【The Name of Items】

 武器と防具の名前―――英語表記だからって、まるっと無視していませんか?
 それぞれ一定の法則でネーミングされています。
 以下では、豆知識的にそれらをご紹介。
 訳語はあくまでも一例です。横並びで、かなり意味がかぶってますね。

 ちなみに、物理型というのは、力、クリティカル、防御、ライフなどで、魔法型は魔法、魔法クリティカル、耐性、ラスなどを示します。
 中間型は、その両方がついているものです。(付加の枠が少ないせいで片方しかついていないものもあります)
 経験値やギルトは、そういった枠に入りません。


【武器】

LV 1〜5

LV 6〜10

LV 11〜15

LV 16〜20

LV 21〜25

LV 26〜30

物理型

英語

Savage

Fierce

Brutal

Punishing

Baneful

Murderous

意味

凶暴な

苛烈な

野蛮な

痛烈な

致命的な

残忍な

中間型

英語

Grisly

Dire

Grim

Wretched

Harrowing

Dreaded

意味

険しい

不吉な

恐ろしい

惨めな

悲惨な

恐るべき

魔法型

英語

Mystic

Spectral

Eldritch

Spellbound

Sorcerous

Runeforged

意味

秘法の

幽霊の

不気味な

魅了された

魔法の

ルーン鍛造の

 言葉のイメージとしては、物理型の付加がつくものは、暴力的な感じですね。
 中間型だとなんだか不気味でぞっとする感じ。
 魔法型は摩訶不思議、神秘的なイメージです。


【防具】

ショルダー

アーマー

グローブ

ブーツ

物理型

Pauldron
ポールドロン

Harness
ハーネス

Bindings
バインディング

Sabatons
サバトン

中間型

Shroud
シュラウド

Cover
カバー

Wraps
ラップ

Greaves
グリーブ

魔法型

Cowl
カウル

Robes
ローブ

Gloves
グローブ

Boots
ブーツ

LV 1〜5

LV 6〜10

LV 11〜15

LV 16〜20

LV 21〜25

LV 26〜30

物理型

英語

Marauder

Ravager

Slayer

Vanquisher

Executioner

Juggernaut

意味

略奪者

破壊者

殺戮者

征服者

処刑人

支配者

中間型

英語

Vagabond

Nomad

Pathfinder

Voyager

Wayfarer

Wonderer

意味

放浪者

巡礼者

開拓者

航海者

旅人

彷徨人

魔法型

英語

Sage

Spellbinder

Sorcerer

Magus

Warlock

Necromancer

意味

賢者

雄弁家

魔法使い

魔導師

魔術師

死霊術師

 物理型は物理型としか組み合わさりません。
 つまり、LV10の物理型のショルダーパーツは、すべて「Ravager Pauldron」になります。
 そこはちょっとつまんないところですね。魔法系の能力がはっきりとついた物理型の防具、とかあっても良かったように思いますが……。

 物理型のパーツはそもそも「防御」が高く、魔法型の「防御」はかなり低め。しかも、「耐性」がついているとは限らないようです。「耐性」がついている場合、その数値は高くなっています。中間型は物理と魔法系の能力がミックスされています。「防御」は並で「耐性」もついていたり、あるいは「防御」と「魔法クリティカル」といった組み合わせになっていたりします。


【付加性能によるネーミング】

Fire(火)…… 火属性 (追加ダメージ+継続ダメージ)
 Inferno(地獄)…… 業火属性 (追加ダメージ+継続ダメージ大)
Frost(霜)…… 冷気属性 (追加ダメージ+スロー効果)
 Ice(氷)…… 氷属性 (追加ダメージ+スロー効果、稀に凍結で閉じ込める)
Shock(衝撃)…… 衝撃属性 (追加ダメージ+継続ダメージのみ)
 Lightning(雷)…… 雷属性 (追加ダメージ+継続ダメージ+一定で大型ダメージ)
Health(体力)…… ライフ回復
Wrath(怒り)…… ラス回復
Thorn(棘)…… ソーンカウンター (近接攻撃してきた相手に自動ダメージ)

 これらは、最後に「with ○○」としてくっついてきます。


【防具のデザイン】

 ある程度プレイしていればお気づきかと思いますが、防具のデザインは、物理型、中間型、魔法型で決まっています。
 物理型のパーツは、左肩だけを頑丈そうなパッドで覆い、胴部分も金属やベルトがメイン。腕や脚のパーツは金属の目立つ分厚い感じになります。で、たいがい右半身が完全に露出しますね。
 これが魔法型だとマントのような形状であったり、アーマーの裾部分が薄い布地で、前は膝、後ろは踵くらいまで覆うようなデザインになり、露出が控えめになります。
 中間型は、布というより革っぽい感じで、魔法型ほどひらひらと長くなく、物理型ほどゴツくなく、すっきりしているものが多いですね。

 物理型で統一すると、いかにも肉体派の戦士という姿ですが、魔法型で統一すると、やはりどことなくノーブル(笑)。中間型は、ネーミングにもあるとおり、盗賊型というか、軽装の冒険家な感じでしょうか。……まあ、どれにしたってデスさん自身ががっちりしてるんで、闘士スタイルには変わりないんですが。

 ちなみに、系統ごとの装備品のデザインも、レベル10ごとに分かれています。
 ただし、境目では前後のデザインが混じるようです。
 同じカタチのパーツでも色違いが2〜3色くらい存在したりするので、見た目にこだわったコーディネイトで遊ぶのも一興です。

 

【ポゼスドな余談】

 Possessedとは、「取り憑かれた」という意味です。英語の攻略本を見ていると、他の武器を素材にすることを「feed」と表現していたりするので、食わせるイメージですね。
 さて、そのポゼスド・ウェポンは、物理型・魔法型を、ある程度とはいえ、自分が望むように組み合わせることができます。
 とはいえ、本当にどんな組み合わせでも可能なのか、それとも「これとこれは一緒にはつけられない」というものがあるのか、そこまでは検証しきれていません。なんとなくですが、ライフ回復とラス回復は同時にはつけられない、といった制限があるようにも感じます。これはまた、何度も試して「たぶん」程度でも確信が持てたら、報告するとします。

 なんにせよ、名前、外見、性能の3つを全部合わせて武器・防具を眺めるのと、付加能力だけを見ているのとでは、「お、この武器面白そう」と感じる幅が、少し違うように思います。
 このページそのものが豆知識、完璧な余談みたいなものですが、お楽しみいただければ幸いです。