烏の足跡



2003年8月1日(金)

 つくづくと、「鏡」だなと思う。

 先日アップしたネットマナーに関する100質。あれについて、日頃お邪魔しているサイトでちょっと身につまされたことがあるので、まずは修正した。
 別に私の100質を見てのことではなく、たまたま同じ時期にネットマナーに類することについて触れただけのことかもしれないが、それを見て、あれではまずいか、と振り返ることができたということが私には肝心。
 以前の薬についてのことといい、私は「基本的スタンスや前提を明らかにする」という肝心なことを忘れて、私見を延べがちらしい。気をつけねばならんと思いつつ、ついついおろそかにしている。
 このザレもそうだが「とやかく言ったって、これはあくまで私の考えかた。貴方は貴方」というのが、動かせない基本スタンス。
 しかし、油断するとあっさり肝心なことが抜けたり、「こうしなさい」と言わんばかりになる。毎日ザレてると惰性と勢いで暴走しやすい、という危険性は承知していても、まだまだ注意が足りないらしい。
 なんにせよ、マナー100質には前書きを作り、また、一部言葉遣いも訂正した。

 そうした背景には、もう一つ。
 「もしかして私のところのことか」と不安に思われた管理人さんが二人、メールをくれたということもある。
 たしかに、そのお二方のところの掲示板などは、この巣に比べて禁止事項は多い。ブックマークの場所が指定されていたりもする。
 が、あんなところで槍玉に上げなければならないような無茶な厳しさではないし、禁止とする理由もおおよそ見当がつく。
 カキコの改行について「フォームの端くらいまでいったら、できるだけ改行」というのは、掲示板の横幅があるためだろう。だから、改行なしではズラーッと文字が並んで読みにくくなりがちだ。その辺は、書き込む側の配慮に任せてもいいが、一言触れておけば、管理人も他の閲覧者も見やすくなるのは間違いない。「できるだけ」と言っているだけで、「そうしなかったら削除」というのでないのだから、過剰とは言えないレベルだ。
 顔文字や(笑)といったものの制限も、別に珍しくはない。一人ツッコミを多用する私だが、自分でやっていてでさえ、「鬱陶しくないか?」と思うくらいだ。それに、こんなものが禁止されたくらいでは、書き込む側も不自由はしない。
 ブックマークの場所については、以前あるサイトで拝見したが、「サイトの内部に変更があればこのページで告知する。他は構成が変更されたりする可能性があるから、ここから入ってほしい」という理由があったりするようだ。

 もしかすると、カチンとくるならまだしも、不安になってしまったかたがいれば、と思いここでいくつか例を挙げてみた。
 はっきりいって、「やかましすぎる」と私が思うサイトは、そうあるわけではない。少し厳しいな、というところはたまにあっても、問題とまでは感じもしない程度だ。
 基本的にサイトなんてものは管理人の作った王国で、どういう法律を定めるのも管理人の自由になる。普通の管理人であれば、多少自分の理想には合わなくても、気に入らなくても、いくらかは譲歩し、許容してルール・マナーを設定している。専制君主ではあれど、ちゃんとそこに来る人たちの便宜もはからって、我慢・許容していることもあるだろう。
 その妥協ラインを何処に設定するかは、人それぞれだ。
 管理人の我が儘優先で決めても、悪いと言われる筋合いもない。
 そもそも管理人を王様にたとえたところで、サイトを国にたとえるには無理がある。なにせそこに住んでいるのは管理人一人きりで、他は全て、住んでいるのではなく覗きにきているだけだ。気に入らないなら行かなければいいだけのこと。
 私が初稿の100質で、「専制君主」にチクリとやっているのは、あの100質は、「この巣におけるマナーの考え方」を説明するために利用させてもらったものだから、「私はこう考え、感じる」ということを明確にしないのでは意味がないからだ。「我が家」型サイトを否定して見えることと、皮肉かつ挑発的になりすぎた点では反省し修正しているが、内容そのものは不必要なくらい正直で、そこをあっさりと改正することはできない。
 私は、いかに管理人の気侭で作られているサイトだろうと、そこに人が来ることを前提に開放している以上、先制君主として振る舞うにも限度がある、と感じているということは、偽るつもりはない。それが正しいとか間違っているということではなく、私はそう感じる、ということで、ね。
 こればっかりは、誰をどう不安にさせようと怒らせようと、「私はそう感じるからこう考えてこうしている」という「about my way」なのだから、ゴマすって嘘を記すわけにはいかん。

 まあ、そういうことも含めて、ふと思ったことがある。
 それが「鏡なんだろうな」ということ。

 もし、腹の底から、心の底から、「これっくらいで厳しいはずない」と思っていれば、私が「やかましいサイト」と言ったところで「そんなとこもあるんだ」としか思わないのではないだろうか。「うちのことじゃない。だってうちのこれは普通」と思っていれば、私の言葉に動かされもしないのではないだろうか。
 「うちのこと?」と思ったとすれば、それはとりもなおさずその人自身が、私の書いたように、「管理人の我が儘で厳しくしてる面」というのがあるんじゃないか、と懸念したからではないのだろうか。
 そのうえで、「不愉快だと思われてるのかな」とか、「我が儘放題だって、ここは私の城、誰にも文句言われる筋合いはない」とか、思ったのではないだろうか。
 つまり、「我が儘」とか「やかましい」とかいう言葉に反応してしまった人というのは、他の人にとってどうであるか以前に、自分のサイトのマナー設定について、そういうふうに自覚する面がある、ということではないのだろうか。

 私自身のことを振り返ると、「偉そうな態度」とか言われると、ビクっとくる。それは、私自身に、「毎度毎度、何様なこと書いてるよなぁ」という自覚があればだ。
 逆に、「あるサイトの管理人さんはとても優しくていつもお世話になってます」なんて記述があっても、ちっとも「もしや私のことかなぁ?」なんて思わない。
 「いつもお世話になってる人がいて」と言われて「私のことかな」と思うのは、世話しているつもりでいればだ。本人にその自覚がないなら、「誰のことだろう」としか思わない。
 つまり、ある言葉に反応してしまうということは、発言者以前に、「私」や「貴方」自身が、自分のことをそう思っている、ということじゃないだろうか。

 言葉はものの見事に、こちらを映し出してくれているような気がする。
 自分がどんな言葉に反応したかを見れば、自分が自分をどう見ているかがなんとなく分かってくる。なにを自覚でき、なにを自覚できないか、だ。
 その上で考えると、例の100質、不安になったりムカついたりした人というのは、本人は我が儘なつもりでも、独断横行の人ではない、ということのような気がする。「これはちょっと私の我が儘かな」という自覚とともに行っている程度のことは、まだまだ配慮のうちのような。
 また閲覧者サイドにしても、「もしかしてあれはダメだったのかな」と心配になったかたというのは、書き込む時にもいろいろと配慮してくれていることがほとんどだろう。
 また、賛成にせよ反対にせよ、「私のサイトには私のやりかたがある」と確固たる思いがあれば、さして動じることもなく、それこそあんなものは「一管理人のたわごと」として読み流しただろう。

 いくつものサイトで、「閲覧者のマナーの悪さに疲れた」という記述を見て来ている。同じように、そういう管理人の独白を見たことのある人も、少なくはないだろう。
 たぶん、たいていの人は、なにか管理人から非難・批判めいた発言(その単語で表されるほど語気が強くなくても)がされると、「私は大丈夫だっけか」とドキンとするものじゃないだろうか。
 で、まあ、そういうふうに反応してる分には、まだまだマトモなんだろう。私も、自分が居丈高になったり断定的になったりする自覚があるだけ、まだマシか。
 この自覚というヤツがないと、果てしなく暴走してしまう。

 そして本日の総括。
 だから時には「鏡」を見ることが大事なんだろうと思うが、厄介なことに、自分で作った「鏡」には、自分の姿は映りにくいものっぽい。
 ヒヤリとしたりするのはいい気分ではないが、人様の作った「鏡」に自分を見ることは、たぶん、無駄にはならないのだと思うのであった。

 ……なんて書くと、「自分の場合」を確かめるよすがにしてくれればなにより、と言っているこのザレ。鏡と表現したこともあるわけで、なんかえらい自己弁護してるようにも見えてイヤだったりする。
 が、そんなつもりでここまであれこれ言ってきたわけではない。なにせ私にとっての良い鏡は、これではなくて人様のところにあるものだ。私から見れば、短慮と浅慮が混在するこのザレは、鏡に使うつもりなら使えないこともない、というものに過ぎない。
 言葉足らずや言葉の選択ミスで、私自身が思っていたのとは違う内容を伝えてしまうことも珍しくない。そのせいでヌルくとられるならまだしも、辛辣にとられたりすることもある。
 それを自覚している以上、こんな危険なものを「鏡にするといいよ」とはとても言えない。むしろ、そんなことを言って使わせて、無闇に人様のハートを傷つけることと、そのしっぺ返しを考えると、「あんまり真正面から本気にして受け取るのはやめてネ」と言いたくなるほどで。
 だから、ぜひ使ってくれ、とはトテモいえませんともさ……。



2003年8月2日(土)

 友人に、「えらい両極端だ」と言われた。
 なにがって、この巣に出てくる「私」の語り口調。
 丁寧になると「おっしゃる」とか「いらっしゃる」「させていただく」「申し上げる」といった、尊敬・謙譲語が出てきてマイルドなのに、だ・である調でやりはじめると、途端に苛烈になる、と。
 否定できませんし、しません、はい。

 しかし、どちらかが嘘とか偽りということはない。
 相手のかたへの好意とか興味があれば、「この人とは付き合っていきたいから」と譲歩も妥協もする。妥協したからといって、嘘をついてはいない。つまりは、「相手への好意があれば、いくらでも譲歩できるものがある」ということだ。
 己一人で勝手にわめき散らしている場合には、一切の譲歩をしていない自分というものを出すことがある。だが、それは「譲歩できない・したくない」ものとは限らない。

 それがたぶん、二つの口調とあいまって、裏表のようにも見えるんだろう。
 別に建前・本音と思われたところで構わないんだが、一応言ってだけはおけば、「丁寧な口調で言ってることはおためごかし、口汚いほうが地」ではない。たしかに平素から言葉遣いは荒いけどさ……。



2003年8月3日(日)

 こん、とCDを3枚ばかり買ってくる。
 探しに行ったのは「陰陽座」のものだったんだが、「ANGRA」と「BLACKMORE'S NIGHT」まで一緒に持ってしまうあたり、駄目人間全開。

 陰陽座は、以前にCD店でジャケットを見かけた時から少し気にはなっていたが、邦楽のメタル、ロックは、実は魚買い(注:極めて身内の言葉なので説明すると、ジャケット・タイトル買いのこと。鮭・鯛で……)するには覚悟がいる。
 アイドル系、ポップス系はさほどでもないんだが、メタル、ロックとなるとヴォーカルが下手だと聞くに堪えないのである。洋楽ならまだ、歌詞がダイレクトには分からないし、本国のみならず世界で発売されているとなればある程度の水準を突破していることは確かだからいいんだが、邦楽はダメ。
 それで、陰陽座もオドロな感じは好みだったが、それでさんざ失敗してきているので、買い控えていた。
 しかし、先日ムック(雑誌の一形態)としてDVDつきの陰陽座本が出てたので、ぱらぱらと見てみると、メインヴォーカルが女の子じゃないか。メタル系で女の子ヴォーカルというのは珍しい。とりあえず、この一枚を見てみるかという気になった。
 付属していたDVDに収録されていたのは、ファン向けの撮影風景とかトークだったが、入っていた一曲で、これは買ってもいいと思った。
 なにせヴォーカルが上手い。というか、歌い方が好み。変に個性個性しておらず、それでいてポップスみたいな無難無難でもない。声もきれいだし。それに、メロディラインがしっかりした曲だ。
 というわけで、さっそくアルバムを買ってきてみた。
 ……とりあえず、他のアルバムも手に入るならほしいし、次のアルバムも、買おうと思う。演奏は「上手い」と言うほどもない、普通だと思うが、独特の世界観とか黒猫ちゃんの歌、楽曲が好みだから。
 なお、黒猫ちゃんの声を簡単に表現するなら、「アニメの主題歌でもうたってそうな声」。最近はバンドの楽曲などが流用されるが、昔ながらの、アニメ主題歌。それくらい親しみやすくて良い声だと思う。ハイトーンも無理がなくてのびがあってきれいだしなぁ。
 一つ心配なのは、インディーズからメジャーに鞍替えすると、収入も格段に上がる。金銭が絡んでトラブルが発生し、メンバーが変動することは珍しくない。曲調や姿勢が打算的に変わることも少なくない。インディーズ時代と一枚目のアルバムだけが良かった、てなことにならないことを願う。

 ANGRAは1stアルバムの時から、新譜が出れば買っているし、「REBIRTHのアコースティックver.なんてもんが入ってるなら買うしか!」という感じで即決である。 もとは魚買いしたバンドだが、たいていのものは、その一枚は外れてなくても、二枚、三枚と買うことなくそれきりになる。その中でどうしてANGRAだけは、こうもついついと買ってしまうのか、それは謎。同じように一通り持っているものとなると、ASIAとTENくらいか。
 しかも、マメに聞くわけではないのに、何故か中古ショップに売ることもない。ANGEL WITCHとかは引っ越す時にあっさり売っ払ったのになぁ。
 相変わらずエドゥの歌は、あまり癖がなくて聞きやすいが、少し物足りなくもある。もう少し懐の深い声を出してくれたら良いのに。まだまだ喉でしか歌っていない気がするのであった。

 BLACKMORE'Sはものの見事にアーティスト+魚買いである。「リッチー・ブラックモア?」と……。彼のソロかユニットか、と思って買ってみることにする。違ってたらどーすんだ状態なあたり、堅実とか慎重という言葉とは無縁らしい。
 幸いにも思ったとおり、リッチーがらみだったから良かったし、一曲目で、「よし、あたり」。

 三枚ともあたりで、ヨカッタヨカッタ。



2003年8月4日(月)

 またメガテン話に終始するので、興味ない人はばいちゃ(古

 主人公、LV112。そろそろHPが限界の999になりそうである。
 一度クリアしたということもあり、スキルはまた少し変動し、物理全体攻撃と物理単体攻撃を入れている。威力でいえば死亡遊戯か地母の晩餐なんだが、死亡遊戯は命中率が低く、避けられることも多いので削除。鬼神楽は発動ポーズがちょっとアレだし、やはりミスることが多いのでまた変更し、今はジャベリンレイン。発動もかっこいいから、これでいこうと決めてみる。しかし……デスバウンドのままにしておけば良かった、と後悔してもいたり。
 単体はアイアンクローが入っているんだが、これは至高の魔弾にかえてみるつもり。万能系だし、一応最高威力っぽいし。

 ロッキーはLV66までなんとか。そして、二分の魔脈を雄叫びにかえてくれるという、とてもありがたいことをしてくれた。
 更には、ミカエルを素材にし、かつウリエルを召喚、この二人を合体させて、勝利の雄叫びを持つフレイミーズ→アラミタマを作る。これで、スキル枠に余裕さえあれば、誰にでも勝利の雄叫びをくっつけられるぞぅ。
 そして、ヴィシュヌを作って勝利の雄叫びをつけてみる。
 他には悪魔全書埋めるために魔王モトだとアバドンだの、いろいろと作っていたり。

 にしても……ペルソナ系でもソウルハッカーズでも、エクストラダンジョンといえば、LV90クラスの敵が出てくるエリアもあって、最終的にはそこでLV上げしたものだが、ノクターンにはないのがちょっと……。ラスダンで出てくる敵で、最高レベルとなるとモトの81か?
 マサカドさんちが一応EXダンジョン扱いにはなってるが、女神とか鬼神、魔神が出てくるだけで、さしてレベル高いのはいないしな……。



2003年8月5日(火)

 夏祭。
 浴衣を着ている女の子を見る機会が増える。
 毎年毎年言っているが、見苦しい着付けをするのはやめてほしいよ、ホントニモウ。
 見苦しい、というのは、アレンジを言うのでわない。
 ブーツを合わせようが、裾をかなり短く上げていようが、袖をたくしあげていようが、それを「私なりのオシャレ」としてやっているなら、私の趣味に合わなかろうと、そんなことはどうでもいい。
 実際、ちょっと着崩して、現代の衣類と上手く合わせた子を今日、一人だけ見かけた。そんなに美人じゃなかったけど、「お、かわええ」と思った。自分を可愛く見せる方法とか、自分に似合うものがなにか、ちゃんと分かっているんだろうし、なにより、浴衣をどう着ればかっこよく見えるか、ちゃんと研究したんじゃなかろうか。

 和服というものは、寸胴・短足の日本人が着てサマになるようにできている。
 それを考慮せずにウェストを締めたりすれば、いとも簡単に崩れてくるし、生まれる皺もみっともない。
 それに加えて動作がなっていないものだから、ますます裾は不恰好にずれてくるし、襟も乱れる。

 祭だし、浴衣着るのはいい。いきなりかっこよく着こなしてとも言わない。ただ、洋服とは違った着方をしないとならないことや、かっこよく見せるための着付けのコツくらい、その日までにいろいろと自分で試してみないと、いざ着て出かけると、見るにたえない不恰好になる。
 普段から和服をよくお召しになられるんだろうな、という品のいいおばあさんが、たまにお店に来る。実は名前も知らぬままひそかに大ファンなんだが(ぉぃ)、階段を上がる足の運び、裾さばきの慎ましい見事さは、惚れ惚れする。
 今日見つけた一人だけよく似合っていてサマになっていた子は、ともすると、和装する機会が他にもあるのかもしれない。買い物をしてお金を出したりする時、ちょっと逆の手で袂を押さえる、ということをしてくれた。
 これぞ萌え!(←いっぺん死ね



2003年8月6日(水)

 PSOる。
 一通りのIDを揃えつつ、FOnmがいないのが寂しいので、テクディスク倉庫を作り直し、動かすことにする。
 あるだけ全てのマテリアルを食わせ、一気にEP2をプラントまで、EP1を遺跡まで完走させる。
 ……は、いいが。
 DF倒してエンディングに持ち込んだところで、GCがエラーを起こす
 まあね、坑道までクリアした時点でいったん終わらせてセーブしてるからいいけどさ。……フザケンナT□T

 という悲劇を乗り越えた後、またちょっとジルオール。
 レムオンのイベントがどう見ても知りきれとんぼなのが哀しくて、つい自ら補完SSを書いたりしてしまったくらいだが、もう一つ惜しいのが、実はゾフォルだったりする。
 エンディングに到るルートそのものに、もう少しバリエーションがあってもいいなと思う。
 通常のネメアを中心にした闇の力に対抗していくもの以外に、そんな大事業(違)とは無関係に、ただディンガルとロストールの戦の中で、上り詰めていくというのだってありだろう。また、ロティ・アンティノや、ペウダといった、どーしよーもないバカ主に仕えつつ、下克上して第三勢力になり、二大大国相手にとって大戦ってのも良さそう。
 そしてなにより、闇の勢力に終始味方していくルートがほしい。
 エルファスとかゾフォルを、救う方向に動きたいと思うのである。

 特に、おぢい。
 ネメアが運命に抗うために戦い、それを成し遂げるなら、ゾフォルだって、不幸な予言ばかり当たってしまい、その運命をかえることができない、という彼に課せられた悲劇から、なんとか救い出してやれたっていい。
 じいちゃんに味方して、彼の見てしまった不幸をなんとかするため、運命に抗うルート。実質的にはネメアルートと大差ないだろうが、それをゾフォルに味方して、彼を死なせないようにしつつ、できたらなぁ、と。
 おぢぃの語る三種類の言葉。「年をとると変われなくなる」というのは、たぶん自分のことを言ってるんじゃないかなぁ、とか考えつつ、真剣におぢぃに味方したくなる己であった。

 他にも、海賊の一員になって宝捜ししつつ、その宝の一つとして闇の神器を集めていき、魔人やネメアと敵対するのも面白そうだ。
 ジラークも選択肢によっては救えるようになったらいいし、フレアを守るために、束縛の腕輪を死守して戦うというのもストーリーとしてはよさげ。ベルぜーヴァを仲間にしてみたいとか……。
 あと、ギルドの仕事に「殲滅」がないのが不思議といえば不思議。
 依頼内容ももう少し選ぶ意味があるようにして、同じ難易度でも報酬の少ない、民間人からの依頼と、高額の公的機関・貴族からの依頼を作り、選択のしかたによって、周囲の態度も変化してくるとか。たとえば、安い仕事を引き受けていると、ギルドのオヤジが言い出してくる依頼の内容も、金額の安いものばかりになるとか。高い依頼ばかり引き受けると、民間人の態度がそっけなくなるとか。
 などなど、考えてみたりしてみたり。



2003年8月7日(木)

 休み返上、更に残業
 ……ただでさえ帰省する大学生が多いこの時期に、ばたばたと風邪ひかれちゃたまりません。
 昼は12時から、帰ったのが深夜3時ってバイトの就業時間とは思えんぞ……。



2003年8月8日(金)

 今日もまた休み返上。
 さすがに連日12時間労働は悪いと思うのか、夕方まででいいから、ということだったが、それじゃあナンデスカ。夜の忙しくなる時間帯に、3フロア合わせて四人で切り回すと? 無理だっつーの。
 というわけで今日もいそいそと半日労働。
 そして明日からは予定されていたシフトどおりに仕事。これも時間延長されるかどうかは、復帰してくるバイトの人数による。

 話書いてる暇なんざありゃしねぇ。



2003年8月9日(土)

 人に嫌われないためだけに、人に好かれる「私」を演じても仕方がない。
 人に嫌われそうなところを誤魔化して、隠して、殺ぎ落として、いったい「誰」になろうというの?
 「私」を嫌いと言う人がいるなら、その人には嫌われておけばいい。「私」がその人を好きでないならなおのこと。
 誰からも嫌われているというならば哀しかろうけれど、他に誰か、家族でも友達でも、「私」のことを嫌いでないと言ってくれる人がいるならば、「私」は「私」のままでいい。

 孤独を埋めるためだけに付き合う相手。そんなものは友達じゃない。恋人とも言わない。
 誰かが嫌いと言ったところを慌てて隠して、そこにいるのは「私」ですか?
 第一、「私」に多くの変化を求める人は、「私」のことなど好きでもなんでもないのだとは思いませんか? 自分の都合の良いように変われと、ただそう駄々をこねているだけとは、思いませんか。
 「私」は「私」。
 「私」自身が良しとするならば、変わることなどないのです。

 貴方は貴方のままでいい。
 私はそう思います。



2003年8月10日(日)

 PSOの話。しかもうちの巣にあるSS群の話だから、興味ない人はばいなら(←また古い

 だいぶ前から時折こぼしている、PSO-rの改訂。
 これはもうひとえに、いくらか役どころの変化したキャラクターがいることと、なにより、一応主人公として設定したジーンが、ちっとも彼らしくないというところに理由がある。
 ヤンと出会うシーンを見ても、「ンなことしねぇよなぁ」と思うばかり。あの男が自分から揉め事に口を挟むような真似は絶対にせんぞぅ?
 いろいろとバージョンがあって、性格も微妙に異なっているPSO-rメンバーだが、プレイヤー諸氏の設定ではなく、PSO-rにおける「本物」はといえば、ジーンにはろくな感情もない、というもの。というか、ほとんどなんにもか考えてない。頭の中は果てしないほど空っぽである。うむ。

 更には、もとは主人公のはずのジーンは、ロア・ヤンのパーティの、レンジャーが抜けた穴埋めに参入する形になりそうだ。また、ローザは消えて単独での搭乗になるし、いろいろと「わけ」も出てくる。
 それに合わせて、PSO-rのサブキャラ的な位置に設定してあった何人かの名前は、パロディの中だけの扱いとなる。
 もっとも、メインと呼べるようなキャラは既に何本ものSSに主役級で登場しているし、パロディ世界へと消えていくキャラというのは、ほとんど出てきたこともなかったりするから、「いなくなる」とつくづく思うのは私だけだろうけれど。

 たぶん、新PSO-rの軸は二本。
 一本はダークファルスという破壊神に関わる底辺のシナリオ。
 一本は黒ロボ兄弟にからむ謎。
 これに、他の様々な要素がひっかかって絡まってくる感じで。

 新PSO-rの始動に向けて(←いつになるやら)、「ぷそなべ」なるごった煮コンテンツを作ろうと考えている。
 これはもう、キャラについてとか設定についてとか、私の考えたことをそのまま書き付けるようなもので、裏話が好きで、ある程度のバレも構わないというかたにしか楽しくないものになるだろう。
 お暇なかたは、見つけたら「あ、つくりやがった」と覗いてごらんなさいまし……。

 オマケ話。
 思いついて一気書きした幽霊もの第三弾。
 この間に凍ることン回、文字がおかしくなることン回。
 夏はPCが加熱しやすいだけに、えらい目に遭う。
 書き上げるのに、実に8時間もかかっているが、このうちの三時間程度は、立ち上げなおしの待ち時間といえば、何回くらい再起動させたり電源ぶった切っているかは、察しもつくだろう……。



2003年8月11日(月)

 最近のお気に入りフーズ。
 揚げたこ焼き和風ソース。
 コンビになどで売っているもので充分なので、買って帰って、まずは少しだけレンジでチン。目安は、パックなどに記入してある時間の半分〜三分の二。その後、高温の油でさっと表面だけ揚げてカリカリにする。
 ソースはサラダ用の和風ドレッシングでいいのだが、少し油っぽいので、むしろ冷しゃぶのタレ和風味などのほうかあっさりしている。そこに、私は粗めの鰹節を放り込んで冷蔵庫に半日ほど突っ込んでおいたものを使う。なお、この鰹節のほうは、たこ焼きを揚げる時に一緒に揚げてツマミにしてもなかなかいけるが、ものすごーく油がはねるので、間違っても裸エプロンではやらないように(←誰もしません
 この、よーく冷えたスープ状のタレに、あつあつの揚げたこ焼きを数秒間ひたしてから、食べる。

 私の夏の定番・豆腐ご飯(よく冷えた豆腐に多めに醤油をかけて崩し、ご飯のうえに乗っけたり、あるいは混ぜこんだりする)と並んで、熱いんだか冷たいんだか分からないところが、お気に入りである。



2003年8月12日(火)

 しばし死んでます。
 文字通り忙殺です。
 謀殺ともいうかもしれません。
 サイナラ。



2003年8月13日(水)

 なんとなくダークなトップにしてみた。
 胡散臭さ倍増。

 それはそれとして、本格的にPCもGCもヤヴァめ。
 はたしてこの夏を乗り切れるのか!?

 相田みつを氏の作品をつらつら見ていたら、若乃花関がかつて、解説の時に口にしていた言葉に感銘して、それを文字にした、というものがあった。
 「土俵の怪我は土俵の砂で治していく。怪我をするたびに休んでいては勝負師にはなれない」という内容のもの。
 たしかに、逃げるのも休むのも簡単だけど、本当にそこで勝負していきたいなら、本当にもう動けないんでないなら、土俵の上に踏みとどまらないとならないんだろう。
 これ以上はもうダメだ、という休むべき時を見極めて休むならいいが、ちょっとしたことでひょいひょい土俵を下りていてはお話にならない。
 近頃の相撲が、どうにも見ていてはらはらするような熱い取り組みにならないのは、そういう意識の問題もあるのかもしれないなぁ。
 なお私は、千代の富士関のファンですた。



2003年8月14日(木)

 以前にある場所でバイトした時、シャツの胸ポケットに、四種類のペンが必須だった。
 黒のボールペン、赤のボールペン、シャープペン、黒の細マジック。
 これを常に胸にさしていた時の癖で、今のバイトでも、太めのボールペンと細めのボールペン、シャープペンは必ずさしてある。
 更に言えば、出かける時にも、そのシャツに胸ポケットがあれば、必ず一本はさしていく。
 そして、すぐ取り出せるところにメモ帳。カバンの中の手帳なんてものでは、出すのに手間がかかるのでダメで、ポケットサイズの薄いメモ帳を、ズボンのバックポケットなどに入れていくか、胸ポケットに一緒に入れている。
 気になるものを見つけた時、なんらかの情報を見つけた時、ネタを思いついた時、その場で即座にメモするためである。
 しかし冷静に考えると、歩いていていきなり立ち止まり、ごそごそとなにやら書き始めるというのは、かなり変な奴だろうなぁ……。



2003年8月15日(金)

 モンスターファーム4を買ってきた。
 ……とりあえず10時間ほどぶっ続けで遊んでしまう阿呆な己。駄目街道まっしぐら。
 不満な点もあるし、システム的な面では、どう考えてもマイナスでしかないところもあるが、差し引きすれば、結論は「面白い」。
 ホントになんとかしてくれというのは、施設の利用時。選択肢を続けて選んでいった際、最後の部分でキャンセルすると、冒頭の選択肢にまで戻されるところがある。一つ手前に戻ってくれれば事足りるのに……。
 買い物も、複数種類をまとめて買うことができず、いちいち選択するのも面倒だし、なにより、メッセージ速度を変化させられず、一喝表示にするにも送るにも、○ボタンを押さなければならないから、余計に困る。メッセージ送りのために連打してると、つい選択肢を選んでしまうところまでいくもんだから……。メガテン3でも思ったが、これはホント、メッセージちゃんと読ませたいならなおのこと、一喝表示できるようにするべきだろう。面倒なだけだも。

 趣味的なことをいえば、バトル時はともかく、コミュニケーション時のモンスターのアクションが少ないことがちょっと寂しい。大喜び・喜び・普通・不満・激不満、くらいでアクションかえてくれればよかったのに。
 こちらからできることが「ほめる」「しかる」「エサ」「アイテム(プレゼント)」くらいしかないのに困る。トレーニングをさせた後ならいいが、休ませた週で、さらに満腹のモンスターになんか、なんにもしようがないもんなぁ。モンスターと触れ合える、というのが4の特長なら、この辺もサービスしてほしかった。
 せっかくモンスターにも性格があるんだし、「すきなもの」「きらいなもの」という設定もあるんだから、「甘えん坊」なら「撫でる」とか、「熱血」なら「気合を入れる」とか、すきなもの・きらいなものとからめて「遊ぶ」という選択肢もあったっていい。トレーニング結果とか大会結果(とはいえ、今回は大会の結果にリアクションできない。ものすご〜く寂しい……)と、性格に応じて、「励ます」「慰める」「気合を入れる」「撫でる」なんてのも、これは有効だがこれはダメ、とかいろいろできるだろうに。

 ともあれ、ライガー系の背中には乗せてもらったし、ドラゴンの背中にも乗ったし、デュラハンも再生してファームに引きずり込んだし。
 PS2版の3をやっていないから、これが4からなのかどうかは分からないが、「冒険」はお手軽なくせに行く甲斐は大きくてホクホク。
 なでこなでこしながらウハウハと、当分はこればかりになりそうだ。

 なお、現在育てているのはガルゥ系、ライガー系、ドラゴン系、デュラハン系、ピクシー系。
 ついでにいえば、「真・三国無双3」のディスクからは、レアモンスター(特定のCD・DVDからしか誕生しない特殊なモンスター)の「カンテーセークン」が出てきた。これがデュラハン系で青竜刀を持っているならサマになるんだろうに、なんとダックン系(アヒルのオモチャ)。顔が真っ赤で頭巾かぶってて、ヒゲがあり、白い腹にでかでかと「鳥」と書いてあり、左右の翼が刃になっているという……。少し育てたが、どうしたことか信頼度がちっとも上がらないので、さっさと引退させてしまったぞなもし。


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