【ポゼスド・ウェポンの作り方】

 他の武器・防具・アミュレットを吸収して強化できる、それがポゼスド・ウェポン。オリジナル版では、本来DLC品だったものがすべて、トライストーン到着時にサーペントトームから手に入るため、かなり早い段階で手にすることかできました。
 にも関わらずほとんど説明がなく、強化法則などもほぼプレイヤーたちの手探り状態でした。それはDE版が発売されてだいぶたった今でも変わっていません。
 というわけで、実際にやってみて分かった範囲のことだけでも、ここに書き集めておきます。


【基本編】

これだけの差がある□初期値の違い・外見の違い
 最も注意したいのが初期値の違いです
 左のスクショは、同じ場所・タイミングで手に入ったLV15のグレイブですが、初期値には100近い差があります
 場合によっては、1〜2レベル下のもののほうが高い攻撃力を持つこともあるので、厳選して作る場合には、必ずチェックしましょう
 また、こんな具合に外見にもバリエーションがあります
 強くても見た目が好きじゃないと使いたくない、というコダワリ派の人は、デストゥームの内部など、大量の武器が手に入る場所、かつポゼスドが出やすい武器ラックのある場所にて、それを狙ってひたすらロードしてやり直しすることもあるようです

□素材にした武器・防具の性能を引き継ぐ
 エサにする武器に「力」の付加がついていると、強化後のポゼスド・ウェポンに「力」をつけることができます。付け加えたい性能を持つ武器を、素材として合体させていきましょう。
 付けられる可能性のある付加は、素材選択時のステータスに白文字で書かれています
 ■能力の下がる変化に注意!!
  追加した素材の能力によっては、せっかくの付加が低くなってしまいます

□引き継ぎ優先度
 気をつけたいのは、エサにした武器・防具・アミュレット、すべての付加能力が引き継ぎ候補になることです。
 そして、それぞれの能力には引き継ぎの優先度が設定されています
 おおまかに言えば、ランクの低い性能、レア度の低い性能のほうが優先度が高くなっています。
 よって、なにも考えずに食べさせると、引き継がせたかった能力が候補に並ばなくなってしまいます。

□つけられない付加
 処刑関係は、サブ武器にはつけることができません。
 ソーンカウンター、経験値、ギルト発見率は、サイスにもサブ武器にもつきません。
 また、ラス回復・ラスコスト低減も、サイス・サブ武器ともにつかないようです。

□つけられる付加の数は決まっている
 無制限にいくつも付けられるわけはなく、攻撃力以外の自由につけられる付加は4枠までで、枠が埋まると新しい性能は付け足せなくなります。
 そのため、既に付加のついているポゼスド・ウェポンより、まったく付加のないもののほうが、自分好みにカスタマイズできることになります。

□強化レベルは5段階まで
 ドクロマークで現在の強化レベルが表されているので、チェックしておきましょう。


【補足説明】

□継承の法則
 既に書いたように、継承には優先度が設定されています
 優先度が高い付加から順に、武器ステータス画面に左上から下へ、右の枠へと並んでいると思われます。
 そして、エサにした武器・防具の付加の中から、優先度が高いものの順に4枠分が選択されます。
 また、下位属性>上位属性になっているため、冷気と氷と両方食べさせると、冷気のほうが継承されるということです。

□欲しい能力を継承するには
 継承優先度が低い性能を残すには、食べさせるエサの工夫が必要です。
 たとえば、優先度の低い「ライフ吸収」の能力をつけたいなら、「力」や「冷気」など、「ライフ吸収」より優先度の高い能力は、3種類までにしぼる必要があるということです。
 できるだけ同じステータスを持つものを選んで候補の4枠を超えないようにする、「経験値」や「ギルト」など継承されない付加のついたものをエサにする、など、付加の種類を増やさずに満腹度を上げる工夫をしましょう。

□レアな付加
 「ライフ吸収」「ラス吸収」はかなりレアな能力です。店売りでこれらの付加がついた武器を見かけたら、ポゼスドの素材用に買っておくといいでしょう。
 ちなみに私は、「ヒットごとに」をドロップや店売りで見たことはありません。

□アップグレード前にセーブしておこう
 思っていた能力が追加されないとか、期待した付加値が逆に小さくなってしまうとか。そういったとき、「やっぱりやめた」とはいきません。少しでもいい武器を作りたいときには、強化前にセーブしておきましょう。


【オススメ的なもの】

□初心者にオススメは
 防御性能を持った武器、というのを作っておくのをオススメします。
 まず、サイス・軽武器・重武器の中でどれか、自分が使いやすい武器を攻撃用にします。たとえばサイスが攻撃のメインなら、ポゼスドで作るサブ武器には、「防御」、「耐性」をつけます。装備しているだけで少しずつライフが回復する「ライフ回復」があるなら、それもつけたいところ。
 こうすれば、武器枠が一つ、防具とほとんど変わらなくなります。

□回復能力
 ライフポーションというものがあるとはいえ、持てる数は最大で5個。
 ノーダメで戦い続けられるのでないかぎり、「キルごとにライフ」、「ライフ吸収」のどちらかはあると便利です。「ライフ吸収」はなかなか出てこないので、まずは「キルライフ」でしょうか。試練の間に挑む前には、必ず一本作っておきたいところです。
 また、スキルを併用して戦うスタイルであれば、サイスかサブウェポンのどちらかにラス回復の能力をつけておくと便利です。

□処刑チャンス・処刑時に○○
 「処刑時にライフ回復」「処刑時にラス回復」「処刑時にリーパーエネルギー」といった性能は、発生するかどうかは運ですが、他の回復量よりも格段に大きくなります。「処刑チャンス」と合わせてつけると、一気に大きく回復できて便利です。
 なにより、処刑モーション中は無敵なうえに、叩きつけるモーションなどではそこにいる相手への攻撃も兼ねています。そのため、「処刑チャンス」を高めると、雑魚に囲まれたときに最後まで削りきらなくても良くなり、次から次へと処刑が可能になったりもし、結果的にダメージをかなり抑えることができます。