへ……伊達桃、がっちりゲットいたしました!! ひゃっほーう!! 自慢したいので、さっそく巣に置かせていただきます。
 Rさんへ……戦艦一発撃沈法、仕事から帰ったらさっそく試して、追記アップします!! そんな方法あったのですね! これはぜひともやってみなければ。戦艦の武装全部、ブレードで壊すとかアホなことやってる場合じゃないです(←ホントのアホ

 そーしてアヌビス攻略の道。

 普通にプレイしていればいちいちやらないことを、いちいちやるのがミソで。
 雑魚の攻撃パターンなんかを知りたくて、目当てのヤツだけ残して他はきれいに片付け、こちらから距離を詰めようとした場合、離そうとした場合、こちらがガードしている時、掴もうとした時、相手のガード率、遠距離攻撃手段、近距離攻撃手段―――と、調査中。
 ……なんでもう攻略本絶版なんだろーねっ!?

 しかしまー、そんなことをしていると、イヤでもロックオン切り替えは多用するし、目当てのヤツを巻き込まないように、他のはショットで倒すとか、細かいところで自分のスキルは上がる由。
 気が付けば、初プレイ時にはあんなにひーこらしていたボス戦中に、ことごとく余裕かましている己が怖い。
 ともあれ、ボスに効果的な攻撃方法をもう少し探り込む必要はありそうだ。
 アーマーンアヌビスをノーダメージ撃破する方法とか……(←無茶
 つか、アヌビスに有効なサブウェポンって、一つもないんだろうか? ゼロシフトは特殊移動方法ということで除外するとして、他はどれも効かないし当たらないし……。
 ゲーム中の強ボスにはいろいろな強さがあるけれど、アヌビスは、攻めが厳しいのではなく、守りが固いタイプだよなぁ。効果的な攻撃手段に乏しいからどうしても長期戦になり、その間にこちらのダメ―ジが蓄積されていく、という……。

 ところで、某レビューサイトでアヌビスのものを見ていたら、「簡単すぎてつまらない」という意見を見つけた。が、読んでみると、「ネイキッドジェフティを使うとベリーハードでも余裕。ゲームとしてのバランスなんてない」という非難だった。
 賢明なかたはお気付きかと思うが、だったらネイキッドジェフティ使うなバカ!ということである。
 ノーマルジェフティ・サブウェポンは道中で取得、というスタートででエクストリームに行って、それでも簡単すぎるというならそういう文句も図に当たっているが、難易度ノーマルならほとんどのボスをホーミングレーザーで一撃死させられるネイキッド使っててこの批評は、どう考えてもバカだろう。ネイキッド使用時は、そのお手軽爽快さを味わって楽しむものだっちゅーの。

 目下の私は、ネイキッドでなにも考えずに大暴れするより、ノーマルかver.2、ダメージドで散歩するのが楽しい。
 ダメージド最高!! ガードできない死ショット撃てない死ホーミングレーザー出ない死!! でもサブウェポンは普通に使えるので、完備でスタートした場合、モスキートはFマインばらまいて倒してマス。



2004年6月27日(日)

 高橋克彦まみれ中。

 本屋でなにげなく棚見てて、「あれ? 完四郎って二冊目出てたのか!?」となり、『完四郎広目手控』の二冊目と、『紅蓮鬼』(こっちは陰陽師ホラー。加茂忠行とその叔父の忠峯が主役)を買ってしまった。
 完四郎読んでてあらためて自覚するんだが、実はワタクシ、幕末頃の世情関係とか人物関係が、どうも実感できないのである。ちょっと油断するとすぐに、坂本竜馬ってどっち側? どころか、新撰組ってえーとどっちだったっけ? になる。
 井伊が無断開国して桜田門外で、尊皇攘夷がどっちで、浪士隊が……、という敵対関係が、いまだにスッキリと理解できてない。考えれば思い出せるのだが、物語を楽しみながら、「お、こいつらは幕府側だな」とか感じられないので、物語の面白さが半分以下にしか分からなくなってしまう。
 昔はもっとすっきりと敵味方が区別できたのになぁ。
 たぶん、幕府側=開国派、鎖国派=朝廷側、あるいはその逆、という簡単な図式ではないからだろう。
 どちらの陣営にも、それぞれの派につくそれぞれの身分の者がいて、それぞれに思惑がある、ということを少しずつ知り始めたら、だんだんこんがらがってきた感じだ。
 大昔、『燃えよ剣』とか『沖田総司』とか読んでたり、にほんのれきしの授業で「かつらこごろうはね」とかやってた段階のほうが、まだしも頭の中はすっきりしてた気が。
 嗚呼、ダメ人間。

 なついでに(←ダメなついでではない)『ドールズ』シリーズも手に入れ、現在読書中。
 『完四郎』に名前の出てくる泉目吉がメインキャラクターとなるシリーズで、前々から興味はあったんだが、一冊目があまり面白そうでなくて放置していた。
 二冊目、三冊目は推理仕立てだが、一冊目はホラー。ホラーといっても、パラパラと読んでみた感じちっとも怖くなく、どちらかといえばヒューマンドラマに近いサスペンスで、私の好みとはまったく違っていたせいだ。
 実際に読んでみても、「引っ掛け」部分が途中ですぐ分かってしまった。
 それは、登場人物の行動が、その裏にある心理を匂わせているということでもあり、決してつまらなくはなかったが、とりたてて面白いとも。
 二冊目の中編集まで読み終わったところで、ようやくこのシリーズが面白くなってきた。少しずつ変化していく父親の様子が、物語にほのぼのしたあたたかみを出し始めているせいかもしれない。
 三冊目は更に推理色、猟奇色が強まっている様子なので、これは私の好みに合うだろうという安心感もある。



2004年6月28日(月)

 何故、うちの巣のお客さんで、声をかけてくださるかたは、圧倒的にいい人、やさしい人が多いんだろう、と思った。
 ありがたやありがたや……、なんて言ってる場合じゃない。
 その「何故」を追及すると、「自分もいい人だから」なんていうおめでたい発想のほかに、「いい人でないと付き合いようのないどーしよーもない奴だからじゃねーの?」という理由も出てくる。

 アナタのサイトのお客さん。
 どんな人?
 礼儀知らずとか身勝手ちゃんが多い場合、それを招いている原因は、アナタにあるのかもしれない。それは、いい加減に見えているというのかもしれないし、ナメられているのかもしれないし、単に甘えられているのかもしれない。
 「そういう人」が集まる原因を、自分に探してみると面白い。
 ただし、見つけた答えが本当かどうかなんて、分かることじゃない。
 ほんの少し視点を変えて物事見てみようというだけの試みである。



2004年6月29日(火)

 珍しく、家にいながらコントローラーに触れない日。
 ぼちぼちと書きたい話を書いていたが、どれもノりきらない。
 どれも書きたいし書いていれば楽しくはある一方で、気合は入りきらない。
 「よっしゃキた―――っ」てのがない。

・mさんからのキリリクパパ泰
・Nさんからのキリリク権泰
・実はひそかにバースデー狙ってたのに失敗した惇泰
・いただき絵からちらほらしている桃伊達
・盆がらみのセン伊達
・C&H続きの邪鬼伊達
・家半
・たぶん画すしかないだろうなという謙慶
・頼まれものの慶孫
・やはり頼まれものの信孫
・去年もやったゴーストシリーズ今年はベタGとガンアル
・夏祭り舞台の岡新
・頼まれものの星新(しばらく動かしてなかったら星の口調が……)
・プロットから立て直したおじい物語『暗鬼』

 これだけ同時進行中(←アホ全開



2004年6月30日(水)

 何故そうするのか、を考えてみる。

 たとえば怒鳴る人。やたら攻撃的になる人。
 言いたいことを伝えるだけならば怒る必要はないし、同じ内容を笑いながら柔らかく言う人もいるのに、何故そんな強い態度で出るのか。
 そういう相手にカチンときてただムカっ腹立てていると自分も気分が悪くなるが、「何故」を分析してみると、思わず同情の眼差しになることが多い。
 その分析が正しいかどうかは別として。

 自分が「何故こんなことを書く(言う)のか、書いて(言って)なにを期待しているのか」を考えてみるのもいいが、むしろこれは、他人を相手にしたほうが精神衛生上、ヨロシイ。

 本当に自信があったり実績のある人は、そのことを誰よりもよく自分で分かっているし、いつでも結果を出して見せることができるから、むやみに自己主張しないものだ。
 怒鳴るのも自慢するのも同じで、そうして威嚇したり見せつけたりしていないと不安なだけの、実際は小心者が多い。自分が自分を認めていないから、他人に認められることを強く求めるし、それをはっきりと見たいと思うし、見せ付けたいと思う。

 揚げ足ばかりとる人、なにかにつけてケチつける人。
 こういうのは、自分の優位性を確かめようとしているだけだ。「おまえはおかしい」とか「間違ってる」と言わないと、自分に自信が持てないのだろう。自分がカンペキに負けているのを感じつつ、それを認めたくないとか、勝ち負けなんか分からないことなのに、勝ったというなんらかの実感がほしいとか。

 なんにせよ、器の小さい人ほど飲み込めるものが少ないのだろうとは思う。
 相手のすごいところ、いいところ、もっともなところ。自分の負け、間違い、至らないところ。
 そういうのを飲めないから、相手を攻撃することで、優位性を感じていようとしているだけっぽい。
 過剰であろうとなんであろうと、本当に自負があり自信がある人は、聞き流すことはしても、歯向かってはこないもの。
 本当の大人物は、どんな人のどんな主張、どんな面にも、一理あるとか、学ぶところを見つけるものだし、そういうものがなければ、相手にしないか、ちゃんと考えた上での、相手が聞きやすい言葉で忠告をしてくれるだろう。

 ―――つまり。
 ガーん、ときて本当に心がショックを受ける重い衝撃は、自分の中の価値観が、本当に揺らいだりしたためで、大事なことかもしれない。
 けれど、カチンと来た程度は、心の表面に刺さった小さなトゲ。
 「こいつバカじゃん?」と流せれば、だいぶ楽になる。
 そういうものにも「一理あるなぁ」なんてしみじみ思って糧にできるのは、極限られた人格的な天才で、誰にでもできることじゃない。目指すのはいいけれど、できなければならないようなことでもないだろうし。
 心のケア、大切に。


Made with Shibayan Diary