2003年5月1日(木)
PSO話。
新クエが出てるはずなので、U氏と待ち合わせる。
が。
「一人用」ってなにさアンタ……(怒
一人用ならオンにする意味ねぇだろDLクエにしやがれこの(以下自粛)!!
ソラちゃん言ってたみたいに、クリアしさえすればフラグたってオフでも入れるとかならいいけどさ……。ホントにオン専用で、かついつまでも一人プレイ用なら、そりゃ汚すぎるぞソニチ。
とりあえず、やってみる。
エリが弱すぎてお話になりません。
VHで先生に護衛させるも、メリルリアの頭突き二発で死におる。
HでGに護衛させ、なんとか制御塔の中までは入るが、ギブルスのパンチくらって昇天。こっちゃデバンド・ジェルンMAXがけしてんだぞオラ!?
はっきり言って、「カルに会いたいならもうちったぁ強くなってからほざけ」という気分。
まあ、そこをどう護衛するかを考えると面白いかもしれないが、戦略もクソもないからな(鬼) どうもなにもない気もする。
補助の効果をあげるためには自分と相手のステータスが高いほどいいわけだからして、もしかするとVHにフォースで突っ込むのが一番いいのかもしれんなぁ。ただ、補充に帰れないからフルイドをどうするか、吸収手段を持ってくこと考えんとならんだろうが。
こうなりゃ結末見るためだけに、ノーマルに突っ込ませるか……。文字通り、(エリが)殺られる前に殺れ、で。
つーか、一人でやってる状態で弱いエリ連れてると、ストレスたまるたまる。オンってのは「みんなで遊ぶ」フィールドなのに、一人用ってなに考えてんだよまったく……。
そんなにライセンス料稼ぎたいのか。
オフでできるようになるとか、あるいは複数人でフリープレイできるようになるというんでないなら、本格的に幻滅コースだな、こりゃ。
2003年5月2日(金)
売り文句とジャケットで、CDを買ってくる。
DEREK SHERINIANの「BLACK UTOPIA」。
一曲目を聞いた時点で、「あれ? この音ってイングウェイ?」とか思って付属のライナーノーツ見てみると、当たってんじゃん、自分……。
あのツブをあれだけきれいに弾けるギタリストとなると、彼くらいしか思いつかんだけなんだが……。
アル・ディメオラも参加してるしビリー・シーンまでいるし。なんつー豪華なアルバムよ。
いやー、大当たりだ。買って良かったというか、見逃さなくて良かったという感じ〜♪
2003年5月3日(土)
・メガテンな話
またぼちらぼちらと動かして、黒い神殿に行く。
さういえば、と思い立ち、わざわざムスペルなぞつけて歩き回り、レベルアップのマガタマ暴動と共に呪われてみる。
そーして、やっとこロキを作った★
そしてさくさくとミタマを集めてロキさんにしこたま食わせる(違
そんなロキさんを育てつつ歩いていくと、オセが出てきた。
いきなり先制攻撃で龍の眼光(行動回数が四回増える)を使い、気合(攻撃力アップ)を使ってくる。うひゃー、これで主人公狙われたらつれーよー、と思いきや。
……話し掛けられた。
おまえはそこまで気合入れて話し掛けて、ほしいと言うのが魔石か!?
ちょっと可愛くなってしまった……。
・PSOな話
とりあえず、新クエはクリアしてみた。……ショボ。
でもあくまでも顔見せっぽい。いずれまたクエストとして、ちゃんと複数人でプレイできるようなものが配信されるんだろう。されるんだよな。されなかったら(以下自粛
ともあれ、U氏と戯れる。
まずはガンちゃんのレベルあげして、後に、フェリンちゃんとうちの三男で、ちょっとシナリオモード。
アイススピナーを真面目に依頼として受け止めて、RPしてみる。
ネタを知っていればこそ、微妙なツっこみとかもかませて面白いわ、やっぱ。
GW中はU氏もまたこれる時あるみたいだし。
次も誰かと誰かでシナリオモードやりたいなぁ……。
トークのネタが出てこないとならないから、なにかぶつかるか、食い違う二人のほうが面白いんだよなぁ。
喋らないキャラはNGなんで、ラナとかブラスは却下。U氏がバックボーンを知らないクレハもあまり面白いことにはなりそうもない。
確実なのはGとヤンだが、二人してフォースというのが……。VHでまたーりやるなら、どうとでもなるが、口の悪いGにヤンがさんざ罵倒される黄金パターンが見えているしなぁ。
2003年5月4日(日)
たった今まで、朝までPSOってました……。
U氏といろいろなキャラでRPシナリオモード。
U-SAMとEVEで初顔合わせ裏ネタ山盛り新人トレーニングとか、YanとGで般若記憶喪失事件とか、RAVENとU-SAMで幻の食材を求めてとか……。
のべ7時間ぶっ続け。
PSOが面白いというよりは、やはりU氏と遊ぶのが面白い、というところ。
GWででもなきゃ、なかなかゆっくり遊ぶ時間もとれないしなぁ。今やらずにいつやる!?という勢いで遊び倒しである。
2003年5月5日(月)
私にとってGWというものは日常と大差ないのが常であるが、今年にかぎり、何故かPSO三昧となってしまった。おかげで更新は停滞気味。……まあ、停滞といったって一週間と止まっちゃいないあたり、なんなんだか……。
とはいえ、一日中ゲームということもなく、私の場合あいた時間は妄想か推敲に費やすことが多いので、今日はこれまでに書いた無双話など読み返してみる。
……誤脱字の多さは宿命というか最早「業」なのでもうともかくとして、今更読み返して気付く言葉の重複とかもけっこうあって、ひぃぃぃ。
実はマメに手を入れているので、文章の順番がかわっていたりする話も少なくないんだが、たぶん読む側はこんなとこまで気にしてないんだろうなぁ、とか。
でもいいの。少しでも読みやすくするための努力なんてものは、して当然であると思ってる。
読んだ側が気付こうが気付くまいが、なにか引っかかりを覚えようが覚えまいが、それは関係ない。自分が気になれば直す。ただそれだけのこと。
絵に関してはデザイン力もなければ彩色なんてろくにできもしないんで、線画にすぎないものをほいほいとアップしたりしているが、本業の文に関しては、たとえどこであれ、妥協はしたくないという思いがある。
自分の書いたものは二度と読み返さない、という人もいるが、出版物になってしまったものならばともかく、簡単に修正して最新版を提示していけるサイトでは、マメにチェックして修正していってこそ、それを「作品」と呼んでいいんじゃないかとか、ね。
やったらやりっぱなし、出したら出しっぱなしで振り返りもしないものを「私の作品」とかいっている人を見ると、ちょっと萎える。そんなものはあんたの吐瀉物に過ぎないだろう、と。
2003年5月6日(火)
友達が遊びにきたおり、マクドナルドでいろいろと買って持ってきてくれた。それを集まった連中で食べながらふと、
「そういや昔、マック(関西ではマクドか)の肉の中にミミズ使ってるとかいう噂あったよな」
などとクソ懐かしい話になる。
狂牛病もそうだが、そういう話が出たからといって、私はあまり気にしないタチだ。
ミミズの話をしながら、平気でみんなして食べつつ、
「ミミズでもなんでも、美味けりゃいい」
という結論に落ち着く。
そこからまた話が少しずれてきて、
「テーブルに落ちたものすら捨てる奴いるけど、食料危機になったら真っ先にくたばるよな」
などという話になる。
まあ……そういうものに限らず、必ず手を洗わないと食事にとりかかれないとか、公共施設のトイレは使えないとか、潔癖な人はいるが、そんなことに構ってられなくなった時に、どうでもいいようなパイキンにすら免疫なくて妙な病気になったりするんじゃないか、とか思ったりしたり。
ま、みんなで食事するとかなると、マナーの問題にもなってくるが、あんまり潔癖な人とは一緒に飯食いたくはないね、やはし。
2003年5月7日(水)
店長から、いきなり飲みに誘われた。
「今度一緒に飲みにいかないか?」
と唐突に言われた時にゃ、いつもの冗談かと思ったが、それにしちゃ冗談にもならない普通の内容である。
なんだか、店に来るお客さんで、かつ店長ともだいぶ仲のいい人が、何故か私と話がしたいとか言い出したらしい。……なに考えてんだか、物好きな人だ、まったく。……店員やってる時と普段では、かなり違うからなぁ。騙されてるんだろうなぁ。ともあれ、その人が働いているバーに行こうと言う。
店長は別に嫌な人ではないし、飲むのはなんの問題もない。そんな変な人がいるなら、会って話すのも悪くはない。
が、懸念することが一つある。それは、どういう理由であれ店を離れた場所で話すことによって、変に近づいてしまうのはまずかろう、ということ。
要するに、店長とバイト、という関係の節度が崩れそうなのが怖い。
具体的に言えば、店長と不必要に仲良くなることで、言わんでいい意見なんかを言ったりしそうなのが。
それを期待して、いろいろと言ってくれ、と言うならば意見もする。店長という立場の人と個人的に飲みに行ったことは、実はけっこうあって、「こういう店を離れた場所だから、忌憚の無い意見を聞かせてくれ」とかいって、かなり突っ込んだ話をしたことも少なくない。
店で使われているスタッフの意見というものは、同じ立場にある者として簡単に耳にできるが、人を使う側、店を経営する側の見方や感じ方、考え方というものは、なかなか知る機会もない。それを聞ける珍しいチャンスだと思えば、逃すのはもったいない。
が、それを店の中に引きずりたくはないなと思うのである。
なにを知ろうが、自分に許されている範囲というものを取り違えたくはない、とも言える。
実はそれはかなり厄介なことで、実際に許されている範囲と、人が許容できる範囲とは異なることが多いものだ。
言い方や動き方、タイミング、そういったもので、簡単に反応が違ってしまう。
できうれば。
いろいろなことを知っている、というだけの存在であれたらなと思うことがある。
たとえば店長という立場の人の、苦労。店長だって人間だから、腹も立てば落ち込むこともある。だがそれを表に出せなかったりもする。下手に愚痴を言えば「評価」になってしまって影響力が大きすぎるから、めったなことは言えない。
そういうつらさとか鬱憤のあることを、分かってくれている人間がいるというだけで、けっこう違うものだと思う。
そしてただそれだけの存在でいれば、踏み込みすぎて地雷に触れることもない。
基本的に喋りたがり語りたがりの私には、かなり難しいことなんだが(自爆
2003年5月8日(木)
ちょっと面白いコンテンツ企画中。
ピンポイントで特定ジャンルに行くならばともかく、総ページ数だけをいえばかなり膨大な巣の中のどこかに隠し(さすがに品物の中ということはしないつもりでいるが)、見つけたとしてもキーワードを知らなければ見られず、そのキーワードも隠すか、あるいはヒントだけしか教えないか、あるいは請求制にしようかな、とか。
まあ、一応管理人として、私はあまり己自身のデータは公開していない。記述を総合すればある程度のことは分かると思うし、徹底して隠しているわけでもなく、個人的にメールをやりとりするかたには教えていることもあるが、基本的には秘密にしている。
それを破って、私の個人データをある程度公開することでしか書けないことなんかをつづる、もう一つのZaregoto。
見たい人がいるのかどうかという問題はあるが、ある種マゾちっくに、見せて楽しむような意味合いもあったりして。見たい人は探してね、と。
このザレをある程度楽しんで読んでいるかたなら、見てもまあ、それなりに面白いものになるだろうか。
隠し方は単純でも、どこに隠したか、ページ数の多い巣で探すのは大変だろう。
あと、ネットとかプログラムとか解析とかに詳しい人なら、簡単に見つけられるのかもしれないけど、世界の隅っこにあるこんな巣に、そこまでマニアでプロな人がいるともちょっと思えんしねぇ。狙うなら一日に少なくとも数千はカウンター回転する大手狙うっしょ?
2003年5月9日(金)
けっこうなんにでもマヨネーズをかけて食べるほうである。
そして以下は実話。
某飯屋にて、サラダのドレッシングはなにがいいと聞かれたので、ドレッシングの気分じゃないなと思い、「マヨネーズあったら添えてください」と頼んだ。おねいちゃんはにこやかに「はい」と言って厨房に戻り、ちゃんと小皿にマヨちゃんがついてきた。
そこで一緒に食ってた友人が、
「おまえっていろんなものにマヨネーズかけねぇ?」
と言うから、否定もせず、揚げ物にもかけるしお好み焼きとか冷やし中華にもかけるし、と考える。
「ハンバーグにもかけて食おうったら食える?」
「うん、食えるね」
「てんぷらは?」
「ダシがちゃんとあればともかく、うちで揚げたようなヤツならつけるかも」
「この間、鮭のムニエルにかけてなかったか?」
「だってソース不味いんだもん」
「から揚げもかけるだろ」
「うん」
「卵焼きとかは?」
「基本はケチャップか。でもつけても食えるよ」
「じゃあ、カキ氷も」
「うん、いけるね。ってんなわけあるか!」
素でマンザイやった挙げ句、隣のテーブルにいた女の人が二人、素で笑ってますた……。さ、さすがにちょっと恥ずかしかったデス。
2003年5月10日(土)
最近、ちょいと真剣に考えること。
「あんたのカレーは不味いんだから、ちったぁ研究するかつくり控えるかしてくれ」とうちのママンに言うべきかどうか。
言えば喧嘩になることは120%確実である。
喧嘩が焦点をかえて、余計なところに飛び広がるのも目に見えている。
しかし、言わないでいればいつまでも進歩はないわけで。
……まあ、進歩させてやる必要もなく、己が食わなきゃいいわけなんだが。
2003年5月11日(日)
我ながら、ようやると思う。
以前に一度、この巣にある小説群の数を数えたが(3/27)、その時には三国ものは10本程度だった。それが今や、40本を越えている。
三日に二本の割合である。万一このままのペースでいけば、これまでに最大の本数をたたき出してきた男塾、PSO(共に100本前後)に、あと二〜三ヶ月で並びかねない勢いということになる。
こういうハイテンションな時には、一日に数本の話が一気に仕上がることもある。
しかし、たとえ一日に五本とか書けたとして、それを一気にアップしてしまうかどうかは、ちょっと考えている。
たとえばフラリと巣にやってきてくれた人が、「あ、たくさん増えてる」と思って一度にまとめて読むとして。
いくら好きなキャラの話でも、連続して一気に読むと飽きが入って、それぞれの話の印象が薄くならないだろうか?
一昨日はたくさん増えていたが、昨日と今日は一つも増えてなくて、無駄足だったというのはつまらなくなかろうか。
そんなくらいなら、何本書いてあろうと、一日に一本ずつ、毎日増やしていったほうが、楽しくはなかろうか?
しかし。
現在私はまだハイボルテージ状態の無双3も、発売から丸二ヶ月以上過ぎて、そろそろ触るのをやめてしまった人も少なくはない。それを考えると、サイト巡りして無双もの探して眺めまくる、という人の数も減っていると考えていいし、熱も冷め始めているとも考えられる。今からハマる人の数より、そろそろ離れていく人のほうが多いはずである。
そんな中でちまちまアップしていたら、それこそ二十日も過ぎた頃にはどうでもよくなっていやしないか。なにせ、萌えられるものは他にもあるのかもしれないのだから。
どちらにしようかは考えたが、結局、まとめて書いてあっても、毎日一本ずつ、少しずつアップしていくことにしようと思っている。
数日に一度来てくれるというかたにはどうでもいいことだろう。だが、新作を期待して日参してくれるかたには、だったら毎日、小さな楽しみをあげられたらいいと思う。
また、毎日少しずつ刺激されていることで、読んでくださるかたの熱を少したもてるかもしれないという期待もある。
他の管理人さんがどうしようとそれは構わない。それぞれに生活サイクルとか大事なもの、時間や体力など、いろんな要素が絡み合った上でのサイト運営になるのだから、人それぞれに更新ペースが異なるのは当然。
その中で私は、あくまでも私個人は、一ヶ月も更新ない状態でほっとくくらいなら、閉鎖してしまったほうがマシだと思っている(PCに触れないとかいう物理的な事情ならばともかく)。つか、一週間でさえ耐えられない。というか、日記以外に更新のない日が三日も続けば、来てくれる人に悪いと思う。
アンタはアホかバカかと言われそうだが。
こんな辺境の、それもマニアでコアな、かつ女性向のものが半分を占める上に取り扱い品はマイナーばかりという(塾のセン伊達にせよ、PSOのヒューキャストどもにせよ、無双の周泰守備にせよ)場所である。一日に何千ヒットするという大手ではないんだから、毎日更新!なんて張り切ったってしゃあないだろうと言われるかもしれない。
でも、期待して来てくれるかたがいるなら応えたいと思う。げーにんだもの(ぉぃ
そりゃあすべてのジャンルで毎日とはいかないさ。私は勢いとノリのトランス状態で書くから、熱の冷めてるジャンルの更新は止まる。そこを理性で無理やり、力も気合も入ってないラクガキで誤魔化すとか出来損ないの駄文で誤魔化すのは、来てくれるお客さんにむしろ失礼だろう。だから、そこはもう「また熱くなるまで期待しないでください、忘れてなければ、ふと思い出した時にでも見に来てやってください」としか言えない。忘れられてしまっても仕方ないと諦めている。
私だって、諦めている。本当は塾関係で少し親しくなった人たちと、距離が大きく離れてしまうことは寂しいと思う。一年半ほど前には毎日のように見てきてくれていた人が、今はもう来てくれなくなっているとしたら、それはやっぱり寂しいさ。でも、半年も一年もろくな更新がないんだから、「来るだけ無駄」と思われるのは仕方がない。
できるなら全てのジャンルで、せめて一ヶ月に一度くらい覗いてもらえるような状態にはしたいと思う。
けれど、そのために「ゴミ」を客寄せとして並べるのは、冗談でもやりたくない。
だから、寂しいけど、諦めている。
その点を言えば、このザレをマメに読んでくださっている、塾関係で知り合ったかたなんかから、たまにでもお声がかかると、私がどれほど嬉しいか……。お好きなジャンルの更新をしてさしあげられなくて申し訳ないとも思うわさ。
やりたくてもできない部分が、こうしてある。
だったら、やろうとすればできる、ノッてるジャンル、そこに来てくれるお客様にくらい、ノッてるその最中にくらい、最大限のサービスしたっていいじゃないか。
いずれ他ジャンルが動き出して、目当てジャンルの更新が止まってしまえば、もう来なくなってしまうかたが大半だろうけれど、だからこそ、来てくれるその時にだけでも、思いっきりぶつかっておきたい。
そう思うのである。
……おお、なんかものすごーく真面目な話だぞ!
2003年5月12日(月)
昨日のことだが。
バイトの日時を、というか、今日が何日かということをボケ飛ばして失念していたため、ついうかうかと昼過ぎまで起きていてしまった。そこではっと我に返り、「ちょっと待て、ひょっとして今日まだ土曜じゃん。バイトあるって!」と気付いて布団にもぐりこむも、寝たのか寝てないのかも分からない曖昧な状態で過ごす。
そのままバイトに行ったが、これはもう徹夜同然である。仕事となると徹夜なんて億劫でたまらないわけで、「ちかれたよー、帰って寝てーよー」と思う上に、どうにも昼から喉が痛く、風邪でもひいたっぽいので、それこそ「早く帰るー帰って寝ーるー」とおやすみモードで仕事。それも、こういう時にかぎってトークの多いイベントDAY。
そーして帰ってきたら、とりあえず飯なぞ食いつつ無謀祭のページを入れ替えて更新も済ませ、ざっくりメールなどチェックし、サイト巡りも完了させた後、2時にはもそもそと布団にもぐりこんだ。
が。
何故目が覚めるとまだ4時かな。
予定では12時間ほど寝倒すつもりだったのに、何故2時間ばかり寝ただけですっきりと起きるかな。
しかし起きてしまい眠くない以上、と朝っぱらからごそごそと活動開始するのであった……。
2003年5月13日(火)
絶版されていた小説の復刻で、いろいろと気になっていたものが手に入り嬉しい限りである。
また、版を改めて出版されるものも相次いでいる。
新書で買ったものの、古本屋に売ってしまった山田風太郎の「甲賀忍法帳」(なお、現在「コウガ」と入れて変換すると「黄河」が真っ先に出てくる……)を、講談社文庫で買ってきた。
実はこれ、一度ざっと流し読んだだけの作品だったりする。
出てくる合計二十人の忍者の、バケモノじみた忍術……というより、特異体質の応酬は面白いんだが、中盤から後半に進むにつれて、インパクトは薄くなっていく。そのせいで、伊賀と甲賀のロミオとジュリエットが表立って動き始めたあたりから、なんだかどうでもよくなってしまったのだ。
それを改めて買ってきたのは、つい先日発刊されたアッパーズコミックス、「バジリスク」のせい。
甲賀忍法帳を原作にとったせがわまきのコミックなんだが、これでビジュアルが付加されると、格段に読みやすく衝撃的でもある。ブ男を描けるし、美少年もどこかケダモノじみて不気味に描ける画力あればこそだと思うが、小説よりも読みやすいし、これは続刊が楽しみだ。
コミックで「画」となって描かれた忍者たちが、小説ではどうだったのか、比較検討の意味合いもあっての、小説再購入である。
山風ものは、「魔界転生」や「柳生十兵衛死す」「ありんす国伝奇」「剣鬼ラマ仏」「くノ一忍法帳」など、いろいろと読んできているが、一番気に入っているのは「妖異金瓶梅」。
同一犯人による連作、というけったいな推理モノで、犯人が誰かは分かっていても、どうやって殺したのか、そしてなによりも「何故殺したのか」が毎回楽しめる。
「そんなことで殺すかよ普通」などと思っていられない、妙な説得力があるのが怖い。そして、その殺しにほとんど良心の呵責を感じていないような、それも良しとしてしまうような雰囲気。
好みは分かれると思うが、この「犯人」の心の中を深く覗いて見たいような、見たくないような。
短編連作というスタイルも私好みで、たまに寝る前、開いたところの一編を読むこともある。
それにしても山風、一冊の中に漂っている空気の濃度と密度は、どこを開いても決して薄れることがない。緊張感、と言っていいかと思うが、「ここは抜いて書き流したな」と目に付くようなところがない。
なんとなく、オタクのマニアでコアな執念に通じるものを感じもするが、文庫一冊になるくらいの量をテンション下げずに書き切るというのも、一種の才能であり、誰にでも備わっているものではないなと思う。まあ、「ショウセツカ」にならその才能はなくてもなれることは、十年一日のごとく変化のない描写ばっかり、一冊の中にだらだらと流れる駄作の溢れる棚を見ればよく分かるが……。
2003年5月14日(水)
ものすごくどうでもいい話。
カロリーメイトには四種類ほど味があるけど、みんなはどれが好きなんだろう。
私は、昔はチョコレート味が好きだった。だが味の好みも年とともに変化したと見えて、どうも最近、苦甘ったるくて濃くて、イマイチだなと思うようになった。
チーズ味は……チーブそのものは嫌いでもないんだが、気分的に、匂いだけで腹が膨れて食う気がしなくなることもある。
フルーツ味はちょっとボール気味。食えるし嫌いではないけど、どうも。
というわけで、ここのところはベジタブル。これもやはり、もう少し薄味でもいいと思うんだが。
このカロリーメイトの味について、「カレー味ってあっても良くねぇ?」と言った友人がいた。たしかに、あってもおかしくないし、そこそこ美味いような気もする。
たとえ作れても美味そうでも、採算とか製造ラインとかいろいろ考え合わせると、味を一種類増やすというのも、そう簡単なことではないんだろうなぁ。
全体の売上が、一種類の味で大幅に変わるということはなく、それでハマった人が新しい購買人になってくれることはあるとしても、そんなものは全体から見れば極めて小さな数だろう。
販売数はさほど変化しないわけだから、全体の中でそれぞれの味が締める割合が変化するということ。
とすると、従来に比べて売れ行きの落ちた味を生産するために必要な諸々のものが……、とかくるんだろうか。
サービスを受ける側、すなわち客は言いたい放題に言えるが、「こうすればいいのに」とか思うことがどれほど的を射ていても、それを「ああそうか」と実行できるわけではない世の中であることよ(ナニ
2003年5月15日(木)
体調が悪い、と一口に言うが、二通りある。
一つはもう、動きたくなもないヤツ。具体的になにがどうつらいとか、熱があるなぁと思うのでもないのに、なにかするのも億劫だというヤツで。
もう一つは、あぁ、熱あるじゃん、頭ボケてんじゃんと思いながら、逆にテンションは上がっている状態、すなわち現在(ぉぃ
鼻はグスグスするし微妙に頭は重いし、熱もあるらしいが(はかるつもりはない)、気力そのものは充実している。
とっとと寝りゃあいいのに、「さーて、魏のED2番目出すかぁ」とか考えてた己。
そうして二時間ほどかけて出し終えた後にはもう頭痛は半ば消えて、そこからのらくらと武将育てに走ってみたり。
朝が過ぎて昼になり、それこそさっさと寝ればいいのに、布団に入ろうとしたところでネタなぞ出てきて、一気に書いてしまう話が一本。
結局、2時間ほど寝てバイトに行き、帰ってきたのであった……。