烏の足跡



2004年4月16日(金)

 早く「ラスト・サムライ」が見たい……。
 公開中に見に行けないことばっかりなので、DVDの発売が待ち遠しい。
 バイトがバイトなので、ずーっとプロモーションビデオが流れてて、しかもじっくり見てるわけにもいかないわけで。
 負けを承知で、命をかけてでも貫いて生きたかったなにか、がメインテーマに絡んでくる作品であることは承知。それが丁度、「生きるって惰性にすぎないだろ、このまんまじゃ」というマイ・テーマに通じるだけに、とても見たい。
 たまたま白石一文の小説を数冊読んだのも、なかなか面白い偶然だ。生きるとはどういうことか、をテーマに掲げた作品を書く人だから。

 しかし私は、そんなことを真面目ったらしく語られるよりは、娯楽大作の派手なドラマにして見たいと思うタイプ。
 ああ、ともあれ大好きな「フック」のDVDも届いたし、早く給料出ないかな〜……。



2004年4月17日(土)

 どんな言葉も、「言う」だけなら簡単だけど、「伝える」ことをちゃんと考えたら、とても難しい。
 どう言えば聞いてもらえるか、どうすれば理解してもらえるか、それを考えることなしに、ただ「自分の言葉と感性と価値観」で「言」ったって、意図どおりには届かない。
 言葉に託した考えとか思いを伝えることで、相手の人になんらかの反応・変化を期待するわけだが、自分の望むそれらは、やはり自分からそれを引き出そうと努力しないでは、まず得られないと思ったりする。

 どうしても告げたいこと、言いたいこと、聞いてもらいたいことほど、言いたいように言っていたのではならない、ということで。



2004年4月18日(日)

 書きたいものいろいろメモ

・PSO
 1.鉄息子とGの出会いのお話言っとくけど健全だよ?
 2.裏でBG事始タイトルだけは「CUBE」と決まってる
 3.666のキリーク話の続きは本当にいい加減に間を埋めて上げたい
 4.夢で見たAG+鉄夫婦とBのドタバタまた林檎か!
・男塾
 1.なんか暁の展開に疲ればかり覚えるので自己補完のために親分伊達話
 2.TENDER EYESの中に二本ほど
 3.「OHANA」シリーズの続き(死
 4.そういえばセン伊達はいっこうにプラトニックだ
 5.実はキリリク忘れていない……
・無双系
 1.夢にまで見たキリリク二本(ご、ごめ……
 2.慶半
 3.孫半
 4.家半(←本気
 5.泰泰行方不明事件の続きは戦国とコラボになりそな気配
・マニアクス
 1.「DEMON's HEART」というタイトルは決まってる
・SLEEPING MOON
 1.『暗鬼』でも推理仕立ては難しい
 2.ガルドクランの焼き直しというかはしょったところを全て書き込みたい
 3.おじいの両親の話いわゆるラブロマンス?みたいなっぽいもの(←無謀
・サムライスピリッツ
 1.再三言ってる『雨夜』の収録



2004年4月19日(月)

 ドラクエ5、クリアした。
 それからせっせと、クリア後にしか手に入らない名産品を取りにいって、隠しダンジョンとか魔界のすごろくとか。
 セイゲルスだっけ?青い半人半馬。ベホマズン使えるみたいだから仲間にしたいなーと思うが、仲間になるのだろーか……。シュプリンガーとギガンテスはゲットしたけど、前者は装備アイテムがさほど豊富ではないらしく、メタルキングの剣やドラゴンキラーも装備できない(自分の竜族だから装備できるのもどうかと)。後者はただガチンコでぶん殴るだけっぽくて、だったらせっせと育てたゴーレムのままでいいかなーとか。
 ホークブリザードは「かがやくいき」まで覚えてくれて、かなり重宝してるが、とうとう限界のLV25に。

 なお、エスタークには一度挑んでみたものの、息子をパーティから外しているため、フバーハが使えずに撃沈した……。



2004年4月20日(火)

 ゲームしてても映画見ててもマンガや小説読んでても、それなりにちゃんと楽しいし、楽しんでる。
 ただ、やはり書くことに没頭してる時には、どれも及ばない。
 出てくるイメージや言葉、風景に手が……というよりまあ、誤脱字を考えなければ手は追いつくんだが、キーボードの認識速度が追いつかなかったりPCの変換速度が追いつかない勢いで書き進める、ということがここ一ヶ月ほどない。
 とてもサミシイ……ぐすん。

 が、こういう時は新たな刺激を取り込んで、自分の中の素材や要素を蓄積することとか、ぼへらーっと休むことに費やす所存で、無理やりやる気なんか出す気もないし出せやしない。つか、そこまで自分を律することができたら、今頃もう少し真っ当な生活してる(滅
 これが「仕事」なら、それで食ってるなら、PCのモニターが神経性胃炎起こしかねないくらい睨みつけてでも、書くことに集中するんだが。

 ともあれ、広がるイメージや世界に置いてきぼりにされないよう、フルに集中してキーボード叩いてる時が、今の自分の一番の充足であり充実であり、しあわせかもしれないと思うのであった。

オマケ
 「しあわせ」はずーっと存続するものとは違う。
 ふっと訪れて、またふっと去っていくもので、それが当たり前。
 トータルで「しあわせだ」と言えるのは、いつもかも「しあわせ状態」なのではなく、「しあわせ」が訪れている時に、それを感じられる人生とか人のことだと、思ったりする。



2004年4月21日(水)

 改訂版PSO-rがらみの話。

 いろいろと案は出ていて、確定しているのが、以下。

・ヤンを主軸にしたストーリー
・タイラント・レイヴン兄弟をメインにしたストーリー
・ベータ主観のストーリー
・ラッシュ中心のストーリー

 この四つのメインストーリーを、別個に動かしつつ、あっちとこっちが関わってる、という混在型にするというスタイル。メインキャラは変動するかもしれないが、短編・中編の連続の中に、DF討伐に到る大きな物語を作り出そうかと。

 また、キャラクターについては、カルマは必然性が乏しいので消滅。ラッシュにはいろいろと縁者がいるようになっていたのも、全て消える。何故なら、自分が究極的に違法でいつも危険にさらされていることを考えたら、「レオ」の一件以降、決して自分の「家族」など作るはずもないから。
 ローザ・アズあたりは消滅するか、あくまでも脇役の中に名前だけ出てくるにとどまる。
 残るのは、タイラント・レイヴン・ユーサム・ベータ・ジーン・ガッシュ・ヤン・ラッシュくらい。あとは全て脇役や配役変更が予想される。

 また、キャラクター設定が変更になる人も一名。
 ラッシュは、これまでのような、お節介で話し好きなキャラクターではなくなってしまう予定。
 というか……まあ、彼の存在理由とか意義とかいろいろ考え合わせると、まずもって親しい人は作らないだろうし、親しくされるような態度もとるまいな、と。
 たしかにすごいし頼りにはなるけど、できるならあんな奴の手は借りたくない、と思われているような感じ。元からの性能が違うだけだろ、と、尊敬とかはまるでされない役どころへ。
 本質は変わらないのだが、他人にどうアプローチするか、自分をどう演出するか、というところが決定的に違うようになる予定。たぶん「私は君たちとは出来が違う」とかさらっと言うようないけすかない鉄になるはず。「私に必要なのは人格ではない。性能だろう」とかいう感じに。

 それから、DC時代の設定を元にするし、既存のNPCも出てくるが、リコについてはオフィシャルをぶっちぎる予定。
 というか、ゲーム上のリコは、ガイド役として設定されているだけで、「ありえないこと」ばかりだから。
 爆発から数日で何人ものハンターズが地表に降りているのに、何故それらの誰にも追いつかれることなく最深部まで行けたのか。いくら優れた科学者であったとしても、設備もなしに調べられることなど高が知れているのだから、独行で進みつづけられるはずがない。モニュメントのスイッチなども、入れながら進んだのではなく、進んでいく過程で判明しているのだから、入れに戻る必要もあったはず。
 つか、いくら優れたハンターズでも、一人で最深部まで到達できるわきゃない。そんな簡単なことなら、なんの危機でもなくなってしまう。リコを「ハンターズ四人分の能力保持者」なんていう度を越えたスーパーヒロインとは思いたくもない。
 だいたい、リコが生き残っていたなら同じように何人か生きていたP1のハンターズや軍人もいたはずで、にも関わらず一人で調査しようなんていう思い上がった女か? P2が来てることも知ってるんだから、たとえP1の責任だとは思っても、単独で調べていくことが償いでないことが分からないほどバカか?
 というわけで、リコ及びP1のハンターズや軍人たちには、ちゃんと生存して登場してもらうつもりでいる。その中で、最後の遺跡にまで到達した時、「ここから先はとても危険、P2の人たちを危険な目にはできるだけあわせたくない」と、P1の仲間と一緒にDFに挑んで、それぞれに取り込まれてしまう、というオチになる。
 このほうが自然だろう。
 つか、さもなきゃ私、リコはPSOのNPC中で一番嫌いなキャラクターになるんですが?

 他にまだ曖昧なところとして、ベータは茨道から完全に外れてさすがに男にはたとえポーズであれそーゆー態度はとらなくなるのか、それともJじゃなくGのほうに肩入れして茨道なのかとか。
 ラッシュ先生にも理解者の一人くらいはいないと物語にならないというか、彼が何者かという謎も解き明かしにくいが、それを誰にするのかとか、なにも味方でなくてもいいから敵役として誰かを設定するのも面白いかとか。
 なんか弟くんとの確執の展開如何によっては、GがDFに取り込まれるか逆に取り込むとかいうオチもありそうだなとか、逆に精神感応力ゆえにDFの本質看破する役どころにも使えそうだとか。



2004年4月22日(木)

 なんかこー、美味い天ぷらが食いたい。
 サクサクしてて素材の味が生きてて……はあぅ、食いたい。
 レンコンいいなぁ。ナスいいなぁ。キノコいいなぁ。イカとかの魚介系もいいなぁ。エビは大きいのが……あああああ、食いたい〜〜……。

 家事としての料理は嫌いでも、趣味としての料理は好きなのだが、天ぷらはどうやっても、どうもさっくり感が足りない日々。
 多少高くてもいいから、本当に美味い店に食べに行きたい。
 普段食べるなら、定食屋とかの1000円もしないようなのでもいいが、たまには5桁出してもいいから、本当に問答無用で美味いものが食いたくなる。
 料理も酒も。
 ちなみに二度だけ、二人で6桁いく食事をしたことがある。バカ飲みしたとかじゃなく、普通に食べて軽く飲んで、6桁。
 こうなると「エネルギー補給」ではなく、雰囲気から味からなんから、総掛かりで楽しむ娯楽。
 恐ろしいのは、それだけの金がかかったと聞いても、納得がいったことだったかもしれない。
 オーナーもシェフもウェイターも、最高にいい気分にさせてくれた。なんというか、身体的なエネルギーだけでなく、精神的なエネルギーまでくれるような、いい店だった。
 ただ美味い料理を作って出すというだけでなくて、本当に、そこにいる時間全て、フルで楽しませてくれるような感じ。
 よく、芸能人とかが一晩で百万単位の豪遊するとかいう話があるが、そういう大雑把で派手な使いかたとは、また違うんだろうと思う。
 なお、言うまでもないが奢りだ(爆

 私のひそかな夢の一つに、自分でそういう店を探して出入りして楽しめるようになりたい、というのがあったりする。
 そのためにはやはり、そういう店に行き着けるに相応しいだけの、人品みたいなものが要るんだろうなと思う。……しおしお(←ぉぃ
 ともかく今は、本当に美味い天ぷらが食いたい〜、と油でべったりぽってりしたきのこ揚げに胸焼けを覚えつつ、夢見てみるのであった。



2004年4月23日(金)

 勝目梓の「天保枕絵秘聞」(双葉文庫)を読んでる(現在進行形
 これがまあ、すっきりと明るくて面白い。
 起こってる事件は陰惨なのだが(枕絵のモデルになった女が二人、惨殺されている)、その事件を追う中で書かれる性にまつわる部分が、とても明るい。
 なんつーか、「相手が好き」「気持ちいいことが好き」というのを、登場人物たちが屈託なく、思いっきり明るく楽しんでいるからなんだろう。
 変なタブー視がなくて、とても健康的な性生活と遊び。
 Hなんだけど、ネチネチしてない。ものすごいイヤラシイことでも、陰湿さがない。

 陰湿さの中に滲むエロスってのもあるかもしれないが、この小説は読んでてとても楽しい。
 こういうのはいいなーと思う。
 こういうのも書きたい。
 駆け引きとかいうのもいいが、好きだから、好きな人と気持ちいいことしたいから、そしてまたしてるから、後ろめたいことなんかなくて、存分に堪能しあってる。充足させあってる。

 性描写が多くて、率直な単語も頻出するにも関わらず、そこに含み笑いみたいな忍び笑いみたいな翳りがまったくない。
 あっけらかんとしすぎてオカズには(ぉぃ)不向きかもしれないが、これは一つの、とても素晴らしい性と生のあり方みたいな気がした。



2004年4月24日(土)

 お酒の話。

 一人で飲むことはあまりない。そういった意味では、別に好きなわけではないとも言える。
 一人で家で、となると、水代わりにビールだのチューハイだのワインだのを飲むくらいで、ほとんどの場合、必ず誰かとバーや飲み屋に行って飲むか、家で飲むにしても飲み会になる。
 それにしても、特に「酒が好きだ!」なんて言ったことはないのに、よくお酒をもらう。謎である。焼酎を送ってくれたかたもいるし(Hさんありがとー)、日本酒を持ってきてくれた人もいる(Bさんありがとー)。希少だし美味いらしいぞ、と自分は飲めないのに、はるばるおフラーンスから送ってくれたワインもあったりする(Sさんありがとー)。また、ジンばかりいろんな銘柄を五本ほどセットにしてプレゼントにしてくれたかたもいて(Mさんありがとー)、実は挙げはじめるとキリがないくらい、よくもらってる。
 うむ、人にあげるよりもらう回数のが圧倒的に多いあたり、落伍者街道まっしぐらであるが、まあ気にしない(←少しは気にしなさい
 こういういただきもののお酒は、お酒のことがよく分かってるかたの厳選されたものにしろ、あまりよく分からないかたの気持ち一杯にしろ、一人でちびちび飲ませていただいている。気分的に、人が集まった時に開封してあっという間になくなってしまうのがイヤなので。
 で、開けてしまったら早めに飲みきりたいので、開けると時には一晩で飲んでしまうこともある。

 多分に私が酒好きと思われているのは、強いせいかもしれないなと思ったりする。話として「今飲んでるー」とかネトゲで言ってたりすることもあるが、弱い人には飲みながらゲームとか、まずできない芸当になる。
 誰かと飲みに行くと、たいていものすごい量飲んで、酔ってても泥酔はしないか、強いものでもへろっと飲んでたり、あるいアルコール度数の高いものをストレートでも飲む。
 なんとなく、強い=好き、に思われてるようだ。
 嫌いでこそないし、中には美味いと思う酒もあるが、喉が渇いたとかコミュニケーションツールとかいう理由以外では一人で飲まないのだから(←水代わりというのはどうかと)、たぶん、酒好きとは言えないんだろうと思ったりする。



2004年4月25日(日)

 コカコーラばっかり飲んでる。
 理由は、ルパンフィギュア(死
 今のところ、かぶることもなく8種類、順調に手に入っている。
 バイト先の仲間と、「かぶったら交換しよう」と約束をとり決めて、みんなでコーラ。
 いやー、やっぱルパンはいいネ★

 いつの間にか休刊してたアクションも復刊し、「休刊は事実上の廃刊である」という定説を覆してくれた。
 しかし、連載の中にルパンの名はない。
 山田ルパンは、絵柄は無難で受け入れやすいけれど、ストーリーやどんでん返しのダイナミックさというか、意外性などではもんきールパンには劣ってると思う。
 しかしもんきールパンは、絵柄が独特だし、間、台詞回しといったものも個性的で、一般受けはしにくいだろう。

 何本もの映画、テレビスペシャルが作られているが、緊張感を切らさずに、「どのシーンも名場面」といったつなぎかたができてるのは、マモー編とカリオストロくらいか?
 個人的にはバビロンも好きだしデッドオアアライブも銭形かっこよくて大好きだが……。

 ちなみに、復刊第一号のアクションは、ルパンのDVDがついていたので、買ってしまった。



2004年4月26日(月)

 期待とは、要求つきの幻想。
 夢見てるだけなのに、破られると失望したり幻滅したり。

 できるなら夢は、夢であることを自覚しつつ見たいものだ。



2004年4月27日(火)

 PSO話。

 最前、FENさんちのSoraちゃんから、何種類課のアンプを分けてもらったので、今日はバリア探しにH坑道へ出かける。
 とにもかくにも、ULT坑道巡りのためにはギフォイエマージ+マジピが一番だが、せめてレッドマージ+アグニくらいはつけたいもの。
 そしてまた、Gバトル探してゴリ狩りするなら、TP消費は莫大になろうと、ギゾンデ連発が安定しているのは言うまでもないので、ギゾンデマージ+インドラくらいは身につけたい。
 両方の色のバリアが出るH坑道をうろうろうろうろうろ、10周くらいしてみたのが、今日の成果。
・シークレットギア ×2
・イエローバリア ×2
・アドスロット
・飴 ×2
 が手に入った。ともあれ、イエローマージを作ってH坑道巡りのスピードアップとTP消費抑制に向ける。さすがFOnmといったところで、チックはギゾ一発、ボルの第一形態も、天井の柱下ろしておいて一発くらい、全部の柱が出たところでラゾ一発、第二形態もギゾ×4でさよおなら。
 ギゾンデマージも作ったけれど、これはボス用。
 他は、店売りでS4の鎧いくつかをゲットしてみた。

 ところで、移民第二陣。HUnlを消して、ふと、HUmrを作ってみる。
 POWがカンストしてしまえばともかく、そうでないLV100程度ならば、オフでもオンでも、一番強いハンターはHUmrになるわけで。
 そしてちびHUctのVoidは、作られては消される、哀れマグ用に。Uのところのゴツめ(失礼)HUnlと並んでると、それだけでなんだか可笑しくていいのだが、結局コメディ系のキャラになってしまったのが不服でもあるのでバイチャ。
 新HUmrの名前は、「SILVERAD」。シルヴァラード。本当なら末尾に「O」がつく。……と書いて名前の出所が分かったら、酒豪だろう。ウォツカの名前なのだ。
 設定としては、売春婦と付き合いつつ、美味い酒が飲めればそれでいいという、ちょっと時代遅れな固ゆでタマゴ。世の中の善悪も他人のこともどうでも構わず、ただ彼女の生活の足しにするためと酒のために、ハンターズ稼業なのだ。
 ……ああ、すげーリアリティがねぇ(笑



2004年4月28日(水)

 レッドバリアも手に入れた〜♪
 マグはチャオ杖をめざしてチャオ心を一つ確保、それからカプカプを(死
 いずれこれは鉄息子がしょわされそうだ……。「親父がどうしても持っていけってうるさいから」で(滅

 鉄家族の茶の間。
 シャトがうろうろ遊んでる。しかも大量に。
 白狼くんからもらった巨大カプカプぬいぐるみが置いてある。
 窓辺には鉢植えのミニリリーが躍っている。
 ……よくこの中で辛抱できるな、タイラントよ……。



2004年4月29日(木)

 やる気とはなんぞや?
 その言葉の意味は?

 というシリアスな一言メルをもらって、つらつらと考えてみた。
 自発的に取り組む気=やる気。
 だろうとは思うけれど、「ではその自発的にってのは?」という問題にもなる。
 誰から指図されることもなく、ということなのか?
 積極的に、とは違うのか?

 どこかで、妙な使い方をされていたりする「やる気」という言葉に疑問を持たれたのか。
 それとも、自分自身の問題として、やる気を出したいとか起きないとか、そういうことから辿り着いたのだろうか。
 それによっても更に答えは代わり、一言では答えにくくなっていく。

 ただ、まったく個人的にいえば、「やる気」にはどこか、楽しむ気があるような感じもする。
 人に言われて「しゃーねーな、やんべ」と始めたことでも、取り組むものが困難でも、なにかそれを、「よっしゃ見とけよ」と解決・達成せんとする気概。

 やる気がなさそうだ、と言われるとすると、言った相手はたぶん、「タスクとして与えればこなしてはくれるだろうけど、自発的・積極的・意識的に取り組んでくれそうではない」と見ているような感じか?
 バイトのスタッフメンバーを見渡して、私が「こいつはやる気あるなー」「こいつはないなー」と思う、全く個人的な体験と感想を検証してみると、なんかそんな気配だ。
 言われただけやっときゃいいや、じゃなくて、積極的にプラスαを覚えたりこなしたりしようとするとか。自分から関わりを持とうとするとか。
 持ち掛けられれば引き受けるけれど、言われないならやらない、できるならやりたくない、という態度は「やる気のなさ」に見えるわけで。
 実際、「仕事能力はそこそこあるけれど、やる気がない」という評価を下すこともある。それは、「仕事能力はそこそこだけどやる気がある」人より低く見られる。それは、「与えないとしない」からであり、「のびる気、大きくなる気がない」ということでもあるから。今はともかく、これから先のことを考えると、「いちいち『やれ』と言わないとしないし、指図する手間がかかる」前者は、あまり上等でないと判断されても仕方がない。

 そのあたりもからめると、「やる気」という言葉には、「より多くの成果や結果を求めて取り組む」という印象もあることに気付く。そのためには「より多くのことを自分からこなそうとする」ことも必要になる。
 「プラスアルファを求めて自分から手をのばす」のが、「やる気」の一つのイメージかもしれない。
 そのためには、取り組むものに対してある程度は真剣でないといけないし、やはりどこかで、その物事そのものか、あるいは「達成する自分」を楽しんでいないと苦しいんじゃないかなー、と。

 とまあ、「やる気」というものについて考察することはできるけれど、言葉の定義なんてものは、幅をもって解釈されていくもの。
 使う人の心境や意図によっては、一見は相応しくない使い方をされることもある。
 こればっかりはケース・バイ・ケースで、明確なものなど存在しないのではないかと思ってみた。その中で使う言葉を取捨選択し、前後の部分から解釈していくのが、言葉使いたる種族だろう。



2004年4月30日(金)

 一言メル関連でまたしても。
 烏流物語製作法。
 ザレで気まぐれに書いたことがある。

・つかみが大事
・好きな漫画を小説にしてみよう
・おおむねは平易な言葉を使おう
・具体的にどういうことしてるか

 くらいのことは記憶にあるんだが、他になにか書いたっけな。
 この日記ソフトで検索かけて見つかったものはだいたい記憶にもあったものだったりして。それで全部なのかのぅ。

 たまに、よそのサイトで「小説の書き方」みたいなのを見ると、実は私、げんなりするのである。
 なんでかっていうと、その裏側に「私はこうして書いている、どうだ、すごいだろう」的な気配を感じてしまうから。
 自分でそーゆーのを書く時には、あくまでも「私の書いているもの程度のレベル」だとキモに命じることにしていた。
 そうすれば「いい」というのではなく、そういう切り口とか見方がある、というものを紹介するにとどめたい、と。
 ザレはザレとして「どーだすごいだろー」と言ったところで、自惚れの自覚があれば愛嬌かもしれないが、「講座」などと銘打って、さも自分が正解を知ってるように言うのはイヤだ。

 ただ、私が日頃読んだりした小説で、「ここは『そして』じゃなくて『それらは』でつないだほうがしっくりくるなぁ」とか、自分の感性における正解の言葉遣いを見つけることはある。
 変更前がいいか後がいいかは、読み手の感性次第で、どちらが正解とは言えないものも少なくないし、私も正確な日本語を熟知しているわけじゃない。
 ただ、ほんの少し気をつけられる程度のことなら、言えるだろう。
 たとえば、台詞の部分で同じ人物が「そうじゃない」「そうではない」を併用するのは、さほど問題ない。それは喋り言葉だから、完璧に統一されているほうが不自然なこともある。ただ、地の分でそれが混在するのは、あまり美しくない―――といった程度のこと。
 まあ、ぼちぼちと書いていくべか。って、読もうとする鳥さんがどれくらいおらるるのかははなはだ心許ないが、自分自身を振り返るのにも丁度いいからねぇ。


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