ANUBIS 〜 Zone Of The Enders 〜

【ネフティス 3】

 エネルギー施設の中での、最終戦ネフティスです。
 ここの難易度を上げているのは、地形だと思います。見通しが悪くて、ネフティスを見失いがちになります。その上ドーナツ型の地形なので、追いかけようとして雑魚敵をロックオンしてしまった隙に、背後から体当たりかまされたり……。
 というのが、実はパターンだと気付くのが第一です。ネフティスは、一度体当たりしてきた後、わざと距離をとります。その隙に、ジェフティは一番近くにいるクラッドをロックオンさせられてしまいます。ネフティスはほぼ確実に、ジェフティの後方から体当たりしてきませんか?
 なので、かわせても当たってもいいので、まずは一度ネフティスに体当たりを出させること。そうしてクラッドをロックオンしてネフティスを見失ったら、速攻でクラッドを捕まえて、180度振り返ってください。
 具体的にいえば、ダッシュで近付いてブレード一振り、すぐに○ボタン、左スティックをちょんと一瞬だけ手前に倒して向きを修正し、R1ボタン、ということです。
 慣れれば、ネフティスの突進に間に合うようになります。
 また、ここは非常に狭く、上下には金網の足場もあります。ガントレットを使ってもダメージを与えやすい地形です。
 更に、壁際でネフティスにブレード攻撃を当てることができた場合、ブレードのコンボ後、そのまままた攻撃することができます。このチャンスに一気に畳み掛けましょう。

 サブウェポンがいろいろある場合は、他の何を使うより、フローティングマインです。
 マミーを使い、それで体当たりを防ぐのがセオリーなのかもしれませんが、ネフティスの体当たりを視認できたなら、ネフティスの発光(体当たり準備)に合わせて射出しましょう。あっという間に片付きます。

【ヴァイオラAI】

 これは、アージェイドwithヴァイオラAIの攻撃を、どう避けるかが一つ目の課題だと思います。あの狭い空間で、ウィスプやバーストショットをどう回避するか。
 それぞれ、ガードと後方への連続ダッシュでさばけます。シナリオ攻略のほうでも書いてますが、バーストショットの溜めを始めたら、後方に連続ダッシュして引き離し、ドーナツの芯に隠れるようにすればOKです。アージェイドの姿が見えない程度でいいので、そんなに必死に逃げる必要はありません。バーストショット(レーザー)は、すぐに消えます。発射されるビーという音が聞こえて、ロックオンカーソルが赤くなったら、さっさと近付いて大丈夫です。

 二つ目の課題が、ブレード同士をぶつける、というタイミング勝負。こればっかりは、何度も繰り返して、自分の目で、いつこちらの攻撃を出せばいいのかを見極めるしかありません。アージェイドが腕を振りかぶったのを見て、一瞬待って(それこそ0.2秒くらいですが)こちらも攻撃するくらいのタイミングです。
 アージェイドの腕が見えなければ話にならないので、画面の手前と奥という位置関係ではいけません。少し移動して、ちゃんとアージェイドが見えるように位置取りしましょう。
 あとは集中力次第です。

 使えるサブウェポンというのは、限られています。
 ウィスプがあれば、攻撃を弾いて体勢を崩したアージェイドを、追いかけずにその場から捕獲できます。慣れない間は、弾かれたアージェイドを追いかけるのに慌てすぎたりしませんでしたか? まだ二周目くらいで、操作に充分慣れていない場合は、弾き飛ばしたらすぐ○ボタンでウィスプ、がいいと思います。ただ、その時にはすぐに○ボタンを離して、引き寄せてしまいましょう。つい押しっぱなしにしていると、AIデリートができません。
 マミーを持っていれば、アージェイドの遠距離攻撃を全てガードできるようになりますが、さして苦労せずにかわせるので、特筆するほどのことはないかもしれません。

 最大の問題は、ネイキッドジェフティで進めている場合ではないでしょうか。なにせ、間違って二度ほどアージェイドを攻撃してしまえば、それでゲームオーバーです。気をつけましょう。

【インヘルト】

 後半に出てくるわりに、攻撃自体はスタンダードだと思ってます。暗闇にしてくるのが特殊極まりないんですけど。
 個人的に、この暗闇の中での戦闘が大好きです。
 普段、アクションゲームをしていれば、使うのは目と手。画面に見えるものにいかに早く反応するかです。それがこの場合、ADAの声にいかに早く反応するかが問題になります。
 違うゲーム性が覗いていて、別の燃え方しています。もし他のボスとの戦闘も、暗闇の中で行うとしたらどうだろう、とか……。

 ともあれ、普通に戦うならば、まずはとにかく追いかけるしかありません。じっちゃんの台詞聞いても、それを期待しているようですし。
 追いかける時はホーミングレーザーを撃ちながらにします。これだと、インヘルトの出すミサイルを落とし、インヘルトがこちらのレーザーをガードすれば足止めにもなり、うかうか喰らってくれれば少しばかりのダメージにもなり、一石三鳥です。
 近付けたら、すぐさまバースト斬りを出してしまうのが簡単です。もう少し上達したら、インヘルトのブレード攻撃があるかないか少し待って、攻撃してきたらゆっくりと下がりつつかわし、終わったところへブレードコンボを叩き込みましょう。
 暗がりの中では素直にADAの言うことを聞いてください。言われるのは、「ミサイル接近。ガードしてください」「フローティングマイン接近。回避してください」「敵機ロックオン」「敵機まで、あと(カウントダウン)」「右or左へ回避」の五種類です。回避、と言われたら、指定された方向か、あるいは右か左へ連続ダッシュします。
 インヘルトが見えたら、バースト斬りが無難です。
 デコイで霍乱されてしまった時も、バースト斬りなら周囲にいる何体かのデコイをまとめて消せます。本体を追おうと無理するより、片っ端から攻撃したほうがやりやすいかと思います。

 こちらのサブウェポンは、普通にプレイしていても、このあたりでほぼ揃います。いろいろと使ってみた結果は、以下です。
 ゲイザーは、絡まってはくれるのですが、一度斬ったところですぐに離脱されてしまいます。ゲイザーを使うなら、直後にバースト斬りがオススメです。
 デコイは無駄でした。インヘルトの出す拡散型ミサイルは、デコイがいようといまいと飛んできますし、インヘルトは積極的に近寄ってくるタイプではないので、せっかく出したデコイのいないところで戦闘になることがほとんどでした。
 インヘルトはゼロシフトに近い移動能力持ってますから、コメットやホーミングミサイルも無駄のようです。ガントレットもかわされてしまいます。
 そんなインヘルトに唯一まともに効いたのは、フローティングマイン。普通に出したり投げたりしてもダメですが、まずは追いかけて距離を詰め、インヘルトがブレード攻撃をしようとしたところに合わせて、目の前にポイ。これはさすがに避けきれず、まともに喰らってくれました。暗闇中のデコイ乱舞も、フローティングマインを出せば周囲の何体かはまとめて消せます。完備プレイでないと、この時点では所持していないのが残念です。

【アヌビス 2】

 戦艦内の一戦目との違いは、たくさんの赤い光線を飛ばしてくるホーミングレーザー。かわしきるのがなかなか大変です。
 更には、シャフトがあるため視界や移動が遮られやすく、ゼロシフトを持っているアヌビスが圧倒的に有利です。
 せめてもの救いは、二、三度ほど攻撃を当てることができれば、そこで終わってくれることでしょう。

 普通に戦う場合は、逃げる・近付く、を素早く使い分けるのが大切かと思います。
 バーストショットの対処法は、シナリオ攻略のほうでも一戦目でも書いているので省略します。赤いレーザーは、連続でダッシュして逃げつづけるか、ガードします。少しでも止まると、一本に当たったが最後、全部いただくことになります。
 アヌビスが攻撃を仕掛けてきたなら、すぐに回避に移ってください。
 それ以外の時には、逃げ回るアヌビスを必死に追いかけましょう。なんとか距離を詰めて、アヌビスにブレード攻撃を出させてください。
 アヌビスのブレード攻撃後が、唯一確実な反撃チャンスかと思います。四段目をかわしたら、すぐさまバースト斬り。これなら、少しばかり遅れてもガードされません。ブレードコンボを当てようとすると、ガードされた時の反撃に備えなければなりません。アクションゲームの得意な人であれば、当たっているかどうかを見極めてすぐに攻撃をやめる、アヌビスの反撃に合わせてガードする、といったこともできるでしょう。自信のない人は、バースト斬りを出せるように練習したほうがいいと思います。
 また、ブレード攻撃を開始したアヌビスと少し距離をとって、そのままバースト斬りも有効です。普通のブレード攻撃とバースト斬りとであれば、バースト斬りの判定のほうが強いので、こちらが勝つことができます。ただ、この戦法はバースト斬りが発生するまでの僅かな溜め(硬直や予備動作)中に、アヌビスの攻撃に当たってしまうことがあります。確実に重ねるには、間合いの見極めが必要になるでしょう。
 ―――で、これらのことが難しい人は、アヌビスが近くにいたらバースト斬り。NORMALまでなら、これだけでもなんとかなるかもしれません。

 アヌビスには有効なサブウェポンなど存在しないので、ここは一つ、気合で頑張るしかありません。