烏の足跡



2004年3月1日(月)

 NINJA GAIDENが気になってる。X−BOXの。
 デッドオアアライブもX箱ばっかになって、なんだかちっと寂しい。
 映像スペックでX箱を選択したらしいんだが、それほどまでに映像至上主義なんだろうか。
 DCのデドアラだって、けっこうきれいだったし、格ゲーであのレベルなら、文句のつけようもないと思うんだが。
 ……まあ、NINJA GAIDENは、ハヤブサがちゃんと稲綱落とし使えるようだから……やっぱ忍者は落としてなんぼだよね(←待て



2004年3月2日(火)

 愛用している腕時計。
 日付が一日狂ってるのは、閏年のせいか……っ。

 あんまり時計に凝ったりはしない。
 今愛用しているものも、実用的な意味で非常に使い勝手がいいからであって、ブランドものだかデザインがどうということはない。
 20気圧までダイジョーブな防水加工のデジタル時計で、日付・曜日が表示されていることと、ストップウォッチとしても使えること。
 つけて海にもぐったりはしないが、まあつけたまま水仕事してても気にすることないし、なにかと日付や曜日を確認することの多いバイトしてるから便利。ストップウォッチ機能は……パスタゆでる時に(←ぉい
 が、この愛用時計、以前、電池が切れたということは書いた記憶があるんだけど、とーとーバンドの部分が切れかけてきた。しかも、取替え不能。

 仕方ないので、似たような機能がついている時計を探しに出かけてみた今日。
 ……なんでこんなに高いのよT□T 時計に五桁出す気にはなれないにょ……。



2004年3月3日(水)

 あんまり日本人アーティストのアルバムをせっせとチェックしたりはしない。昔からのファンというものだけがせいぜいで、あとは一年に一枚とか二枚、気にするかどうか。
 最近は相変わらず洋楽でブラックモアズ・ナイトの「ファイアー・アット・ミッドナイト」を手に入れて、なんか思わず耳が反応する曲はねーなーと残念に思ってた程度。
 が、なに考えたんだか、柴咲コウの「蜜」を買ってしまった……。
 RUI名義の「月のしずく」が好きで、マキシにカップリングさせてた曲も、さほどいいとは思わなかったけど、たぶん声が好みだからだろう。スキップしようとは思わずになんとなく聞いていた。
 それでまあ、中古で見つけたからつい。

 女優が一応本業なんだろうけど、そうはとても思えないくらいに上手いなぁ。
 音程正しく歌ってるというだけじゃなくて、ちゃんと色があるとゆーか、なんとゆーか。
 でも、なんだかんだで、曲が全てだとも思ったり。
 さすが中島みゆき。
 提供曲が一曲入ってるんだけど、聞いた瞬間に「みゆき節だ」と分かるし、心に残る。
 井上陽水も「陽水節」があると思うけど、めったにないことではなかろかね。聞いただけで誰の曲か分かりつつ、それぞれにちゃんと違いがあるってことも。

 ともあれ、気に入る曲が全部で四曲ほどあったし、他も聞いていて性に合わないものもないので、当たりだったかな……。



2004年3月4日(木)

 メガテン3マニアクスな話久々。最早小文字にはしないけど。

 主人公もLV95。ミッキー(ミカエル)もつくり、ちみちみと進めているが。
 ……メタトロンってどーやってつくるの……?T△T
 ベルゼブブは普通に魔王作ればいいのかもしれないけど、大天使ってランクアップもダウンもしないし……。

 ちなみに現在のお気に入り仲魔。
 今更ロキは言うまでもないが、ナンパすることすらほとんどないのでまた作り直したい気もしつつ、またここまで育てる苦労を考えると……。ああっ、でもやっぱりもう少し強くしたい……っ。
 マハラギダイン・マハブフダイン・竜巻(+衝撃高揚)・デスバウンドを所持してアグレッシヴなくせに、エストマ・リベラマも持たされてる微妙なオディさん(オーディン)。
 わがまま・おねだり・誘惑・常世の祈り・肉体の解放・ショックウェーブ・電撃高揚・勝利の雄叫び――――を継承したトオルちゃん(トール)。存在自体がものすごい凶器……。なんか最早、真面目に強い仲魔には飽き足らなくなってきたらしい己。

 ちなみに主人公は、徐々に魔法攻撃スキルを捨て、物理攻撃スキルに移行しつつある。



2004年3月5日(金)

 えー……PCの仕組みとかについてほとんどノーテンパーな私のことだから、もう今更珍しくもないんだけど。
 うちのおスミさん(PCです)は、日記ソフトでhtmlファイルを出力すると、かなりの高確率で、txtファイルのアイコンを、なにか別のアイコンに変換してくれる(滅
 現在、普通なら簡単なメモ帳のようなものであるはずのアイコンが、全てIEのhtmlページアイコンになっている。
 別に害もないので直そうという気もあまりないのだが、さすがにこれは一瞬、どれが本物のhtmlアイコンなのか(サイトの表示確認用にいくつかショートカットを作ってあるのである)、さすがに探しづらい。
 まったくどーしたもんだろう……。

 しかし、たまに「こんなザレ書いてどうしたいんだ己」というようなコトを書いている時にフリーズしてくれたりすると、なんだか愛されてる気にもなるからフ・シ・ギ(←危険



2004年3月6日(土)

 メタトロンとベルゼブブつくった!@まにあくす

 でもメタトロンあんま強くない気が。もともと敵にした時から、イヤらしいスキル持ってなくて、カジャ・ンダ系でどうとでもしのげたし、期待はあんまりしてなかったけど。
 つか、通称メロンちゃんに決定した時点で、まず威厳は地に堕ちている。
 タルカジャ・マカカジャ・ランダマイザと補助系三つも持ってたってなぁ。シナイの神火は万能系多段ヒットという珍しい魔法だけど、それだけに弱点にしている相手もいないからプレスターンも増えず、高揚スキルの補正も得られない悩み。アバドンあたりは、猛反撃無視してデスバウンッ!でどうとでもなるし。どんな相手にも、カーン系も無視して使える、という使い勝手のみが長所か。
 でもやっぱりなんとなく寂しいからプロミネンスと火炎高揚継承もさせてみた。でもやっぱり、ボス戦になると(ってもうカグツチとルシファーしかいないし)補助魔法係確定っぽくて地味な鉄。
 私の脳内では、実用性においては、プロミネンス・火炎高揚・マハジオダイン・デスバウンド・メギドラオン所持かつ、魔法無効というミッキーのほうが上で立場がない、なんだか情けないいばりんぼが確定。偉そうにするのにみんなミッキーばっかり仰ぐから、隅っこのほうで拗ねて慰められたりしてしまうあたり、もう完璧、最高位の大天使の姿ではない。
 こんなことなら降臨するんじゃなかったと悔やむ日々らしい。

 ブブ氏については、プロミネンスと火炎高揚くっつけて、マハジオダイン持ってるから電撃高揚覚えてもらって〜、メギドラオンもあるし、と魔法攻撃型にすべく計画した。のくせに、パーティ内(ストック仲魔も含む)で回復魔法を使えるのが主人公だけ、という無茶な状況だったせいで、常世の祈りもぺったんとくっつけてみる。
 この瞬間、最高位の魔王様のくせに面倒見がいいという、またしてもアホな脳内変換が発生する。口調見てると、更に上にルシファーがいると思ってるせいか、自負はあっても天使系ほど傲慢じゃない。とっとこ蝿さんにして、背中に乗せてもらうのが夢★な主人公(←ド阿呆
 そうして順調に育て、無事に蝿さんに。
 目下の悩みは、全体攻撃を捨てるか、電撃高揚を捨てるか、それとも、死蝿の葬列もダメージは万能系なんだから、メギドラオンを捨てるが利口か、ということ。

 なお、レッドはまた金ためて召喚さればいいや、と超ピクシーになってもらったんだけど、スキルは魅力的でも、別に「ピクシー激愛!」な人種でない私としては、どーでもいい感じ(←酷
 問題は、防御相性が「電撃に強い」だけということ。弱点がないのは嬉しいけど、だったら高位の魔神、破壊神、魔王とか大天使のほうが、防御相性に優れてて優良なわけで。
 こんなくらいなら、ステータスはいくらでも御魂で上げられるんだから、ランクアップ合体させてきれいどころのティターニアあたりにしてしまおうか、と思う今日この頃。



2004年3月7日(日)

 マニアクスでデビルメイでアームズな気配漂う、謎の夢を見た(昨日のコト

 なんかダンジョンにいる。
 なんかダンテ様とトリッシュ?と一緒にいる。
 仕掛けを解いている。
 途中で、そのダンジョンの入り口に戻る。
 そこで、特定の燭台に火をつけないと先に進めないらしい。
 そこにいるNPCっぽい人に頼むと、無事に火がつく。
 でも、そのかわり扉を開けるための鍵を認識するシステム(台座に、光る地球儀みたいなのを置くと扉が開く)が作動しなくなる。
 あれ?と思って調べてもらうと、火をつけるためのエネルギーを、扉の開閉システムのケーブルをぶった切ってそこからとっていた模様。
 てへ★な感じでケーブルをつなぎなおすNPC(燭台のほうは、一度ついてしまえばいいらしい)。
 途端、他のNPCからものすごいツッコみが。
 と同時に、周囲に設置されていたロケットミサイル類が、そのNPCをロックオンし、一斉に発射される
 壮絶にも程があるツッコみにぎょっとしながら慌てて逃げ出し、物陰に隠れると同時に大爆発が起こる。
 途中、ダンテ様が銃を落とし、走りながらそれを蹴り上げてキャッチというステキなことをしてくれる。
 煙が晴れると、「ラファム」という名らしい男が出てくる。
 どうやら彼もまたデビルハンターみたいな、それもかなり有名人らしく、ダンテ様とも顔見知り。
 「私」も名前だけは知ってたっぽい。
 四人で扉をくぐって、エレベーターに乗る。
 下降。
 途中、突然ガクンと揺れたかと思うと、下降速度が急激に上昇、っつーか落ちてるってこれ!
 ものすごーい心臓バクバクしたものの、激突を感じた瞬間に体勢とりなおして、全員無事。
 というか、己何者? 人修羅?
 でも、リベリオン(ダンテ様のしょってる大剣)がなくなってしまう。
 とりあえず本来の目的を放置して、リベリオン探し。
 いつの間にかラファム氏とトリッシュ?とはぐれてしまう。
 ダンテ様と一緒に豪華かつ不気味な屋敷の中をうろうろしていると、辿り着いた広間の二階回廊から機銃掃射。
 ダンテ様が二丁拳銃でかっこよく、敵ではなくて回廊の足場を破壊しはじめる。
 その銃の装弾数は何発だというツッコみはしないでおく。
 あと一面だけ残ったところで、やってみるか、とE&I(二丁の銃)を渡される。
 簡単じゃん、と思ってみると、存外当たらない。
 ダンテ様を尊敬してみる。
 というか、気が付けばダンテ様の背中にリベリオンあるし!
 無事に広間を抜けると、そこは雪国でした。
 しかも、大きな岩山のてっぺんに張り出した岩棚の上で、あたりは断崖絶壁、下界は雲の下。
 そこでキャンプすることになる。
 しかも、見知らぬ二人(いつの間にか、この二人とここで待ち合わせしていたことになる)は、寝袋を用意し飯盒でごはん作ってる。
 キャンプの意味違うだろ!
 明日はこの断崖をくだるらしい。
 ひー、と思って下を覗き込んでたら、いきなりダンテ様に抱きつかれて
孫市なみの勢いで口説かれた
 ぎゃーとか思ってる反面、冷静に「なんの香水の匂いだろ?」とか思ってるあたり余裕なのかなんなのか謎な己。
 おそらくは現実逃避と思われるが。
 アヤウイところで幸い目が覚めた。

 起きたらエレベーター落下の時以上に心臓バクバクいってた。
 その後、思い返して思わず本気で笑ってしまった。
 あー怖面白かった。



2004年3月8日(月)

 気付いているかたは気付いているだろうけど、数日前からアクセス解析のサービスを利用している。
 無料版なんで、それこそ時間帯ごとに何人来ているか、くらいしか分からないんだけど。
 こんなことは一日に数百人以上来るサイトでやってこそ、いろいろと調査する甲斐もあるんだろうけど、現在、巣の構造改革を考えてるので、その前にある程度把握しておきたいなぁ、と。

 いずれ、カウンターと一言メル・一言メル返信をフレームで全てのページで常時表示されるようにしようかなーと思ってる。
 そうなると、あらゆるジャンルで、とにかく来た人全てにカウンターが反応してしまうが、実はこれが微妙に本意でないのである。実際に来ている本当の人数なんて、知りたくないので。
 しかし、極稀にであれど、キリリクをしたいと思ってくれるかたのことを考えると、カウンター撤去もしのびない。総合トップの部分にだけ置くと、特定ジャンルにのみ興味のあるかたが、キリ番狙おうとしたらいちいち総合トップから入らなければなくなり、やはりなんだか面倒くさそう。

 そーゆーわけで、前もってある程度来訪者数を承知しておいてから、本当にそのスタイルに移行するのかどうかを決めようと。
 ……実際の来訪者数が知りたくない理由?
 それに振り回されそうだから。多くても少なくても、ろくなことにならないから。多ければ図に乗るし、少なければやる気失せる。
 そんなくらいなら、こんなザレ読みに来てるらしい物好きな人と、律儀に総合トップをお気に入り登録とかしてる人が百人くらいいるんだなぁ、ダイレクトに他のページ入ってる人はもうちょっといるかなぁ、くらいに思ってたいから。
 数字なんて、と頭で考えたところで、気にしてしまうことは自分で承知してるから、あえて曖昧にしてるのである。賢いんだかアホなんだか。
 品物の数とか言えば同じもの扱ってる「A」というサイトより圧倒的に多くて更新も頻繁でも、そこよりカウンター回ってないとなったら、そんなにつまらんか、それとも俺の人格が問題かとサイト消したくなるに決まってるヨ己。
 自分の精神衛生上のためなのです。



2004年3月9日(火)

 またちまちまと仲魔の話。

 サマエルとヴィシュヌを作った。
 よーやっと貫通持ってるギリメカラを買ってきたので、あくまでそれ継承目当てで。
 結果、ヴィシュヌ殿は魔法・物理・回復とオールラウンダーになったのだが(プロミネンス・火炎高揚・メギドラオン・常世の祈り・全体攻撃・貫通・冥界破・勝利の雄叫び)、サミーはアホなまでに物理スペシャリストに。物理反射の敵(ったって出てくるのは最早、ランダとギリメカラしかいないんだが)のために一応デフォルトで持ってるプロミネンスは残したが、基本はデスカウンター・物理反射・気合い・貫通・煌天の会心。自分は好きなだけタコっておきながら、相手には殴らせない気満々なあたり、とてもかわうい。あと二つは、何故か主人公の補助みたいな気配に、召し寄せ・サマリカーム。
 ヴィシュヌ殿はなんだかあんまり目立たないリーダーなんだけど怒るとめっさ怖い、というイメージが確定。サミーは……主人公がこれまた物理特化になりつつあるもんだから、最早「舎弟」。口調は紳士然としてるのに、頭の中は舎弟。ああ、そういうとこいつ、氷川の舎弟でもあったっけ……。主人公のことは「総司令」と呼ぶんだ、きっと。

 あとはシヴァ様だが、そこそこバランス良く強いものを元作から継承してるけど、ここはやはり完全に物理攻撃に特化して、三分の活泉・ヤマオロシ・デスバウンド・貫通・気合・会心・物理吸収・勝利の雄叫びとかいうのを……。物理反射の敵には、気合いためてみるか、次へ回して戦闘放棄で。
 ……こんなの作ろうとしたら、はてしなく大変な気はするから99%やらないか、もう少し汎用性のあるスキルにしておくが(爆



2004年3月10日(水)

追記:
 戦国無双の攻略ページ書き直してたら、なんとなく作業したい気分に。
 というわけで、巣の構成を変える。
 indexは注意事項として、あくまでも初めて来られたかたに、一度は目を通してもらいたい内容があるだけ。
 実質的なトップはtopとして、お気に入り登録とかはここでいいかと。カウンタもここにあるので、狙ってるかたにも不親切ではないだろう。
 今までは各ジャンル内のトップへダイレクトにお気に入り登録とかで飛べたけど、今回の仕様だと、フレームのせいでそれができない。
 もっとも、一言メールが不要、総合トップに戻ったり入ったりすることはない、というかたは、今までのページをそのまま登録しておいてもらってもいいことになっている。

 こういうところであんまり締め付けたくはないのでね。

 朝十時に寝た。
 夕方四時に起きた。
 歯医者に行った。
 夕飯を作った。
 作るだけ作って食わず、七時にまた寝た。
 今(〇時)起きた。

 十二時間逆転していれば、そこそこ人並みの生活か?



2004年3月11日(木)

 やっぱり一ヶ月に一冊は、時代物を読まないと落ち着かない。
 というわけで、光文社の「でんぐり侍」(小松茂男)。
 さくさく読める文体に切れ味のいいオチ(というにはダークなものもあるが)の短編集で、さらりと一冊。「蚤とり侍」は そんなに面白いと思わなかったが、こちらは私の性にあってるらしい。



2004年3月12日(金)

 メールの受信・送信フォルダに、今はもうそういう付き合いのない人の名前を見つけると、ちょっと切なくなる。
 いったいなんだったんだろう、と思う人あり。
 あれを言わなきゃなぁ、と思う人あり。
 そしてまた、メールでのやりとりはなくなって、かわりにリアルで付き合いのできた人もいる。

 極自然な形で薄れて消えたのならばともあれ、それまでの反動のようにピタリと止まってしまうこともある。
 ただ一つ言えるのは、今がどうであれ、かつて楽しく過ごした時間のことを、悔やみたくはないということ。
 楽しかった、という事実。今はなくなっても、そういう時間をその時、共に作ってくれたという事実を、せめてありがたいと思っていたい。



2004年3月13日(土)

 ひーさーびーさーに、PSOでSS更新。
 面白半分ではあれ、妙な設定(物語上でも、ゲームのブレイキャラとしても)で突くってみたら、なんだかいろいろと動かせそうだった鉄夫婦の息子殿。
 初めはユーサムとの修行物語をと思ったものの、そうするとやけに説明っぽくなってしまうので、なかなか書き進められなかった。
 それを、ちょっと変則的なネタどりで一気書き。

 PSO関係の知り合いで、今もこの巣を覗きに来てるかたは片手で数えられる程度のはず。
 それに、もうそろそろどなたも、自分のキャラクターにある程度の距離を感じて、他人のように見られるようになったのではないかと、思い切ってタイラントには最期を演出してしまった。
 もしご本人がご覧でも、あくまでのこの鉄夫婦というバカげた超パラレルシリーズの中だけのことであるし、ご立腹もされまいかと。
 あとやっぱねぇ、ストイックな男ほど、内面はロマンチストだと思ってたりもするので、うちでの「正解」はこういう発想をするタイラントということで。
 誰にも言わず淡々と行動を決めて、というほうがストイックさ加減は際立つのかもしれないけど、そんなものストイックなんじゃなくダンディーなんでもなく、単なる社会不適応者だ。一切の関わりを拒絶した臆病者だ。心ない者のストイックさに見えるモノは、ただの欠落でしかない。うむ。タイラントは無闇に語らなかっただけで、語る言葉はいつだって持ってたいい男のはずだ。うむうむ。
 ありふれた言葉、空々しい言葉、そういうものを撒き散らすくらいなら、沈黙する。ノイズは吐かない。
 本当に伝えたいこと、聞かせたいこと、聞いてもらいたいことなら、訥々とでも淡々とでも、流暢に喋るに違いない。だってそれは、自分の中の確たるものだから。
 そしてまた、今回の聞き役は自分の中にタイラントの一部を持っているから、そのおかげでか、言葉になりがたいことは、言葉にしなくても分かってくれたのでわないかと……。
 そういう話になってればいいなぁ。

 アズールについては、この後で少し時間を遡って、ユーサムとの修行物語を一本くらいは追加したいとも思ってたり。
 ちょっと大事なコトっぽいテーマというか、ネタどりしてあるのもあるし。

 誰も見てなくてもいい。
 馴染みのないキャラクターが出てくると、「同じ世界で遊んでた仲間」としての話ではなくなるだろうし。
 でも、ただ私自身が書きたいから書いた話は、私自身が気に入った。
 だから、アップしたりしてみるのであった。



2004年3月14日(日)

 「自分の視点」と「自分の感覚」でなら、誰だって小説の一本は書ける。半ば自伝だろうが。
 作家として食っていくためには、確固たる自分の視点の他に、他人の視点もないとならないと思ってる。
 さもないと、登場人物のバリエーションが乏しくなってしまうから。
 たまに、どの人物も全て作者の分身でしかない、どいつもこいつも根は同じ発想しかしない小説なんぞに出くわす。
 そのたびに、自分もそういう小さな世界の中でじたばたしてるんだろうなー、とげんなりしつつ、それでもやめる気になれないあたりが業のような気がしてみたり。



2004年3月15日(月)

 しあわせな人とそうでない人の差は、身の回りで起こる出来事以前に、それらをどう受け止めているかによるところが大きい。
 ……と思う。
 不幸な人は自分で不幸を作ってるんだから世話ない。
 外的な環境が本当に不幸なこともあるけれど。
 「あーもーいいことなーい」とか頻繁に言ってる人は、単にいいことレーダーが働いてないか、高望みしすぎなだけだったりすることが多い。
 ……と思う今日この頃。


Made with Shibayan Diary