Heppoko Diary 【過去日記】
2011.08.02 (火) 延期か!
予想はしていましたが、ACVが2012年1月に延期になりましたね。
PSNのダウンでβテストが大幅に遅れましたし、これはやむをえないかなと思います。しっかりテスターさんたちの意見をフィードバックして、いいものを……、そう、ゲームを販売している店に勤めていますし、こんなふうに攻略もやっているのでよく分かるのですが、faのときなどに比べて明らかに、期待値が高く多くのゲーマーの注目を集めています。Vがやりたくて、初めてACシリーズに触った、としてここに来てくださるかたもいらっしゃいますし。この期待を裏切らない、素晴らしいものになりますように!
2011.08.07 (日) 地味に地味に回復中
しょんぼりした余波と、他のゲームやったりTF3にハマッてたりで更新がぴたりと停止していますが、そろそろいい加減、へっぽこ指南のコーナーも進めねば、と思っています。
ACVの発売は延びましたけど、それとは関わりなく、やはり年内には仕上げたい……!
こんなサイトでも、変わらず毎日のべ1000人くらいの人は来てくださっていて、本当にありがたく思います。
愛機の投稿も、どうやったってルール無視の人が出てくるなら、TF3に出てきたマルコヴィッチの台詞じゃありませんが「Impress me」方式というのもアリか?と思わなくもなかったり。
一定期間募集はかけますが、その中から「ああ、この愛機いいなぁ、こんな人の愛機なら紹介したいなぁ」と、私を感心させたれものだけを紹介する、と。
マナーに欠けたものや、愛機とは思えないような杜撰の紹介のものは問答無用で跳ね除けます。どう返事しよう、とか考えるまでもなく、「抽選洩れ」くらいの事務的な扱いでサヨウナラです。選ばれなかったら、他の人の愛機に比べて紹介する熱意が足りなかったか、それとも「それが人になにかを依頼する態度なのかなぁ」と私が思うようなものであったかです。
ただ、この方法はあまりにも独断と偏見に満ちすぎていて、私の感性と近い人ほど有利。どんなに誠意を持っていても、熱意があっても、私にそうと感じられない言葉遣いや書き方だと、誠意・熱意が十分には届かないということが起こるのが難点……。
ともあれ、永久に停止させているのもつまらないので、いつかは復活させたいと思いますが、そのたるの手法については、まだ日々模索中です。
せっかく来てくださるかたに、少しでも楽しみを差し上げたいのは事実。
ただ、閲覧者の楽しみのために、私が提供できる時間と労力にも限りがあるのも事実。
その折り合いをどうつけるのかが、課題です。
2011.08.11 (木) 愛機投稿希望のかたへ
ありがとうございます。数名のかたから、「復活したら、規約は絶対に守りますから、ぜひ参加させてください」とお声をかけていただきました。
どのかたのメッセージも非常に心地良く、「こういうかたたちなら、本当に真剣に考えて、大事な愛機をくださるんだろうなぁ」と思いました。
投稿企画そのものをオープンにする予定は、まだ当分ない……というか、「どうするのが一番良いか」が見えないまま模索中ですが、企画として一般に開いてない間も、紳士だな、淑女だなと思ったかたに直接、投稿フォームのアドレスをお伝えしていく、というのはアリかなとも思います。
今はそれについても考え中ですが、それぞれのかたのお名前と、メールアドレスはこちらでしっっっっかりと確保させていただきましたので、「よし」と思い切ったときには、そのアドレスへ直接、メールを送らせていただくかもしれません。
……そう。全員がしっかりとメールアドレスを記載してくださっていたのも、私には驚きでした。
自分の所在の一つをきちんと伝える、というのは、やはりある種の誠実さがないと考えつかないものだと思います。
もちろん、アドレスがない=不実、ではありません。過去に不愉快な思いをして慎重になっているかたとかも当然いらっしゃるでしょう。そういった事情、恥ずかしさなどもあると思います。
ただ、アドレスをきちんと書いてくださっている人は、今のところ99%くらいの非常に高い確率で、誠実なかたばかりだった、という私の経験ですね。
Aさん、Tさん、Kさん。
愛機を送っていただきたいと思ったときには、メールにて直接、投稿フォームのアドレスを遅らせていただきたいと思います。そのときまでに、ぜひ素敵な、あるいは面白い、それとも強い、愛する自機を構築し、練り上げておいてくださいませ! しばらくお待たせしてしまうと思いますが、よろしくお願いいしたます!
2011.08.14 (日) AC4道場版攻略:Qブースト編
そういえば。
「JINの台詞などで解説されるタイプのAC4攻略を見てみたかった」というメッセージを、3件ほどいただいています。
「あれ、普通にファイル上書きで作ってるから、もう手持ちにないんだよなぁ」と思っていたのですが、今日たまたまPCのファイル整理をしていたら、txtとして書いていた原稿のほうが見つかりました。
せっかくなので、サンプルとして一話、ここに書きつけておきます。
今見ると、JINの口調がもっと大人っぽいですね。小説版はもう少し若い設定……しかも話が進むほどに口調が柔らかくなっています。同じキャラクターとして見ると違和感がありますが、まあ、こんなんだったということで。
Qブースト。すなわちクイックブースト。
今回はいよいよこれの練習に入ろうと思う。
ただし。
今回の練習、前半はテストモードで行う。
「使わないんじゃなかったんですか?」
最適な場所がここなら、行かん理由もない。
なぜかというと、今回は前後左右にかなり移動するんだ。だから、障害物の多いマップでやると、ぶつかったり引っかかったりして非常に鬱陶しい。C1−1では、ビルはあるし川もある。C2の前半のミッションだと、やはり狭いとか、スタートするまでに時間がかかるとか、いろいろと不都合でな。
その点テストモードの空間には広いスペースがある。
というわけで、テストモードへの入り方だ。知っている人はとっとと行くように。
知らない者は、ついてこい。
まず、メイン画面の右側、メニューの中の「ACSIS」へ入ろう。ここでもう一度、かつて出した画面写真を出すが、これの上から5番目に「TEST」というのがあるだろう? ここへ行けばいい。
するとテストモードに入る。
テストモードは、なにもしなければ敵もいない。スタートボタンで一時停止して、そこから選択することで敵を出すこともできるが、今回はその必要はない。
さて、テストモードのスタート地点は高い場所だが、前進して落ちればかなり広い空間がある。ここで今日は練習するぞ。
で、全員そろったか?
「はーい。それにしても、「いよいよ」なんていわれると、なんだか難しそうに思えるんですけど……」
使うだけなら簡単だぞ。だが、的確に使う、とっさに使うとなると、簡単とはいいがたいな。
だが、Qブーストを使わずにはまともに先に進むこともできない。そしてその反面、制御を覚えテクニックを覚えるほど強くなれるのもQブーストだ。
いわばAC4のアクションの「核」ともいえる重要なものだな。「いよいよ」ともいいたくなるさ。
「難しそう……」
心配するな。それをいかに身につけさせるかが俺の課題だ。
それに、ある程度まで使えるようになれば上出来で、それ以上のテクニックについては、身につけなくてもなんとかなる。特に、中〜遠距離戦をメインにするなら、高等テクニックは必要ない。ネクスト戦でへっぽこに近距離戦やらせるほど鬼でもバカでもないんでな、俺は。だから安心すればいいぞ。
「さりげなく思いっきりけなしてる〜」
悔しかったら脱・へっぽこを目指せといったろうが。
今回は、とりあえずQブーストというものを使ってみるのが一つめのレッスンだ。
使い方は簡単。R2ボタンを押すだけ。
押すと、ブースターが爆発的な推進力を発揮する。ま、ほんの短い間だけだがな。
このスピードはブースト移動よりもさらに速い。
えーっと、OPムービーを覚えてるか? あれで出てきたネクスト、あいつが空中で一瞬で横に動くシーンがある。すぐ後に背中のブースターのアップになるんだが……。あの、一瞬で横に動くのがQブーストだ。背中のアップはオーバードブーストの発動前。
「思い出しました。今度よく見てみます」
それがいい。あのムービーには、AC4でできることがいろいろと詰まってるからな。
Qブーストは、短時間だが非常に高い推進力を得られる。
だから、だいたい次の二つの理由で使われる。
まず、回避だ。敵の弾がとんできたら、とっさに左右に動いてかわすんだ。これが回避の基本だ。ただぼーっとしてたって避けられないし、ブースト移動しているだけでは、まだまだ回避としては物足りない。
それから、敵との距離を詰めるとか、目的の場所に急いで移動するためにも使う。瞬間的だがブースト移動よりスピードが上がるから、これを連発すればより速く移動できることになる。
ただし、Qブーストは普通のブーストよりも大きくENを食うから、機体によっては無闇に連発できないがな。
と、だいたい説明したところで、まずはQブーストというものを、やってだけみろ。
前後左右にLスティックを倒しながら、R2ボタンをポチッと押すだけだ。
そうすると、その瞬間だけ派手に移動する。
バックでは少しわかりづらいかもしれんが、前や左右はあからさまに違うだろう。
「はい。時速何キロ出てるのか見ようとしてるんですけど、一瞬すぎてとても見えませんね」
そりゃそうだ。録画してスロー再生でもしないかぎり、トップスピードはほんとに一瞬だからな。
思う存分使ってみたら、次は、バカバカしいかもしれんが基礎運動だ。
まず、使うのはLスティックとR2のみ。
右へ連続して3回、Qブーストしてみろ。それが終わったら左へ3回だ。
Lスティックは右か左に倒したままで、Qブーストを3回、繰り返そう。
ちなみに、右か左か、どっちかやりやすい方向はないか?
「僕は右のほうがやりやすいです」
だったら、左へ移動するのをさらに3回、追加しよう。右への移動が少しやりにくい人は、あえて右へQブーストだ。
苦手な方向はできるだけなくしたほうがいいからな。
さて、次は、右、左、右、左、とリズミカルに往復してみよう。
リズミカルにな。
俺の師匠は、相棒と組んでこういう動きを音楽に合わせて行い、ダンスを踊るほどの物好きでな。しかもぴったりと呼吸が合ってるから、きれいに線対称、点対称になってて、見てて笑えるやら感心するやら。ただのアホだろと思ったりもするが、ま、この師匠あってこそのこの俺だ。戦闘よりも大事なものはいくらでもある。美しさとかな。
「なんとなくですがものすごーく納得しました」
いいから、ほら、みーぎ、ひーだり、みーぎ、ひーだり。
みぎみぎひーだり、ひだりひだりみーぎ。
踊れ。
「ハタから見たら異様な光景ですね」
気にするな。格好を気にしてたら俺のようにすらなれんぞ。なりふり構うのは、ストーリークリアがなんとかできる程度になってからでいい。
それじゃあ次は、ブースト移動に、さらにQブーストを重ねよう。
Lスティックを倒してL2を押しっぱなしにし、そこにさらにR2を押すんだぞ。できるか?
できんと困るぞ。こんなの、戦闘になれば当たり前に使うんだからな。
まずは前進からはじめよう。ブースト移動で前進してくれ。そうして少し走ったら、そこでR2。
次はバックだ。これもブースト移動しながらバックして、Qブースト。
左右も同じだ。右へずーっとブースト移動して、R2。左へもやってみよう。
次は、少し変化をつけるぞ。
まずは右へブースト移動し、突然左へLスティックを倒してR2だ。
右へ行く……と思わせて猛烈に左へ。フェイントみたいなもんだな。
それができたら逆方向バージョンでもやってみろ。
とっちらかるなよ?
L2は押したままでいいんだぞ?
ブースト移動を開始したら、あとはもうL2は押したままでいい。
ただLスティックだけ逆方向に倒して、すぐさまR2だ。
できてるか?
大丈夫か?
使う指は、左手の中指、親指と、右手の中指だけだぞ?
「いや、そんなことまでいわれなくてもできてるから」といってもらいたいところだな。
もしこの段階でつまずいているなら、ブースト移動をやめろ。
LスティックとR2ボタンだけでやるといい。
ガシャガシャ走って右か左に移動し、急に逆方向にスティックを倒してR2だ。
これができるようになったら、L2を押しっぱなしにする、というのを付け加えればいい。
大丈夫か、SAKURAくん、みんな。できてるか?
「OKでーす。ちょっと戸惑いましたけど、できてみれば簡単ですね」
まあな。
何度もプレイして指が操作を覚えてしまえば、こんなことはなんでもなくなる。
繰り返しやって身につけることで、とっさのときに使えるんだ。
今日すぐにはマスターできなくても、少なくとも今、やってごらんといわれて「できました」と答えられる。その程度にはなっておこう。
さてと。
ここまできたら、テストモードを出てC1−1、グリフォンへ行くぞ。
次は、できるかどうかはべつにして、敵の弾を避ける練習だ。
テストモードにいては、MTごときのショボい相手では練習にならんし、かといってネクストを出現させると君らでは相手にならん。
よって、今回の練習相手はC1−1の敵ノーマルくんだ。
最近ちょっと可愛く思えてきたので、マサルくんとタケシくんという名前をつけてあげた。どっちがどっちかは、見分けられんので適当でいい。
「師範……」
なにがっくり脱力してるんだ。とっとと練習するぞ。
「なんかもう、ええ、もういいです、はい。なにもいいません。緊張感とか全部台無しですが、はい。先に進んでください」
つまらん奴だな。せめて、「アケミちゃんとヨシコちゃんがいいです」「あれが女に見えるのか?」「えー、かわいいじゃないですか、ちょっとぽっちゃりしてて。僕にお似合いだと思うんですけど」くらいの会話はできるようになろうな。
「ならなくていいです!!」
怒鳴らんでもいいだろうに。まったくこれだからお子様は……。
「ねえHOGIREくん、TELLUSくん。僕らは絶対、こんな大人にならないようにしようね。って、なんでぼくらが子供で師範が大人なんですか」
よしよし、それでこそ俺の弟子だ。
と、無駄口もしっかり叩いたことだし、いい加減まじめに練習するぞ。
「はーい」
SAKURAくん、君、切り替え早いね。
「鍛えられましたから。って、ほら、また無駄口になってるじゃないですか。早く練習しましょうよ」
そうだな。
というわけなので、まずは、雑魚の始末からいこう。弾数とか考える必要はない。プチプチつぶそうな。
街中の雑魚はほっといてもいいが、川の傍にいるのはできるだけ減らせ。ちなみにノーマルも、一匹だけなら倒せばいいぞ。
そうして、敵ノーマルが撃ってくるレーザーライフルの弾。これをしっかり目撃できる環境にしよう。
ノーマルを一匹片付けたら、それ以降、あまり撃ちすぎるとうっかりもう一匹まで倒してクリアになりかねん。適当なところで見切りをつけるように。
「マサルくんとタケシくんて名前までつけたのに、数えるときは「匹」ですか」
それが現実だ。可愛く思えるといってもしょせん的(マト)なんでな。
「……中身がこんなんでも、まだ「王子様みたい」っていってくれますか……?」
ほらほら、SAKURAくん、よそ見しないの。
ノーマルが一匹だけになったところから、練習スタートだ。
まず、橋の傍では弾が見にくいんで、川へ下りてしまおう。そして、視界に橋がほとんどなくなるようにしてくれ。
それから、ロックオンカーソルの下の数字を見て、敵との距離が500m〜700mくらいになるようにしよう。ノーマルと向き合ったまま、水上を移動して距離を調整するんだ。そうしたら、いったん立ち止まれ。
そうして、あとはとんでくる弾を見ることと、弾が見えたと思ったらすかさず右か左へQブーストすることに集中しろ。
よく見て、白い弾がとんできたら、Qブーストだ。
使うのは左手親指のLスティックと、右手中指のR2ボタンだけでいいぞ。
「来た!」と思ったらすかさず避けろ。
右へでも左へでもいい。
これも、おそらくだが動きやすい方向、つい動いてしまう方向があるはずだ。
もし余裕があるなら、右にも左にも避けられるように意識して回避してみるといい。
どうだ?
「なんとか避けられることもありますけど、間に合わないことも……」
避けられたかどうかより、「来た」と思ったときに回避行動自体をとれたかどうか、それが肝心だ。
うまくいかなくてもいい。
失敗して、失敗して、その中に一度でも二度でも、「今できた!」というのがあればいいんだ。
今回は、それで良しとする。
Qブーストを使うことに慣れるのが先決だしな。
なお、いずれ、C2−5でも回避の練習をさせる。
C2−5の攻撃は、レーザーライフルの弾より見やすいしスローだが、当たるとはるかに痛いぞ。
撃破されるまでに何発避けられるか、楽しみだな?
「なんか今、ものすごくにっこりといい笑顔した気がしたのは僕の気のせいなんだろーか……。鬼だ、このひと……」
とまあ、こんな具合に台詞だけで作られている、どうしようもないムダ話を挟んだ内容でした。
内容だけピックアップして、しかも箇条書きにすれば20行くらいで終わることを、こんなに長く(笑
もし、他のも見てみたいと思うかたがいらっしゃったら、教えてください。日記上でぼちぼち公開していくか、専用のログページをAC4攻略のところに作りますので。
2011.08.16 (火) AC4道場版攻略:Rスティック編
ご要望をいただいたのでもう一話……。
こういう訓練風景をSSの中にも組み込む予定でいます。
「今回は、左右を向くこと、でしたね」
うむ。「旋回」という操作だ。
敵が前にいるうちはLスティックによる移動だけでどうにかなるが、真横にいるとなると、Lスティックで場所を移動して視界に入れるというのも大変になる。
そんな時に使うのが「旋回」で、使用するのはRスティックだ。
そしてついでに、視点の上下移動も行っておこう。
敵のど真ん中でやったんじゃ、攻撃されても気にするなと言っても、なかなか落ち着いてはいられないだろう。
STARTボタンから一度ミッション中止して、あらためて最初からやってもいいし、バックで敵のいないところまで下がってもいい。
そこでまずは、旋回そのものだけをやってみるぞ。
Rスティックを右、そして左に倒すことで、ACはその場で右へ旋回、左へ旋回する。
そして、Rスティックを上、下へ倒すと、視点が空へ、そして地面へ向くことになる。
これが基本だ。
そしてへっぽこ諸君。君たちはこれから当分の間、たとえ実戦の中だろうと、Rスティックを触るときには他のものには触るな。
「えーっと……つまり、……攻撃は、できませんよね? だって右手の親指でRスティック操作してたら、攻撃ボタンは……」
うむ。
それから、Lスティックとか、他のボタンにも触るな。
もし敵のど真ん中で旋回する必要があっても、余計なことをしてじたばたするな。敵の攻撃は我慢して、Rスティックだけ使うんだ。
君たちに、いきなりLスティックとRスティックを同時に使うとか、他のボタンと組み合わせてきちんと使うことは、できん。できたらへっぽこじゃない。
まずは、Rスティックだけぐりぐり動かして、上を見上げながら右へ旋回するとか、その程度のことでおろおろしていろ。
「おろおろって」
あんまりいじってると、人によっては3D酔いするかもしれん。追いかける必要のある敵がいるでもなし、旋回は旋回だけ、上下を見るなら見るだけ、と分けて行っとけ。
「師範! 師範!」
なんだ、SAKURAくん。
「いろいろ見回してたら、なんか画面が微妙に下向きで……。もう少し上へやろうとすると上を向きすぎてしまうし、なんか、ほんとに酔ってきました」
君、ACのくせに酔うのか……。まあいいが。
そういうときは、R3ボタン、すなわちRスティックそのものを、ボタンみたいにぐっと押してみろ。これで視点が水平にリセットされる。
「おお!」
ちなみにこれは、重要なポイントだ。
R3ボタンで視点リセット。
大事だぞ。
今後、戦っていく中で視点が上下に向くことがある。
たとえば敵が空を飛んでいるとか、高いところから低いところの敵を撃つとか、足元に危険なものがあるから、それを見下ろしながら降りるとか、そういう場合だな。
そういった行動の後で、もう上や下を見ている必要がなくなったとき、いちいちRスティックを上や下に倒して調整していたのでは時間がかかって仕方ない。そういうときには、カチッとR3ボタンだ。
絶対に覚えておけよ。
というわけで、練習しろ。
上を向いて、ずーっと向いて、R3ボタン。
下を向いて、ずーっと下を向いて、R3ボタン。
上を向いて〜、下を向いて〜、R3ボタン。
Rスティックを斜め右上に倒すと、右へ旋回しつつ上を向くよな。そら、R3ボタン。
なんでもいいからとにかく視点を動かしたら、R3ボタン。
R3ボタンの存在と役割を、徹底的に頭に、指に叩き込め。
「それにしても、R3ボタンって、他のゲームじゃあまり使いませんよね」
そうだな。それだけに馴染みがなくて、利用価値があることをつい忘れる可能性も高い。
だからこそ、首の運動みたいな馬鹿馬鹿しいことをやってでも、一つずつ覚える必要がある。
完全に覚えて身についてしまえば、あとは悩まなくてもできるだろ? そうなれば、新しいことを覚えても混乱しないし、前に覚えたことを忘れることもあまりなくなる。
とりあえず君たちは、Lスティック、×、□、Rスティック、R3、L3、L2、R2を使えるようになることだな。これらは順に教えていく予定でいる。
「残りは……○、△、L1、R1、L3と……」
十字キーとセレクトボタンは使わんぞ。あと、スタートボタンは、ミッション中に一時停止させたり、そこからミッションをリタイアしたりするときにしか使わん。
しかしそのかわり、R1+L1+×とか、R1長押し(しばらく押している)とかいう操作も出てくる。
「……お、覚えられるかなぁ……」
―――極論すれば、最初にあげたR2までのボタンで、ほとんどのミッションはクリアできるから心配するな。
「ほんとですか!?」
ただしだ。
そのためには最適な機体と武器を選択し、指示されたとおりの戦い方をするしかない。いわば、自由のない作業的な戦い方だな。
「なんか、つまんなさそうですね……」
ミッションクリアのみにこだわるとな。
しかし君たちだと、作業的に戦うといったところで淡々と実行できるわけでもなし、普通にスリリングかもしれんな。
第一、序盤のミッションなら好きな機体、好きな武器で戦う余裕は必ず生まれる。最低限の操作ができるだけでも、けっこう面白く遊べるはずだ。
武器をとりかえたり機体のコンセプトを大きく変更したりすれば、それまでとは違った戦い方にもなる。初期機体には選ぶなといった、AALIYAHとSALAFのような機動力の高い機体を作って、ブレード二刀流で戦ってみるとかいった遊びもすればいい。
人から見たら上手くはないとしても、AC4を楽しく遊べるだけの腕前が身につけば、それでいいだろう。
できれば、クリアできないミッションは残ったとしても、エンディングまではつれていきたいが……、これを「簡単だ」とか「必ずできる」とは、さすがに言えんな。
たかが旋回、たかが視点移動だけで、この長さ(笑
私がこのタイプの攻略を断念した理由がお分かりいただけるかと思います。
2011.08.17 (水) 本当にありがたいことです
知りたくない……でも気になる……。
という気持ちで設置した、faコーナー専用のカウンター。
日々1000人程度のかたが、今も来てくださっていて、本当に驚きます。
このサイト自体は2000年の6月にスタートして、そこから何度か移転し、それでもカウンターは28万程度です。移転時に切り捨てたり、そのときまでの人数を次に反映させなかったりしているので、たぶんこれくらい。
一方、このコーナーにカウンター設置したのって、数ヶ月前くらいのはず。それが、毎日こんなに来てくださるおかげで、こんなに短い間に12万突破。
自分が作っているものをこれだけのかたが利用してくださる、あるいは読んだりしてくださることがあるとは、ちょっと思っていませんでした。
「こりゃシャキッと更新せんと申し訳ない」と気も引き締まります。今読み返せば、4の攻略もまだまだ洗練されていませんし……。
今はちょっと修羅真っ最中ですのであれですが、そう遠くない内に、ごっそり時間を作ろうかと画策中です。
2011.08.21 (日) AC4道場版攻略:回避@C2-5
更新している時間がなかなかとれないからって、こんなものでお茶にごす。のもどうかとは思うのですが、楽しんでくださるかたが一人二人でもいるならば、ということで。
今回は「C2-5で回避の練習」というところです。
これは、今現在アップされているver.の「回避:基礎」という項目の会話版。なので、読み比べるとちょっと面白いかもしれません。
アップされているものは余計なトークを抜いてただ解説したもので、こちらは余計な台詞もあれこれ入っています。
こっちのほうが面白いし分かりやすい、と思うのか、それとも、余計なトークが多くて、読んでいるときはいいけど肝心なことが記憶に残らない、と思うのか。それぞれいらっしゃると思いますけどね。
さて、C2−5の舞台は再び都市グリフォン。またも反体制組織に占拠されたここを、GA社が再制圧する前に、邪魔になる高威力の砲台を破壊するのが仕事だ。
「つまり露払い、と」
簡単そうだが、こういう任務のパターンとして、自分が受け持つのは厄介な相手で、依頼主は面倒なのがいなくなった後で雑魚だけ片付けるんだがな。
「卑怯くさー」
しょせん傭兵は、死んでも痛くない野良犬だからな。そもそもきちんと防衛すれば傭兵なぞ雇わんでも済むものを、まあ、金が入ればそれで良しとしよう。
と軽く現実的なことをいった後で、今日はここでなんの練習をするのか、それを話しておこう。
まず一つめは、C2−4で少しだけやった、回避のトレーニング。
そして二つめは、回避して射撃する、というコンビネーションというか……、まあ、当たり前の攻撃方法の実践だな。
これまでは、相手を攻撃するときには、「攻撃をくらうことは気にするな、足を止めて撃ちあえばいい」といってきた。そのかわり、確実に当てるように気をつけろ、と。
「はい」
しかし、いうまでもなく、これで倒せるのは攻撃力の低い相手で、しかも数が少ない場合だけだ。
実際の戦闘では、相手の攻撃をある程度は避けつつ攻撃するのが普通だ。
そこで今回は、移動しない砲台を相手に、「相手の攻撃を避けること」と、「相手を攻撃すること」をまとめて行う練習をする。
しかし、いきなり両方まとめてやってみろといっても、へっぽこには難しいかもしれんので、最初は避けることだけに集中し、その後で、攻撃もいれてみような。
というわけで、まずは「回避」だ。
C2−4では、発射口が光ってから攻撃が届くまで、かなり時間があった。光るのを見た瞬間から攻撃が届くまでの1.5秒ほどの間で避ければよかったから、かなり簡単に避けられただろう。
しかし今回は、1秒程度で届いてしまう。見た瞬間に避けないと間に合わないってほど厳しくもないから、練習にはちょうどいいだろう。
では、まずビルの陰から出て、川の前に行こう。
橋の前、ど真ん中にいると、3つの砲台すべてから狙われるので、左端の砲台の正面に陣取ってくれ。
で、いちいち説明しなくてもわかると思うが、対岸からぶっとい光線が時々飛んでくるよな。
「痛そう」
痛いな。EN防御が低かったりすると、かなり痛いものがある。
ちなみに、各初期機体でどれくらいダメージを受けるか調べてみた。
細かい数値をいっても仕方ないんで、大雑把に結果だけいうと、EN防御に優れたTELLUS以外は、6〜8発くらったら死ねるようだ。
「うわー……。今までのノーマルとか雑魚の弾と違って、100発食らわなきゃ死なないってものじゃないんですね」
いうまでもなく、今回はこのレーザー砲撃を避けるのが第一だ。
そして、練習の方法だが、まずは対岸に立ち止まってそこで砲撃を待ち、相手の攻撃を見てからQブーストで避けるように。
適当に左右にふらふらしていて避けるんじゃないぞ。これも実戦の中では有効な動きだが、今回は、まずは自分を狙って撃たせて、相手の弾(レーザー)を見てから避けよう。
これは、きちんと集中していれば難しくないはずだ。
ただ、対岸であまり動かずにいると、砲撃以外の攻撃でAPを削られていくから、いつまでも続けられはしない。
危なくなってきたら、スタートボタンを押して離脱してしまおう。撃破されるとちょっと待ち時間が長くて鬱陶しいからな。
ただ、限界に到達するまでに、肝心のレーザー砲をきちんと避けられたかどうか、それを気にしてくれればいい。
さて、この回避がきちんとできるようになったら、次だ。
今度は、今とまったく同じ場所、同じシチュエーションで、隙を見て攻撃してみよう。
できれば破壊目標のレーザー砲台を狙いたいが、周囲にある雑魚砲台をロックオンしてしまっても構わない。
とにかく、「レーザー砲を避けては攻撃する」ということに集中しよう。
川幅は500mほどだから、ライフル、レーザーライフルを持っていればここからでも撃てるはずだ。
ここで大事な注意点がある。
「なんですか?」
それは、動きながら撃つと射撃の精度は落ちるってことだ。
当たり前だよな。足を止めてしっかりとふんばって狙いをつけて撃つのと、走りながら狙うのと、精度に差が出るのは当然だ。
ということは、だ。
隙を見て攻撃する、というのはこの場合、相手の攻撃と攻撃の間の安全な時間帯に、足を止めて撃つってことにほかならない。
避けるときはQブーストでさっと避ける。
そこで慌ててすぐに撃つんじゃなく、自分の動きが止まり、ちゃんと赤ロックオンできていることを確認してから、確実に撃つ。
腕の照準精度が低い場合は、尚更きちんと足を止めてから撃つのが重要だ。相手は動かないんだから、しっかりロックオンしていれば当たるはずなんだ。それがこの距離で当たらないとしたら、こちらの射撃体勢が悪いってことになる。
相手がダメージを受けているかどうか、よく見ているようにな。
慣れてきたら、砲撃の間隔ってのがなんとなくわかってくるだろう。
そうしたら、少しの間連射していることもできる。
「避けて、しっかりロックオンできたら、しばらく連射する……」
そうだ。
ただ、うっかり連射しすぎて避けるのが間に合わない、なんて間抜けなことにならないように気をつけてくれよ。
これで、弾が切れるか自分のAPが危なくなるまで、できるかぎり戦ってみてくれ。
もしうまくレーザー砲台を破壊できたら、真ん中、右端、と標的を移していってもいい。
「そうすればクリアできるんですか?」
……難しいな。
「えー」
まず、余計な砲台を攻撃していると、ミサイルや格納武器などを積んでいない今の装備では弾切れになりやすい。
それに、対岸でのんびり攻撃していると、さっきもいったが、レーザー砲以外の攻撃でダメージが蓄積していく。
その結果、3台破壊する前にこっちがお手上げになりやすいんだ。
「じゃあ、……上手い人はいいですけど、僕らはどうやってクリアすればいいんですか?」
方法は三つある。
「三つも?」
一つは、今クリアすることは諦めて、飛ばしておく。
「がくっ」
もう少し先に進んで、上手くなったり、あるいは武器やパーツが充実してから挑めばいい。がっくりしてるが、極めて現実的で有効な判断だぞ。
「二つめは?」
二つめはグレネードを使う方法だ。
グレネードは爆風にも攻撃力があるから、目当ての砲台の近くに着弾しさえすればダメージを与えられる。
ただし、これは……「ロック解除」という操作を使わないとかなり運次第になるから、おすすめしない。「ロック解除」についてはこの後の項目で説明するから、今はちょっと待ってくれ。
「じゃあ三つめは?」
三つめは、ブレードで斬るという方法。
「え〜ッ!?」
できるかどうかは別にして、後で実践はしてもらうが、ある程度慣れてしまえば、これが一番時間もかからないし、楽な方法だと思うぞ。
上手い人は砲撃の合間を縫って正面から斬るし、下手な人でも後ろから回り込んでいけばダメージをかなり抑えられる。
必要なのは、ブレードの使い方を知っていることと、きちんと目的の場所へ、できるだけ素早く移動するだけの操縦テクニックだ。高度なテクニックは必要ない。
というわけだから、とりあえず今は、クリアできたらラッキーくらいに考えて、避けては撃つ、という練習をしてみよう。
じっとして相手の攻撃を待ち、レーザー光線が飛んできたらさっと右か左へQブースト。
そうやって避けたら、次の砲撃までの合間に攻撃する。
とにかくこれを繰り返そう。
その際、自分の攻撃がちゃんと当たっているかどうかはよく注意しているように。
当たっていないなら、Qブーストの勢いが残ってるうちに攻撃してないかチェックだ。
そしてもし余力があれば、レーザー砲をロックオンしているとわかったときに、すかさずロックオン固定してみよう。これなら、相手が画面から出てしまわないかぎりはずっと狙いつづけることができる。
あくまでも「原稿」のため尻切れトンボな終わり方になっていますが、こんな感じでした。
それから、返信不要とのことでしたが、こっそり返信を兼ねて。
ACfa版の会話攻略を見てみたい、というメッセージをいただきました。
ミッション攻略でどこか一つ、むしろ半SS仕立てで書こうかなと思っていますが、いかがでしょうか?
シチュエーション的には、JINとSAKURAが依頼を受けて出かけて、SAKURAの失敗を通して、「こうすればいいんだ」ということを書いてみるのも面白いかなぁと。
それか……JINじゃなく、うちの黒鷹もありかなと思ってます。Nacht Adler(実用機にいる軽量逆脚の狙撃機)には、Crimson Rageという相棒がいるのです。友人の機体です。コンビという前提で、前衛役として作ってもらったのだ★
冷静な後方支援役のアドラーと、「イノシシ」を自称するレイジくん。二人で相談しながら攻略する、というスタンスで……。まあ、突っ込むレイジくんに「だから待ちなさいって……ああもう!」みたいなこと言ってる光景が目に浮かびます。
2011.09.21 (水) 久々に愛機追加
復活したらぜひ愛機を投稿したい、とご要望をくださったかたで、かつ、そのメッセージを拝見して「このかたの愛機であれば、手間暇かけて掲載してあげたい」と思えたかたのものを3機、追加しました。内1機はリアル友人のものですが、Vを前に久々にACに戻ってきて、ぜひ、と言うので。
投稿したい、と言えば投稿させてくれる、と思われ手も困るので明確にしておきたいのですが、メッセージを拝見しても「自分の言いたいことを言うだけじゃんこの人。こっちの手間とか時間・労力とかなにも考えないで、自分の我が儘叶えてもらいたいだけ?」と思ったら、受け付けません。
メッセージから読み取れる、という、ごく限定した条件になってしまいますが、プレイヤーさんに少しぶも触れて、「ああ、いい人だな」と思えたときにのみ、お承りする方式です、現在。
投稿したい人は、だから、誠実に、自分の思いを表明してください。私がただ苦労するだけで、苦労してもなんの甲斐もないような相手には、優しくしてあげません(笑
今回5名のかたに(友人含む)レスをし、お一人は仕事が忙しくて最近faに全然触れていないので、もう少ししたら、とのことでした。お二人+友人からのレスは集まりましたので、とりあえず3機、アップいたします。
もうお一人はレスがないので、もしかするとネット落ちしているのか、メールが届いていないのか……。「もう掲載はいい」と思われたとしても、返信くらいは絶対にしてくださるだろう、という実に紳士なメッセージのかただったので、お怪我とかご病気で離れてらっしゃるのでないかだけが気掛かりです。忙しくてそれどころではなくなってしまった、ということであればまだ良いのですが……。
というわけで。
Rakete Jagerオーナー様。
一番乗りでした! さっそくの投稿ありがとうございます。にも関わらずだいぶお待たせしてしまい、申し訳ございません。
ハンミサ持ちという点が個性的でステキです。ビジュアルから詰めていった機体なんですね。スタピの色だけが本体メインカラーよりも少し明るいし……。
いくつものバリエーションがある中で、代名詞とも言えそうな一体、ありがとうございます!